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【呪術廻戦】アニメはつまらないし面白くない?面白いという意見についても

漫画・アニメ・感想・考察

2020年10月から待望のアニメが始まった『呪術廻戦』。

MAPPA渾身のバトルシーンやほのぼの「じゅじゅさんぽ」などでも話題の作品ですよね。

原作よりもパワーアップした作画やアニメオリジナルカットなどもあり高評価されていますが、一部では「つまらない」「面白くない」とも言われているようです。

いったいどこがつまらないのか?

面白いという声も合わせてまとめてみました!
(原作のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【呪術廻戦】アニメはどこがつまらないし面白くないという意見

主人公の動機づけがあいまい

1話を見た視聴者からは「主人公がふわっとしている」という感想がありました。

主人公の虎杖は50m走を3秒で走ったり(!)、砲丸を30m投げ飛ばしたりという超人的なパワーを持っているのですが、本人はいたって普通。

世界記録を更新しているのに「俺、なんかやっちゃいました?」程度の反応で、飄々としています。

すごい力を持っているのに淡々とした主人公というのはあまり共感できず、「つまらない」と言われてしまうようです。

飄々としているせいで、1話ですぐ死亡する祖父や、友人のピンチも少し真剣味に欠け、軽い扱いに感じてしまいます。

「正しく死んでいって欲しい」という考えや「呪物を飲み込む」という行動の動機付けも突然で、何だかあいまい。

おじいちゃんに言われたぐらいで、あんな恐ろしい化け物(呪い)といきなり戦えますかね?

また素で超人的な力を持っていると冒頭で明らかになったため、呪物を取り込んでパワーアップ!というのもインパクトがありません。

ストーリーの展開も、「オカルト研究会系が何かやらかして襲われるのは定番」「ありきたり」という指摘や、「1話はごく普通のアニメ。ジャンプ読者以外のアニメファンはついてくるかな?」とアニメそのものの出来を心配する声もありました。

これは2話以降のバトルシーンや「じゅじゅさんぽ」で少し払拭された気がしますね^^

術式が分かりにくい

1話以降、明らかになっていく呪術廻戦の世界観。

中でも呪術最大の特徴といえる「術式」の分かりにくさが「つまらない」「面白くない」と言われてしまうようです。

術式は呪術廻戦のオリジナル設定で、いわゆる異能力であり、登場するキャラクターはそれぞれ独自の術式で戦います。

この設定が非常に難しい!

とくに人気キャラの五条の術式は「無下限呪術」というものですが、もっとも「理解できない」と言われています。

これはアニメでもあまり詳しくは説明されておらず、分からない視聴者は置いて行かれることに。

原作未読の視聴者や子どもには「分からない」→「つまらない」「面白くない」となってしまい、アニメの低評価になっているようです。

フォローとしては、同じジャンプ作品のハンター×ハンターの念の概念にも例えられており、「難解さ」が「面白さ」でもあり、作品を何度も読むことで理解できたり、よく分からなくても「何となくすごい技」ということで流したりという解決法があるようです。

でもやっぱり分かりやすい技である方が人気は出そうですよね・・・。

ストーリーがすっきりしない

ストーリーの展開もあまり単純ではないのが呪術廻戦。

なにしろキャッチコピーは「ジャンプ次代のダークファンタジー」。

主人公たちが痛快なバトルをし、敵をやっつけてかっこよく勝利する・・・。

そんな勧善懲悪な要素はあまりありません。

視聴者がカタルシスを感じ、見終わった後「良かった!」とすっきりできる要素も多くはありません。

主人公側が敵を完全に倒すということが少なく、完璧に倒したとしても視聴者が「やったぜ!」と感じるよりは、モヤモヤが残る・・・という展開が多いのです。

特に「胸糞」と言われているのが「順平編」。

学校で呪力を暴走させ、生徒たちを無差別に殺そうとする順平ですが、改心し虎杖の仲間になりかけます。

しかし直後に呪霊・真人の「無為転変」により魂と肉体を改造され、虎杖に襲い掛かります。

虎杖は彼を救うため宿儺にすべてを投げうって助けを求めますが、笑われるだけ。

順平は無理に肉体をいじられたため死亡してしまいます。

「改心してハッピーエンド」や「主人公と共闘して真人を倒す」という読者の予想を裏切る救われない最期は、アニメでも相当なヘイトを溜めるのでは?と思ってしまいます。

このような単純に終わらないストーリーを「面白い」「深い」と感じるファンがいる反面、「つまらない」「面白くない」と離れてしまう人も多いようです。

恋愛要素がない

いや、そもそも「少年ジャンプ」だから!というツッコミはさておき、可愛い女の子キャラが少ない、主人公とイイ感じになるキャラがいないなどの「女性キャラ」萌えがないという点で「つまらない」と言われることもあるようです。

確かにアニメに登場するのは野薔薇ちゃんをはじめ、ちょっとキツイ性格の女の子が多いですよね。

「可愛い」「萌える」「尊い」と言った男性が好むキャラは少な目の傾向です。

作者の芥見先生の性癖である足の太さもアニメでは整えられ、胸は大きめではありますが、制服のせいであまり強調されていません。

女の子目当てで見るアニメではない!と宣言されているようですね^^;

とはいえBL界ではそれなりの人気もあるため、「恋愛要素がない」ことがかえって腐女子勢の人気を集めているところもあるようです。

他の人気少年漫画も、「恋愛要素がない」=「つまらない」ではありませんよね。

可愛い女の子が少ないのは残念ですが、減点というよりはよりストーリーを楽しむことができる!ということかもしれないですね。

絵がいや/声優がいや

「絵が気持ち悪い」「ホモアニメ」「腐女子向け」とも言われています。

原作の呪術廻戦は、繊細というよりはラフな絵柄であり、よく言えば「味」、悪く言えば「雑」とも取られる画風です。

しかし制作会社MAPPAによりキャラクターはすっきりとブラッシュアップされ、とても見やすくきれいな作品になりました。

それが一部のファンには「つまらない」よう。

とくに男性キャラは原作よりもまつ毛が増量されており、美少年、美青年という顔立ちに。

「これは〇〇じゃない!」と言いたくなる気持ちも分かりますね。

もちろんキャラだけでなくバトルシーンもかなり力を入れて制作されているようで、それは好評価を受けています。

主人公・虎杖の声をあてている榎木淳弥さんについても、「生理的に受け付けない」「なろう系主人公みたいで感情がこもってない」「見ててイライラする」など辛口の意見が。

確かに若干「・・・?」という時もありますが、wikiによればテレビアニメの芸歴はまだ10年弱。

呪術は2クールなので、回数を重ねれば上手くなっていくと思います!(希望)

内容がエグい

良くも悪くも「ジャンプのアニメ」と言われる呪術ですが、内容はやや大人向け。

少年ジャンプにしてはグロなシーンも多数あり、深夜放送なのもうなずけます。

グロテスクな化け物(呪霊)が頻繁に登場し、肉体的にも痛そうな描写(首が飛ぶ、流血など)が続きます。

しかしこれも「面白さ」に通じる要素。

MAPPA得意の気合の入ったバトルシーンで、「エグさ」「グロさ」を「面白い」に昇華してくれています。

今のところ作画崩壊や無理なシナリオ飛ばしもないので、視聴者も安心して楽しめているようです。

ただし、MAPPAはこれから進撃の巨人ファイナルシーズンが控えています。

1軍と言われる精鋭部隊は進撃に関わるとみられており、2クールで同時制作となる呪術廻戦の作画が今後心配されています。

どちらもバトルがメインの作品のため、肝心のシーンでは崩れて欲しくないですね!

【呪術廻戦】アニメの面白いという意見

もちろん「呪術アニメ面白い!」という声も多数あります!

「予備知識なく見たけど腐女子むけっぽい見た目からまったく期待してなかったけど案外面白い」
「最強の呪物にとりつかれて自我を失うはずなのに平然とそのままだったりなど主人公の超人ぶりがある意味ギャグとしても成立してる」
「OP、EDがめっちゃいい」
「OPのラスト、お花見の人数がだんだん増えていってる!」

「花御(呪霊)のセリフが逆再生になってる!」という発見もありました。

とくにOPラストの「高専の人数が少しずつ増えていく」仕掛けは面白いですよね。

1・2話では虎杖・伏黒・五条・吉野順平が桜の木の下で談笑している姿が映っています。

3・4・5話では野薔薇ちゃんと学長が追加されています。

そして6話ではパンダ・禪院真希・狗巻棘・伊地知・家入硝子も加わり、賑やかなお花見になっていますね。

これはアニメに初登場した回からOPに加わっていると考えられます。

野薔薇ちゃんの立ち位置も変化していて、ちゃんと時間経過もあるようです。

ここで気になるのが吉野順平の位置。

彼は今後キーとなるキャラですが、高専のメンバーと仲良く過ごすといった展開ではなく、最終的に死亡してしまうため、ifの映像ということになります。

おそらく死亡後にはOPから順平の姿が消えると思われます。

順平が消えても虎杖は伏黒と笑っている映像になるため、不自然さはありません。

ここまで考えて作られているOP、面白いですよね。

そしてラスト手前で入るノイズ画像は、原作で既に登場している虎杖の「存在しない記憶」であることを示唆しているという考察もあり、今後のOPの変化が楽しみですね。

また呪霊・花御(はなみ)のセリフが、アニメでは逆再生で解読できるようになっています。

5話の夏油との会話では「さすが呪いの王ですね」、7話の会話では「私たちこそ人間ですから、ありますよ」と聞こえます。

ちょっとしたお遊びも感じられて面白いですね。

これからも花御のセリフは逆再生して楽しむこともできそうです。

まとめ

「呪術廻戦」のアニメは一部で「つまらない」「面白くない」と言われてしまっている。

理由としては、主人公の動機が曖昧・内容がエグい・恋愛要素がない・・・などが挙げられる。

中でもアニメになったことで、原作の作風がガラッと変わり、キャラクターがかなり美少年・美青年という風になっており腐女子人気はあるが、一部のファンには「つまらない」となっている。

バトルシーンにはかなり力を入れていて、高評価を得ていて「面白い」という意見も多くある。

 

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