『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021)は、世界的に大ヒットした『ゴーストバスターズ』(1984)の正統派続編。
イゴン・スペングラー博士役のハロルド・ライミスは、アフターライフ公開前の2014年に亡くなっていることが知られています。
スペングラー博士のシーンは、いったいどうやって撮影したのでしょうか?
そのほか博士の代役についてもまとめました。
参考になったら嬉しいです♪
(※2024年3月時点の情報です。作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)
【ゴーストバスターズ/アフターライフ】ハロルドの撮影はどうやった?
ゴーストバスターズ アフターライフ、前半1時間が助長な気がするが、最後には全てを許せてしまう作品だった。オリジナルゴーストバスターズにケリを付ける作品だったと思う。ハロルド・ライミスに始まり、ハロルド・ライミスに終わる。そんなハロルド愛に溢れた映画だった。良かった!👍
— あるばーと (@Albert_JPN) February 6, 2022
ハロルド・ライミス(レイミス)氏は、イゴン・スペングラー博士役として『1』『2』『アフターライフ』に出演しています。
丸縁メガネと特徴的な髪型がトレードマークで、仲間の中ではいちばん真面目な性格。
ゴースト退治の理論に通じていて、さまざまな装備の開発をしていましたよね。
でも実は、ハロルド氏はアフターライフ公開前の2014年に亡くなっているんです。
2021年公開のアフターライフに出演しているスペングラー博士は、いったいどうやって撮影されたのでしょうか?
CG映像で出演している
ビル・マーレイがハロルド・ライミスと20年に及ぶ不仲を解消したのは彼が亡くなる少し前の事だった
2014年2月24日シカゴの自宅で家族や友人に囲まれ息をひきとった(享年69歳)
ゴーストバスターズ/アフターライフはハロルドに捧ぐ映画になっている#助けてゴーストバスターズ #アフターライフ pic.twitter.com/NoZtdxK4Cn— kasabuta999🇯🇵おトムは世界遺産 (@kasabuta999) February 4, 2022
アフターライフは、シーンによってCGを使ったり、代役を立てて撮影したようです。
最近のCG技術はとても進化していて、本物の映像と特殊技術を合成して、本人そっくりのCGを作り出すことができるんですね。
まるで本人そのもののような自然な表情と動きで、ファンを驚かせました。
【ゴーストバスターズ/アフターライフ】ハロルドの代役は?
CGではないシーンは、誰が代役を務めたのでしょうか?
ボブ・ガントンが務めた
『ショーシャンクの空に』でえげつない強欲所長を演じたボブ・ガントン、最近はどうしてるのかしらと調べたら『ゴーストバスターズ/アフターライフ』にも出演してお元気であった。 pic.twitter.com/FFiiwWpwnp
— 端座サト@書座しゅっぱん (@sasacat) October 16, 2023
CG以外のシーンでは、アメリカの俳優ボブ・ガントン氏が代役を務めました。
ボブ・ガントンは、海外ドラマファンにおなじみの俳優さんです。
『ロー&オーダー:SVU』『ロイヤル・ペインズ』『新スタートレック』、最近では『CSI:科学捜査班』『デスパレートな妻たち』『24』『救命医ハンク』など、数多くの人気作品に出演しています。
また映画では『ショーシャンクの空に』の強欲な所長役が有名。
クールなイケおじといった風貌は、スペングラー博士にぴったりですね。
ストーリーとハロルドが亡くなったことがリンクしている
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、ハロルド・ライミスとビル・マーレイが恋はデジャヴ以降、仲違いし、ハロルドは3を作りたがったが何度も頓挫し、ビルは出演を拒否したりして、3を作る前にハロルドは倒れ、病床でやっとビルと和解し、そのまま亡くなったという話を知っておくと泣けますよ pic.twitter.com/fAg9MTFklz
— モリカサ (@cafe4o5) February 4, 2022
アフターライフの作中でも、スペングラー博士は既に亡くなっているという設定です。(冒頭で霊に襲われています)
本作の主人公はスペングラー博士の孫娘、フィービー。
彼女が祖父の遺志を継いでゴーストに立ち向かうストーリーは、親子愛や友情が深く描かれ、現実世界と重ねて見たという人が多かったよう。
スペングラー博士は研究に没頭するあまり、娘のキャリーと良い親子関係を築くことができませんでした。
また他のゴーストバスターズの仲間たちとも疎遠になってしまい、サマーヴィルに大きな厄災が起きることを予想し、それを防ごうと一人で奮闘するものの、最終的には命を落としてしまいます。
ハロルドにも実際に娘がいて、『ゴーストバスターズ』公開時には父のあまりの人気ぶりにうんざりし、反抗する気持ちを持っていたそう。
でもアフターライフのフィービーと同じように、次第に父の仕事に対する熱心さが分かり、感謝するようになったそうです。
アフターライフも、スペングラー博士の娘や孫たちが彼の遺した装置を整理していくうちに、彼が命をかけて何をしようとしていたか、そしてどれだけ娘のキャリーを愛していたかを知ることになります。
既に亡くなっているハロルドが、スペングラー博士としてクライマックスに登場し、孫娘のフィービーと共にゴーストを撃退するシーンは、このあたりの事情を知っているとさらに感動が増しますね。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』観た!ゴーストバスターズ2の続編にあたる話。ゴースト退治の備品を持ち逃げしたとされるハロルドが亡くなり、その孫らが祖父の意志を引き継ぐ話。そこまでの思い入れもなくラフな気持ちで観たわたしでも終盤は泣ける。むしろラストに全振りした潔さ嫌いじゃない pic.twitter.com/T6OPCg8E7J
— キマる (@yeah___666) February 13, 2022
アフターライフは「家族の再生の物語」とも言われています。
また、前述しましたがスペングラー博士はかつての仲間二人と意見の食い違いから交流を絶っているのですが、ラストで誤解が解けます。
ここも現実とリンクしていて泣けるんですよ!
映画というフィクションの中で、ひとつの家族の誤解が解け、和解する姿を描いているところが、たくさんのファンの共感を呼んでいるのかもしれないですね。
まとめ
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021)は、世界的に大ヒットした『ゴーストバスターズ』(1984)の正統派続編。
ゴーストバスターズ/アフターライフでは、スペングラー博士役のハロルド・ライミスはすでに亡くなっていたが撮影はCGと代役で出演している。
ハロルドの代役はボブ・ガントンが務めた。
>>ゴーストバスターズアフターライフはつまらない?面白いし泣けるという意見も
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