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【キングダム】映画は面白くないしつまらない?面白いという意見についても

映画

2019年に公開された『キングダム』実写版。

壮大なスケールの中国春秋時代が舞台であることから実写化は不可能だと言われていましたが、素晴らしい再現度で映画化され、2019年邦画実写作品で第1位の大ヒットを記録しました。

しかし見た人からは「面白くない」「つまらない」と言われているよう…。

いったいどこが面白くないの?
つまらないのは何故?

そのほか「面白い!」というネットの意見もまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【キングダム映画】ここが面白くない

「面白かった!」という人が多い反面、「面白くなかった…」「つまらない」という感想も意外とあるようです。

いったいどこが面白くなかったのでしょうか?

原作を知らないと面白くない

「原作を読んでいないと面白くない」と言われているようです。

キングダムの原作漫画は、現在65巻まで発売中。

長期連載の人気作品ですが、巻数が多いと初心者はなかなか手を出しにくいですよね。

原作を知らないと分からない世界観や人間関係、登場人物の名前が中国名で難しいなど、原作を履修していないと話に入り込めず、「面白くない」と感じる人もいるようです。

そんな映画からのファン向けに、映画公開時には各電子書籍サービスなどでコミックスの無料公開があることも。

原作漫画を読んでからだと、映画をより楽しめそうですね。

原作ファンには物足りなくて面白くない

一方、原作ファンからは「物足りない」「原作を生かしきれてない」として「面白くない」と言われることもあるようです。

漫画の実写化は成功と失敗、両方の可能性がある諸刃の剣。

キャスティングやストーリーの改変など、原作ファンは期待より不安が大きいこともありますよね。

「るろうに剣心」や「銀魂」、「デスノート」などは実写化成功と言われていますが、「キングダム」のような歴史大作は難しそう。

しかも2時間という制限のある中、ファンを満足させるには原作をかなり読み込んでエピソードの取捨選択もしっかりしないと「物足りない」「面白くない」と言われそうですよね。

管理人も、どう考えても2時間で王弟・成蟜を倒すまでやるのは無理がある・・・と思っていたので、あそこまで見どころを作ってまとめたのは上出来だとは思っています^^;

漫画の実写映画は熱心な原作ファンが観ることが多いため、厳しい目を向けられてしまうのかもしれませんね。

原作と話が違う&短いから面白くない

「原作とストーリーが違う」「物語が短すぎる」「話が飛びすぎている」などで「面白くない」と言う人もいるようです。

キングダムは、まだ連載中の漫画が原作。

今回映画化されたのは、原作65巻のうち第1巻から第5巻までという超序盤のストーリーです。

また5巻分の物語をたった2時間にまとめたため、「話を端折りすぎ」「エピソードが違ってる」などの不満が噴出しているよう。

たとえば「山の民との出会いのシーン」では、原作では政が山の民に誘拐され、それを追いかけた信や河了貂たちも捕まってしまうという流れですが、映画では政の兵士も含めた全員が一気に捕まってしまうという展開に。

原作を知っていると、ところどころこうした「時短」のシーンがあり、気になって物語に入り込めないという人も。

また登場人物の細かいエピソードが違っていたり、原作にないシーンが追加されていたりと、ファンだからこそ気になる部分があるよう。

シーンの追加は原作の補完になる場合もありますが、キャラのエピソードが違ってしまうと、キャラ同士の関係性やストーリーが変わってしまうこともありますよね。

そんなところが「面白くない」となってしまうのかもしれません。

映画になっている部分が面白くない

「映画化されている部分が面白くない」とも言われているようです。

今作は原作漫画第5巻46話「王都奪還編」までが映画化されています。

原作のかなり初期の部分であり、『ONE PIECE』でいえばウソップが仲間になり、ゴーイングメリー号を手に入れ、サンジが初登場するという辺りです。
(あれ?この頃の方が面白いな…)

原作ファンによれば、この5巻あたりはまだまだ盛り上がりが少なく、「キングダムの中でも一番面白くないところ」だそう。

しかしこの5巻以降からぐっと面白くなるため、「今回の映画がヒットして、続編を作って欲しい」「王騎の矛受け取るとこは絶対見たい」と期待が高まっていたようです。

今回の映画を見て「面白くない」「よく分からない」と感じた人も、2022年7月15日公開の続編「キングダム2 遥かなる大地へ」は、原作ファンが「ここから面白くなる!」と太鼓判を押すストーリーになっています。

今作は新作を見る前の予習として見るのも良さそうですね。

【キングダム】ここがつまらない

中国らしさがなくてつまらない

「中国らしさがなくてつまらない」「小道具がお粗末でつまらない」という人もいるようです。

キングダムは古代中国の春秋時代が舞台。

史実で活躍した人物が登場したり、当時の宮殿や迫力ある戦闘シーンが出てきたりなど、中国らしい歴史ロマンあふれる世界観が魅力の作品です。

しかし実際に視聴してみると、
「鎧や剣などの小道具の作りが甘い」
「樹脂感、塗装感が出まくっている」
「お面もエアブラシ塗装したみたいでお粗末」
「中華っぽさ、古代中国っぽさを感じない」

とかなり不満があるよう。

本作は実際に中国ロケも行われており、浙江省にある「象山平原」や中国を代表する映画村「象山影視城」で、のべ1万人の兵士のエキストラを使って制作されています。

映画冒頭、将軍を先頭にした大部隊や、平原を駆け抜ける騎馬隊のシーンは圧巻のスケール。

見渡す限りの広大な草原や春秋戦国時代に合わせて再現された宮殿は「これぞ中国!」といえる気がするのですが…。

舞台が中国とはいえ、制作は日本。

ロケ地のほとんどは栃木、千葉、静岡、熊本などの国内です。

よく知られた場所が出てきてしまうと、「中国っぽさがない」「日本っぽい…」という感想になってしまうのかもしれません。

ワイヤーアクションがつまらない

「無駄に多いワイヤーアクションが気になった」という人もいるようです。

「昭和のカンフー映画みたいで安っぽい」「もっとカット割りすればいいのに…」という不満や、「ワイヤーが見えるような動きでイリュージョン化している」というツッコミも。

ワイヤーアクションは一世を風靡した演出ですが、現在のアクション映画ではほとんど使われず、「時代遅れ」とも言われています。

アジア圏の映画では人気のためまだ演出されているものの、それは本当に剣術や拳法のできる役者がワイヤーを駆使するためハイレベルで見ごたえ充分のアクションになっています。

しかし、本作のワイヤーアクションは「お粗末」という出来のよう。

実際、同じ格好のまますーっと移動したり宙を舞うなんてありえないですよねw

また特撮ヒーローのようなオーバーな動きはリアリティがなく、かえって「カッコ悪い」という意見も。

そんないかにも”ワイヤーアクション使ってます”という演出が「つまらない」と言われているようです。

配役が合っていなくてつまらない

漫画の実写化において、もっともファンをがっかりさせるのが「キャスティング」。

今作でも公開前の動画発表では信役の山﨑賢人に対し「もっと原作ファンが喜ぶようなキャストが良かった」「賢人くんは目が優しいから信の鬼気迫る感じが出ない」など多くの不満があったようです。

また王騎を演じる大沢たかおにも「好きな役者だけど王騎のイメージに合わない」「もっとガチムチな体格じゃないと違和感がある」などの意見が。

これらの声は映画が公開されると少なくなったようですが、やはり「イメージと違う」「原作の再現度が低い」という人がいるよう。

長く連載されている人気作品で、キャラクターへの愛が深いファンが多いため「配役が合っていなくてつまらない」という声も多くなるのかもしれませんね。

【キングダム】ここが面白い

信(山崎賢人)の演技が面白い

「しゃべり方を信に寄せていて面白い」
「演技が真に迫りすぎていてちょっとギャグっぽい」
「オーバーアクションなのが面白い」

などの声があるようです。

原作はシリアス寄りでコメディ部分は少ないのですが、役者の演技が良すぎて「面白い」という結果になっているようですw

もちろん「面白い」というだけではなく、「信そのまま」「体格の再現度がすごい」「普段天然で穏やかなイメージの役者さんなのに、信にしか見えなかった」という絶賛の声も。

山崎賢人さんは、戦災孤児でありながら、誰よりも高く跳べる身体能力を持つ信を演じるため、約半年間食事制限をして撮影にのぞみ、剣術や体術のトレーニングも行ったそう。

そんな努力が演技にも現れており、原作ファンからは「山崎賢人さんの信ガッカリ感1ミリもない」「アクションが躍動感あって剣術も良かった」「漂が信に夢を託すシーンで涙が止まらなかった」など高い評価を受けています。

原作ファンも納得の素晴らしい演技は見どころの一つですね。

ストーリーとアクションが面白い

ストーリーやアクションには賛否両論がありましたが、「良かった!」「面白かった!」というファンが大多数のようです。

原作力のある作品なので、ていねいにストーリーを追っていくだけでも最高の映画になりそう。

またアクションは続編でもかなり重要な要素ですよね。

ファンの期待に応えてくれる作品になりそうです。

原作・ノベライズも面白い

映画を観てハマった人には、人気・面白さともにお墨付きの原作もおすすめ。

現在65巻まで発売されており、今作「キングダム」以降の展開が気になる人は5巻以降から読むと、その後の物語が始まります。

また7月15日公開の「キングダム2 遥かなる大地へ」を見る前の予習にもぴったりです。

「キングダム2」は映画のノベライズ本も発売されています。

原作との違いを楽しむこともできそうですね!

まとめ

『キングダム』実写版は、見た人からは「面白くない」「つまらない」と言われている。

面白くない理由は、原作を知らないと面白くない・原作ファンには物足りなくて面白くない・原作と話が違う&短いから面白くない・映画になっている部分が面白くないというもの。

つまらないという理由は、中国らしさがなくてつまらない・ワイヤーアクションがつまらない・配役が合っていなくてつまらないというもの。

もちろん面白いという意見も多く、信(山崎賢人)の演技が面白い・ストーリーとアクションが面白い・原作/ノベライズも面白いと評価がある。

 

 

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