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【呪術廻戦】天逆鉾(あまのさかほこ)どこにある?欠けている伏線やかけらの考察も

呪術廻戦

2021年12月24日に劇場版の公開が決定した『呪術廻戦0』。

アニメ2期も期待されていますが、そこで登場するのが特級呪具・天逆鉾(あまのさかほこ)。

実は「天逆鉾は欠けている」と言われており、そのかけらが今後重要なアイテムになるというウワサも?

そのほか天逆鉾が登場するシーンやネットの考察もまとめてみました!
(原作17巻までのネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【呪術廻戦】天逆鉾(あまのさかほこ)とは

天逆鉾の詳細

見た目は時代劇に登場するような「十手」に似ており、三つの刃(一つは破損)を持つ短刀のような特徴的な外見。

特級呪具の一つであり、日本神話の「イザナギ・イザナミ」が日本列島の創造に使用した矛(ほこ)がモデルと言われています。

禪院(伏黒)甚爾(ぜんいん/ふしぐろ とうじ)が所持していました。

天逆鉾の効果・特徴

天逆鉾は「刺した相手の術式を強制解除する」という強力な効果を持ち、術式を発動中の相手に対して使用することで絶大な威力を発揮します。

とくに術式頼みの呪術師に対して戦闘を有利に進められるものの、天逆鉾自体は刀身がとても短く近接戦闘向き。

そのため相手の懐に飛び込んで斬る、刺すなど直接攻撃するというスタイルが求められます。

作中で天逆鉾を使って戦ったのは、禪院(伏黒)甚爾(ぜんいん/ふしぐろとうじ)。

「過去編」の対五条戦で使用し、五条の術式「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」を強制解除。

通常では触れられない五条の喉や足を串刺しにして再起不能にしました。

しかし反転術式を使い、復活した五条にとどめをさされ死亡。

その後五条が回収し、海外で処分(破壊または封印)したと言われています。

天逆鉾は欠けている?

ところがこの天逆鉾について「刃が欠けている」「もともと刃が3つあった跡がある」という考察が。

たしかによく見ると、初登場の原作9巻71話から既に根元に欠けた跡があります。

伏黒甚爾と五条の戦闘で欠けたわけではなく、元から一部がなかったようです。

モデルとなった神話の”天逆鉾”は「三つの矛(ほこ)」と言われていることから、呪術廻戦の天逆鉾も元々は刃が三つあった可能性があります。

欠けた跡の大きさも、隣の刃とほとんど同じです。

天逆鉾は「術式の強制解除」の効果を持つ特級呪具。

使い方によっては、呪術師最強の五条先生も倒すことができるアイテムです。

たとえかけらになってしまってもその効果は消えないと仮定すると天逆鉾のかけらが今どこにあるのかは、今後の展開のかなり重要な伏線になるのではないでしょうか?

とくに「死滅回游編(しめつかいゆうへん)」に入ってからも、「五条先生の封印解除」は優先事項のひとつです。

五条先生は現在、獄門彊(ごくもんきょう)と呼ばれる特級呪具の中に封印されており、この封印を解除する手段として天元様の持つ”獄門彊・裏”が提示されました。

もし天逆鉾のかけらで「術式の強制解除」ができれば、大きく戦局が変わる可能性があります。

ネットでは長らく天逆鉾(本体)の行方が考察されており、

①呪術高専の忌庫の中
②禪院家の忌庫の中
③呪術総監部が保管

などが挙げられていましたが、いずれも原作17巻145話で否定されました。

145話では、天元様の口から天逆鉾の所在について、新しい情報が明かされています。

そのありかは、全知の術師である天元様でもはっきりとは分からないよう。

「11年前(過去編・甚爾戦後)に五条が海外に封印、あるいは破壊した」と言っています。

しかし強力な術師に対して最大の対抗手段となる天逆鉾を、そう簡単に破壊してしまうだろうか?という疑問もありますよね(もったいない)。

もっとも、五条先生は一度これに殺されかけているため、「二度とあんな目に合わないよう壊してしまおう」と考えるのも自然ですが…。

”もしもの時のために”破壊せず、封印だけしているということも充分ありえそうです。

そして天元様が感知できない場所にあるということから、「海外で封印されている」という推測のほか、「国内でも天逆鉾の呪力が感知できない場所にある」「誰かの術式で感知を邪魔されている」とも考えられます。

天逆鉾のかけらはどこにあり何に使われるのか

伏黒恵の影の中にある

伏黒恵の持つ「影」の中にしまってあるという説があるようです。

伏黒の影の中がどうなっているのかは不明ですが、ドラえもんの「四次元ポケット」のように物を出し入れできる便利な機能もあります。

同じ特級呪具”游雲”を収納し、必要に応じて取り出す描写もありました。

この「影」の中に天逆鉾本体、または”かけら”があるのではないか?と推測されているようです。

天元様が感知できないのも「影」の中だから。

また伏黒本人も、自分が入れたものでない場合は感知できないのでは?と言われています。

またこの根拠として、伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」が不完全なものになるのは「術式の強制解除」効果がある天逆鉾(かけら)が作用しているため。

本人の知らないうちにかけらが影の中にあるからではないか?という意見もあるようです。

呪術師は扱えない説

一方で、天逆鉾は「呪力を持つ者には扱えない」という説もあるようです。

天逆鉾の持つ「発動中の術式強制解除」効果を考えると、所持している側にもその影響がある可能性がありますよね。

作中で天逆鉾を自在に操っていた伏黒甚爾は「呪力完全0」の特性を持っていたため無関係でしたが、仮に所持しているだけでもその効果があるとすると、普通の術師は自分の術式を解除される恐れがあります。

それでは戦闘に使えませんし、普段持ち歩くこともしにくいですよね。

そのため、術師が普段は触れないような場所にあるのではないか?と言われているようです。

また「術式強制解除」だけでなく、「呪力も断つ」のではないかとも言われており、術師は持っているだけで無力になってしまう可能性もありそうです。

天逆鉾は術式を無効化する怖いアイテムですが、手に入れれば相手に対して絶大な威力を発揮する武器でもあります。

そのため、五条が破壊ではなく、封印していると考える人もいるようです。

宿儺の術式を解除させる時に使う説

天逆鉾を使うシーンとして「五条先生の封印を解く」以外に考えられるのは、「両面宿儺と虎杖悠仁を分離させる」「両面宿儺の術式を解除させるのに使う」などが挙げられているようです。

物語のはじまりとも言える宿儺と虎杖の関係は現在でも変わっておらず、「宿儺の器」である虎杖の出生が羂索によるものということも示唆されています。

虎杖に受肉している宿儺を引き離すのに、天逆鉾が使われるのでは?という考察もあるようです。

また宿儺が行おうとしている「計画」は現時点で明かされていないものの、自身の完全復活や伏黒恵の術式を利用した何か、と示唆されています。

人間にとってかなり最悪なものであることは確かです。

今後展開されるであろう宿儺の計画を阻むときに天逆鉾が使われるのでは?という意見もあるようです。

羂索に天逆鉾を使う説

偽夏油(羂索)に対し天逆鉾を使うのでは?という考察もあるようです。

羂索の「脳を介した肉体移動」を可能にしているのは、彼の術式といわれています。

そのため、「発動中の術式強制解除」ができる天逆鉾なら夏油の肉体と羂索の脳を引き離せるのではないか?ということのようです。

これは本当にありそうですね!

羂索なら何かしらの対策をしていそうでもありますが…。

今作最大の敵である羂索も全知全能の術師ではないため、自身では感知できないイレギュラーなことも起きてしまうのでは?という意見もあるようです。

長命で呪術の研究もしてきた羂索が天逆鉾の脅威を知らないはずがない…というのが多くのファンの声だと思いますが、もしかしたら見つかっていない天逆鉾のかけらが物語に大きく関わって来る可能性もあるのではないでしょうか?

まとめ

呪術廻戦に登場する天逆鉾とは、特級呪具の一つで「刺した相手の術式を強制解除する」という効果を持っているもの。

作中では伏黒甚爾が所持していた。

モデルとなった神話の”天逆鉾”は「三つの矛(ほこ)」と言われていることから、呪術廻戦の天逆鉾も元々は刃が三つあった可能性があり、刃が欠けているのではないかと言われている。

天逆鉾の欠片は伏黒恵の影の中にあるという考察もあり、宿儺の術式を解除させる時に使う・羂索に天逆鉾を使うのではないかという説もある。

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