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【ファンタビ2黒い魔法使いの誕生】クリーデンスの正体は?ホムンクルス説の考察も

映画

全世界で大ヒットとなった『ハリー・ポッター』シリーズの前日譚として公開された『ファンタスティックビースト』シリーズ。

「ハリポタ」に比べてより大人向けな作品となり、複雑になった物語や登場人物の関係性でこちらも大ヒットになっています。

クリーデンスは第一作目から登場する重要キャラクター。

明かされた正体や、ファンの考察もまとめてみました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【ファンタビ2黒い魔法使いの誕生】クリーデンスとは

クリーデンス・ベアボーン(1901年生まれ)。

アメリカの魔法使いで、反魔法族のノーマジ(非魔法族・マグル)組織の指導者の養子となっていました。

幼い頃から魔力を抑圧されていたため、体内でオブスキュラスと言われる「怪物のような力」が生まれてしまいます。

この力を持つ子どもはオブスキュリアルと呼ばれています。

前作『魔法使いの旅』でオブスキュラスを暴走させ、ニューヨークを破壊してしまったクリーデンス。

その力を「黒い魔法使い」ゲラート・グリンデルバルドに狙われ、今作では自分の出自を探す中で、ついにグリンデルバルドの軍に加わってしまいます。

クリーデンスの正体

ダンブルドア先生の弟

今作のラストでハリポタシリーズからの重要人物、アルバス・ダンブルドア先生の弟「アウレリウス・ダンブルドア」であると明かされたクリーデンス。

この展開には多くのファンが驚いたようです。

クリーデンスがダンブルドア家の人間であるという根拠も作中で示されています。

①フェニックス(不死鳥)が現れたこと
②オブスキュリアルであるにも関わらず、10歳を越えても生き延びていること

①はクリーデンスがヌルメンガード城で餌をあげて育てていたひな鳥がフェニックスだと判明することから。

フェニックスはハリーポッターシリーズにも登場した鳥で、ダンブルドア家の人間が窮地に立たされた時に現れるとされる魔法生物です。

ダンブルドアの人間以外でフェニックスを呼び出せたのは、ダンブルドア先生に絶大な信頼と忠誠を誓っていたハリーポッターだけ。

ダンブルドア家にまったく無関係の人がフェニックスを育てることは難しいと思われます。

②クリーデンスはオブスキュラスと呼ばれる「怪物のような力」を宿した子どもでした。

オブスキュラスを宿した子どもは「オブスキュリアル」と呼ばれます。

オブスキュラスはあまりに強い闇の魔力のため、宿主の子ども(オブスキュリアル)の体をむしばみ、普通は10歳まで生きられないと言われています。

しかしクリーデンスはオブスキュラスを持ちながら成人しているため、潜在的に強大な魔力を持っている可能性があります。

魔法界の名家・ダンブルドアの出身なら、その力も納得できますね。

しかしネットでは、このクリーデンスの正体に懐疑的な人も…。

その理由としては、以下の点が挙げられます。

クリーデンスの正体が弟ではないと言われる理由

ダンブルドアの両親は早くに亡くなっている

ダンブルドア先生の父親、パーシバル・ダンブルドアは先生がまだ子どもの時にアズカバンに収容され、そこで亡くなっています。

母親ケンドラ・ダンブルドアも、その後アリアナ・ダンブルドア(先生の妹)の魔力の暴走により、1899年に命を落としていると作中で示されています。

クリーデンスとダンブルドア先生が同じ母親だとすれば、クリーデンスは1899年以前に産まれているはず。

そうすると今作の舞台は1927年なので、28歳以上になっていることになります。

しかし作中ではまだ20歳前後の青年に見えるところが疑惑の理由です。

クリーデンスは同じ両親から産まれた弟ではなく、「異母弟」という考察もあります。

獄中のパーシバルがなんらかの方法で子どもを作った…と考える人もいるようです。

魔法を使えば可能なのか?と思いますが、ハリポタシリーズはそこまで「何でもあり」の世界観ではないので、可能性は低いかもしれません。

フェニックスはグリンデルバルドが見せた幻

ダンブルドア家の人間であるという根拠のひとつ、フェニックスもグリンデルバルドが魔法で見せた幻だという考察もあるようです。

もともとグリンデルバルドは、クリーデンスを自分の陣営に引き入れるために近づいています。

自分の言葉を信じさせるためにフェニックスの幻覚を見せることは、「悪の人たらし」であるグリンデルバルドにとって簡単なことでしょう。

そもそもグリンデルバルドが嘘をついている

「クリーデンスがダンブルドア先生の弟」ということが「真っ赤な嘘」という考察もあります。

現時点ではクリーデンスがアウレリウス・ダンブルドアだと言っているのはグリンデルバルドしかいません。

根拠となるフェニックスはねつ造できてしまいますし、ダンブルドア先生と同じ両親から産まれたというのは時系列的に無理があります。

またダンブルドア先生が弟・アウレリウスのことを知っているという描写も今のところありません。

このことから、グリンデルバルドがクリーデンスを仲間にするための「嘘」という見方が多いようです。

一方で、「グリンデルバルドとダンブルドア先生は『ファンタビ1』からクリーデンスの正体を知っていたのでは?」という意見もあるようです。

もともとダンブルドア先生とグリンデルバルドは親友であり、「絶対に互いを攻撃しない」という「血の誓い」を立てるほどお互いを信頼していました。

もしダンブルドア先生が弟・アウレリウスのことを昔から知っていれば、グリンデルバルドに話したこともあったかもしれません。

しかし、それならオブスキュリアスになってしまったクリーデンスのことを放置していたのは不自然ですよね。

正体が明かされたのに、ますます深まる謎。

これから公開される『ファンタスティックビースト ダンブルドアの秘密』で明らかになるのかもしれません。

クリーデンスの正体はホムンクルス

「クリーデンスはホムンクルス」という考察も多く支持されているようです。

「鋼の錬金術師」で広く知られるようになったホムンクルス(人造人間)。

ダンブルドア先生は錬金術師ニコラス(ニコラ)・フラメルと親しく、共同で錬金術の研究をしていました。

フラメルはハリーポッターの第一作目に登場する「賢者の石」を作り出した魔法使いでもあります。

「賢者の石」はあらゆる物質を金に変える力があると言われていました。

「アウレリウス」はラテン語の「金(aurum)」から来ているという説もあります。

フラメルは賢者の石から作り出した「命の水」を飲み、普通の人では考えられないほどの長寿を手に入れていました。

1890年代、当時すでに400歳を越えていましたが、ダンブルドア先生と手紙のやりとりをし、親交を深めています。

この時まだ親友同士だったゲラート・グリンデルバルドとアルバス・ダンブルドアがフラメルの助けを得て作り出したのがクリーデンス(ホムンクルス)ではないか?

という考察がされているようです。

ホムンクルスを作るには、ほとんどの場合「元になる何か」が必要だと思われます。
(「鋼の錬金術師」でもホーエンハイムの血液が使われていました)

クリーデンスを作るのに使われたのが、「ダンブルドア先生の血」だとしたら…。

彼が「ダンブルドア先生の弟」というのも間違いではありません。

そして、グリンデルバルドがクリーデンスの正体を知っていたことにも説明がつきますね。

しかし人間が人間を作り出すことは、多くの作品で禁忌とされることが多いですよね。

もしクリーデンス=ホムンクルス説が正しければ、今後の展開は…。

ファンタビシリーズの前日譚である「ハリーポッター」には登場しないクリーデンス。

彼の行く末はあまり幸せなものではないのかもしれません。

まとめ

ファンタスティックビーストに登場するクリーデンスとは、アメリカの魔法使いで反魔法族のノーマジ組織の指導者の養子。

幼い頃から魔力を抑圧されていたため、体内でオブスキュラスと言われる「怪物のような力」が生まれている。

クリーデンスの正体は、ダンブルドアの弟と言われている。

が、ネットの考察ではクリーデンスの正体は弟ではないとも言われていて、その理由はダンブルドアの両親は早くに亡くなっていることと、クリーデンスの前に現れたフェニックスはグリンデルバルドが見せた幻、そもそもグリンデルバルドが嘘をついているというもの。

また、クリーデンスの正体はホムンクルスではないかとも言われている。

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