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【ジュラシックワールド】はつまらないしかわいそう?ひどいという意見も

映画

2015年に公開されたジュラシックパークシリーズ第4作目となる『ジュラシックワールド』。

前作『ジュラシックパークIII』から実に14年ぶりの新作であり、世界中で大ヒットしました。

しかし見た人からは「つまらない」「かわいそう」「ひどい」と言われているよう…。

いったいどこがつまらないの?
かわいそうなのは何故?

そのほか「ひどい」というネットの意見もまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【ジュラシックワールド】ここがつまらない

ストーリーがつまらない

「展開が予想どおりすぎてつまらない」「驚きがない」と言われているようです。

「ジュラシックパーク」と言えば、全世界で大ヒットを記録したパニック映画の大傑作。

30年近く前の映画ながら、今でも多くのファンが「シリーズでいちばん面白い」と挙げている作品です。

そのシリーズ第4作目となる本作は「ジュラシックパーク」の直接的な続編と位置づけられ、第1作に近い作風となっています。

物語の舞台も「ジュラシックパーク」と同じ「イスラ・ヌブラル」島。

そのためファンから多くの期待が寄せられましたが、「つまらない」「面白くない」という声があるようです。

ストーリーの流れがほぼ「ジュラシックパーク」と同じであり、ファンサービスのためか「ジュラシックパーク」のオマージュやパロディシーンも多く含まれています。

しかし登場人物の行動が第1作目よりも「アホっぽい」部分や、30年前なら面白かったシーンも、現代ではイマイチに感じることがあるよう。

また「ジュラシックパーク」では「恐竜は人類にとって脅威」という怖い部分を前面に押し出したパニック映画だったのに対し、本作では実際にパークが開園したこともあって、恐竜の恐ろしさだけでなく「人と恐竜の絆(ヒューマンアニマルボンド)」が描かれているという違いもあります。

それが「面白い」「恐竜がかわいい!」という声になる反面、「つまらない…」となってしまう人もいるよう。

恐竜はあくまで人類の敵でいてほしい、もっと恐竜に大暴れして欲しいという熱烈な(?)ファンも多いようです。

ジュラシックパークに比べてつまらない

大ヒット作「ジュラシックパーク」と比べると「つまらない」という人が多いようです。

映画ファンあるあるだと思いますが、どんなシリーズも第1作目が「一番面白い」と感じることが多いですよねw

監督やスタッフが最も熱量をこめて制作する第1作目に対し、「ヒットしたから続編を」と作られることが多いのが以降のシリーズ。

もちろん「バックトゥザフューチャー」のような例外もありますが、たいていのシリーズは長く続くほど尻すぼみになっていくパターン、多いですよね。

本作も「ジュラシックパーク」の直接的な続編!というふれこみで期待したファンも多かったようですが、過去の名作と比べるとどうしても盛り上がりに欠け、つまらなさが目立つよう。

「ジュラシックパーク」のような恐竜パニック映画にしては物足りないという不満があるようです。

また「ジュラシックパーク」映画シリーズ生みの親であるスピルバーグは本作では製作総指揮として参加しており、監督は新進気鋭のコリン・トレボロウが務めています。

それもシリーズファンには「つまらない」理由のよう。

カメラワークや細かい演出がスピルバーグ監督作品とは大きく異なり、つまらない画面になっているという声もあります。

「ジュラシックパーク」があまりにも完成されているため、他の作品は「後追い」にしかならず、つまらないと思われてしまうのかもしれませんね。

科学的に間違っているからつまらない

本作の批判的な意見でよく見られるのが、「恐竜たちの造形が科学的に間違っている」というもの。

正しい恐竜の姿ではないので「つまらない」という意見のようです。

これには理由があり、本作は1993年に公開された「ジュラシックパーク」の直接的な続編であるため、「ジュラシックパーク」当時の恐竜たちの姿や生態をそのまま受け継いでいるというもの。

「第1作目の正当な続編」という位置づけのため、作中に登場する恐竜や古生物たちのデザインは、映画「ジュラシックパーク」のものにあえて準じています。

たとえば、現在では「羽毛が生えていた」という説が一般的になってきたヴェロキラプトル。

「ジュラシックパークIII」ではその説を取り入れ、羽毛を生やすデザインになっていましたが、本作で登場するヴェロキラプトルのブルーたちには羽毛は生えていません。

これは1993年当時の「ジュラシックパーク」の世界観を受け継いだ物語だからですが、「現在の学説に合っていない!」「恐竜はこんな姿じゃない」と不満を持つ人もいるようです。

また本作で重要な役割を果たすティラノサウルス(Tレックス)も、最新の研究ではかなり羽毛があり、鳥のような見た目だったのではと言われています。

「ジュラシックパーク」の巨大な爬虫類のイメージとは大きく違っていますね。

でも本作のティラノは第1作のラストから22年間ずっと生き続けている個体という設定のため、デザインは1993年当時のままを採用しているようです。

「ジュラシックパーク」シリーズはあくまでフィクションとして、「1993年当時は恐竜の姿をこんな風に考えていたんだな」と違いを楽しめるといいですね。

TVで見るとつまらない

TVやDVDで「ジュラシックワールド」を見るとつまらないという人もいるようです。

たとえストーリーがつまらなくても、映画館のド迫力な映像や音響なら楽しめるかもしれません。

とくに恐竜たちが画面せましと暴れまわるシーンは、映画館でこそその面白さが伝わりそう。

とはいえ現在のTVは画面や音の品質がアップしており、そこまでつまらないと感じるわけでもなさそうです。

大音量にして鑑賞するとより迫力ある恐竜たちの世界に浸れるかもしれませんね。

【ジュラシックワールド】ここがかわいそう

恐竜たちがかわいそう

初代「ジュラシックパーク」は、人間の武器や科学力をもってしても恐竜たちの暴走を止めることはできず、結局パークを捨てて島から脱出するというラストでした。

またメスしか生まれないよう遺伝子操作しているはずの恐竜が園内で繁殖しているという描写もあり、人間が大自然をコントロールする難しさ、愚かさも表現されていました。

その続編である本作では、いよいよイスラ・ヌブラル島が新たな恐竜のテーマパーク「ジュラシックワールド」として開かれることになります。

世界中から毎日2万人もの観光客が訪れる大人気のテーマパークとして有名になった「ジュラシックワールド」。

しかし、そこで飼われている恐竜たちはすべて遺伝子操作で生み出されたもの。

しかも運営は客寄せのため、新たにアトラクションの目玉となる恐竜を人工的に生み出してしまいます。

「インドミナス・レックス」は「ジュラシックワールドでもっとも狂暴な恐竜を創る」という頭のおかしいコンセプトを元に作り出されました。

ティラノサウルス(Tレックス)の遺伝子をもとに、ジュラシックファンならおなじみのヴェロキラプトルのほか、テリジノサウルス、ギガノトサウルスなどの別の恐ろしい恐竜の遺伝子や、コウイカやアマガエル、ヘビなど現生動物の遺伝子も混ぜられ、それぞれの種の特徴を持つハイブリッド生物として登場します。

もともと地球上に存在しない遺伝子の恐竜を人工的に生み出す…。

その危険度や生命倫理などまったく考えずただ見せ物・金儲けのために誕生させ、危険だと分かればすぐ殺すという安易な行動が恐竜たちの命をもてあそんでいると感じてしまいます。

「かわいそう」と言われるのも分かりますね。

しかし、そんな愚かな人間は手痛いしっぺ返しをくうのがジュラシックシリーズ。

インドミナス・レックスは恐るべき戦闘能力と高い知能をあわせもったシリーズいち獰猛で制御不能の恐竜として暴れまわります。

人間だけでなく他の恐竜たちもまるで楽しんでいるように惨殺するなど、その恐ろしさはまさに「最凶」。

弱肉強食の世界とはいえ、恐竜に恐竜が殺されてしまうのはかわいそうですね。

人間をも出し抜く知能の高さ、擬態や赤外線感知までこなす能力など最強の生物ではあるのですが、人工的に生み出された個体のため、インドミナスには仲間がいません。

繁殖相手もおらず、ただ自分以外の生き物を殺すことしか知らない、地球上にたった1匹の恐竜…と考えると、とてもかわいそうになってしまいますね。

秘書がかわいそう

「ジュラシックワールドでもっともかわいそうだった人」を聞くと、ほとんどの人が「ザラ・ヤング」を挙げるようです。

ザラはジュラシックワールドのパーク運用管理者・クレアの個人秘書。

クレアに頼まれて彼女の甥たちの世話をします。

なかなかいうことを聞かないふたりの甥は、ザラが電話中にあっさり逃亡。

物語中盤、インドミナスレックスの策略で脱走した翼竜の群れでパーク内が大パニックにおちいった時に、彼女は甥たちをせかして避難させようとするのですが、プテラノドンにさらわれてあえなく空中へ…。

絶叫フライトのすえにモササウルスが潜む湖に落とされ、さんざんプテラノドンにもてあそばれた挙句、そのプテラノドンごとモササウルスに丸のみにされるという悲惨すぎる最期を遂げました。

この恐ろしい最期から、「秘書が可哀そうすぎる…」という意見が多かったようです。

ちなみに、ザラはジュラシックシリーズで初めて死亡した女性の被害者だそう。

そういえば、今までのシリーズの被害者はみんな男性でしたね。

また何故ザラがこんなひどい扱いを受けたのかという、真面目な考察もされているようです。

アメリカでは一般家庭でもベビーシッターを頼むのが普通ですが、その質はかなり差があるよう。

「子どもの世話を任せてそれがきちんとこなせない人」は、社会的にとても嫌われているようです。

ザラはそこまで子どもを放置していたわけではないのですが…。

アメリカの視聴者にとっては、ザラの最期も「自業自得」ととらえられているのかもしれませんね。

【ジュラシックワールド】ここがひどい

吹き替えがひどい

「秘書の最期がひどい」も多かったのですが、もっとも多いのが「吹き替えがひどい」という声でした。

とくに「ひどい」と言われているのが主役ふたりの吹き替えです。

本作の主人公、オーウェン・グラディの吹き替えは劇場公開版を玉木宏、金ロー版を山本耕史が演じています。

またクレア・ディアリングは劇場公開版を木村佳乃、金ロー版を仲間由紀恵が演じています。

最近のアニメ映画や洋画は俳優さんが声を当てることも多く、「さすが!演技がうまい!」という人も多いのですが…。

今回の玉木宏、山本耕史は多くのファンからダメだしを貰ってしまったよう。

とくに「山本耕史は織田裕二のマーティ並みにひどい」という人も。
(『バックトゥザフューチャー』フジテレビ版の吹き替えでマーティを織田裕二が演じたことがあったようです。ドクは三宅裕司)

吹き替えは演技力だけでなく、声質や雰囲気も大事ですよね。

あまりにイメージが違うと、物語に入り込みにくくなる時も。

脇を固める役者は本職の若い声優さんやベテラン声優さんが担当しています。

その演技力と比べられてしまうのは、ちょっと可哀想かもしれませんね。

翻訳がひどい

英語が聞き取れる人にとっては、本作の字幕も「ひどい」ようです。

字幕は限られた時間と文字数で会話を表現するため、かなり意訳されることもあるよう。

英語が分かる人には「全然違う!」「ニュアンスが伝わらない!」と不満が大きいようです。

ネタ切れ感がひどい

話の流れはほとんど「ジュラシックパーク」と同じにも関わらず、大ヒットしたため続編の「炎の王国」、さらに2022年には「ジュラシックワールド/新たなる支配者」が公開されることになりました。

シリーズ化するとどんどんつまらなくなるのはお約束ですよね。

ジュラシックパークシリーズは、今でも公開すれば世界中で大ヒットするモンスターコンテンツでもあります。

そのため制作側もやめられないのかなと思っていましたが、どうやら今回の「新たなる支配者」でシリーズが完結するよう。

もう一度見直してみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

『ジュラシックワールド』は、ジュラシックパークシリーズ第4作目の作品。

14年ぶりの新作で世界中で大ヒットしたが、見た人からは「つまらない」「かわいそう」「ひどい」と言われている。

つまらないと言われている理由は、ストーリーがつまらない・ジュラシックパークに比べてつまらない・科学的に間違っているからつまらない・TVで見るとつまらないというもの。

かわいそうと言われている理由は、恐竜たちがかわいそう・秘書がかわいそうというもの。

ひどいと言われている理由は、吹き替えがひどい・翻訳がひどい・ネタ切れ感がひどいというもの。

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