2019年に公開され、興行収入は57億円以上と大ヒットを記録した「キングダム」。
先日の地上波初放送でも16.5％の高視聴率をマークし、続編制作も発表され、勢いに乗っています。
でも実は、前作の「キングダム」は、まだまだ物語の序章。
本当に面白く、迫力ある戦いが出て来るのは、これから映画化される部分なんです。
いったい原作のどこからどこまで実写化されるのか？
予想も合わせて考察してみました。
キングダム続編は原作のどこからどこまで？
やっぱりキングダム面白すぎる🤩
実写版のキングダム2見に行きたすぎる🥰#キングダム好きと繋がりたい#いいねした人全員フォロー#フォロバ100 pic.twitter.com/xdvB6XcWAU— さむむ (@8r__x) June 1, 2020
昨年実写化された「キングダム」は、原作の1～5巻「出会い～王弟反乱・王都奪還編」まで。
主人公信（山崎賢人）と漂（吉沢亮）のエピソードから始まり、信が若き王エイ政（吉沢の二役）とともに、王弟成キョウによって追われた王宮を奪還するまでの戦いが描かれました。
映画という短い尺の間でも、重要なシーンはほぼ取りこぼさずに描かれ、変なオリジナルエピソードも加えられなかったので、原作ファンにもとても好評だったようです。
興行成績は57億円以上の大ヒットということからも、この「原作を大事にする」構成は大成功だったと思われます。
これをふまえると、続編でもこのような「原作に沿ったストーリー」がほぼ「そのまま映像化」されるのではないでしょうか？
キングダム原作6巻以降の流れ
原作6巻以降のストーリーは、おおまかに
・信の初陣（6～7巻）：中華統一の第一歩として秦王政が隣国・魏に侵攻。
・暗殺者襲来（8～10巻）：羌瘣（きょうかい）との再会と彼女の秘密。
・秦趙攻防戦（11巻～16巻）：王騎将軍の特訓。隣国・趙に侵攻され秦国ピンチ。
となっています。
映画の続編は、おそらくこのあたりのエピソードを軸に制作されるのでは？と考えられます。
5月末の「ZIP!」で、信役の山崎賢人さんも、続編のストーリーについては「明かせない」としたものの、「1つ言えるとしたら信が戦場に出ます」とヒントを出してくれました。
原作は「信の初陣」から「秦趙攻防戦」まで、大将軍を目指す信が出陣し、さまざまなタイプの武将と出会うことで成長していくストーリーとなっています。
山崎さんのヒントからも、戦場を主な舞台とした続編になることは間違いなさそうです。
ただ、一部のファンからは、「削られるエピソードがあるかも・・・」との声も。
1本の映画に収めるには、コミックス11巻分のストーリーはあまりに多いですよね。
戦いのシーンをメインとするなら、どれかはカットされてしまうかもしれません。
・政の子供時代や出生の秘密が語られる「紫夏編」（原作8巻）
・羌瘣（きょうかい）の秘密が明らかになる「暗殺者襲来編」（原作8～10巻）
どれもファンなら「実写で見たい！」場面ですが、本編とは強い関連がなく、丸ごとカットしても原作との大きな食い違いはなさそうに思われます。
以前のアニメ化でもこのエピソードはカットされているため、説得力がありますね。
また、エピソードがカットされるのは「演じる俳優さんに合わせて」という声もあります。
「前作の『王都奪還編』から『信の初陣』まではたった3か月しかたっていません。
原作でもこの頃の信はまだ子供。
山崎賢人さん（26）は少年の信を頑張って演じてくれましたが、続編となるとちょっと厳しそう。
そのため「信がもう少し大人になった時期のストーリーになるのでは？」という、納得の理由も挙げられていました。
キングダム続編エピソード予想
#キングダム 3話 函谷関攻防戦
紀元前241年「楚・趙・魏・韓・燕」の5国合従軍vs秦。これまで攻めの側だった秦にとっては、いきなり亡国の危機にさらされるという、まさに戦国の世。秦にとっては極限状態の防衛戦だが、史記にも詳細は描かれていないという。作中トップを争う屈指の戦いだと思います。 pic.twitter.com/iAKZsCdWlu— ラヴェル (@opus_avantra) April 25, 2020
この意見から考えると、「キングダム」続編は
・信の初陣（6～7巻）をさらっと描き、
・秦趙攻防戦（11巻～16巻）を主軸
として映像化されるのではないでしょうか？
時間の制限があるとはいえ、作中ナンバーワン人気キャラ、羌瘣（きょうかい）のメインエピソードが丸々削られてしまうのは残念ですよね・・・。
でもこんな嬉しい予想もあります。
「もし羌瘣（きょうかい）の話がカットされてしまっても、映画のサイドストーリーやスピンオフとして制作される可能性もある」とのこと。
確かに人気番組のスピンオフ作品は、動画としてHuluやNetflixなどで配信されていたりしますよね。
羌瘣（きょうかい）は誰が演じるのか、という予想も盛り上がっているだけに、何とか実現して欲しいところです。
あの剣技を実写で！見たい！
キングダム映画未登場の主要キャラクター予想
羌瘣（きょうかい）の他にも、まだ映画に登場していない人気キャラクターもいます。
「秦趙攻防戦」で登場する、趙国の軍司令官「李牧（りぼく）」は、秦の敵国・趙の軍司的な存在であり、天才的な知力と武力を兼ね備える強敵でもあります。
絶対的な風格と端整なルックスを持つキャラクターなので、彼を演じられるのは誰か？という予想も盛り上がっているようです。
挙げられているのは、
・藤木直人さん（48）
・玉木宏さん（40）
・ディーン・フジオカさん（39）
・西島秀俊さん（49）
・竹野内豊さん（49）
などを推す声がありました。
実写キングダム配役予想、桓騎が北村一輝で李牧ディーン・フジオカは天才過ぎるだろ pic.twitter.com/WnsmnL2aqF
— るいぼすてぃー (@louis1185) June 18, 2020
皆さんぴったりすぎて選べない・・・！
知的で甘い顔立ちや、クールな雰囲気の俳優さんが選ばれているようですね。
まとめ
キングダム実写映画は原作の1～5巻までのエピソードを中心にまとめられた。
キングダム2（続編）は、6巻からの信の初陣～秦趙攻防戦を描くのではないかと予想される。
ただ、6～16巻までと考えると長いので、信の初陣や羌瘣（きょうかい）とのエピソードは削られてしまうのではないか。
映画に登場していないキャラ李牧（りぼく）を演じる役者さんは、知的で甘い顔立ちや、クールな雰囲気の俳優さんが多く予想されていて、ディーン・フジオカさんや藤木直人さんが推されている。
人気原作の実写化はコケる場合もありますが、「キングダム」は壮大なスケールとアクションのすごさで続編にも期待が集まっています。
「キングダム2」はどんな物語になるのか、楽しみに待ちたいですね。
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