【サマーウォーズ】敵の名前は?由来や本当は敵じゃないと意見についても

映画

2009年に公開された細田守監督作品『サマーウォーズ』。

今作のラスボスは世界を大混乱におとしいれる最強のプログラム?

敵の名前や性能、「本当の敵」のSNSの評判もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【サマーウォーズ】敵の名前

ラブマシーン(製作者:陣内侘助)

陣内侘助(夏希の大叔父)が開発した人工知能(ハッキングAI)。

自身のいる場所に混乱を呼び込む→混乱の対抗者に挑戦する→対抗者に勝利し能力を奪う→新たな能力でさらなる混乱を呼ぶ、という『混乱』『挑戦』『吸収』のアルゴリズムによるループをつづけ、成長・進化する。

製作者である陣内侘助はラブマシーンを開発した後、アメリカ国防総省に売り渡してしまいます。

ラブマシーンを軍事利用しようと画策するアメリカは、実証実験として仮想空間『OZ』にラブマシーンを放ち、実験場としたのが物語の発端。

最初は形状・形態を持たず、他人のアカウントを乗っとることで姿を得、イタズラ程度にOZを荒らすだけの存在でした。

しかし「知識欲を持つ人工知能」として次第に大量のアカウント乗っ取りを始め、交通・通信・電気・水道や物流といった社会的インフラにまで影響をおよぼして日本中を大混乱におとしいれます。

とくに「第二形態」と呼ばれる仁王像のような姿になると、キング・カズマを圧倒する戦闘力を持つようになるなど驚異の存在に。

この形態が「かっこいい」と人気が高く、フィギュアやTシャツにもなっています。

最後は製作者である侘助によってプログラムの構成を大幅に書き換えられ弱体化、キング・カズマの拳を受けて完全に消滅しました。

【ラブマシーン】名前の由来

名前の由来は、妾の子として産まれ愛情を知らず、本家からうとまれて育ってきた侘助が「愛されたい」「認められたい」という願望から名付けたと言われています。

皮肉にも、侘助がみずからラブマシーンのプログラムを書き換え停止させたことで、本家から「認められる」ことになりました。

また、クライマックスで多数のアカウントを吸収し、巨大になったラブマシーンは『unknown(アンノウン)』という名前に変わります。

もう(愛情に飢えている)「ラブマシーン」ではなく、人類にとって「未知の」「正体不明の」人工知能として愛情の必要ない『究極の進化』を遂げたということなのかもしれません。

【ラブマシーン】姿・形態の由来

細田監督の初期作『デジモンアドベンチャー 僕らのウォーゲーム』に登場する「ディアボロモン」が元になったと言われています。

こちらもラブマシーンのように『進化』するキャラクターで、クラモン→ケラモン(幼年期・青年期:偽ケンジと同じような行動)→インフェルモン(完全体:仁王像と同じような行動)→ディアボロモン(究極体:戦闘能力最強:衛星ではなく近くの軍事基地から核ミサイルを発射する)と3パターンの行動を起こし、ラブマシーンと同様「遊び」感覚で混乱をまねいています。

そのほか、裏モチーフとして挙げられているのは『しあわせうさぎのオズワルド』。

仮想世界の名前『OZ』や初期ケンジ・偽ケンジの姿(有名な黒いねずみ)、OZのアバター集合体の外見、『愛情』という名前の由来から、ミッキーマウスより先に生まれ、数奇な運命をへてディズニーに帰って来た「黒いうさぎ」がモチーフとして選ばれているとも言われています。

「しあわせうさぎのオズワルド」は、アメリカで発売されたゲームの中で「人々に忘れられたキャラクター」「人気者のミッキーマウスに対して鬱屈した感情を抱いている」キャラクターとして登場しています。

ラブマシーン=侘助と考えると、オズワルドの設定はよく似ていると言えそうですね。

【ラブマシーン】本当は敵じゃない?

ラブマシーン自体には意思がなく、行動そのものはプログラムされた「進化」であり、与えられた「知識欲」「成長意欲」に従っていただけで、人間に対する善悪は持たず、悪意や邪念で動いていたわけではありません。

人間にとっては「災厄」のような存在ですが、もともとは侘助の「愛情を得たい」「家族から認められたい」というコンプレックスから生み出されたものであり、社会貢献のために作られたプログラムではありません。

今回の騒動もアメリカによる実証実験が発端であり、扱う側(人間)の都合によって「悪者」にされてしまったという側面も持ちます。

悪いのは「混乱を生み他者を吸収して進化し続ける」というプログラムを組んだ侘助であり、それを実証するために世界中の人々が利用するOZに解き放ったアメリカ…。

しかもアメリカは、もともとある程度のデータを取った後、ラブマシーンを秘密裡に回収・または破壊するつもりでした。

事態が思ったよりも深刻な状況になったため、米軍が関与していたという証拠を隠滅することに。

被害を抑えることよりも、知らんぷりで逃げ切るという姿勢を取ったのです。

とすると、ラブマシーンは人間に勝手に作られ勝手に消滅させられた悲劇の存在という見方もできます。

最終的に生みの親である侘助によって倒されるラブマシーンですが、もしちゃんとした善悪の概念を持ってプログラミングされていたら…。

その姿のとおり、OZを支える守護神のような存在になっていたかもしれませんね。

本当の敵は翔太という意見

ラブマシーン以外にも「本当の敵はこいつ」と言われている人物がいます。

それは陣内家の親戚のひとり、陣内翔太(21)。

ヤンキーのような見た目ですが警察官をしており、夏希の「彼氏」役をしている健二に何かと絡んでくる金髪の青年です。

通称は「翔太兄」(しょうたにぃ)。

なぜ翔太は「敵」と呼ばれているのでしょうか?

そう、氷の柱を部屋中に置いてコンピュータを冷やす!(物理)というあの場面です。

ラブマシーンとの二度目の対戦では、借りたスーパーコンピュータをフル稼働させ、ラブマシーンをOZタワーの中に封じ込める作戦がとられました。

しかし舞台は夏真っ盛りの長野(暑い)。

和室に置いたスーパーコンピュータは、すさまじい熱を放出します。

それを少しでも冷やすため、氷の柱を周りに置くのですが…。

翔太は、その作戦の前日に急死した栄おばあちゃんの遺体のことを考え、コンピュータの氷を遺体のある部屋に全部移動させてしまうのです。

もちろん廃熱がたまったコンピュータは熱暴走を起こし、あとひと息というところでダウン。

せっかく閉じ込めたラブマシーンの拘束がとけ、OZタワーのアバターを吸収してさらに強大なものとなり、キング・カズマを倒してしまいました。

この展開によって、「翔太が本当の敵」と言われているようです。

翔太への擁護の声

しかし、翔太の行動に対しては「優しい」「令和の時代には必要」という声も多くあるようです。

など、翔太のおばあちゃんを思う行動に賛成するファンも。

「ムカつくけど理由はよく分かる」「スパコンの作戦を一人だけ知らされてなかったからしかたない」という声もあるようです。

もちろん、ラブマシーンとの最終決戦のためにストーリー上必要だったという見方もあります。

展開上しかたなかったのかもしれませんが、みんなの努力が無駄になるという結果は、視聴者にとってもモヤモヤが残りますよね。

翔太への因果応報がある

賛否両論ある翔太の行動ですが、作中ではきちんと「報い」があります^^;

敗れたカズマから顔面を殴られ、さらに…。

翔太の愛車、白のRX-7は侘助おじさんの家出に使われたあげく、戻って来た時に廃車寸前まで壊されてしまいます。

そんな翔太が好きというファンもいるようです。

見た目どおりにやや口が悪く、健二への当たりがキツイものの、身内に対する情の深さは陣内家でもいちばん。

思いがからまわりして夏希にうっとうしがられてしまうところも、好意的に受け止められているようです。

ラブマシーンに対するネットの評価

第二形態である、仁王像のような立派な姿が大人気のラブマシーン。

最近ではTシャツも発売され、購入するファンも多いようです。

『OZ』という仮想世界に君臨する究極に強いラブマシーン。

ラスボスでありながら、その高いデザイン性や強さが「好き」「かっこいい」という声が多数です。

まとめ

映画「サマーウォーズ」に出てくる敵の名前は「ラブマシーン(知識欲を持つ人工知能)」。

名前の由来は、妾の子として産まれ愛情を知らず、本家からうとまれて育ってきた侘助が「愛されたい」「認められたい」という願望から名付けたと言われている。

姿形の由来は、『デジモンアドベンチャー 僕らのウォーゲーム』に登場する「ディアボロモン」が元になったと言われている。

ラブマシーン自体には意思がなく、行動そのものはプログラムされたものなので、本当の敵ではないとも言われている。

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