アリエッティの結婚相手はスピラー?二人のその後や原作版の結末も

映画

2010年に米林宏昌さんの初監督作品として公開された「借りぐらしのアリエッティ」。

小人の少女アリエッティは、家族以外の仲間と会ったことがありませんでした。

そんな彼女の前に、ひとりの小人の少年があらわれます。
彼の名前はスピラー。

アリエッティとスピラーは、その後どうなったのでしょうか?
結婚した?原作のふたりは?

物語のその後も予想してみました!

アリエッティのスピラーについて

スピラーは物語中盤、アリエッティの父ポッドが森で脚をケガしたところを助けてくれる小人として登場します。
(原作では2巻目の登場です)

年齢は12歳。
長めの黒髪で褐色の肌を持ち、モグラの毛皮を着ています。

背はアリエッティより少し低く、頬には白い文様があり、弓矢が得意。

これを使って狩りをしたり、外敵を追い払ったりして暮らしているようです。

運動能力も高く、スルスルと素早くツタを登ったり、マントをムササビのように広げて空を飛んだりできます。

床下ではなく森で暮らすスピラーは、アリエッティたちとは生活スタイルが違うようで、携帯食としてコオロギの足を持ち歩き、アリエッティにも食べるようすすめますw
(さすがに断るアリエッティ)

制作初期のイメージボードでは、現在のスピラーよりもやや幼いバージョンや、髪の毛が短いバージョン、アリエッティと森で出会うシーンなども描かれています。

スケッチのメモ描きには
「野で暮らす少年。ムササビの革を着て少しくらいなら飛べる。弓と矢で虫などを捕まえる」
とあり、この設定は初期からあまり変わっていないようです。

スピラーの話し方は抑揚がなく、ややぶっきらぼうな受け答えですが、ポッドを助けてくれたり、アリエッティに弓矢を引くところを披露したりなど、気さくなところもあります。

また、お礼を言うアリエッティの可愛らしい笑顔に「ドキッ」とした様子も見せるなど、少年らしい可愛い一面も。

アリエッティは自分たち以外の小人を見たのが初めてで、スピラーに興味深々。

「仲間がいるのが分かって嬉しかったわ」「また遊びに来てね」と誘います。

スピラーには家族がおらず、同い年ぐらいの女の子の小人に出会ったのも初めてのようで、アリエッティを意識している様子。

ぶっきらぼうながらも「うん」と答え、なかなか良い雰囲気です。

お似合いのカップルになりそうですね。

アリエッティの結婚相手はスピラー?

映画版のラストでは野苺を渡してプロポーズ

映画版のラスト、貞子さんの家を出ることになったアリエッティたち一家は、スピラーが用意したヤカンの船で川をくだることになります。

そこへやって来る翔。
アリエッティに別れを言いに来たのです。

翔と優しく見つめあうアリエッティは、まるで恋人同士のよう。

ところがアリエッティを追って来たスピラーは、翔を見て敵意をむき出しにします。

激しい感情で、髪の毛や毛皮まで逆立って見えます。

スピラーにとって「人間」は天敵なのです。

すぐに弓矢をつがえ、翔の顔を狙いますが、アリエッティの様子を見てふたりの関係に気づいたのか、矢を下ろします。

この時、アリエッティを守ろうとしただけでなく、翔を恋のライバルとして感じていたのかもしれませんね。

翔と別れたアリエッティがヤカンの船に戻ると、スピラーはヤカンの舵をとって川を下り始めます。

遠い目をしてぼーっとしているアリエッティに、スピラーは何も言いません。

でも腰のカバンの中から取り出した、美味しそうな野イチゴをアリエッティに差し出します。
(彼女とは目を合わせず、そっぽを向いたままですがw)

コオロギの脚を差し出された時は受け取れなかったアリエッティですが、野イチゴは微笑んで受け取ります。

不器用だけど優しいスピラーの心遣いに、アリエッティの心もほぐれたのでしょう。

プレゼントを受け取ってもらえたスピラーも、嬉しそうにします。

一層張り切ってヤカンの舵取りをする様子は微笑ましいですね。

この野イチゴを渡すシーンは、鈴木敏夫プロデューサーによると「プロポーズ」しているんだそう。

翔と別れたままのアリエッティはそのままだと「悲劇」になってしまう、ということでフォローしてあげようということになったそうです。

残念ながら野イチゴが「プロポーズ」とは気づいていないアリエッティですが「そういうラスト」ということで、ハッピーエンドになっているそう。

作中では「プロポーズ」だけで、結婚するかどうかまでは描かれていませんが、今後さまざまな出来事を経て、ふたりは結ばれるんじゃないかな?と思わせるラストですね。

ぶっきらぼうだけど優しく頼もしいスピラーと、勝気で行動的なアリエッティ。
なかなか良いカップルになりそうです。

原作の結末について

スピラーとアリエッティのその後

原作ではスピラーは2巻目(「野に出た小人たち」)から登場します。

1巻(「床下の小人たち」)で住んでいた家の住人に見つかり、引っ越しをすることになったアリエッティ一家。

その先でスピラーと出会い、恋に落ちます(早い)。

映画版より恋に積極的なところがあるアリエッティは、スピラーの了解も得ずに「結婚宣言」をするようなシーンもあり、なかなかお騒がせなところもあるようです。

また、スピラー以外にも新たな恋人候補が登場したりと、恋多き女のアリエッティ。

男性ふたりの間で、三角関係に悩む描写もあるようです。

映画版とはまったく違ったアリエッティの恋模様が楽しめそうですね。

とはいっても、原作はあくまで児童文学のため、それ以上の描写はなく、スピラーとアリエッティが宣言どおりに結婚したかどうかは明らかにされていません。

こちらも読者の想像にゆだねる、という結末なのかもしれませんね。

「結婚した」という確実なシーンがなくても、このふたりなら良いカップルになれそうです。

まとめ

スピラーは物語中盤、アリエッティの父ポッドが森で脚をケガしたところを助けてくれる小人。

野性味のある性格だが、アリエッティの笑顔にドキッとするなどの一面を見せる。

映画版のラストでは、アリエッティに野苺を渡してプロポーズをしている。

原作ではアリエッティのほうが積極的だが、映画版ともにスピラーとアリエッティが結婚したというのは明らかにされていない。

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