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【おおかみこどもの雨と雪】はつまらないし気持ち悪い?感動するという声についても

映画

2012年7月に公開された『おおかみこどもの雨と雪』

「親子愛」をテーマとし、19歳の「花」がおおかみおとこと出会い、その間に産まれた「おおかみこども」の姉弟が成長して自立するまでの13年間を描いた作品です。

ところが公開後、「つまらない」「ひどい」「気持ち悪い」という声が多く聞かれています。

いったいどこがひどいのか?
気持ち悪いと言われてしまうのはどのシーン?

そのほか「感動した!」というSNSの評判もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【おおかみこどもの雨と雪】ここがつまらない

ストーリーがつまらない

単純に「話がつまらない」という声が多く聞かれる本作。

タイトルは『おおかみこどもの雨と雪』となっていますが、主人公はふたりの母親「花」です。

それなのに、劇中で花のモノローグ(心中の思いなどをしゃべるセリフ・心の声)はほとんどありません。

花がどんな気持ちなのか、どう思って行動しているのかがとても分かりにくく、共感しにくくなっています。

花が生きていくうえで選ぶ選択も「ストーリーに都合のいい」ものばかりで、「何故それを選んだのか」リアリティがなく、場当たり的で突飛な行動をとっているように見えてしまいます。

映画のストーリー=「脚本」ですよね。

本作の脚本は監督である細田守さんと奥寺佐渡子さんが共同で執筆しています。

監督が脚本も兼ねるというパターンはよくあり、日本では宮藤官九郎さん、松尾スズキさんなど。

ハリウッドではクエンティン・タランティーノさん、コーエン兄弟などが有名です。

しかし、細田監督の脚本はちょっと評判が悪いようです><

細田監督の手がけた作品のうち、評価の高い「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」や「時をかける少女」は脚本をほかの人が担当している、原作付きの作品です。

しかし徐々に物語にも口を出したくなってしまったのか、「サマーウォーズ」からは原作を書き(脚本は奥寺さん)、「おおかみこども」では原作だけでなく脚本も(共同で)担当。

「バケモノの子」「未来のミライ」ではついに原作・脚本をひとりで進め、本格的に脚本を書き出していっているようです。

それに伴って言われ出したのが「脚本力の低下」。

細田監督の書く脚本=ストーリーは「つまらない」「ひどい」と多くの視聴者が感じているよう。

「物語の展開」に不自然な点が増え、「キャラクターのセリフ」が説明的になり、作品のテーマをキャラが「直接」語るというシーン(監督の代弁)が多く見られます。

ストーリーの展開に無理があり、共感が得られないまま、何となく「良かったね」という雰囲気を出して終わる、というのが本作のエンディング。

しかし、ラストで人間になることを選んだ「雪」は、苦労しながら成長していくことが予想されます。

それに対しての母親・花の思いは視聴者には分からないままです。

さまざまな問題を投げ出したまま終わるため、視聴者は素直にハッピーエンドと思えず、モヤモヤが残って「つまらない」「面白くない」と感じてしまうようです。

監督の理想をつめこみすぎてつまらない

細田監督の理想(とくに女性観・社会観)やメッセージ性が強すぎて、「つまらない」「楽しめない」という意見もあります。

「おおかみこども」では、若いシングルマザーとしてふたりの子どもを育てる女性を主人公として描いています。

しかし、花がひたすら献身的に子育てをする描写は、多くの女性から反発をまねいてしまいました。

「同じ女性なのにどうして?」と思いますよね。

それは作中での花が、あまりに聖女的な存在にされてしまっていたから。

一生懸命育児をする女性は素晴らしいと尊敬しているように描いていても、裏を返せば男性目線での「母親」でしかなく、「母性の神聖化」「女性の理想形」、監督の持つ独特な(古い)女性観を押し付けられているように感じてしまったようです。

「子育ては母親が必死になってするもの」=素晴らしいという描き方では、現代の女性の共感は得られませんよね。

社会的なメッセージが強いと感じる人もいる反面、「そういう作品ではない」と好意的にとらえる人もいるようです。

しかしそれはそれで「つまらない」ということに変わりはないのですが…^^;

子供が見てもつまらない

映画のCMやポスターを観ると、可愛い絵柄から「子ども向けかな?」と思わせる「おおかみこども」。

しかし、実際のターゲット層はおそらく女性や家族連れだと考えられます。

物語の展開や結末も、どう考えても「子ども向け」ではありません。

そのため、子どもが観ると「つまらない」となってしまうようです。

主人公はシングルマザーの花で、子どもたちが感情移入できるようなキャラではありません。

かといって雨や雪は人間の子どもではなく、耳がぴょこぴょこ生える「おおかみこども」なので、年が近くてもいまいち共感しにくい存在です。

ストーリーも前半(田舎に引っ越すまで)がとにかく長く説明的で、カットしても良いと言われています。

後半の田舎暮らしは「トト〇」のようで楽しいかもしれませんが、ラストでは悲しい雨との別れ…。

子どもにとっては、10歳前後の雨が母親と別れるシーンはトラウマではないでしょうか。

かっこいいアクションシーンや面白いどんでん返しなどもなく、ストーリーは母親メインの子育て物語なので子どもが見ても「つまらない」「よく分からない」となってしまうようです。

テーマがよく分からなくてつまらない

監督が描きたかったのは結局何なのか、伝わってきません。

「花とおおかみおとこの恋」「花の子育て・生き方」「人間か狼かの選択」「都会と田舎の対比」…。

花がおおかみおとこのどこに惹かれ、なぜ恋に落ちたのかはほとんど描かれません。

花の心情のゆれが分からないまま、なぜか子どもをふたりも作るほどの仲になっているという謎展開。

監督が出したかったのは「一人でも強く生きる女性」、そして「ケモノ耳がぴょこぴょこ生えている子どもたち」なのではと疑ってしまいます。

ケモノ耳の子ども(雨と雪)を出すためにおおかみおとこは作られ、花を「一人で子育てする女性」にするために殺されてしまったとも考えられます。

ファミリー層に受けそうな要素はたくさんありますが、どれも中途半端な印象があります。

結局ケモノ耳が生えているショタっ子を描きたかっただけなのでは?という疑問も。

【おおかみこどもの雨と雪】ここが気持ち悪い

花が気持ち悪い

もっとも多い意見がこれ。

とくに女性視聴者からの厳しめの意見が多いようです。

花は奨学金を貰っている大学生なのにどこの誰とも分からない男性と子どもを作り、(しかも二人…)大学をやめて子育てをするも、母子家庭を支援する制度は利用せず、都会は生きづらいと思い込んで田舎へ引っ越し。
(子育て支援は税収の多い町の方が充実していることが多いです)

シングルマザーの行動としては「ありえない」と言われる花。

田舎暮らしでもやや問題のある行動をとり続けます。

農作業になぜかぴったりした服を着てあらわれる花。

「都会っ子」「農作業を分かっていない」という描写なのかもしれませんが、「一生懸命子育てをしている女性」というイメージとはズレてしまいます。

TPOをわきまえた服装ができないという、マイナスな母親のイメージに…。

花の行動に一貫性がなく、おおかみのこどもたちを結局不幸にしているという意見も。

子どもが一人出来た時点で大学はやめ、支援を受けながら都会で働いて暮らすという「普通の」選択もあったと思うのですが(奨学金は返さないとね)、ストーリーのためにあえて田舎暮らしをさせられているような気もします。

シングルマザーとしての花の生き方に共感できる視聴者が少なく、とくに同じ女性からは「気持ち悪い」「ひどい」と言われてしまうようです。

おおかみおとこが気持ち悪い

花だけでなく、おおかみおとこも気持ち悪いという声もあります。

花が恋する相手のわりに作中での存在感が薄く「いつの間にか死んでた」という印象が強いおおかみおとこ。

そもそも「おおかみおとこ」はどんな存在なの?
そんなファンタジーがありえる世界観なの?
花はおおかみおとこのどこに惹かれたの?(良い面が描かれていない)

と視聴者に疑問を残したまま退場してしまうため、単に子づくりだけした男というイメージを持たれてしまうようです。

花の通っていた大学に忍び込んで勉強するという真面目な一面を描きながら、学生の花と子どもを二人も作ったり、花のつわりのために雉をとって来たり、理由もよく分からず川でおぼれ死んだりと行動が一貫していないのも「気持ち悪い」と言われてしまう一因かもしれません。

脚本の都合で「殺された」と思う視聴者も多く、狼耳の子供たちを出すためだけの「種馬」と呼ばれてしまうのはちょっと可哀そうですね。

脚本・監督が気持ち悪い

つぎに多かったのが「監督(の嗜好)が気持ち悪い」。

細田監督が共同で脚本も手がける本作。

監督の趣味嗜好が前面に出てしまっているという批判もあります。

さらっと観ただけでも伝わってくるのが「監督はケモノ耳(の子ども)が好きなんだな~」というところ^^;

これは同じ趣味の人には非常に高評価なのですが、そうでない人には「意味不明」ですよね。

なぜ子どもたちをおおかみおとことのハーフにしたのか、必然性はありません。

成長した雪は年齢どおりの見た目ですが、10歳ぐらいの雨はびっくりするほど美少年に描かれていて、これもまた監督の趣味かと疑ってしまいますw

また「父親の不在」が子どもたちにはほとんど影響がないところ、花と子どもたちだけで世界が完結してしまっているのが監督の描きたかった家族像だとしたら、かなり偏っているのでは?と思えます。


ラストの花の子離れが唐突すぎて、監督の力量不足も指摘されています。

近年の細田監督の作品は、監督の実生活と連動しているというインタビューがあります。

「サマーウォーズ」は結婚して親戚が増えたこと、「おおかみこども」は自身の母親が亡くなったこと、まだ子どもがなく子育てに憧れていたこと、「バケモノの子」は監督に子どもが生まれたこと、などの実生活の経験を元にして構想したものだそうです。

それらを踏まえて視聴すると、「おおかみこども」のさまざまな部分に監督が透けてみえてしまいます。

実体験の反映すべてが悪いわけではありませんが、監督のやや偏った社会観や性癖が無意識に作品に投影されている部分を「気持ち悪い」「ひどい」と感じ取られているのかもしれません。

ケモノ耳が気持ち悪い

オタク文化に慣れ親しんだ人からは、猫耳やウサ耳などは「ケモ耳」として「可愛い」「萌えの一種」と受け入れられることが多いと思いますが、そうでない視聴者には「キモい」設定のようです。

絵柄が気持ち悪い

美しい自然の風景や緻密な背景に比べ、花たち人物には「影」がつけられていません。

そのため背景に溶け込まず、「アニメのキャラ」であることが際立っています。

比較されることが多い新海誠さんの作品では、美しい背景に合うような影が人物にもしっかりつけられており、不自然さはありません。

【おおかみこどもの雨と雪】感動するという声

もちろん「面白い!」「感動した」という声も多く挙げられています。

「感動した」という声は、意外に女性陣や子育て世代からも聞こえてきます。

おおかみおとことの子供ができ、大学をやめて子供のために生きる・・・というのは、強い母の愛とも言えます。

花はしっかりと子供たちに向き合い、苦労しながらも子供たちを育てようとしたということろに感動したという声が多いです。

子育てを経験した視聴者からは共感できるという意見も。

花が子どもたちにむける愛情やたくましく生きていく姿、無邪気なおおかみこどもたちの描写に「ほっこりする」「癒される」と評価が高いようです。

「母親の愛が最強で最高」という作品に仕上がっていると太鼓判を推す人もいて、評価が大きく分かれる作品でもあるようですね。

まとめ

『おおかみこどもの雨と雪』は、「つまらない」「気持ち悪い」という声が多く聞かれている。

つまらないところは、ストーリーがつまらない・監督の理想をつめこみすぎている・子供が見てもつまらない・テーマがよく分からないというところ。

気持ち悪いと言われるところは、主人公の花が気持ち悪い・おおかみおとこが気持ち悪い・ケモノ耳が気持ち悪いなど。

面白いという声も多いが、評価がかなり分かれる作品になっている。

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