【PR】当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

塔の上のラプンツェルはつまらない映画?本当は怖い理由や評判も

映画

『塔の上のラプンツェル』は2010年に公開されたディズニー映画。

初の3Dアニメーションで描かれたプリンセスストーリーです。

好奇心と行動力にあふれたヒロインに共感できる作品ですが、「つまらない」「面白くない」と言われてしまうことも…。

いったいどこがつまらないの?
面白くないのはどんなところ?

そのほか「本当は怖いラプンツェル」と言われる理由やネットの評判もまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【塔の上のラプンツェル】ここがつまらない

多くの人が「良かった」「感動する」と評価の高い『塔の上のラプンツェル』。

とくに主人公であるラプンツェルの前向きな性格や行動力は、ただ守られるだけではないディズニープリンセスの新しい姿として人気があります。

しかし一部では「つまらない」「面白くない」とも言われているよう。

いったいどんなところがつまらないのでしょうか?

ラプンツェルが好きじゃない

好奇心旺盛で、豊かな想像力も持つラプンツェル。

自分の力で運命を切り開いていくストーリーは、新しい時代のプリンセスとして私たちをワクワクさせてくれます。

しかしトレードマークである長いブロンドが「汚い」「長すぎる」と不評でもあるよう。

髪の毛を「洗っていない」疑惑が気になって、「好きじゃない」「嫌い」となってしまう人がいるようです。

劇中ではこの長い髪の毛をロープ代わりに使ったり、地面をひきずったりしている描写があります。

女性ファンほど「あの長さの髪の毛をきれいに保てているの?」と疑問に思ってしまうかもしれません。

「魔法の髪の毛だから汚れないし、キレイなはず」という意見もありますが…。

またラプンツェルの行動が「受け入れられない」という人も。

塔に忍び込んだ泥棒・フリンをフライパンで殴って気絶させ、遠くに見える”灯り”(ランタン)のところまで自分を案内するように命令します。

いくら泥棒とはいってもちょっとひどい…w

行動力があり、前向きな性格のラプンツェルですが、人の弱みにつけこむようなところがディズニープリンセスらしくなく、好きじゃないという人もいるよう。

ヒロインが好きになれないと作品も「つまらない」「面白くない」となってしまうようです。

ストーリーがつまらない

「ストーリーがつまらない」「展開が都合よすぎる」「流れが予想できる」とも言われているようです。

ディズニー映画らしく内容がシンプルで分かりやすい『ラプンツェル』。

とらわれの少女がさまざまな困難に立ち向かいながらヒーローと冒険をし、最後は悪者を倒してハッピーエンドという王道のストーリーです。

しかしそんな「先の読める」展開が「つまらない」「面白くない」と言われてしまうよう。

話は単純で深みがなく、複雑な人間関係やどんでん返しはありません。

またヒロインに都合の良い展開ばかりで、最初の時点で「ラストが分かってしまう」という人も。

アクションシーンはかなり頑張っていますが、それもあくまで”ディズニー映画”の範囲。

公開時は評価されていましたが、10年以上たった現在では物足りなく思う人もいるようです。

またラプンツェルが「実は王家のお姫さま」という設定も「古い」「何回も見た」と言われています。

ディズニー”プリンセス”とはいえ、もともと本当にお姫さまだった…という展開はよくあるパターンですよね。

ありきたりのストーリーは、色々な映画を見慣れている人ほど、「つまらない」となってしまうのかもしれません。

ゴーテルのキャラがつまらない

ゴーテル(マザー・ゴーテル)はラプンツェルを18年間育てた継母。

本当の親である王妃から生まれたばかりのラプンツェルを奪い、『自分の子』として育ててきました。

しかしそれはラプンツェルへの「愛」からではありません。

ゴーテルの目当てはラプンツェルの髪の毛が持つ「魔法の力」。

それを使えば自分がいつまでも若く美しくいられるからです。

そんなゴーテルのキャラ造形が「つまらない」という人もいるよう。

「若いこと、美しいことが最上の善」で「老いは悪、醜い老婆は心も醜い」という描写は、たしかにステレオタイプの悪女の描かれ方ともいえますよね。

「若さを求めることがそんなに悪なのか?」という疑問もわきます。

また顔の老化は女性ならではの悩みですが、さまざまな価値観の生まれた現代では「若さに執着する老婆=悪役(ヴィラン)」とするのも古く感じられ、「つまらない」「ありきたり」となってしまうのかもしれません。

声優がつまらない

日本語版吹き替えのラプンツェル役はタレントの中川翔子さん。

「合っている」という声もある反面、「嫌いだから見ない」「やめてほしい」という意見も。

管理人はそんなに悪くないと感じましたが、気になる人はいるようです。

カットされすぎてつまらない

TV放映の時に「ブツ切り」「カット祭り」にされてつまらないという人もいます。

映画館やDVDで見ている人には「歌がカットされてる」など気になってしまうよう。

カットされているシーンが多くて「つまらない」となってしまうようです。

子どもの時はつまらない(親になると面白い)

昔は「つまらない」と思っていたものの、結婚し子どもができると親目線で見るようになり、「面白い!」となった人も。

とくにラプンツェルの幼少期から18歳になるまでの成長シーンは親になったからこそ「分かる」「共感できる」よう。

人生のいろいろなシーンで見直してみると、また違った楽しみ方ができるのかもしれませんね。

【塔の上のラプンツェル】本当は怖いと言われる理由

90年代後半にブームになった「本当は怖いグリム童話」。

当時学生だった人は、一度は「本当は怖い~」シリーズを読んだことがあるのではないでしょうか?

「塔の上のラプンツェル」も、原作のグリム童話ではかなりこわ~いお話になっています。

王子の目がつぶれる

原作のグリム童話では、ラプンツェルの相手は泥棒ではなくその国の王子さま。

塔の下を通りがかったところ、ラプンツェルの歌声に聞きほれ、毎日通うようになります。

そして魔女(継母)がラプンツェルの髪の毛をつたって塔の上に登るのを見て、自分も魔女の真似をして声をかけます。

すると髪が下がって来たのでそれをつたい、ラプンツェルと出会います。

ディズニー版ではフリン(ユージーン)の役どころが、王子さまなんですね。

しかし「本当に怖い」のはここから。

王子さまは初めて会ったラプンツェルに突然のプロポーズw

そして生まれて初めて男性を見たはずのラプンツェルもそれを受け入れますw

その理由は「魔女のばあさんよりこの若くて美しい王子さまの方が私を可愛がってくれそうだわ!」というもの・・・。

こいつ…計算してやがる…。

ある意味これも「怖いw」ですが、その後王子がよなよな通ってくるのが魔女にバレ、ラプンツェルは髪を切り落とされ砂漠に追いやられてしまいます。

そしてそれを知らずにのんきにやって来た王子は…。

魔女に「ラプンツェルには二度と会えない」と言われ、絶望のあまり塔から飛び降りるのです。
(塔の高さは約12m。4階建てのビルくらいの高さですね)

なんとか命はとりとめましたが、落ちた時にバラの枝で目をつぶし、失明してしまいます。

森をさまよい、数年かけてラプンツェルのいる砂漠にたどりついた王子。

ラプンツェルは男の子と女の子の双子を産み、悲しみの日々を過ごしていました。

王子を見つけると抱きついて泣くラプンツェル。

その涙が王子の目に入ると、なんということでしょう。

王子の目は元通り、見えるようになったのです…!

王子はラプンツェルを自分の城に連れて帰り、幸せに暮らしました。
(あれ、双子は?)

…というハッピーエンドなストーリーではありますが、「塔から落ちる」「目がつぶれる」「数年森をさまよう」という容赦のない描写はさすが本家グリム童話。

これに比べれば、フリンがフライパンで殴られたぐらいは全然問題ないですねw

しかし実はこのストーリーもかなりマイルドになっているようです。

性的描写がある

「本当は怖いグリム童話」で広く有名になったのが「ラプンツェルは妊娠していた」というもの。

実はグリム童話の初版で「ラプンツェルが夜ごと髪の毛で王子を部屋に招き入れ、逢瀬を重ねた結果妊娠した」「それがばれて追い出されてしまった」という経緯がくわしく書かれていたそう。

しかしさすがに「直接的すぎる」「エログロすぎる」となったのか、後の版では「夜の逢瀬シーンが最小限に」「性行為を暗示させる文章はすべてカット」という処置がとられ、「追い出された理由も”外の人間”と恋仲になったから」というふうに変えられたそう。

『ラプンツェル』は「話の内容や表現が子ども向きでない」という理由で七度も改訂され、過度に残酷な描写や性的なシーンは削除されています。

また「本当は怖い」の『ラプンツェル』には翻訳の違いによってさまざまなパターンがあるよう。

王子が髪の毛をつたって登ると重すぎて、ラプンツェルの首が折れていたというバージョンも…。

怖すぎますね!

マイルドになった原作を、もっとマイルドにファミリー向けにしたのがディズニー版『塔の上のラプンツェル』なんですね。

本当は怖いラプンツェルのネットの評判

「本当は怖い”塔の上のラプンツェル”」をネットで調べると、やはり性描写のキワどさにびっくりした人が多いよう。

塔の上に閉じ込められた美少女が長い髪の毛で夜な夜な男性を誘う…というのは、かなり淫靡な雰囲気。

子どもが読むにはアダルティすぎる内容に、グリム兄弟が改訂をしまくったというのも頷けます。

しかし童話として編纂される前は、広く民間伝承として語り継がれてきた物語。

「森の塔に住んでいる美少女と2人っきりで♡」という男性の願望(妄想)が強くあらわれている話ともとれ、現代のハーレム的なライトノベルにつながるようで、ちょっと面白いですね。

「本当は怖い」バージョンでは、ラプンツェルが老婆(魔女)に性的なしつけを受けて男性を誘うというような展開もあるようで、かなり自由な解釈がされているよう。

ラプンツェルの方が積極的な場合もあるようです。

またラプンツェルが純粋で妊娠したことが分からず(無理がある…)、魔女に相談して追い出されるパターンや、魔女×ラプンツェルという女性同士の恋愛という新たな扉を開いてしまった人も。

また「本当は怖い」バージョンで再映画化して欲しいというファンもw

ネットフリックスあたりでR18 +指定にすれば人気になるかも?

まとめ

『塔の上のラプンツェル』は2010年に公開されたディズニー映画。

一部のディズニーファンからは「つまらない」という意見もあり「本当は怖い」という噂もある。

つまらない理由は、ラプンツェルが好きじゃない・ストーリーがつまらない・ゴーテルのキャラがつまらない・声優がつまらない・カットされすぎてつまらない・子どもの時はつまらないという理由から。

「塔の上のラプンツェル」が本当は怖いと言われる理由は、90年代後半にブームになった「本当は怖いグリム童話」から。

原作のグリム童話では王子の目がつぶれたり、塔から落ちたり、露骨な性的描写があることから怖いと言われるようになった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました