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【呪術廻戦0】映画はつまらない?ネットの評判まとめ

呪術廻戦

2021年12月に待望の映画化となった『劇場版 呪術廻戦0』。

興行収入は公開11日目で58億円で、2020年の『鬼滅の刃/無限列車編』にどこまで迫れるかが話題になっています。

映画.comのレビューでも★5が39%、★4が47%とかなりの高評価ですが、視聴した一部の人からは「つまらない」「面白くなかった」という声が。

いったいどこがつまらない?
面白くなかったのはどこ?

ネットの意見をまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【呪術廻戦0】ここがつまらない

乙骨憂太がシンジ君にしか見えない

もっとも多かった意見が「乙骨がシンジ君に見えてしまう」というものでした。

主人公である乙骨憂太(おっこつゆうた)のキャストが発表された時に「もしかしたら…」と心配はしていましたがw

乙骨役の緒方恵美さんといえば、エヴァンゲリオンのシンジ君。

原作者のげげ先生も「エヴァンゲリオンが好き」と発言しており、影響を受けているのが分かるシーンもあります。

「声優がシンジ君で設定も似ているため、エヴァに引っ張られる」
「どう見ても乙骨シンジ」
「乙骨=シンジ君のイメージなのは分かるが、声優は変えて欲しかった」

など、国民的ヒット作のキャラにあまりに似ているため、そちらのイメージが強く「楽しめない」「つまらない」となる人が多いようです。

とくに乙骨が交通事故にあった里香ちゃんの魂を引き止めるシーンでは「死んじゃダメだ死んじゃダメだ死んじゃダメだ…!」と繰り返すなど、明らかに”あのセリフ”を意識しているところも。

原作でも、このシーンは「死んじゃダメだ」のセリフなのですが、その前に「里香ちゃん!どうしよう」「死んじゃうの?」「助けなきゃ」という心象が入るのですが、映画ではなかったため、寄せに行った感が強くなった気がします。

エヴァっぽすぎるセリフは制作陣の遊び心ともとれますが、気になる人には「つまらない」となってしまうようです。

コミカルなシーンが浮いていてつまらない

物語前半で緊張感を解くようにはさまれるコメディ部分。

呪術高専に転校して来た乙骨を五条先生が紹介するシーンや、真希との修練中にパンダが「巨乳好き?」と聞いてくるシーンなど原作ではほどよく脱力させてくれるのですが、映画では「浮いている」「つまらない」「テンポが悪い」と言われているようです。
(これは管理人も「いらないな~」と思いましたw)

よく例に出されるのが「鬼滅の刃」アニメでのコメディシーン。

こちらも賛否両論で、原作では面白いのですがアニメになると冗長で、作画もコメディタッチになるため、緊張感がなくなってしまっています。

原作者や制作陣は視聴者を楽しませようと思って入れてくれるのは分かるのですが、演出が悪いのかあまり面白く感じません。

重要なシーンでもないため、思い切ってカットしてよいのでは?と思います。

呪いや呪力、魂の概念がよく分からなくてつまらない

原作未読、アニメ未視聴の人から挙げられていたのが
「呪いや呪力の設定がよく分からない」
「あの世界の魂の概念が分からない」

などの声。

『呪術廻戦』の世界観、設定が複雑で分かりにくく、「つまらない」となる人が多いようです。

これは原作既読者も分かる理由ですね…。

確かに”呪い”や”呪力””術式”の設定、呪術師と呪詛師の違いなど、世界観はかなり複雑です。


「”呪い”がモンスターみたいになっているのが分からない」
「”呪い”を封じるのに”呪力”を使うのが分からない」
「陰陽師みたいな呪いの戦いになるのかと思ったら肉弾戦になってる」
「”呪い”を倒しても人間がいる限りまた増えていくのでは?」

という声もあり、映画ではその解説もほとんどないため分かりにくくなっています。

また
「里香ちゃんが”呪い”のモンスターになったのがよく分からない」
「車にひかれただけなのに…」
という意見もあり、これは原作0巻では『菅原道真の子孫である乙骨は強大な呪力を持っており、里香ちゃんは彼の”死なないで”という願いで”呪い”になった』と明かされているのですが、原作未読の視聴者には分かりにくかったようです。

とはいっても映画は2時間以内でストーリーを完結させるという縛りがあり、複雑な世界観の説明には時間をかけられなかったとも考えられます。

「設定が凝りすぎていてよく分からなかった」という人は、ぜひ原作も読んでみて欲しいですね。

内容が薄くてつまらない

反対に原作既読のファンからは「内容が薄くてつまらない」という意見が挙げられていました。

「原作を知らないひとにも分かりやすくした分、ストーリーが駆け足で全体的に薄くなっている」
「アニメの前日譚になっているため、TVアニメに出てきたキャラはここ(映画)では死なないと分かっている。意外性がなくてつまらない」
「乙骨が”里香ちゃんを解放する”と決意する動機が薄い」

など原作を知っているからこその意見もあるよう。

また
「乙骨と同級生たちとの友情・里香ちゃんとの絆・五条と夏油の因縁と3つの友情話が盛り込まれているため、ひとつひとつのエピソードが薄くなっている」
「乙骨の物語だから五条と夏油の因縁は省いても良かった」
という声も。

管理人はむしろ「五条と夏油のエピソードを入れてくれてありがとう!」という気持ちだったのですが、多くの視聴者はその分乙骨のストーリーが薄くなったと感じているようです。

「五条と夏油のエピソードを描くなら過去編を映画の前編、0巻を後編にして0巻で締めた方がよかった」という声も。

それは見てみたかったですね!

クライマックスの里香ちゃんとの純愛宣言も、
「いつ恋愛感情が育まれたのか分からない(里香ちゃんは11歳で亡くなって”呪い”になっているのに…)」
と不思議に思う人もいるよう。

乙骨が里香ちゃんを怖がったり操ったりする描写が続くため、「純愛だよ」というキメ台詞も唐突に感じてしまうようです。

「何を言おうとしている映画か分からない」
「もっと深く考えさせられるストーリーがいい」
「ストーリーが平凡・深夜アニメレベル」
という映画ファンもおり、物語の展開の普通さに「つまらない」と感じた人がいるようです。

京都校のバトルシーンでテンポが悪くてつまらない

TVアニメで好評だったバトルシーンは映画でも健在。

スクリーンをところせましと動き回るカメラワークや戦闘シーンは迫力があり、高い評価を得ています。

しかしそのバトルシーンも一部からは「いらない」「つまらない」と言われているよう。

原作0巻には京都校の生徒たちや七海、日下部、冥冥さんは出てきません。

しかし映画では原作ファンへのサービスなのか、”新宿・京都百鬼夜行”を阻止するべく戦うキャラたちが登場し、かっこいいアクションを見せてくれます。

管理人はとてもいいオリジナルシーンだと思ったのですが、この原作にない戦闘のせいで、いちばんの見どころである乙骨VS夏油のバトルが細切れになり、「つまらなくなった」「テンポが悪い」と感じる人が多かったようです。

物語終盤では、新宿に放たれた”呪い”を祓う七海や日下部、冥冥さん、猪野の姿が確認できます。

また京都では同じく”呪い”を祓う京都校のメンバーも。

同時多発的に発生した”百鬼夜行”の重大さがよく分かるシーンなのですが、これが東京校での乙骨と夏油のバトルの間にいちいち挟まるため、視点の切り替わりが多くテンポが乱されてしまうのです。

「ラストの乙骨VS夏油のバトルには入れないでほしかった」
「オリジナルシーンは映画の尺かせぎかもしれないが、テンポが悪い」
「ふたりのバトルが盛り上がっているのに切ってまで入れるシーンではない」

と原作ファンからも、かなり厳しめの意見があるようです。

ほかにもバトルシーンについては「エフェクトが派手過ぎて格闘ゲームみたい」「時々入る説明のテロップ(黒背景に白文字で『〇時〇分 折本里香完全顕現』みたいなもの)でバトルが細切れにされている」などの意見も。

テロップについては原作通りなのですが、漫画ではインパクトのある演出でもアニメでは「絵や動きで表現して欲しい」となるシーンですよね。

この演出が「つまらない」と言われてしまうのも分かります。

他の作品と似ていてつまらない

『呪術廻戦』の原作も指摘されることが多いですが「他のヒット作品と似ていてつまらない」「既視感があるストーリーで楽しめない」という人もいるようです。

原作者のげげ先生は漫画好きを公言しており、前述のエヴァンゲリオンの他にも「ハンター×ハンター」や「ブリーチ」「Fate」など多くの漫画やゲームの影響を受けているそうです。

そのせいか、『呪術廻戦』にもさまざまな作品の要素が感じられ、それが気になる人は「つまらない」「面白くない」となってしまうよう。

とくに今までに多くの漫画やコンテンツに触れてきた人ほど「読んだことがある」「よくあるストーリー」感で楽しめなくなってしまうのかもしれません。

グロすぎ・グロさがなくなってつまらない

原作やアニメを観なかった人からは、「グロすぎる」「怖い」という声があるようです。

「敵キャラ(呪い)がキモい」「子どもが見ていい作品なの?」という意見のほか、反対に「里香ちゃんのおどろおどろしさがなくなってしまった」と残念に思う人も。

作中で重要な”呪い”として登場する里香ちゃんは、原作では筆遣いの荒々しさからもっと恐ろしくて禍々しい怨霊だと考えられていました。

しかし映画化にあたってかなりブラッシュアップされ、キレイな線と丁寧な塗りで原作の荒々しさがなくなり、普通のモンスターのようになっています。

大きさも強大な呪力の源としては意外なほど小さく描かれています。

敵の”呪い”はグロくて怖い存在に、里香ちゃんは元女の子ということであまり嫌悪感を抱かせないような”呪い”として描いているのかもしれませんね。

まとめ

『劇場版 呪術廻戦0』は、興行収入は公開11日目で58億円。

映画.comのレビューでも高評価だが、視聴した一部の人からは「つまらない」「面白くなかった」という声がある。

つまらない理由としては、乙骨憂太がシンジ君にしか見えない・コミカルなシーンが浮いていてつまらない・呪いや呪力、魂の概念がよく分からなくてつまらない・内容が薄くてつまらない・京都校のバトルシーンでテンポが悪くてつまらない・他の作品と似ていてつまらない・グロすぎ、グロさがなくなってつまらないというもの。

個人的には、とても面白かったです!

多くの人に見て欲しい映画です^^

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