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【マスク】映画はつまらないし怖い?面白いの意見・口コミについても

映画

1995年に公開され大ヒットを記録した映画『MASK(マスク)』

冴えない銀行マンがひょんなことから手に入れた緑色の仮面を使って超人的な力を持つ緑色の顔の怪人・マスクに変身するコメディ映画で大人気となりましたが、一部の人からは「つまらない」「怖い」と言われることも。

いったいどこがつまらないの?
怖いと言われる理由は?

そのほか「ここが面白い!」というネットの意見もまとめました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【マスク】映画はここがつまらない

つまらないという感想はほとんどない

コメディ映画の金字塔と呼ばれ、25年近くたった現在でも「面白い!」「何回見ても飽きない」と人気の映画マスク。

「つまらない」という感想はほとんどありませんでした。

ただ、数少ない意見の中には以下のような「つまらない」点が挙げられています。

■ドタバタしすぎている
■ギャグがコテコテすぎる。ノリについていけない。
■ジムキャリーの顔芸が地なのか演出なのか分からない

ストーリーが完全にコメディであり、登場人物のドタバタ感やギャグの古さやノリが「昭和っぽい」「ついていけない」と言われているようです。

確かに…。

どんなに人気があっても25年近く前の作品なので、価値観が古いのは否定できません。

ジムキャリーの笑いが寒い、笑いどころが笑えないという意見もあるよう。

コメディは時代を映すものなので、当時は大爆笑できても現代では「古い」「面白くない」と感じてしまうのかもしれませんね。

■コメディが好みじゃない。
■ばかばかしさ満載でくだらない。

「ストーリーがつまらない」「コメディが好みじゃない」という意見もありました。

マスクのストーリーは、ざっくり言ってしまうと「非モテの理想を具現化したもの」。

お人好しだけど冴えない男性が、不思議なマスクを付けると超絶ハイテンションな男に変身し、セクシー美女を射止める…という転生しないなろう系のようなストーリーです。

コメディだと思えばとても面白くハッピーエンドなのですが、こんな”非モテの理想をつめこんだ”ストーリーは「くだらない」、「ばかばかしくてつまらない」と考える人もいるようです。

マスクの良さ全否定という感じですが、人によって大きく好みが分かれる内容なのは仕方ないかもしれませんね。

当時は面白かったが今見るとつまらない

子どもの時に見たという人が多い映画マスク。

大人になって見ると「こんなにつまらなかったっけ?」「もっと面白かったような…」と困惑する人もいるよう。

ギャグが寒いと感じてしまったり、ノリについていけなかったりと、感性が変わってしまったことを残念に思う人も多いようです。

マスクは大人から子どもまで楽しめる作品ですが、大人になるとささいな事が気になって楽しめなくなることもあります。
(怪人マスクが起こした事件の後始末など…)

成長すると価値観が変わったり、他の面白い映画をたくさん見て目が肥えたりするため、「つまらない」と感じる人が増えてしまうのかもしれませんね。

反省が足りないストーリーが物足りない

■マスクの自分が起こした事件(失敗)に対する自己批判が足りないのでは?

辛口な意見では、「反省が足りない」というものもありました。

主人公は仮面(マスク)をつけるとまるで別人のような性格になり、行動も破天荒で超ハイテンション。

それが元でトラブルを引き起こすことも。

たとえば序盤では銀行強盗をして大金を盗み出したり、歌姫・ティナにキスをしたりとやりたい放題です。

それに対する「反省が足りない!」という声のよう。

ある意味「別人格」の引き起こしたことですが、本人は「大変なことをしてしまった…」と反省することがほとんどありません。

それが現代の価値観には合わず、「つまらない」となってしまうのかもしれません。

そのほか、「DVD版のセリフがつまらない」という意見もありました。

DVD版のセリフはTV放映の吹き替え版に比べてかなりぬるく修正されているよう。

マスク役・山寺宏一さんのハイテンションなセリフ回しを楽しみたい時は、ぜひ地上波版を視聴してみてくださいね。

【マスク】映画のここが怖い

顔が緑に染まっているのが怖い

「緑色に染まった顔」が怖い!という声がほとんどでしたw

緑の顔に黄色いスーツ、そしてニカッと不気味な満面の笑み…。

「ホラー映画だと思っていた」という人も多く、あのインパクトのある顔は確かにホラー映画「エルム街の悪夢」のフレディにそっくりです。

とくに顔全体が一色に塗られているのが怖いという人が多く、志村けんさんの「バカ殿様」も怖かったという人が多いようです。

マスクもバカ殿様も完全なコメディキャラなのですが、能面のようにどこか不気味な雰囲気は似ていますね。

ストーリーはバカバカしくて徹底的なコメディ作品なのに、なぜ「怖い」という意見が多いのでしょうか?

実は、映画マスクの原作コミックス「THE MASK」がホラー作品だからという説があります。

原作「THE MASK」では、マスクに北欧神話の神ロキが宿っている設定。

ロキは悪知恵がはたらく悪戯好きの神様で、主人公スタンリーは仮面をつけることでスーパーパワーを手に入れます。

しかし自分の意志に反して恨んでいる人間たちを次々に虐殺してしまう…というサイコホラー(怖い)。

マスクの不気味な作りや、つけた時の緑の顔が怖いと感じるのはそのせいかもしれません。

そんなホラー作品を大胆にアレンジしてコメディたっぷりの映画にしてしまったのがチャールズ・ラッセル監督。

監督はあの有名なホラー映画「エルム街の悪夢3 惨劇の館」(1987)の監督も務めているホラーの名手。

もともと「マスク」は、ホラー映画にする予定だったそうです。

主人公の緑色の顔がフレディに似ているのも納得ですね。

まったく方向性の違う作品になってしまいましたが、もしホラー版「マスク」が制作されていたら、最強に怖い作品になっていたかもしれませんね。

顔は怖いけどコメディだから怖くない

マスクをつけたジム・キャリーの表情が怖く、トラウマになっているという人もいる反面「マスクは怖いけどストーリーはコメディだから平気」「最初は不気味だけどだんだん慣れる」と言う人も。

見た目は緑色の怪人で、とくに小さな子どもにとってはかなりトラウマなマスク。

でもストーリーやセリフ回しが面白いので、怖さが気にならなくなるようです。

管理人もホラーが苦手なので、最初は緑色のマスクが気持ち悪かったのですが、マスクをつけた主人公のめちゃくちゃさに爆笑し、最後には可愛いとさえ思えるようにw

大人だけでなく子ども世代ともいっしょに楽しめる作品なのが長く愛されている理由かもしれませんね。

【マスク】映画のここが面白い

吹き替え声優・山寺宏一さんが面白い

主人公のセリフ回しが見どころのひとつである本作。

吹き替え声優である山寺宏一さんの超絶技巧が思い切り発揮されている怪作でもあります。

最近はTV番組に顔出しすることが多い声優さんですが、その中でもイケボから動物の鳴き声まで、あらゆる役柄を演じ分けられる山寺さんの演技は国宝級。

本作は、そんな山寺さんの愉快なセリフ回しが全編にわたって繰り広げられます。

マスク装着時と通常時の演じ分けにも注目です。

山寺さんのほかにも、日本テレビ版では若本規夫さん・大塚明夫さん・大塚芳忠さんと豪華声優陣が顔をそろえています。

大御所さんたちの名演技も楽しめる作品ですね。

ストーリーはそこまで面白くないのに面白い

ストーリー自体はそこまで面白いものでもないのに、「面白い!」と言われるのが本作。

物語としては、冴えない銀行マンがマスクの力で次々と欲望をかなえ、最後には美女とめでたしめでたし…というよくあるパターンです。

でも「目玉や心臓がそのまま飛び出す」という漫画チックな表現をそのまま実写に取り入れたり、オーバーアクションで「トムとジェリー」のようなドタバタ感を最初から最後まで楽しめる、飽きない工夫がこらされています。

深く考えさせられるようなテーマや人間ドラマ、世界観はありませんが、何も考えなくても笑って楽しめる作品こそ実は難しいのかも?

予習しなくても誰でも面白く感じられるザッツエンターテイメントなところが今でも人気の理由かもしれませんね。

子どもにとっても面白い

マスクを怖がる子どもも多いですが、楽しく見られる子どもも多いようです。

マスク装着時のはちゃめちゃ感は、子どもの方が大笑いしてくれるかもしれませんね。

家族で楽しめる分かりやすいストーリーなのもいいですよね。

テーマが面白い・今の時代に合っている

「大人になってから見直しても面白い」「昔とは違う見方ができて面白い」という意見もありました。

本作は「マスクをつけると本心があらわれる」という単純なテーマだけではなく、「欲望を解放すると、人は自分を見失ってしまう」「自分が自分でなくなる怖さ」という面も描かれています。

不死身になったり、性格が変わったり…。

それをかなえてしまう「マスク」の怖さは、現代社会の何かに似ています。

今世界中に広まっているSNSは、まさにこの「マスク」。

自分以外の何かになれる力を持ち、誰でも便利に使うことができます。

でもこの力を手に入れる代償は、「自分が自分でなくなること」。

欲望を解放し、たがの外れた人間がどうなるのか…。

25年以上前の作品の中では、その怖さはコミカルに描かれていましたが、現代ではいったいどうなるのでしょうか?

SNSが大きな影響力を持つ今の社会を風刺しているように感じられるのは、大人になったからかもしれませんね。

まとめ

『MASK(マスク)』は、1995年に公開され大ヒットを記録した映画。

コメディ映画だが、一部の人からは「つまらない」「怖い」と言われることも。

実際には、つまらないという感想はほとんどない。

ただ、ドタバタしすぎている・ギャグがコテコテすぎる・ノリについていけない・コメディが好みじゃないなど、ごく少数だが合わなくてつまらないと言うような意見が挙げられている。

怖いと言われる理由は、顔が緑に染まっているのが怖いというもの。

顔は怖いけどコメディだから怖くはない。

マスクの面白いという意見は、吹き替え声優の山寺宏一さんが面白い・ストーリーはそこまで面白くないのに面白い・子どもにとっても面白い・テーマが面白い・今の時代に合っているというもの。

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