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【サマーウォーズ】夏希と健二のその後は?アフターストーリーがエモい!

映画

2009年に公開された細田守監督作品『サマーウォーズ』。

主人公・健二の憧れの先輩・夏希は才色兼備の学校のアイドル。

映画ラストで恋が芽生え、キスしたふたりがその後どうなったのか知りたい人が多く、続編希望の声も高いようです。

調べてみると、小説版やコミカライズ版に物語の続きが!

ふたりのその後が「尊い」「エモい」というSNSの評判もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【サマーウォーズ】夏希と健二のその後

小説版の二人のその後

ファンには気になる「アフターストーリー」。

小説版の「その後」はこんな描写になっています。

栄おばあちゃんの死で涙の止まらない夏希に健二が寄り添ったり、ラブマシーンをふたりで撃退したりと距離を縮めていったふたり。

人工衛星「あらわし」の落下地点を反らすことにも成功し、めでたしめでたしとなりましたが、健二と夏希は今一歩踏み出せないままです。
(小説版では告白やキスはありません)

しかし陣内家では、健二はすでに「夏希のムコ」として公認の存在。

奥手なふたりを親戚たちが放っておくはずもなく…。

「ボク、そろそろ……」と、警察へ事情聴取に向かおうとする健二に浴衣を着て朝顔の髪飾りをつけた夏希が

「気を付けてね……」

ふたりはしばし無言で見つめあいます。

健二はそわそわと目をそらし、夏希も髪飾りにした朝顔をいじりながら黙ったまま。

「……えっと、じゃあ、行ってきます」
「うん、行ってらっしゃい……」

そのまま、ぎこちない会釈をして離れようとするふたりにしびれを切らした陣内家の直美と理香が、ふたりを再び向かい合わせます。

「健二くーん?このままでいいわけ?」
「あらためて、ちゃんと言うべきじゃないのぉ?」

健二自身も言うべきだと分かってはいるのですが、面と向かうと――。

「あの……夏希先輩!」
「は、はい」

「浴衣……とても似合ってます……」
「あ、ありがとう」

(そうじゃないだろ!という直美によるツッコミw)

顔を真っ赤にして勇気をふりしぼる健二。

「夏希先輩!」
「かっ、帰ってきたら!お話したいことがあるんですけど!いいでしょうか!」

(親戚たちはがくりと肩を落としますが、ここすごくキュンなシーンだと思いますw)

しかし夏希も、顔を真っ赤にしながらうつむき、か弱い声で答えます。

「は、はい……待ってます」

(「これってもう告白してOKもらったようなモンじゃないの?」「もうイヤ、この二人……」とツッコまれつつ)

理一さんのバイクに乗る健二を、夏希が手を振って送り出します。

「健二くん!早く帰ってきてね!」
「はい!」

笑顔で手を振り返す健二(夫婦か)。

映画版のような直接的な告白やキスシーンはないものの、しっかり「青春」している小説版のラスト。

健二からの告白は書かれていなくても、この後きっと……という予感に満ちたエンディングですね。

コミカライズ版の二人のその後

映画版・小説版とも異なるラストのコミカライズ版(漫画版)。

ファンからは「最高」「アフター読めて良かった」と絶賛の声があり、いったいどんな後日談なのか気になりますね。

あの夏の騒動からしばらく経ち、ある日健二は佐久間(同級生)から夏希との交際は順調に行っているか?と聞かれます。

夏希の方から「大好きです」と言われ、頬にキスまでされていますが、健二は彼女にちゃんとした告白をしていません。

夏希は受験勉強で忙しくなり、健二は「夏希はそもそも自分のことを好きではない…」と消極的です。

そんなふたりの部室へ夏希がやって来て、勉強を始めます。
(夏希は剣道部を引退し、塾に行くまでの間ふたりの部室で時間をつぶしているようです)

佐久間が夏希に志望校を尋ねます。

「志望校は東大」と答える夏希(すごい)。

驚く健二と佐久間。

「負け戦で無謀でも、やっぱり同じ大学に行きたいから」と理由を答える夏希ですが、健二は内心複雑な思いです。
(夏希の初恋の人・侘助おじさんが東大卒のため、『まだ好きなんだ…』的な思いがあったのかもしれません)

しかし!

「健二くん、東大の理学部志望だったよね?私は文学部なんだけど」

そう、「同じ大学に」というのは、侘助おじさんではなく「健二といっしょの大学に行きたい」ということだったのです。

ようやくその意味に気が付いた健二は真っ赤になり、照れるふたりに佐久間がツッコミを入れるという「幸せな後日談」になっています。

健二の思い、ちゃんと夏希にも伝わっていますね!

受験のその後は残念ながら書かれていませんが、夏希が先に合格して受験する健二を赤門前で待っていたりしても良いし、一年浪人して健二と同期になり、「今度はいっしょだね♡」みたいな展開もいいかも?

このコミカライズ版アフターストーリー、映像でもぜひ見てみたいですね!

【サマーウォーズ】アフターストーリーがエモい

「ビッチ」「苦手」と言われてしまうことも多いヒロイン・夏希ですが、この漫画版アフターストーリーは「けなげ」で人気が高いようです。

数学・物理が得意で、世界数学オリンピックの日本代表戦にも参加している健二。

ラブマシーン戦でも暗号解読や解析能力を生かし、大活躍しました。

彼なら「東大理I」に進むのも難しくなさそうです。

一方、夏希は「剣道部主将で文武両道」「生徒会長を務めている」という設定で、勉強もかなりできそうですが、東大となると少し厳しいのかもしれません。

しかも作中の時間は高3の夏休み。

受験勉強はしていたとしても、志望校を「東大」に変更するとそれに合わせた勉強が必要ですよね。

彼女自身も「負け戦で無謀でも」と言っていることから、あまり自信がないのかもしれません。

でも、「健二といっしょの大学に行きたい」というけなげな思いが、夏希の原動力になっているのかも。

また「負け戦で無謀な戦いを挑んできた」のは、実家・陣内家(じんのうちけ)の伝統。

『サマーウォーズ』では負け戦に挑み、最後には勝利をおさめました。

「ひとりじゃない」という思いと頑張りで、きっと受験にも打ち勝てるのではないでしょうか?

【サマーウォーズ】健二は侘助と同じ道へ?

東大が志望校と明かされた健二ですが、進路が夏希の初恋の人・侘助おじさんと同じになってしまうことについて、ややモヤモヤしたものも残ります。

いまの夏希にとっては、健二がいちばん大切な人になっていると思いますが、初恋の人と同じ道を歩もうとしている彼氏、少し微妙な気持ちになりそうな気もしますねw

健二が好きなのか、それともまだ侘助の面影を重ねているのか、単に「理系の男性」が性癖なのか??

侘助おじさんは、東大卒でアメリカ留学経験ありの経歴を持ち、陣内家を出た後もアメリカ・カーネギー大学ロボティクス研究所でA.I.を研究。

知識欲を持つ人工知能ラブマシーンを生み出しました。
(それをアメリカ国防総省に売り渡してしまったのが『サマーウォーズ』の発端です)

健二も小説版のラストで理一さん(自衛隊)から、とあるスカウトを受けます。

「ところで君は、人の役に立つ仕事に興味はあるかな?」
「たとえば……サイバーテロ対策とかね!君の暗号解読の才能は、放っておくにはもったいないと思うよ!」

OZでの騒動で「もうこりごりです」と答える健二。

人工知能や暗号解読には、もう二度とかかわりたくない…とまで思うほど、今回の件はしんどかったようですw

しかし、

「そうか、残念だ!男は少しくらい謎めいていたほうが女の子にモテるのに!きっと夏希の心もわしづかみだろうになあ!」

謎めいた雰囲気を持ち、今作が地上波放送される時にはメインキャラに混じりTwitterトレンド入りをするほどの理一さん。

その言葉は説得力ばつぐんですw

「ホントですかっ!詳しい話を聞かせてください!」

…健二、ちょろすぎる。

もし小説版の後日談があれば、将来健二も理一さんと同じ、「ちょっと言えないとこ」に所属して日々平和を守る仕事をしながら、夏希と幸せに暮らすのかもしれませんね。

公開から12年経った今でも人気の『サマーウォーズ』。

夏にぴったりの作品、ぜひ視聴してみてくださいね!

まとめ

映画「サマーウォーズ」は、小説版とコミカライズ版で、夏希と健二のその後が描かれている。

小説版では、映画版のような直接的な告白やキスシーンはないものの、しっかり「青春」しているラストになっている。

コミカライズ版では、夏の騒動からしばらく経ち進路について話す描写があり、東大志望の健二に夏希も東大に行きたいと言う。

コミカライズ版では夏希が健気だと評判が高い。

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