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るろうに剣心京都大火編は中途半端でつまらない映画?ひどいという意見についても

映画

2014年に公開され大ヒットを記録した映画『るろうに剣心京都大火編』。

原作でも人気の高い「京都編」を2部作実写化した前編にあたります。

志々雄真実や十本刀、斉藤一、四ノ森蒼紫など人気キャラが活躍する本作ですが、見た人からは「つまらない」「中途半端」と言われることも。

いったいどこがつまらないの?
中途半端なのはなぜ?

そのほか「ここがひどい」というネットの意見もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【るろうに剣心京都大火編】ここが中途半端

中途半端に終わっている

前作『るろうに剣心』の大ヒットを受け、原作でも人気の高い「志々雄真実(ししおまこと)」一派の登場する「京都編」も映画化されることになりました。

「京都編」は原作7巻から17巻にかけて連載された長編のため、前編「京都大火編」と後編「伝説の最期編」の二部作として公開されることに。

しかし、この分割方式のせいで「中途半端」と言われてしまうようです。

後編の「伝説の最期編」があるためか、本作は非常に中途半端なところで終わっています。

そのため原作を知っている人は「ここで終わり?!」、知らない人は「よく分からないまま終わった…」となってしまうよう。

続きが気になってしかたないところは上手い「ヒキ」なのかもしれませんが、ほとんどの視聴者が「映画としては中途半端」「へんなところでぶった切られている」と不満をもらしています。

「見終わった後消化不良気味」「続編ありきの構成が良くない」という声もあるようです。

ストーリーが長いのに中途半端

原作は単行本10巻分のボリュームがあり、映画を前後編にしてもすべてのエピソードを入れ込むには足りません。

そのため、かなりカットされている部分があります。

たとえば十本刀による葵屋の襲撃、安慈と左之助の修行、煉獄が左之助の爆弾で壊される、などのエピソードはごっそりカットされています。
(そのため左之助は「二重の極み」を使いません)

途中から「原作にないオリジナルストーリー」が展開されたり、脚本が原作のエピソードを上手く取捨選択できず、なくてもいい話があったり、逆にキャラの大切なエピソードがカットされていたりと「無駄なエピソードが多い」と感じる人が多いようです。

年季の入ったファンの多い作品なので、原作をばっさりカットするのはためらわれたのかもしれませんが、原作ファンからは「もっとはしょっていい」「中途半端に長い」「3時間で1本にしてほしい」という声もあるようです。

また「原作を知らない人に対する説明が足りない」「メインキャラクターが崩壊している」という辛口の意見も。

原作を知らないと楽しめないと言われるのは漫画の実写化あるあるですが、本作は登場人物が多く、複雑な人間関係もあり、未読の人にも分かりやすい説明が必要だと言われているようです。

キャラクターの登場が中途半端

とくに十本刀のエピソードは省略されているところが多く、前述した安慈と左之助の修行がないことになっているため二人の関係性も違ってしまっています。

「二重の極み」がないなんてありえない…!

またるろうに屈指の人気キャラ、瀬田宗次郎の過去もまったく語られないのでなぜいつも笑顔で戦うのか、「強ければ生き、弱ければ死ぬ」という志々雄のセリフの重要性もほとんど伝わりません。

ひとりひとりのエピソードをしっかり描く時間がないためか、「キャラがバタバタしている」「せっかくのバトルシーンが印象薄い」などの不満があるようです。

四乃森蒼紫の御庭番衆のエピソードもカットされているので、なぜ蒼紫が剣心をつけ狙うのかという動機もいまいち弱いようです。

ただのストーカーみたいになっているという噂も…。

そのほか、御庭番衆・操ちゃんの髪型の再現度が中途半端という意見もありましたw

中途半端だけど良かったという意見も

アクションやスケールの大きさは申し分なく、十分楽しめるものだったという反面、終わり方はやはり中途半端で不満が残る人が多いようです。

物語が盛り上がるところでエンドロールなんて、モヤモヤが溜まりますよねw

実際は「京都大火編」の一か月後に後編の「伝説の最期編」が公開されたため、すぐに続きが見られたようです。

【るろうに剣心京都大火編】ここがつまらない

テンポが悪い・長すぎる

「テンポが悪い」「退屈でつまらない」「いらないシーンが多すぎて長い」という声がありました。

本作の上映時間は2時間19分。

長めの作品ですね。

そして続編ありきで作られているため、物語が完結していません。

2時間以上かけて最後まで見ても結局決着がついておらず、続きはまた映画館で…となってしまったため、「つまらない」という人が多かったのではないでしょうか。

ストーリーがダイジェストでつまらない

単行本10巻分のストーリーを映画2本分にまとめたため、あらゆるエピソードが薄味になってしまっているという意見もあります。

原作ファンにとっては「ただのダイジェスト」「人間ドラマが薄い」「クライマックスへの盛り上げ方が足りない」という不満になっているよう。

カットされたエピソードが多いため、登場人物たちの過去や思想、人間関係などが伝わらず、せっかくのバトルシーンもアクションの迫力だけで動機が弱いという声も。

原作ではそれぞれのキャラクターに深い人間性が感じられた「京都篇」ですが、それらが省略されたり再現されなかったりしたため残念に思うファンも多いようです。

十本刀の出番がカットされていてつまらない

志々雄真実の配下「十本刀」は10人いるはずなのですが、本作で実際に戦うのは「”天剣”の宗次郎」「”刀狩り”の張」「”明王”の安慈」だけで残りの刀たちはほとんど目立たず、あっさり鉄鋼艦・煉獄で政府によって捕まってしまいます。

それぞれキャラの立った敵役であり、バトルエピソードも面白かったので、映画での空気のような扱いに不満が集まったようです。

映画ではそのほか明神弥彦や御庭番衆も、剣心や薫などの主要キャラに比べると扱いがかなり適当になっていて、「原作とは別物」と言われているようです。

【るろうに剣心京都大火編】ここがひどい

前後編になっているのがひどい

続編ありきの作り方になっているため、1本の映画としては物語が完結していなくて「ひどい」と言われているようです。

後編を含めて見ないとストーリーがつながらないのは、観客のことを考えていないとも言えますよね。

原作の「京都編」は単行本10巻分の長さがあるため、2時間で収まらないというのも分かりますが…。

何度も観に行きたいファンにとっては、1本で見終えられる映画の方がいいですよね。

ドラマ部分や脚本がひどい

「脚本がひどい」という意見は、前作『るろうに剣心』でも言われていたようです。

原作でも人気の高い「京都編」は、実写化を楽しみにしていたファンが多いのですが、ストーリーの改変(改悪)にがっかりしたファンもいるよう。

とくに本作は後編の「伝説の最期編」の方がクライマックスになるためか、盛り上がりに欠けていて「ひどい」と言われているようです。

また「画面処理やカメラワークがTV的でひどい」「セリフが説明的過ぎてひどい」という声も。

演出や脚本の部分に残念なところが多いようです。

一方で「アクションは迫力あって良い」「疾走感や躍動感がある」などアクションシーンや殺陣のシーンはとても評判が高いです。

キャラクターの再現度や役者さんたちの演技も高評価でした。

京都弁がひどい

「”刀狩り”の張」役の三浦涼介さんの関西弁がひどいという人がいるようです。

京都が舞台ですが、張のしゃべっている言葉は京都弁ではなく関西弁。

また微妙にイントネーションが違うので、せっかくの演技が下手に見えてもったいないという意見も。

関西キャラのいる作品ではよく言われることですが、「関西出身の役者さんをキャスティングしてほしい」またはいっそ「関西弁を使わないで欲しい」という切実な声もあるようです。

関西出身のファンにとっては、微妙な抑揚の違いが気になって物語に入り込めなくなってしまうのかもしれません。

まとめ

『るろうに剣心京都大火編』は、原作でも人気の高い「京都編」を2部作実写化した前編。

見た人からは「つまらない」「中途半端」「ひどい」と言われる。

中途半端と言われるところは、中途半端に終わっている・ストーリーが長いのに中途半端・キャラクターの登場が中途半端など。

つまらないと言われているところは、テンポが悪い・長すぎる・ストーリーがダイジェストでつまらない・十本刀の出番がカットされていてつまらないなど。

ひどいと言われている理由は、前後編になっているのがひどい・ドラマ部分や脚本がひどい・京都弁がひどいなど。

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