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【もののけ姫】はつまらないし面白くない?面白いという感想も

映画

1997年に公開された長編映画『もののけ姫』。

当時の日本映画歴代1位の興行収入を誇り、日本アカデミー賞最優秀作品賞や文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など数々の賞歴を持つ作品です。

日本だけでなく海外からも絶賛される中で、「つまらない」「面白くない」という声も多くあるようです。

いったいどこがつまらないのか?
面白くないと言われるのはなぜ?

そのほか「面白い」というSNSの評判もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【もののけ姫】ここがつまらない

ストーリーがつまらない

「すっきりしない」「盛り上がらない」「見ていて楽しくない」と言われる『もののけ姫』。

映画をエンターテイメントとして楽しみたい人からは、「話が暗い」「ユーモアが感じられない」という声も。

今までの宮崎アニメにあった「爽快さ」「楽しさ」「娯楽性」がなくなってしまったと残念がる人もいるようです。

また、名作『風の谷のナウシカ』に似すぎているという批判もあるようです。

大人になってから観ると、「『ナウシカ』を焼き直ししただけの内容」に気づいたという人も。

「展開がご都合主義」「登場人物にイライラさせられる」と感じる人もいるようです。

「シシ神の森(サン・山犬たち)」と「タタラ場(エボシたち)」「都・帝(ジゴ坊たち)」という三勢力があらそう『もののけ姫』。

そこにアシタカも加わり、宮崎アニメにしては複雑なストーリーとなっています。

しかしそのベースは『風の谷のナウシカ』ですでに使われたものであり、「二番煎じ」で目新しさがないという声も。

そして結末も『ナウシカ』のようにはすっきりせず、はっきりしない終わり方になっています。

「あの終わり方はベストではない」という厳しめの声もありました。

視聴者に結末をゆだねるという監督の手法かもしれませんが、ちゃんと決着をつけて欲しい派のファンからは、「つまらない」「面白くない」という批判になってしまったようです。

子供が見てもつまらない

『もののけ姫』公開当時は子どもだったというファンも多いのではないでしょうか?

そのため、「見ても全然面白くなかった」「つまらなかった」という人が多いようです。

「ラピュタ」や「となりのトトロ」と比べると、どうしても「面白さ」は負けてしまいますよね^^;

でも同時に「今見ると面白い」「良さが分かる」というファンも。

成長し、世界観を理解したり、ストーリーが分かるようになると面白く感じられるようです。

子どもの感覚では「長いだけでつまらない」「話が難しい」「スカッとしない、面白くない」ストーリーだと思いますが、大きくなったらぜひもう一度観てみてほしいですね。

評判のわりにつまらない

『もののけ姫』は日本アカデミー賞最優秀作品賞や、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などのほかにも数々の賞を総なめにした当時の大ヒット・話題作です。

そのため国内での前評判も非常に高く、国民の期待も爆上がりの状態でした。

そして競うように映画館に行ったあと、「…思ったよりつまらない?」と肩透かしになってしまった人もいるようです。

「初見で観るとつまらないけど、ニ、三回観ると良さが分かってくる」「最初よりも数回観た後、面白みがまして好きになる」という声も。

一度目は「つまらない」と思っても、少し時間をあけてもう一度観てみると、深さが分かるのかもしれませんね。

監督の思想が入りすぎていてつまらない

意外と多い意見が「宮崎駿監督の思想が入りすぎていて楽しめない」というものでした。

「僕らは、その時その時に自分たちを取り巻いている問題を意識しないで映画を作るわけにはいかない」
「自然と人間との問題は、今に始まったことではなく、人間が生まれて以来、いつの時代もあったことです。でも、もうそれを抜きにしては映画を作れないというところまで来てしまった」

と語る宮崎監督。

「自然と人間の共存」は、『ナウシカ』から続く宮崎作品のテーマです。

監督は映画を作ることを「問題意識のためにしているわけじゃない」と言ってはいるものの、実際作品を観てみると、どうしても感じられるのが「自然VS人間」の構図です。

その主張が「優等生ぶっている」「エコロジー主義が鼻につく」と違和感を覚えるファンも。

「人と自然の共存というテーマにするなら抗争にするのではなく別の描き方があったのでは?」
「自然保護を訴えるにしてはパンチがない」
「小難しい。説教くさい」

と反発するファンもいるようです。

宮崎監督に限らず、製作者の強い思いで作られた作品はすごいエネルギーを持っていて、「監督が描きたかったのはこれなんだ!」「これを伝えたかったんだ!」と私たちを感動させることも多いですよね。

しかし「自然を大事にしましょう」「戦争はやめましょう」のような優等生的な主張は、「言われなくても分かってるよ!」となってしまいがち。

今の時代ではある意味当たり前の思想を、堂々と作品で語られても「つまらない」「面白くない」となってしまうのかもしれません。

声優が合っていないからつまらない

「声優嫌い」で有名な宮崎監督。

ジブリ作品ではこの頃から本職の声優さんを起用せず、俳優さんやタレントさんを声優としてキャスティングするようになっています。

しかし、それが「失敗」と言われる場合も…。

「今の声優の声の出し方が嫌い」という監督の気持ちも分かるものの、本職の声優さんに比べると、どうしても差が出てしまう俳優さんたちの演技。

それが気になって物語に入り込めないこともありますよね。

とくにヒロイン・サン役の石田ゆり子さんについては賛否両論なようです。

「サンが何を言っているのか分からない・聞き取れない」というファンも。

モロの君役の美輪明宏さんについては、ほとんどのファンが「ぴったり」「この人しかいない」と高評価でした。

今でも美輪さんといえばモロを思い出すくらい、ばっちりハマっていましたよね!

飛ばないからつまらない

たしかに、『もののけ姫』にはジブリ得意の飛行シーンはありませんね!

時代設定的にしかたない部分もありますが、期待していたファンにはつまらなかったようです。

ほかにも、「怖くてつまらない」「レイアウト(画面の構図)がつまらない」「公開当時もつまらないと言われていた」などの意見があるようです。

子どもからは「話が難しくて分からない」から「つまらない」、大人からは「説教くさい」「ストーリーにエンターテイメント性がない」「ラストがすっきりしない」「声優が下手」などの点が「つまらない」と言われてしまうようです。

【もののけ姫】ここが面白くない

グロいシーンが多い

かなりの視聴者が感じていた『もののけ姫』の「グロさ」。

アシタカが序盤で侍たちの腕や首を飛ばすシーン以外にも、タタリ神となった猪のシーンや、全体的な流血シーンの多さに、「気持ち悪い」「怖い」となってしまった人が多かったよう。

「映像はキレイ」と高評価なものの、そのせいで流血や死体の描写も生々しくなり、「グロさ」が増してしまったようです。

とくに子どもの時に観た人からは、「グロいシーンはずっと下を向いていました」「タタリ神気持ち悪すぎます」「もう観たくない」とトラウマになってしまった人も。

「ジブリは小さな子も見るのだから、もう少しソフトに」と批判するファンもいました。

全体的に戦うシーンが多く、弓や刀、石火矢といった「リアルに痛そう」な武器を使うため、最近のスタイリッシュなバトルシーンを見慣れている人にとっては「グロい」「怖い」となってしまうよう。

また「呪い」や「タタリ」といった呪術的な「怖さ」、描写の「不気味さ」もあり、それが「気持ち悪い」という声も。

ジブリ映画を楽しく観たい人にとっては、その「大人向け」な描写が「面白くない」となってしまったようです。

シシ神さまの首が取れて以降・ラストが面白くない

物語終盤、エボシによってシシ神さまの首が飛ばされてしまい、膨れ上がったディダラボッチの体は首を探して山をさまよいます。

タタラ場は炎上し、逃げまどう人々。

ジコ坊はシシ神の首を持って逃走をはかりますが、アシタカとサンが後を追い…。

ここはクライマックスといわれるシーンですが、「あまり面白くない」とも言われています。

全体的に「爽快さ」「楽しさ」の少ないストーリーで、クライマックスも「敵を倒す」=「平和を取り戻す」というような分かりやすいものではありません。

ラストも「すっきりしない終わり方」「腑に落ちない」とモヤモヤの残る人も多いようです。

「いろいろ問題はあるけどみんなで生きて行こう!」というような前向きなメッセージを感じる一方、「投げっぱなし」「何を伝えたかったのか分からなかった」という感想を持つ人もいるようで、賛否両論の結末といえそうですね。

神道を理解していないと面白くない

冒頭のアシタカが「タタリ神」を殺すことによって呪われる描写や、猪の神が「憎しみや苦しみを溜め、呪いを集めてタタリ神になる」描写、息を吹き込めた玉(ぎょく)の小刀が旅の守りになる描写など、日本古来の神道やその考え方をベースにしたと思われるシーンがよく登場します。

くわしくは知らなくても何となく分かる感じもしますが、それらが「よく分からない」人には「面白くない」「意味が分からない」となってしまうようです。

【もののけ姫】面白いという感想

2020年の再上映を含めると、201.8億円もの大ヒットとなった『もののけ姫』。

24年たっても不動の人気を誇る作品の、「ここが面白い!」をまとめました。

大人になって観ると面白い

いちばん多いのが、「大人になって観ると面白い!」の声。

公開当時は子どもで意味が分からなかったと感じた人も、成長するとその面白さがより味わえるようです。

日本独特の思想をモチーフにした神話のような世界観、三つ巴の勢力が覇権を取り合い、さまざまな人間の思惑が交差するストーリー、しゃべる大きな犬との交流、美しく描かれた風景など見どころはたくさんあります。

大人になった今だからこそ分かる深いテーマに感動するという声も。

無駄なシーンがない

宮崎監督が80年代からあたためつづけた『もののけ姫』の企画。

構想は実に16年もかけていたと言われています。

ラストに向かってかっちりと組まれたストーリーには無駄なセリフやシーンがまったく無く、すべてが計算された物語となっています。

ストーリーが難しい、楽しくない、と感じる点はあっても、「テンポが悪い」「飽きる」「説明が多い」という不満は聞かれません。

合う合わないは別にして、結末までしっかりと視聴者をひっぱっていってくれる力のある作品です。

シーンのインパクトがすごい

印象的なシーンが多いのも『もののけ姫』の特徴です。

ひとつひとつのシーンの構図が練り込まれており、斬新ではありませんが安定感のある構図、誰が何をしているかが一目で分かる構図になっています。

実写ではなく「絵」で魅せるアニメ映画ならではの手法で、視聴者にインパクトを与えられるのは、さすが宮崎監督ですね。

まとめ

長編映画『もののけ姫』は、海外からも絶賛される中で「つまらない」「面白くない」という声も多くある。

「もののけ姫」がつまらないという人たちの理由は、ストーリーがつまらない・子供が見てもつまらない・評判のわりにつまらない・監督の思想が入りすぎていてつまらない・声優が合っていないからつまらない・飛ばないからつまらないなど。

面白くないという人たちの理由は、グロいシーンが多い・シシ神さまの首が取れて以降ラストが面白くない・神道を理解していないと面白くないというもの。

もちろん面白いという感想もとても多く、大人になって観ると面白い・無駄なシーンがない・シーンのインパクトがすごいというものがあげられている。

私も個人的に何度見ても面白いと思っています。

考えさせられるテーマなので、ぜひ家族そろってみてほしいですね!

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