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【炎のゴブレット】にハリーの名前を入れたのは誰?理由やネットの考察も

全世界で大ヒットとなった『ハリー・ポッター』シリーズ。

第4作目の『炎のゴブレット』では、ハリーが魔法学校対抗試合の代表選手に選ばれ、3つの課題をクリアしていきます。

でも本当はハリーは代表にはなれないはず…。

なぜハリーは選ばれたのでしょうか?
ゴブレットに名前を入れたのは誰?

その理由やネットの評判もまとめてみました!
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

炎のゴブレットにハリーの名前を入れたのは誰?

クラウチ・ジュニア

ムーディ先生に化けた、クラウチ・ジュニアが炎のゴブレットにハリーの名前を投げ入れました。

そもそも、本来”炎のゴブレット”が代表選手に選ぶのは「17歳以上の生徒」です。

しかしなぜか14歳のハリーも代表に選ばれてしまいました。

いったいなぜでしょうか?

それは対抗試合のエントリー方法に問題がありました。

三大魔法学校対抗試合のエントリーの流れ

各校の17歳以上で試合にチャレンジしたいという生徒は、所属する学校名と自分の名前を書いた紙を用意します。

その紙を炎のゴブレットに投げ込むと、魔法道具であるゴブレットは炎を上げて紙を飲み込みます。

投げ入れられた名前の中から、ゴブレットが代表にふさわしいと考える生徒をハロウィンの晩餐までに選ぶのです。

ゴブレットは各校からそれぞれ一人ずつの生徒の紙を選び、炎の中から吐き出します。

三人がそろったところで第一の課題の準備が始まります。

不正防止の魔法

いたずらや不正防止のため、ゴブレットの周りにはダンブルドア校長のある魔法がほどこされています。

「年齢線」というその魔法は、「17歳未満の者が線の中に入ることを阻む」ものでエントリー資格のない生徒は、もともと立ち入れないようになっているのです。

ちなみに、この魔法を破ろうとしたいたずら好きの生徒もいました。

ロンの双子の兄、フレッドとジョージ・ウィーズリーは、6年生(17歳未満)の時に”1歳年を取る”ように調合した老け薬を使って、年齢線を越えゴブレットにエントリーしようとしました。

しかし年齢線とゴブレットはふたりを「エントリー資格なし!」と判断し、炎がふたりを直撃。

フレッドとジョージは白髪・白ひげのおじいさんの姿に変えられてしまいました。
(後日ふたりはちゃんと元の姿に戻っていたので、ダンブルドアの”お仕置き”は比較的軽かったようです)

エントリーの抜け道

今回14歳のハリーが選ばれたのは、この魔法をすりぬける”抜け道”があったからです。

それはエントリー資格のある「17歳以上の者」が自分ではなく「他の者の名前」を投げ入れることができるというところ。

本来ゴブレットには「名前を投じる者」と「エントリーされる名前」が一致するような魔法がかけられています。

しかし、名前を投じる者が悪意を持って「他の生徒」と誤解させるような”錯乱魔法”を用いれば、未成年の生徒を代表選手とすることが可能なのです。

この炎のゴブレットのシステムを熟知していたクラウチ・ジュニアはムーディ先生に化けてホグワーツに侵入し、この”錯乱魔法”を使ってゴブレットにハリーの名前を投げ入れたと考えられます。

なぜクラウチ・ジュニアはハリーを代表選手にしたかったのか

ヴォルデモートの復活のため

クラウチ・ジュニアの父親、クラウチ・シニアは魔法法執行部長をつとめ、対死喰い人(デス・イーター)派の先鋒としても有名で、次期魔法省大臣の座も約束されていたエリートでした。

しかし息子のクラウチ・ジュニアがヴォルデモートの配下、死喰い人だったことが分かると出世の道を閉ざされてしまいます。

その後病で瀕死の妻に頼まれ、アズカバンに囚われた息子クラウチ・ジュニアの脱獄をくわだて成功させます。

息子に服従の呪文をかけて家に閉じ込めていましたが、その存在をヴォルデモートに知られ、利用されることになります。

クラウチ・ジュニアは父親に服従の呪文をかけ脱出。

ヴォルデモートは完全復活に”父親の骨””しもべの肉””敵(かたき)の血”が必要となり、”敵の血”にはかつて自分を追い詰めたハリー・ポッターこそふさわしいと考えます。

ハリーをリドル家の墓地までおびきよせるために、三大魔法学校対抗試合を利用するのです。

ヴォルデモートの命を受け、クラウチ・ジュニアはホグワーツの”闇の魔術に対する防衛術”の教師になるムーディ先生を襲い、魔法のトランクに監禁します。

そして自分がポリジュース薬でムーディ先生になりすまし、ハリーたちの教師となって信頼を築きます。

ハリーをリドル家におびきよせるには、ハリーが代表選手となり、優勝して優勝カップに触れることが条件になります。

優勝カップに”触れた者を決められた場所へ移動させる”魔法「移動(ポート)キー」をかけ、優勝したハリーがカップに触れたとたんに、リドル家の墓地へ転移させるつもりなのです。

偽ムーディ(クラウチ・ジュニア)は錯乱魔法を使い、ゴブレットにハリーの名前を書いた紙を投入します。

また第一や第三の課題のヒントを与え、ハリーが優勝するように陰からしむけました。

しかしここである疑問が…。

そう、代表者を選ぶのはあくまで炎のゴブレット。

いくらクラウチが年齢線をかいくぐってハリーの名前を投入したとしても、ゴブレットがハリーを選ばない可能性もありますよね。

物語上ハリーが選ばれることは必然ですが、若干「ご都合主義」も感じられてしまいます。

ヴォルデモート卿もツメが甘いと言われてしまいそうですw

ハリーは濡れ衣を着せられた

しかし、この壮大で回りくどいヴォルデモートの計画のおかげで、ハリーは「資格もないのに自分で自分の名前を入れた」という不名誉な噂を立てられてしまいます。

ハリーは覚えの無い代表選手に選ばれたことで、他校やホグワーツの生徒、さらに教師からも批判にさらされることになります。

この大事件をマルフォイが見逃すはずがありません。

マルフォイのスリザリン寮はハリーに当てつけるように、『セドリック・ゴドリーを応援しよう。ホグワーツの真のチャンピオンを!』といういやみなバッヂをつけて歩くようになります。

映画版ではこのバッヂは自動的に『汚いぞ!ポッター』と字が切り替わるようになっており、スリザリンの生徒のほか、不正を許さない勤勉なハッフルパフの生徒たちもこのバッヂをつける描写が。

身に覚えのないハリーは戸惑うばかり。

視聴者もこのシーンはシンクロしてしまい、「見るのが辛い」というファンも。

また、このことは親友のロンでさえもハリーに疑いの目を向けることに…。

ロンはハリーが「注目されたくてゴブレットに名前を入れた」と信じ込んでいます。

それが仲良しのふたりの間に亀裂をうみ、ふたりは絶交状態に。

しかしこの不名誉なウワサも、ハリーがもっとも難関といわれる第一の課題「ドラゴンの巣の金の卵を奪取する」を最速でクリアしたため、いつのまにか収まったようです。

ロンともこの第一課題が終わった時に無事仲直り!

仲良しのふたりがケンカをして口も聞かないのは、視聴者にとっても辛かったよう。

映画版では、このときにぎこちなく仲直りする男子ふたりを「男の子って…」とつぶやくハーマイオニーも話題に。

原作ではふたりを抱きしめワンワン泣くハーマイオニーですが、映画版ではクールな様子。

それでもふたりの仲が戻ったのを喜んでいるのが伝わってきますね。

まとめ

炎のゴブレットにハリーの名前を入れたのは、ムーディ先生に化けたクラウチ・ジュニア。

各校の17歳以上で試合にチャレンジしたいという生徒は、所属する学校名と自分の名前を書いた紙を炎のゴブレットに投げ込み、投げ入れられた名前の中からゴブレットが代表にふさわしいと考える生徒を選ぶ。

本来、17歳以上の者しかエントリーできないが、エントリー資格のある「17歳以上の者」が自分ではなく「他の者の名前」を投げ入れることができることで未成年の生徒を代表選手とすることが可能になる。

クラウチ・ジュニアはヴォルデモートの復活のため、ハリーを代表選手にしたかった。

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