前作「トイストーリー2」から11年を経て公開された「トイストーリー3」。
17歳になったアンディとおもちゃたちとの別れ、新たな旅立ちが描かれています。
CG技術も格段に進歩し、手に汗を握る「脱出アクション」もあってシリーズ最高の傑作ともいわれています。
今回の冒険の舞台となるのはとある保育園。
いったいどんな保育園なのでしょうか?
保育園の名前と、その後の様子についてまとめてみました!
トイストーリー3に出て来る保育園
保育園の名前はサニーサイド保育園
ロッツォとは?【改正版】
◆いちごの香りがする邪悪なクマ🍓😈
◆見た目はふかふか、心はモンスター💥
◆サニーサイド保育園の冷徹非情な独裁者⚡️#トイストーリー3 pic.twitter.com/5oRjM52cS7— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) March 23, 2018
今回の主な舞台は、「サニーサイド保育園」。
物語のはじまり、アンディのおもちゃたちは「ガラクタ」と言われたことにショックを受け、捨てられたと思い込んで、「サニーサイド保育園」に寄付される段ボール箱に潜り込みます。
ウッディは彼らを助けるため説得しますが聞き入れられず、そのまま保育園に送られてしまいます。
「サニーサイド保育園」にはたくさんのおもちゃたちがいて、ウッディたちを歓迎してくれました。
保育園にはいつも子供たちがいておもちゃと楽しく遊んでくれるし、今までのようなさびしい思いをすることがありません。
また、壊れても修理してもらえるなど、おもちゃにとっては楽園のような場所だと言います。
サニーサイド保育園の2つのクラス
「サニーサイド保育園」には2つのクラスに分かれています。
「イモムシ組」はチョウチョ組より1つ下の年少組:乱暴ものの集まり。人形の腕を取ったり、舐めたり、落書きされるなど。
保育園のおもちゃたちのリーダーはピンクのくまのぬいぐるみ、「ロッツオ」。
初対面のウッディたちを優しい口調で迎え、ハグもしてくれますが、それは見せかけの姿。
実はロッツオは、おもちゃたちを力で支配する独裁者だったのです。
ロッツオは同じ家からやって来た、等身大の赤ちゃん人形「ビッグ・ベビー」と、着せ替え人形の「ケン」を手下にし、保育園のほかのおもちゃたちを支配しています。
ロッツオの計略で、バズたちは「イモムシ組」に入れられてしまいます。
新入りのおもちゃは「イモムシ組」の子供たちの相手をさせられるのです。
そしてロッツオのお気に入りのおもちゃだけが「チョウチョ組」で楽しく過ごします。
保育園は「楽園のような場所」ではなく、新入りにとっては最悪の場所でした。
サニーサイドの保育園のその後は?
【つぶやき】
サニーサイド保育園や焼却炉のシーンは可哀想で涙、アンディからボニーへおもちゃ達が受け継がれ涙…そして何より、いつでもどこでも、仲間達と強い絆で結ばれている事に涙…素敵な作品に出合えた事に、本当に感謝です
トイストーリー4も必ず見に行きます#トイストーリー3 #パンハロ pic.twitter.com/tUQclzHHNm
— パンハロ~Official Account~ (@1031Pumhallo) July 6, 2019
保育園のその後は、映画のエンドロールで紹介されます。
(2020/05/08に地上波で放送されたトイストーリー3は、エンドロールがカットされていました)
ロッツオに支配されていたサニーサイド保育園のおもちゃたちは、ロッツオがいなくなったことにより自由になった様子が描かれています。
新しいリーダーはロッツオと同じ家からやって来た着せ替え人形の「ケン」。
ケンはアンディの妹のおもちゃだった「バービー」と恋人同士になり、二人で協力して案内役をつとめ、保育園を「最高にクールな天国」として生まれ変わらせています。
問題の「イモムシ組」の子供たちの相手は、古株のおもちゃたちと新しく入ってくるおもちゃたちが交代ですることになりました。
今までのように新入りだけが壊されることがなくなり、みんな同じように「苦労を分かち合う(?)」平等な場所になったようです。
もともとサニーサイド保育園のおもちゃたちは、ロッツオ以外は性格が悪いわけではなかったので、本当の意味で新入りのおもちゃを受け入れ、仲良くできているのでしょう。
エンドロールでの保育園のその後を見るだけでも、ロッツォの支配から逃れ、新しく生まれ変わったと考察できます。
新しいリーダーがかつてロッツォの側近だったケンなのは正直、どうなの?とは感じましたが、ケンもやはり「こんなのはおかしい」と感じ反省していたのではないでしょうか?
大切な守りたい人(バービー)ができて、自分の心に気づきすべてのおもちゃを仲間だとわかったのかもしれませんね。
アンディのおもちゃたちのその後について
ウッディたちアンディのおもちゃは、保育園で出会った女の子、ボニーの家に引き取られます。
(アンディはウッディを大学の寮に連れて行こうと考えていましたが、ウッディは仲間たちといっしょにいたいと考え、自分からボニーの家行きの箱に入ります)
ボニーにひとつひとつ自分のおもちゃを紹介し、「みんなのこと大事にするって約束してくれるかな?ぼくの・・・宝物なんだ」と渡すアンディ。
ウッディを渡すとき、少しためらいます。
でも、ウッディで楽しそうに遊ぶボニーを見て、手放すことを決意するのです。
最後に大好きなおもちゃを使って、ボニーといっしょに遊ぶアンディ。
久しぶりにおもちゃたちと楽しい時間を過ごします。
そして、「ありがとう、みんな」と別れを告げ、新しい場所へと出発するのです。
ウッディたちもアンディとの別れを惜しみます。
ですが、お互いの新しい幸せを願いながらの別れのシーンとなっています。
ウッディ「あばよ、相棒」
涙なくしては見られない、シリーズ最高傑作と呼ばれる名場面ですね。
まとめ
トイストーリー3に出てくる保育園の名前は、サニーサイド保育園。
サニーサイド保育園は、年長さんの「チョウチョ組」と年少さんの「イモムシ組」に分かれている。
イモムシ組は小さな子の集まりなので、おもちゃの扱いが乱暴。
サニーサイド保育園のおもちゃはロッツォが支配していたが、最後はケンが新しいリーダーになり、恋人のバービーと一緒に案内役を務める。
イモムシ組の相手は、みんなで交代で行うようになった。
ウッディたちアンディのおもちゃは、保育園で出会った女の子、ボニーの家に引き取られる。
子供はいつかおもちゃで遊ばなくなり、大人になっていきます。
役目が終わったおもちゃにとってはとても切ない、でも喜ぶべきことなのかもしれません。
アンディと別れたおもちゃたちは、おもちゃを大事にしてくれるボニーの元で、また新しい「役目」を与えられ、幸せに暮らしているでしょう。
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