借りぐらしのアリエッティの翔は死ぬ?何の病気なのかその後についても

映画

2010年に米林宏昌さんの初監督作品として公開された「借りぐらしのアリエッティ」。

小人の少女と人間の少年が出会い、ひと夏の思い出を紡ぐファンタジックなストーリーです。

ヒロイン・アリエッティの相手役、翔はとても病弱な男の子。

彼はその後死んでしまうの?何の病気?

物語のその後も予想してみました!

借りぐらしのアリエッティの翔について

「アリエッティ」に出て来る病弱な男の子「翔」(CV:神木隆之介)は12歳。

生まれつきの心臓の病で激しい運動などができず、長く不自由な生活を送っています。

心臓手術前の療養として、大叔母である貞子の家で一週間過ごすことになり、そこで床下に住むアリエッティたちと出会います。

両親はすでに離婚しており、外交官である母親に引き取られています。

12歳とは思えないほど落ち着いており、大人びた考えも持っています。

心臓の病気を抱え、死の危険と隣り合わせの人生を過ごしてきたため、やや不安定で孤独な一面もあり、他人の感情に鈍いところも。

前向きに生きることを諦めており、今回の手術に対しても乗り気ではありません。

ジブリ作品には珍しい「薄幸の美少年」で、どことなく影のある端整な顔立ちをしています。
(米林宏昌監督によると、翔のイメージは『トーマの心臓』であり、作画作業の際のモデルは翔の声を当てている神木隆之介くんだそうです)

大叔母・貞子さんの家に引っ越して来た直後にアリエッティたち小人を見つけ、それからは子どもらしい好奇心と療養生活の退屈さをまぎらわすために、何度もアリエッティと接触しようとします。

翔の病気は何?

生まれつきの心臓の病

翔の病名は、作中では明らかにされていません。

「生まれつきの心臓の病気」であり、激しい運動をするのは止められています。

作中で小走りするシーンでもかなり息苦しそうな様子を見せていたり、手術を控えていることからも、深刻な病気であることは間違いないようです。

今までのジブリ作品に出て来る男の子とは違って肌の色も白く、あまり覇気を感じられません。

翔の手術は失敗して死んでいる?

物語のラスト、アリエッティが去って行った後、翔は彼女から貰った洗濯バサミを見つめ「アリエッティ、君は僕の心臓の一部だ。忘れないよ、ずっと・・・」とつぶやきます。

登ってくる朝日を見つめる翔の表情は明るく、すがすがしいものです。

ところが、この意味深なセリフのせいか、ネットでは「翔の手術は失敗している」「翔はこの後死ぬ」などの憶測が飛び、「アリエッティはバッドエンド」という噂も多かったようです。

翔のキャラクターモデルと言われている「トーマの心臓」は、トーマという少年が陸橋から線路に飛び降りて自殺するという衝撃的なシーンから始まるため、翔も「死んでいるのでは?」と言われています。

また、翔の「君は僕の心臓の一部だ」というセリフも、深読みすると「翔の心臓の一部であるアリエッティが、遠くへ行ってしまった」とも受け取れます。

心臓が・・・遠くへ・・・?
手術は失敗・・・?

アリエッティとの別れ際、朝日を受けて凛とした翔の表情は、生きることに前向きになった顔つきともとれますが、それがかえって「バッドエンド」を彷彿とさせるという声もあります。

作中でも手術のことには触れられていないため、翔のその後を心配する人が多いようです。

翔の手術は成功してる!

でもご安心ください。

実は、翔の手術が成功しているという証拠がちゃんとあります。

それは映画のプロローグ、翔のセリフに隠されています。

「僕はあの夏、母の育った古い屋敷で 一週間だけ過ごした――」というもの。

つまり、この作品は、翔がアリエッティと出会った「あの夏」のことを思い出している、回想録のような設定なのです。

翔が「12歳の時の夏の出来事」を思い出して視聴者に語るという形をとっているということは・・・。

アリエッティと別れた後、予定どおりに手術を受け、無事成功したと考えられますよね!

健康的で、小走りしても大丈夫な体になっているかもしれません。

翔とアリエッティのその後の再会について

映画のエンドロールで物語のその後を描く手法はよくありますが、残念ながら「アリエッティ」ではそれは使われていないようです。

翔とアリエッティは、あの後また会えたのでしょうか?

おそらく、再会は出来ていないと考えられます。

それは
「翔が貞子さんの家にいたのは手術前の一週間だけだから」
「アリエッティは川を下っていってしまったから」

プロローグで翔が言っているとおり、貞子さんの家には、手術前の療養で一週間だけの滞在でした。

手術はアリエッティと別れた二日後に行われていると考えられます。

手術の後は、貞子さんの家には戻らずに療養するのではないでしょうか。

また、アリエッティは翔と別れたあと、家族でヤカンを船替わりにし、川を下って去っていきます。

小人たちの脚では、また川を登って貞子さんの家に行くことは難しそうです。

アリエッティたちがどこへ引っ越したのか、探したくても翔は知るすべがありません。

小人たちは基本的に人間を避けて暮らしているため、翔がアリエッティの行方を知りたくても、知っている小人と会うのも難しそうです。

以上の理由から、ふたりはその後会えていない可能性が高いと言えそうです。

元気になった翔と再会して欲しいところですが、残念ですね。

アリエッティには新しい出会い

ジブリ作品には珍しく、出会った男女がストレートに別れたままの「アリエッティ」。

宮崎駿監督の作品では、主人公とヒロインは出会ったとたんに相思相愛で、ハッピーエンドという結末がほとんどです。

米林監督の「アリエッティ」は主役のふたりが別れてしまうという結末で、宮崎駿さんはそれをフォローしたかったそう。

ヤカンの船の舵取りをしてくれたスピラーという少年が、アリエッティに野イチゴをプレゼントすることで、プロポーズをしているそうです。

そしてそれに気づかないアリエッティ・・・。

そんなちょっと微笑ましいラストにしてあるそうです。

米林監督によると、翔はアリエッティから貰った洗濯ばさみを大切にし、何かある度に取り出して思い出しているかもしれませんが、アリエッティの方は翔から貰った角砂糖を食べてしまい、もう新しい普通の暮らしをしているかも・・・とのこと。

そんなちょっと切ない出会いと別れの物語であるところも、見どころですね。

まとめ

翔はアリエッティと出会う病弱な12歳の男の子。

病名はわからないが、生まれつきの心臓の病で手術を控えている。

アリエッティと別れたあと、手術は無事に成功していると思われる。

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