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【ボヘミアンラプソディー】はつまらないし面白くない?面白いという声も多数!

映画

2018年に公開された「ボヘミアンラプソディー」。

全世界的にロングラン上映が続き、興行収入は約1008億円近くにのぼるなど(2019年5月)、大成功をおさめました。

熱狂的なファンがいる反面、「面白くない」「つまらない」という感想も多くみられるようです。

いったいどこがつまらないのか?
面白くないのはどこ?

「面白いよ!」という意見もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【ボヘミアンラプソディー】ここがつまらない

ストーリーが薄い

伝説的ロックバンド『クイーン』の天才ボーカル、フレディ・マーキュリー。

彼を主役にした『ボヘミアンラプソディー』ですが、肝心のフレディに対する深い洞察や解釈、生き方に迫るものがなく、ストーリーが薄っぺらいという感想が多くみられます。

クイーンの名曲をたっぷり聴けるのは良いのですが、ストーリーそのものにはあまり感動がありません。

関係者やファンをできるだけ怒らせないように、下手な憶測を呼ばないように(ファンにはすでに周知の)当たり障りのないストーリーで、うすーくうすーく作られた映画という声もあるようです。

そのため、今作が「ドキュメンタリー映画」「クイーンの歴史」「フレディ・マーキュリーの人生」と絶賛されると、違和感があるというファンもいます。

クイーンがほとんど苦労せず、とんとん拍子に成功していくストーリーに、モヤモヤするファンもいるよう。

フレディが加入したとたん、仕事が増え、レコードが爆売れし、ライブツアーも大成功する…。

主人公のフレディを天才として持ち上げすぎでは?との声もあります。

「Wikipediaだけの情報や『クイーン』関連の本を2~3冊読んで作ったような薄さ」を感じるというファンもおり、内容に満足できない人が多かったようです。

また、2時間という制限がある作品のため、ひとりの人生を描くにはストーリーが薄くなるのも仕方がないという意見もありました。

フレディの苦悩が描かれていない

フレディは自身の出身地(タンザニア)や見た目(やや歯が出ている)、セクシュアリティ(性的嗜好)にコンプレックスを持っていました。

とくにゲイであることには深く悩んでいたにも関わらず、作中ではあまり掘り下げられていません。

「悩んでいる」という描写はあるものの、それについて彼がどう考え、解釈したかということは詳しくは触れられていないのです。

フレディ自身がどう悩みに向き合い受け入れていったのか視聴者には伝わらないまま、クイーンの名曲でごまかされて話が進んでしまう…。

そのためフレディに共感できず「製作はフレディの関係者や家族に取材しないで作っちゃったの??」と疑問に思うほど。

またフレディが努力してキャリアを重ねていく、といった描写もなく「天才は努力しなくてもすごい」といった軽薄さを感じてしまう人も。

フレディの苦悩が共感できるところまで掘り下げられていないため、魅力的な人物に映らず、それが残念な点になっているようです。

前半がつまらない

全編134分からなる『ボヘミアンラプソディー』。

その前半30分が「つまらない」「退屈」と言われるようです。

クイーンのファン以外には「つまらない普通の展開」とも感じられ、視聴をやめてしまう人も。

しかし、その30分を耐えれば「後半は面白くなってくる」という声もあります。

前半がつまらないとつい投げ出してしまいがちですが、やはり見てみる価値がありそうです。

クイーンを知らないとつまらない

もっとも多く言われているのが「クイーンを知らないとつまらない」というもの。

映画自体が「クイーン/フレディの自伝的作品」であるため、『クイーン』を知らなければ「よく分からない」映画になってしまうようです。

「クイーン」の結成は1970年代前半。

黄金期は1980年代~で今でも活動が続いており、50年近く愛されているロックバンドです。

しかし最近の若者にはあまりなじみのないバンドでもあり、「知らない」人も多いよう。

「曲は知っている」という人も多いですが、バンド史を時系列にそって再現していくという内容のため、興味がなければつまらなく感じてしまうようです。

この映画をきっかけに「クイーン」にはまった!という人もいることから、興味を持って見ると面白いかもしれません。

クイーンファンにとってもつまらない?

一方で「クイーン」のファンでも「つまらない」と感じる人がいるようです。

ファンだからこそストーリーの薄さや事実との違いについて納得できない部分があるのかも?

ストーリーを盛り上げるため事実と異なる描写を入れたり、時系列を入れ替えたりが行われているようで、ファンはモヤモヤするよう。

作中ではフレディが黙って400万ドルのソロ・プロジェクトにサインすることからバンド仲間の雰囲気が険悪なものになり、クイーンは事実上の解散をすることになります。

しかし実際は、解散の危機は何度か訪れたものの、解散したことは一度もありません。

またフレディがエイズの宣告を受けたのは、実際は「ライヴ・エイド」後など事実と異なる点がかなり多いことから、クイーンファンにとっては「事実と違う」「つまらない」となっているようです。

【ボヘミアンラプソディー】面白くない点

同性愛に偏見のある人は面白くない

クイーンファンにはフレディのセクシュアリティ(性的嗜好)はよく知られていますが、そうでない視聴者(とくに男性)にとっては、理解できない部分もあるかもしれません。

ストーリーのメインではありませんが、フレディを語るうえで避けられないテーマでもある同性愛。

でも作中で披露されるのは軽いキスシーンぐらいなので、家族で見ても大丈夫です!

LGBTなど性の多様性が広く認知されるようになってきた今だからこそ、あまり偏見を持たず、フラットな気持ちで視聴すると良いかもしれませんね。

映画館で見ないと面白くない

意外と多いのがこちら。

世界的ロックバンドの名曲を余すことなく楽しむには、映画館の音響がいちばん!と考えるファンが多いようです。

映画館ほどとはいかなくても、自宅の環境を整えて見るとより楽しめそうですね。

【ボヘミアンラプソディー】面白いという声も多数

世界的ヒットとなった作品だけあって、「面白い」「良かった」「感動した」という声もたくさんあります。

音楽が良い

もっとも多いのはこれ!

「音楽が最高」という意見が多数を占めました。

クイーンの名曲をこれでもかと贅沢につめこんだ今作。

映画というよりも「MV(ミュージックビデオ)」に近いともいえ、とくにライブシーンはファンでなかった人も感動させるほどの盛り上がりを見せたようです。

「フレディの生涯をクイーンの名曲と共に振り返る」という楽しみ方もでき、映画を観てクイーンのファンになったという人も。

ファンもそうでない人も、「音楽の力」を感じられる作品のようです。

フレディの生きざまがかっこいい

ストーリーが薄いといわれる今作ですが、「フレディの生き方に感動した」という声も多くあります。

「フレディ・マーキュリーはさまざまな顔を持っているんだよ。そのどれかひとつだけとって、これが真実だ、ということはできない」とフレディを演じたラミ・マレックは語っています。

パワフルで魅力的な歌とアートやデザインを愛する心、同性愛の仲間たちと繰り広げる乱痴気パーティ、不器用でシャイな一面など、フレディはさまざまな顔を持っていました。

その多面性はクイーンの音楽性にもあらわれており、ハードロックからバラード、聴衆を盛り上げるアンセム、ファンタジー叙事詩からコメディ、卑猥なユーモア曲まで、個性の違う曲を多く発表しています。

そんなフレディの生き方を追った今作だからこそ、「面白い」「感動した」というファンもいるようです。

メンバーがよく似ていて面白い

今作の見どころとして、「キャストがメンバーによく似ている」という点を挙げる人もいました。

主人公のフレディだけでなく、クイーンのメンバーや弁護士、マネージャーなど周囲の人物も徹底して実在の人に近づけられています。

ブライアン・メイを演じたのはグウィリム・リー。

髪型だけでなく、服装や考え方、性格やクセまで本人から指導を受けたそう。

ブライアン・メイとロジャー・テイラーの二人は映画製作に貢献し、毎日のように「クイーン」についてさまざまな知識を教えてくれたそうです。

グウィリムはギター演奏について代役の必要がないほど得意だったそうですが、さすがに本人の目の前で本人のギター・パートを弾くのは「恐ろしかった」とのこと。

そんなメンバーたちの「そっくり」具合を見るのも楽しそうですね。

BL好きには面白い

センセーショナルに取り上げられがちなフレディのセクシュアリティ。

面白半分で取り上げられることも多い同性愛の問題ですが、今作ではそれが根底に流れる「静かな愛」だとして「良かった」「感動した」と感じる人も多かったようです。

「世界にフレディ・マーキュリーとして知られる唯一無二のファルーク・バルサラ(フレディの本名)がこの世に生きていた永遠の証となること、それが僕たちの願いだ」とブライアンが語ったように、クイーンのメンバーがフレディへ贈る深い愛のメッセージとも取れる今作。

フレディのカリスマ性、唯一無二の輝き、そして救われない悲しさ、脆さを仲間たちは愛していました。

悲劇は訪れますが、悲壮感はありません。

そんな男同士の魂のつながりを、ちょっと違った目線で楽しむこともできるようです。

まとめ

「ボヘミアンラプソディー」は、全世界的にロングラン上映が続き大成功を収めたが、熱狂的なファンがいる反面、「面白くない」「つまらない」という感想も多くみられる。

つまらない点は、ストーリーが薄い・フレディの苦悩が描かれていない・前半がつまらない・クイーンを知らないとつまらないなどが理由。

面白くない点は、 同性愛に偏見のある人は面白くない・音楽が素晴らしいため映画館で見ないと面白くないなどがあげられる。

面白いというファンも多くいて、音楽が良い・フレディの生きざまがかっこいい・メンバーがよく似ていて面白い・BL好きには面白い等の感想がある。

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