今回地上波初登場となる「名探偵ピカチュウ」。
言わずと知れたモンスターコンテンツ「ポケットモンスター」の大人気ポケモン、ピカチュウがメインとなる実写映画です。
アニメ映画は22本制作され、実写映画は初の試みとなります。
制作はあのハリウッドということで、公開前はポケモンファンの期待を一身に集めていました。
ところが公開後、「つまらない」「ひどい」と言われることが・・・。
いったいどこがつまらないのでしょうか?
ピカチュウがあんなに可愛いのに・・・。
「つまらない」「ひどい」「泣ける」といろいろな感想があるようです。
気になったので調べてみました!
名探偵ピカチュウはつまらない?
つまらない理由はストーリー展開
来週の金ローで放送する『名探偵ピカチュウ』はとにかくピカチュウ可愛いし、ポケモンと共存する世界が上手く描かれててほんとに面白いから絶対に観てほしい。
ポケモンもそれぞれの個性に合わせて街に登場してて、中でもメタモンの使い方がかなり好き。 pic.twitter.com/IiSgxfOsnr— (@Osaru_96) May 15, 2020
ピカチュウの可愛さを堪能する映画と言っても過言ではない「名探偵ピカチュウ」ですが、やはりストーリーに物足りなさを感じる人が多いようです。
うわー、来たか『名探偵ピカチュウ』。ポケモンには何の思い入れも大した知識もないが、これは酷い。とにかくつまらない。主人公が全く冴えない、魅力ゼロ。何よりポケモンの特性が全く活かされてない。今年ワースト。
#utamaru— スタ・エレ:リブート (@starlingelef) May 24, 2019
「名探偵ピカチュウ」観た。話はとてもつまらない。はぁ…だるいなぁ…と思ってると、ピカチュウがもふもふで可愛い〜となり、結果見終わった後はピカチュウ可愛かったなぁというなんかいいもの見たな感の出る一本でした。
— そーす太郎 (@taro07o2) May 16, 2019
・ストーリーには驚きもなく、結末もありふれている
・あくまで子供向けのストーリー。
・脚本はつまらない。ポケモンの特性が生かされていない。
・ポケモンに思い入れのない人間にはまったく共感がわかない。主人公に魅力がない。
・大人のキャラが子供じみている。犯罪の理由が安易。
・画面が全体的に暗くて見にくい。
・つかみがつまらない。
・つまらない訳ではないが絶賛もしない。普通。
子供(小学生ぐらい?)がターゲットなせいか、「ストーリーがつまらない」という人が圧倒的なようです。
「ポケモンGO」でファンの年齢層が大きく広がったとはいえ、まだまだ「ポケモンは子供向け」と思っている人も。
脚本や展開が単純で分かりやすいところが、大人の視聴者には物足りないようです。
ポケモン知識がないとつまらない
また、「ポケモン」にあまり思い入れがない人には、いろいろなポケモンを探すという楽しみもなく、つまらないと感じるのかも。
「主人公に魅力を感じない。主人公に共感できない」という人や、「悪役の犯罪の理由がよく分からない」「画面が暗くて見にくい」という声もありました。
子供向けでもストーリーがしっかりしている作品もあるので、今作はストーリーをあまり重視せず、「分かりやすさ」や「いろいろなポケモンを登場させる」という方向に軸を置いたのかもしれませんね。
ただ、「つまらない」「つまらなかった」という感想には、ほぼセットで「ポケモンは可愛い」「ポケモンかわいい」「リアルなポケモンすごい」との言葉が。
動いているリアルなポケモンを楽しむには最適な映画かもしれませんね。
名探偵ピカチュウはひどい?
ひどい理由は吹き替え声優
また同じくらい多いのが「名探偵ピカチュウがひどい」の声です。
・竹内涼真の演技が・・・
・タレントの吹き替え。メインキャスト全員ひどい。
・お金と情熱をこれでもかとかけたポケモンの二次創作すぎる。
・ピカチュウの初期デザインがひどすぎる。
・脚本がとにかくひどい。
・ライアン・レイノルズと「ピカピカ!」のギャップがひどい
・話は子供向けとはいえひどい
・ベロリンガがひどい
こちらは主に吹き替え声優さんに対する評価が多いようです。
とくに日本語版声優さんの演技に「?」を付ける人が多く、「俳優を使うな」との声も。
ディズニー映画の吹き替えも俳優さんを使うことが多いので、これは業界のお約束みたいなものかもしれないですね。
脚本やストーリー展開がひどい、というのは「つまらない」と同じく、がっかりした人が多いようです。
誉め言葉としての「ひどい」
名探偵ピカチュウ観てきたけど、まじでひどい。上映時間が1時間45分しかない。全然足りない。ポケモンがいない世界に耐えられなくなるから最低でも6時間くらいやるか、毎週30分ずつディスカバリーチャンネルしてくれないと許せない。
— うらしま (@BBB3usonirot) May 17, 2019
良い意味での「ひどい」もありましたw
・見た目はひどいけど普通に面白かった。
・話はひどいけど観てると面白い。
・上映時間が1時間45分しかなくてひどい
・ポケモンのいない世界に耐えられない。ひどい映画。キモリを抱きしめて眠りたい
・ゲーム版のおっさん声の方がひどい
・イーブイが一瞬しか出なくてひどい
・ストーリーのひどさや細かい演出の弱さはあるがポケモンへの愛があふれている
良い意味、誉め言葉として「ひどい」を使っている人もたくさんいました!
「なぜこの世界にはポケモンがいないんだ・・・。ひどい」と絶句する人も。
映画を見終わったあと、現実にはポケモンがいないと改めて認識してしまって、「ひどい世界」と嘆くファンの気持ち、良く分かります。
お気に入りのポケモンが一瞬しか登場しなかった人にとっても「ひどい映画」だったよう。
「ひどい」「ひどかった」と言いつつ、映画をとても楽しんだ人が多かったようです。
名探偵ピカチュウは泣ける?泣けない?
名探偵ピカチュウ
ストーリーだけ見ればハッキリ言って驚くことはないし、つまらないという意見も共感できる。
しかしだ。目の前のスクリーンで動き回るポケモンが最高に尊い!
ずっと見てたい。癒されたいと思わせてくれる。「現実にポケモンがいたら…」
こんな妄想が映画で叶うなんて…。素敵 pic.twitter.com/XBRexf6SWM
— AKIRA@映画垢 (@movielike77) May 7, 2019
・エンドロールめっちゃ泣けた
・泣けるから心がすさんでいる人は見た方がいい
・面白かったし泣けた。ライムシティに引っ越す。
・めちゃめちゃ笑えたし泣けた。
・普通に泣ける。いい話。
・スタッフのポケモン愛に泣ける。
・泣けたけどそれ以上にポケモンが生き生きしててニコニコしっぱなしだった
・ハリーがカッコよくて泣ける
・意外と切ない話で泣ける
「泣ける」という人の理由はさまざまなようですが、「つまらない」「ひどい」と言われたストーリーでも「意外と泣けた」人がいるようです。
おっさんピカチュウの会話やポケモンたちのしぐさに笑わせてもらいつつも、ストーリーのメインは「親子愛」。
そこに人工のポケモンであるミュウツーの虚無的な強さや悲哀が加わり、ゲームをプレイした時の思いやアニメ映画「ミュウツーの逆襲」を観た時の思いが重なって「泣けた」という人もいました。
まとめ
名探偵ピカチュウはつまらないと言われている理由の多くは、ストーリー展開について。
名探偵ピカチュウはひどいという理由の多くは、吹き替え声優について。
俳優を使うなという声も多い。
ひどいという感想の中には、いい意味で「ひどい」という言葉を使っている人もいる。
ストーリーのテーマが「親子愛」なので、つまらない、ひどいと言いつつも泣けるという感想も多い。
私自身はポケモンはあくまで子供のためのもの、と思っているので、ストーリーのわかりやすさというのは大事だと思います。
「つまらない」「ひどい」という感想もある中、「でもポケモンは可愛い」という声や、「とにかく動き回るポケモンたちを観ろ!」とおすすめするファンが多いのは、「ポケモン」が長く愛されてきた国民的コンテンツだからかもしれません。
見るべきは画面のいろんなところでいろんな動きをしているポケモンたち。
それを探すだけでも楽しめそうです。
「子供向け」と思っている人も、一度観てみると案外「泣ける」かもしれませんよ。
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