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かがみの孤城はつまらないし怖い?面白いという声についても

映画

『かがみの孤城』は、2022年に公開されたファンタジー・ミステリー映画。

いじめが原因で不登校になった中学1年の少女・こころが、ふとしたことから鏡の中の孤城に迷い込み、同じ問題を抱えた6人の子どもたちと出会うストーリーです。

でも「つまらない」「怖い」と言われてしまうことがあるよう。

どんなところがつまらなくて怖いの?

そのほか「面白い!」という口コミもまとめました。

参考になったら嬉しいです♪
(※2024年1月時点の情報です。作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【かがみの孤城】ここがつまらない

『かがみの孤城』は『河童のクゥと夏休み』『カラフル』や『百日紅』の原恵一監督が手がけたファンタジー&ミステリーアニメ。

どんなところが「つまらない」と言われているのでしょうか?

展開が読めてつまらない

調べていて多かった意見が、
「ストーリーがありきたりで物足りない」
「展開が読めてしまって面白くない」
「伏線が分かりやすすぎ・想像を超える展開がない・先が読める」

という意見でした。


「話がていねいに進んでいくのは◎。そのせいで先が読めてしまうのが×」
「謎解きも序盤で分かるしオチも読めるし、展開に意外性がなく想像通りの結末で、何一つ面白くない」
「漫画やSF、ラノベをある程度読んできた人間にとっては、だいたい予想通りにストーリーが進みます」
「”オオカミさま”の正体が最大の謎なのに、途中で分かって盛り上がらない」

など、かなり辛口の人が多かったです。

本作は、辻村深月の『かがみの孤城』(2017年)が原作です。

原作は「良かった!」「感動した」という口コミが多く、コミカライズや舞台化、オーディオブック化もされている人気作品。

本作に限らずですが、原作あり作品の映画化は時間内にストーリーを納めなければいけないため、エピソードやセリフを削ったり、オリジナルシーンを足したりすることが多いですよね。

必要なシーンを無くして説明不足になったり、余計なシーンを足して蛇足になったりで、原作ファンを怒らせる(悲しませる)原因になることも。

本作も、
「原作のストーリーは素晴らしいので、映画がつまらなかった人も原作を読んでほしい」
「原作のストーリーは好みなので、映画の尺不足が残念だった」

など、原作の改変が「つまらない理由」としている人がいました。

また、「展開は読めるけど、決してつまらない作品じゃないよ」「先が読めるけどつまらないってわけじゃなく、良作」というポジティブな口コミも。

ある程度ストーリーの予想がつくため、先の読めないワクワク感は少な目ですが、視聴後感が良く、「素晴らしい作品」という声もありました。

陽キャ・パリピ/学生時代にトラウマがある人にはつまらない

『かがみの孤城』は、不登校で悩む少女が壁を乗り越え、再び歩き出すまでの軌跡を描いた作品。

同じような悩みを抱える6人とともに、”オオカミさま”の住む孤城で謎に立ち向かいます。

主人公の中学生”こころ”だけでなく、6人全員が不登校という設定は珍しいですよね。

実際にいじめなどで不登校になっている人が本作を見て、自分と重ねたり、共感することが多いと言われているようです。

一方、そういった経験を持たない、いわゆる陽キャやパリピの人が本作を見ると、「つまらない」「響かない」という感想になってしまうよう。

「キャラクターに魅力がない」(問題を抱えてる子ばかりだから?)
「なんであの6人が選ばれたのか分からない」(たしかに)
「不登校の子ばっかりで話が暗い」(たしかに…)
など、共感のできなさが「つまらない」という口コミになっていました。

”オオカミさま”がなぜあの6人を選んだかは、作中では明確にされていません。

原作では、”オオカミさま”の正体である「ミオ」(リオンの姉)が、生前彼と約束した「いっしょに学校に通う」という願いをかなえるため、「学校に行きたくても行けない」子どもたちを集め、リオンを呼んで学校のような交流の場をつくるのが目的でした。

このあたりの説明が不足していて、映画だけでは、”オオカミさま”の目的が分からず、モヤモヤしたまま見終わった人も多かったようです。

また、反対に、学生時代にいじめや不登校などの問題を抱えていた人にとっても、この映画は「つまらない」「辛い」という意見になってしまうことがあるようです。

作中では、かなりキツめのいじめ描写(嘲笑、仲間外れなど)が描写されています。

「原監督が人間の悪意を見事に演出している」と評価されているとおり、いじめを受けているこころが感じる恐怖や怒り、恥ずかしさなどが観客の胸に迫ってくるよう。

学生時代に似た経験をしたことがある人にとっては、「キツい」と感じられてしまうかもしれません。

原作者・辻村深月や原監督にはいじめや不登校の経験はないそうですが、この作品は「傷ついた魂に届けようとしている作品」と評価されています。

ただ、真に迫った描写が、不登校の経験者には辛いものになってしまうことがあるようです。

またそういった経験がない明るい学生時代を過ごした人には、登場人物たちの抱える悩みに共感できず、「つまらない」「よく分からない」となってしまうのかもしれません。

子どもにはつまらない


本作の原作は児童文学で有名なポプラ社から発売されていて、子供向けのファンタジー小説と言われています。

2024年1月時点で累計発行部数は200万部を突破していて、本屋大賞も受賞しているベストセラーです。

とはいっても、すべての子どもたちが「面白い!」と感じるわけではないようです。

「子どもがつまらなそうでした…」という口コミがありました。

「小4の娘にはあまり面白くなかったらしく、途中から飽きてましたw」
「ラスト、こころとリオン以外の子たちがどうなったのか分からないのがつまらないと言ってました」

など、結末がいまいちという子どももいるようです。

ファンタジーやミステリ仕立ての物語は、好き嫌いが分かれますよね。

もっとドキドキ・ワクワクするような作品や、アクション系が好きな子どもには、「つまらない」となってしまうのかもしれません。

【かがみの孤城】ここが怖い

「『かがみの孤城』は怖い」という口コミもあるようです。

どんなところが怖いのでしょうか?

リアルな現実描写が怖い

先でも紹介しましたが、本作に登場する子どもたちは、全員事情があり不登校になっています。

いじめだけでなく、部活動での意見の食い違いや家庭内の問題など、その子によって状況はさまざま。

抱えている問題が「リアルで怖い」と言われているようです。

「子どもたちが置かれている状況がとてもリアルで怖いんですよね。きっと現実にもこんな子がたくさんいるんでしょうね」
「いじめシーンがリアルすぎて胸糞。本当にこういう人いるから怖いよね」

など、リアリティのある現実世界の描写が「怖い」と感じる人が多いようです。

リアルとフィクションのちょうどよいバランスって難しいですが、現実味のある描写だからこそ、フィクション部分が引き立つこともありますよね。

また「原作より怖くない」「原作と比べると怖さは半減してる」という声も。

原作はこれ以上怖いの…??

7人の子どもたちは「怖い」現実に苦しみ、葛藤しながらも立ち向かいます。

そんなところが「感動する」という声も多いようです。

【かがみの孤城】ここが面白い

「つまらない」「怖い」という口コミが多い本作ですが、「面白かった!」「見て良かった」「心に刺さる」という意見もとてもたくさんあります。

ポジティブな意見をピックアップして紹介しますね♪

後半~終盤が面白い

「前半~中盤までは正直スロー展開でつまらない。でも後半から怒涛の伏線回収で面白い!」
「前半~中盤の謎を一気に回収していく後半のスピード感、ワクワクして引き込まれます」

など、物語後半の展開が面白いという意見がたくさんありました。

「展開が読めてつまらない」という批判もありましたが、後半は謎解きや伏線回収が素晴らしく、気持ちよく視聴できたという人も。

本作は前半は疑問点が多く、そのまま流されていく展開にモヤモヤしたという人が多いようですが、ラストに向けてさまざまな謎がひとつの線になり、つながっていく展開に「涙が出た」「胸がギュッとなった」と評価している人が多いようです。

この伏線をキレイに回収してまとめあげるセンスは、原作者・辻村深月らしいとも言われていて、多くのファンに支持されているようですよ。

現役中学生に刺さる

主人公こころをはじめとした6人の子どもたちは、すべて中学生。

そしてみんな生きづらさを抱えながら過ごしています。

そんなこころたちに近い、中学生に見てほしい作品と言われているようです。

「怖い」でも紹介したように、こころたちと似た状況の子どもには、ちょっとキツい描写があります。

また過去に似た経験をした人にとっても、トラウマがえぐられるような描写があります。

でもその分、今現実で悩んでいる人・同じような体験をした人にとっては、共感でき、理解できる、勇気をもらえる作品ともいえます。

繊細で生きづらい人、現実問題に悩み、立ち向かう背中を押してほしい人、過去の傷に向き合い、乗り越えようとしている人には、「共感できる」「グッとくる」作品という声もありました。

今悩んでいる中学生も、見終わった後に「ひとりじゃない」「頑張ろうという気持ちになれる」と思えるような、良い作品といえそうです。

「つまらない」「怖い」と言われることがある本作ですが、「メッセージ性が強くて面白い」「子どもだけでなく、子どもと関わる職業の人はぜひ見てほしい」というポジティブな口コミもたくさんありました。

学生時代の繊細な人間関係に悩んでいる人、悩んでいた人、今孤独を抱えている人はとても考えさせられる作品といえそうです。

『かがみの孤城』が気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

『かがみの孤城』は、2022年に公開されたファンタジー・ミステリー映画。

一部では「つまらない」「怖い」と言われている。

つまらないと言われる理由は、展開が読めてつまらない・陽キャ・パリピ/学生時代にトラウマがある人にはつまらない・子どもにはつまらないなど。

怖いと言われる理由は、リアルな現実描写が怖いなど。

面白いと言われるところは、後半~終盤が面白い・現役中学生に刺さるなど。

>>かがみの孤城のオオカミ様の正体は?リオンとの関係と目的についても

>>かがみの孤城のリオンの好きな人は?こころとのその後についても

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