ディズニー映画といえば、ヒロインであるプリンセスと、相手役のプリンスが一番のメインですよね。
でも華やかな主役を引き立てるのは、個性豊かでユーモラスな悪役たち。
「ヴィランズ」と呼ばれるディズニーの悪役たちは、嫌われものの一方で、コミカルな面もありファンも多いのです。
「塔の上のラプンツェル」の悪役は何といっても育て親であるお母さん。
その名前やどんなキャラなのか、また本当のお母さんは誰なのか、調べてみました!
【塔の上のラプンツェル】男の悪役の名前は?
フリン・ライダー
金曜日ラプンツェルやるの??私の好きなディズニープリンスはフリンライダー☺️🤟🏻💞(最近見てないから忘れた) pic.twitter.com/kKAEIT0mN5
— run (@______JC6) April 28, 2020
「悪役」と「王子さま」の両方を兼ねているのが今作のヒーロー、フリン(ユージーン)・ライダー。
物語の最初は国いちばんの大泥棒として指名手配されています。
ティアラを盗んだためにお尋ねものになり、兵に追われて逃げ込んだ先でラプンツェルと出会うというプリンスらしからぬもの。
しかも最初はラプンツェルに「侵入者」と見なされ、撃退されてしまいます。
悪役の男は「王子」でもある
このユージーンが眉間にしわ寄せてラプンツェル愛してる感バリバリに抱きしめるのめっちゃいい。#ラプンツェル #ユージーン pic.twitter.com/2afQRUP8b1
— 藤浪 (@kurojurouP) May 1, 2020
ユージーンも、悪役というには良い人すぎるのが特徴です。
毎年、自分お誕生日の日に上がる数々の灯り。
ラプンツェルは、それを近くで見たいと思っていました。
今年こそはと母親(ゴーテル)に外に出たいと頼みますが、外は危険だと言葉巧みに言いくるめられてしまいます。
そんな中、衛兵に追いかけられて逃げてきたユージーンに出会います。
ラプンツェルはユージーンが盗んだティアラを隠して、自分を「灯り」が現れる場所まで案内し、その後塔まで送り届けること、という条件を突きつけます。
ティアラを取り戻すために渋々従うユージーンですが、一緒に旅をするうちにラプンツェルのまっすぐさに惹かれ、最後には彼女を守って命を落とすという立派な「王子さま」になるんです。
そしてラプンツェルの魔法の力で息を吹き返し、改心して彼女と結ばれるというハッピーエンドとなります。
はじめは「悪党」でも、プリンセスを救うステキな「王子さま」に変わっていくのが見どころでもありますね。
「塔の上のラプンツエル」悪役(盗賊)の名前
悪役の盗賊は「スタビントン兄弟」
ラプンツェルではスタビントン兄弟が好きです pic.twitter.com/ulzlxUTA6h
— Nash🏳️🌈Tozai -Stay@Home🏠 (@nashtozai) March 18, 2020
フリン(ユージーン)と共謀して、ティアラを盗み出す泥棒のスタビントン兄弟。
しかし追手から逃げるときにフリンに裏切られ捕まってしまいます。
その後一度逃げ出し、仕返しのためにフリンをつけ狙います。
逃げ出したラプンツェルを連れ戻したいゴーテルにそそのかされ、彼女に協力してラプンツェルを捕まえます。
しかし返り討ちにあい、また捕まってしまうことに。
ちょっとお間抜けなところが憎めない悪役ですね。
続編の「ラプンツェルのウェディング」では、手錠をかけられたままラプンツェルとフリンの結婚式に出席し号泣するという、「すごい良い人」ポジションになっているようですw
兄弟それぞれの名前
兄弟で泥棒をしているスタビントン兄弟。
ちなみに、眼帯をつけているのがパッチー・スタビントン、頬にキズがあり長い剣を背負っているのがサイドバーンズ・スタビントンです。
ディラン(真の悪役)母親の名前
ゴーテル
ディズニーヴィランズで割と好きなのがゴーテル。
泣いて悔やんでも遅いのよ!(マントばさ〜!)
が大好き過ぎる pic.twitter.com/h9R3Wyv7Rc
— ナス (@tnt10710) April 24, 2020
「塔の上のラプンツェル」の真の悪役(ヴィラン)は、育て親の「ゴーテル」。
ラプンツェルには「母親」と言っていますが、実のお母さんではありません。
ラプンツェルの魔法の髪の力を狙い、幼い彼女を本当のお母さんの元からさらって来たのです。
(ちょっと目的は違いますが、「八日目の蝉」を思い出しますね)
自分が若く美しくいるためにはラプンツェルの髪の力が必要なため、ゴーテルは高い塔の上に彼女を幽閉します。
しかしラプンツェルに暴力をふるったり、食べ物を与えなかったり、ということはしていません。
18年間、ゴーテルなりに育てて来たようです。
ときにはラプンツェルの好物を作ったり、スキンシップをしたりなど愛情表現のようなこともするため、完全な「悪者」というには少し弱いところもあります。
「母親」の良い面、悪い面を両方持っているゴーテル。
この歪んだ親子関係に共感する人が多いのも、「ラプンツェル」の特長かもしれません。
まとめ
ラプンツェルの男の悪役はフリン(ユージーン)・ライダーだが、ラプンツェルに惹かれ、最後はラプンツェルと結ばれる王子様になる。
男の悪役は他にも、泥棒のスタビントン兄弟がいる。
ラプンツェルの真の悪役は魔女「ゴーテル」。
ラプンツェルの魔法の力を自分だけのものにするため、彼女を赤ん坊の頃にさらってきて18年間塔の中に閉じ込めている。
・「塔の上のラプンツェル」ユージーンの声優は?王子と言われる理由も
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