世界中の子供たちをとりこにした大ヒットシリーズ「トイストーリー」。
「トイストーリー」から10年後、17歳になったアンディとおもちゃたちの別れと新たな旅立ちを描く「トイストーリー3」は、シリーズ最高に「泣ける」という評判。
今回の「悪役」は可愛いピンクのくまのぬいぐるみ。
とても可愛いのに、悪役らしくクズと言われています。
いったいどんなキャラなのでしょうか?
「クズ」と言われてしまう理由や、最後どうなってしまうのかについてまとめてみました!
トイ・ストーリー3のロッツォについて
ロッツォがクズと言われる理由
『トイストーリー3』はトータルでは大好きな作品なんだけど唯一不満なのは悪役のロッツォの扱いかな。
どうもピクサー(というよりディズニー)は悪役をとことん下衆に陥してから破滅させる悪い癖がある。
ウッディ達との和解の道も示しておきながらあえて陥しちゃうのもなんか感じ悪いんだよねぇ。 pic.twitter.com/KAGX9nNkOJ— ヨッシーのゆっくりCH (@atariya_ch) May 8, 2020
ロッツオが「クズ」と言われるのは、自分勝手な悪行をしているから。
ロッツォは、サニーサイド保育園で独裁者的にふるまっているのです。
ロッツオの指図で、新入りのおもちゃはすべて、「イモムシ組」へ行かなければなりません。
「イモムシ組」は幼少の子供たちで、とても乱暴な遊び方をします。
腕を取られたり、落書きされたり、舐められたり・・・。
相手をするおもちゃたちはいつもヘトヘト。
文句をいうと「砂場の箱」に閉じ込められてしまいます。
年齢が上の「チョウチョ組」は、みんなおもちゃを大事に扱う子供たち。
ロッツオが気に入った、昔から保育園にいるおもちゃたちだけが行くことが出来ます。
しかも、新入りのおもちゃのことは「使い捨て」と言っています。
かなり自分勝手ですね。
でも古株のおもちゃたちも、安心はできません。
ロッツオは保育園の中で序列を作り、自分がボスに。
ビッグ・ベビーや着せ替え人形のケンを部下にし、他のおもちゃたちが逃げ出さないよう、夜に見回りをさせたり、口ごたえをしたミスター・ポテトヘッドを砂場に追いやるなど好き放題しています。
ロッツオはかなりの恐怖政治を行っていて、「クズ」と呼ばれるのも仕方ない気がしますね。
ロッツォがクズになる経緯
ロッツォは元々性格が悪かったわけではありません。
ロッツォは以前、デイジーという女の子のおもちゃでした。
デイジーはロッツォをとても大事にしていて、二人はいつも一緒。
でもある日、ロッツォや他のおもちゃを持ってお出かけした時に、置き忘れて帰ってしまうのです。
ロッツオはデイジーに「置き去りにされた」あと、なんとか家に帰り着きますが、デイジーが新しいテディベアを可愛がってるのを見て、「俺は捨てられたんだ!」と思い込み、他のおもちゃたちも巻き添えにして家を出ていくんです。
グレる理由としては分かりますが、「捨てられた」のは自分だけなのに、他のおもちゃまで「捨てられた」と思い込ませて一緒に連れて行くのは自分勝手ですよね。
ロッツオのかわいそうな最後
トイストーリー3
焼却炉のシーンは、忘れじのシーンではないかと。 pic.twitter.com/cP5uaB67QP— Rakia2018 (@rakia2018) May 1, 2020
そんなロッツオに、ついに天罰(?)が。
物語終盤、絶体絶命のゴミ焼却炉からの脱出劇で、ロッツオはウッディに助けられます。
人間やおもちゃを信じられなくなっていたロッツオも、これで改心するかと思いましたが・・・。
ロッツォ「アンディは助けに来るかな!?保安官!」
ベルトコンベアの停止ボタンを押さず、自分だけ逃げ出してしまいます。
一瞬の間があったため、本当はロッツオもボタンを押そうとしていたのかもしれません。
でも、長い間人間を信じられず、独裁者としてふるまってきたロッツオは、最後の最後でやっぱり「人間を信じるおもちゃの仲間にはなれない」と思ってしまったのかも・・・。
ウッディたちの「どんな時も仲間を信じる心」とは対照的なシーンです。
その後、ウッディたちは何とか助かり、逃げ出したはずのロッツオはゴミ収集車のドライバーに捕まってしまいます。
最後にロッツォが吊るされたごみ収集車の番号が33-4で草
なんでや!阪神関係ないやろ#トイストーリー3 pic.twitter.com/lz7iWMNkw6— 夜のメヒア@とっとこハメ太郎 (@YOKOHAMA_DeNABS) March 23, 2018
ドライバーは車のフロント(外側)にロッツオを結びつけたので、これからずっと雨風にさらされることに。
ぬいぐるみの体は、どんどんボロボロになっていくことでしょう。
その後は・・・。
という、なんだか可哀そうな最後になってしまいました。
今までずっと仲間であるはずのおもちゃに対して横暴な振る舞いをしてきた悪事の報いとはいえ、ウッディたちとは180度違った結末になってしまいましたね。
まとめ
トイ・ストーリー3の悪役クマのぬいぐるみロッツォは、サニーサイド保育園で独裁者的にふるまい、自分勝手な行いをしている。
ロッツォがクズになった理由は、持ち主の女の子に置き去りにされ、新しいぬいぐるみを可愛がっているのを見て「捨てられた」と思い込んだため。
物語の最後で、ロッツォはゴミ焼却炉からウッディに助けられるも、自分だけ助かろうと逃げ出してしまう。
が、逃げ出したはずのロッツオはゴミ収集車のドライバーに捕まってしまい、車のフロント(外側)にロッツオを結びつけ、ずっと雨風にさらされることになる。
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