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ハリーポッターと秘密の部屋・蛇の名前と由来は?能力や弱点についても

映画

全世界で大ヒットとなった『ハリー・ポッター』シリーズ。

恐ろしい魔物が多く登場しますが、なかでも「秘密の部屋」に出て来る巨大な蛇にはハリーもとても手こずりました。

巨大な蛇の名前や種類は?
どんな力を持っているのか?

調べてみました!
(作品の重大なネタバレを含みます。ご注意ください)

秘密の部屋にいる巨大な蛇の名前は?

バジリスク

巨大な蛇は、バジリスクと呼ばれる蛇の魔物です。

サラザール・スリザリンによってホグワーツ魔法魔術学校の秘密の部屋に隠されていました。

ヒキガエルに鶏の卵を孵化させることで生まれ、寿命は長く、何百年も生きることも。

バジリスクの名前の由来

バジリスク(Basilisk)のバジ(Basi)は古代ギリシャ語のバジル(eus)から来ていて、「王」という意味です。

リスクは(-lisk)で小さなという意味です(ぜんぜん小さくない)。

『ハリー・ポッター』シリーズでは「毒蛇の王」(King of Serpents)として描かれ、闇の魔法使いたちが好んで飼ったといわれています。

バジリスクの大きさと特徴

バジリスクはとても大きな蛇の仲間であり、『ハリー・ポッター』シリーズでは約15mの大きさとされています。

ほかのヘビと同じように脱皮を繰り返して大きくなります。

人間(マグル)世界でいちばん大きなヘビは、9.9mのアミメニシキヘビ。
体重は100kg以上にもなる巨大さです。

バジリスクはその約1.5倍の大きさになります。
重さはおそらく300kg以上はありそうです。

スクリーンではもっと大きく見えますね。

ハリーと比べると怪物のような大きさです。

バジリスクは魔法の世界中に住んでいるといわれ、ドラゴンのような固い緑の表皮に覆われています。

ひとにらみで相手を殺す能力がある黄色の眼と猛毒の牙を持ち、平均寿命は900年ほどですが、スリザリンのバジリスクは1000年以上も生きているそうです。

バジリスクの能力

バジリスクのもっとも恐ろしい能力は「眼を直視すると死ぬ」というところ。

猛毒の牙での攻撃や、長い胴体を相手に叩きつける力もすごいですが、ひとにらみで相手を殺すことができるのが最強といわれています。

直接眼を見なければ即死をまぬがれますが、代わりに石化してしまいます。

ホグワーツのトイレの幽霊「嘆きのマートル」は、昔バジリスクの眼を見てしまったため死んでしまいました。

ガラスやレンズなど、反射するもので見た場合は石化するだけですむようです。

バジリスクの石化を解くには、マンドレイクからつくった薬(回復薬)を使うと良いそう。
石にされた生徒たちは、無事元に戻ることが出来ました。

バジリスクの弱点

「スリザリンの蛇」であるバジリスクに弱点はなく、ヴォルデモート卿のパーセルマウスによって操られています。

ハリーのパーセルマウスは通用しなかったため、ハリーはダンブルドアの不死鳥フォークスの助けを借り、毒に侵されながらもグリフィンドールの剣を使ってバジリスクののどから頭を貫き、退治しました。

一般的なバジリスクの弱点は「雄鶏が時をつくる声」と言われており、それが聞こえると逃げ出すそう。

ギリシャ神話のバジリスクは「雄鶏が産んだ卵」から生まれるとされているためかもしれませんね。

ホグワーツの地下に危険なバジリスクがいた理由

かつてホグワーツ魔法魔術学校を創立した4人の偉大な魔法使いがいました。

そのひとりサラザール・スリザリンは、次第に「純血性」に固執するようになり「人間(マグル)生まれの魔法使い」を厳しく弾圧するようになります。

「マグルの魔法使いの入学を認めない」とするサラザールは、ほかの3人の魔法使いと対立し、学校を去っていきました。

ところが学校を去る前に、ホグワーツの地下牢よりも更に下に秘密の地下室を作り「自分の正統な後継者が現れるまでこの部屋は閉ざされる」「その後継者がこの部屋の封印を解き『魔法を学ぶのにふさわしくない者たち』を追放する」という言葉とバジリスクを残していきました。

つまり、バジリスクは「人間(マグル)生まれの魔法使い」を追放(殺害?)するために何百年も秘密の部屋にいたのです。

もちろんこんな危険な部屋を野放しにするわけにいかず、サラザール・スリザリンの死後も何世紀もかけて部屋の捜索が行われました。

しかし代々の校長先生が探したにも関わらず見つけることはできず、部屋の存在はそのうちに単なる伝説となり、忘れられていったのです。

バジリスクを操れるパーセルマウスとは

ところが、封印された秘密の部屋を解く者があらわれました。

「名前を言ってはいけないあの人」こと、ヴォルデモート卿(トム・リドル)です。

スリザリンの正統な後継者は、パーセルタングと呼ばれる力を持っています。

パーセルタング(蛇語)を話せる者はパーセルマウス(蛇語使い)とも呼ばれ、闇の魔法使いの証と言われています。

ヴォルデモート卿はこのパーセルマウスであり、その力を使ってバジリスクを操ることができました。

パーセルタングは蛇のようなシューシューという音のため、普通の魔法使いには聞き取ることができません。

蛇と意思疎通ができるほか、蛇をある程度あやつることができます。

またパーセルマウス同士は蛇語で会話することもできるようです。

パーセルマウスはとても珍しい性質であり、通常は遺伝することが分かっています。

今知られているパーセルマウスは、ハリー・ポッターを除いてほとんどがサラザール・スリザリンの子孫です。

ハリーがパーセルタングを使えた理由

ヴォルデモート卿から受け継いでしまった

物語終盤、秘密の部屋を開けるのに、ハリーはパーセルタングの能力を使います。

ハリーは幼い頃ヴォルデモートに襲撃された時に、母親の守りの力でヴォルデモートの死の呪文を跳ね返していました。

もともと不安定だったヴォルデモートの魂は、肉体がバラバラになった衝撃で分裂し、そばにいた幼いハリーに入り込みます。

そのとき魂といっしょにヴォルデモートの能力の一部(パーセルマウス)も入り込んでしまったため、ハリーはスリザリンの子孫ではないにも関わらず、蛇語を理解したり話せるようになっていました。

ハリーはホグワーツに入学する前からこの力に気づいていましたが、秘密にしていたのです。

しかしこの能力のせいで、クラスメートや教師たちに「スリザリンの後継者」として誤解され、怖がられることになります。

便利なようで困ったところもある力ですね。

まとめ

ハリー・ポッターと秘密の部屋に出てくる巨大な蛇の名前はバジリスク。

蛇の魔物でサラザール・スリザリンによってホグワーツ魔法魔術学校の秘密の部屋に隠されていた。

目を直視すると死んでしまう能力と、ガラスや鏡などに反射した目を見ると石化してしまう能力がある。

ハリー・ポッターと秘密の部屋に出てくるバジリスクには弱点はない。

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