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【ボヘミアンラプソディー】メアリーとフレディの関係は事実?ヒロイン女優の評判は?

映画

2018年に公開された「ボヘミアンラプソディー」。

ヒロインのメアリー・オースティンは、恋人フレディがゲイと分かった後も誠実な友人であり続けました。

いったいどんな女性だったのか?

メアリーの評判や経歴もまとめてみました!
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【ボヘミアンラプソディー】ヒロイン・メアリーについて

メアリー・オースティン。
1951年生まれ。

フレディの恋人、生涯の友人。

フレディとメアリーがはじめて出会ったのは、彼女が働いていたブティック『BIBA』でのこと。

ケンジントン・ハイ・ストリートに店舗をかまえ、流行最先端の服飾を取り揃えた『BIBA』は、今でいうオシャレなデパートのような存在でした。

有名なアーティストやミュージシャン、モデルたちがこぞって服を買い求め、中には美人店員に会うことが目的の客もいたよう。

17歳のときにタンザニアからイギリスに移住したフレディは、西ロンドンのアイルワース・ポリテクニック(現ウエスト・テムズ大学)でアートとグラフィックデザインを学び、さらにファッションデザインを学ぶためイーリング・アートカレッジに通っていました。

1960年代を通じて、昼はヒースロー空港とケンジントン・マーケットで働き、夜はさまざまなバンドで活動するという生活を送っていたため、メアリーと出会ったのもその頃と思われます。

フレディはやがて『BIBA』の常連客となり、メアリーとも顔なじみになります。

「ときどき、勇気をふりしぼって彼一人で来る時もあったわ」「でもたいていはロジャー(『クイーン』のメンバー)か誰かといっしょに来て、すれ違うときに にっこり笑って『やあ』と声を掛けて来たの。それから頻繁に訪れるようになったのよ」

とメアリーは当時を振り返っています。

1970年9月にフレディと付き合い始め、5か月を待たずにロンドンのケンジントンで同棲を始めます。

最初はキッチン付きのワンルームに暮らし、のちに猫2匹とともにフラットに移り住みました。

恋人となった二人でしたが、フレディが男性と関係を持ったことで1970年代中ごろに恋愛関係は終わりを告げます。

しかしメアリーはフレディのセクシュアリティを受け入れ、二人の強い結びつきは変わることがありませんでした。

「彼が『俺は”バイ”(バイセクシュアル)だと思う』と言うから、私はこう返したの。『あなたは”ゲイ”だと思うわ』」

この真実は二人を肉体的には遠ざけたものの、精神的な距離は以前より近くなりました。

恋人関係を解消したのちも、メアリーはフレディの自宅のそばにアパートを借り、フレディが他界するまで親しい関係を保ち続けます。

フレディの生涯に渡る良き理解者でした。

「彼は同性愛者として生きる自分を、私が認めるとは思わなかったようです。でも私は素顔の彼を見ることができてうれしかったんです。理解する気持ちになれるのは、愛する人の成長が見たいから。彼はいろいろ与えてくれました。私だって何かお返しをしたいわ」(2000年のインタビューより)

クイーンのバラード『ラヴ・オブ・マイ・ライフ』(LOVE OF MY LIFE)はメアリー・オースティンとの別れを歌ったものとも言われています。

またフレディも「メアリーに対するように他人を愛することはなかった」と言っており、死後ガーデン・ロッジの邸宅を含め、莫大な遺産の半分をメアリーに遺して愛の証としました。

メアリーとフレディとの関係は事実?

映画では脚色されている

『ボヘミアンラプソディー』で描かれるメアリーは、実際の彼女そのものではなく、かなり脚色されているようです。

「メアリーはプライベートを大切にする人だから、彼女を守るため、この映画の『メアリー』は本物のメアリー・オースティンとは区別して演じることにしたの」

とメアリー役のルーシー・ボイントンさんは語っています。

ルーシーさんは脚本を読み、メアリーの存在に深い感銘を受けたとのこと。

そこにはメアリーの本質が書かれており、フレディとメアリーの強い絆を感じたそうです。

メアリーがフレディから指輪を受け取るシーンでは、「二人の関係が、たんなるロマンスや結婚したことを証明する紙切れなんかよりもっとずっと深いものの証」であると感じ、とくに印象的だったそう。

「まさに、ふたつの魂がひとつになった瞬間よ」とする場面である一方で「とても美しいと同時に、悲しくて、難しいことね」「ふたりとも自分たちの結びつきがとても深い、本質的なものだと分かっているの」「あの指輪には”おれの妻になってくれ”というだけではなく、”おれの味方になってくれ””この世界で、この人生で、おれのパートナーになってくれ”という意味もこもっているの」

きらびやかなカリスマという栄光の影で、寂しさや弱さも抱え続けていたフレディ。

「妻」というよりも「味方」を求めていた彼の苦悩に寄り添うメアリーをルーシーさんは演じています。

「ふたりの関係は、自分たちの存在にとってもとても大切なものだった。だから、恋人ではいられないと気づいたあとでも続いたのよ」

【ボヘミアンラプソディー】メアリーの評判

「フレディとメアリの関係が良い」と高い評価を受けています。

ゲイの男性に恋する女性という物語はよく見られますが、この二人の関係が「好き」「良い」という女性ファンが多いようです。

自分の付き合っている男性がゲイと気づいた後も、彼を傷つけないようにふるまうメアリー。

優しく思いやりのある彼女ですが、もちろん葛藤もあります。

「もし自分が同じ立場だったら…」と考えると、メアリーに共感できる人が多いようです。

一方で「メアリーを(物語的に)美しく描きすぎ」という声も。

事実よりも多少「優等生」に描かれるのは仕方ないところもありますよね。

また、「今作はドキュメンタリーではなく象徴的な真実を正確に描こうとする絵画や歴史小説のような作品」とメンバーのブライアン・メイも称しています。

メアリーの人物像も「事実と違う」のではなく、「フレディから見たメアリー」「ミューズ(女神)としてのメアリー」という視点で描かれているとすれば、納得できる気もします。

ヒロイン役の女優について

メアリーを演じたのはルーシー・ボイルトンさん。

1994年1月17日ニューヨーク生まれ、ロンドン育ち。

12歳のとき映画『ミス・ポター』で若きビアトリクス・ポターを演じ、スクリーンデビューを果たすと、以降ミニ・テレビシリーズ『分別と多感』(2008)、テレビドラマシリーズ『ジプシー』(2017)、映画『シング・ストリート 未来へのうた』(2015)『呪われし家に咲く一輪の花』(2016・日本未公開)『オリエント急行殺人事件』(2017)などで活躍しています。

また、今作で恋人同士だったフレディ役のラミ・マレックさんとは共演をきっかけに交際が始まったそうです!

『ボヘミアンラプソディー』で強い絆を見せてくれたルーシーさんとラミさん、実生活でもパートナーになるなんてステキですね。

まとめ

「ボヘミアンラプソディー」のヒロイン、メアリー・オースティンは、恋人フレディがゲイと分かった後も誠実な友人であり続けた。

メアリー・オースティンは、フレディの恋人で生涯の友人だった。

「ボヘミアンラプソディー」で描かれるメアリーは、実際の彼女そのものではなく、かなり脚色されている。

メアリーを演じたルーシー・ボイルトンさんは、フレディ役のラミ・マレックさんと共演をきっかけに交際が始まった。

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