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モンスターズインク悪役ランドールがかわいそう?その後についても

映画

2001年に公開され、大ヒットとなった『モンスターズインク』。

ディズニーとピクサー制作の長編フルCGアニメーションで、人間を怖がらせることでエネルギーを作るモンスターたちの会社が舞台です。

悪役(ヴィランズ)は紫色のトカゲに似たモンスター、ランドール。

しかし悪役なのに「かわいそう」という声が多いキャラです。

「かわいそう」と言われる理由や、ランドールの「その後」の口コミもまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【モンスターズインク】悪役はランドール

ランドール(ランドール・ボッグス)は、8本の手足を持つ紫色のトカゲのような姿をしたモンスターの男性。

カメレオンのように、体の色を周りの風景と同化させる能力を持っています。

「怖がらせ屋」としての実力は高いものの、性格は陰湿で狡猾なイヤな奴。

社内ではサリーに次いで、業績第2位の実力者です。

1位のサリーを常にライバル視しており、いつも嫌味を言っています。

自分の業績を上げるためなら手段は選ばない冷徹な一面も。

温厚で社交的なサリーとは違い、性格の起伏が激しくアシスタントのファンガスを高圧的な態度でこき使うなど、横暴な振る舞いが目立つキャラ。

社長や社員からは、業績以外ではあまり評価されていません。

本作のヴィランズ(悪役)として、とても分かりやすく設定されています。

また真の悪役であるウォーターヌースが黒幕と悟られないようにするために、わざと目立つ目くらまし役としても活躍しています。

ランドールがかわいそうという声について

本作の悪者であるランドールですが、意外とファンも多く彼の扱いについて「かわいそう」という人が多くいるようです。

いったいなぜかわいそうと言われるのでしょうか?

人間界に追放されてしまうから

「ただのキョロ充だったのに人間界に追放されてしまうから」
「追放されて返ってこられないのが可哀そう」

と言われているようです。

本作の悪役としてサリーと人間の少女ブーをつけ狙い、ブーを人間界に帰そうとするサリーを妨害するランドール。

サリーを絶対絶命のピンチに追い込み、傷めつけますが、それを見て恐怖よりも怒りが勝ったブーの不意打ちによって叩きのめされます。

そして最後にはサリーとマイクによってドアの向こうの人間界に放り込まれ、追放されてしまいました。

ドアも壊され、二度と戻って来られないような描写になっています。

また追放された先の家で、ランドールをワニと勘違いした母親からスコップでまたも叩きのめされるというラストに。

それまでの悪行が自身に返ってくる結果になっています。

悪役としてしっかり役目を果たしたランドールですが、「追放されるのは可哀そう」「帰って来られないなんて…」と同情の声も集まっているようです。

モンスターズインクの世界では「人間の子ども」は有毒・有害であると徹底して排除されている存在です。

そんな恐ろしい子どもがたくさんいる世界へ追いやられ、二度と戻れないようにドアまで壊されてしまうのは、悪役といえども「かわいそう」と感じる人が多いのかもしれませんね。

過去編で良い子だったのにひねくれてしまったから

2013年に公開されたモンスターズインクの前日譚『モンスターズユニバーシティ』では、ランドールの大学生時代が描かれています。

そこでのランドールは眼鏡をかけた気弱な姿。

性格も真面目で気さくという、現在とは真逆のキャラでした。

しかし「怖がらせ大会」の最終種目で自分のミスで優勝を逃すことになり、しかもその優勝を一度は実力で越えたと思っていたサリーが奪ったことから、サリーに対する対抗意識に火がつき、サリーに勝つためには手段を選ばない性格に変わってしまったようです。

真面目で社交的だったランドールがサリーと出会ったことで性格が一変し、学生時代・社会人と執着を引きずって、最終的にひどい罰を受けるという結果が「かわいそう」と言われているようです。

ユニバーシティのランドールは「こういう奴いるいる…」と思わず共感してしまうようなキャラのため、悪役ながら同情されやすいのかもしれません。

アトラクションのランドールがかわいそう

東京ディズニーランドのアトラクション「モンスターズインク”ライド&ゴーシーク!”」のランドールが可哀そうという声もあるようです。

映画のラストで人間界に追放されたランドールですが、ディズニーのアトラクションでは「ブーを捕まえてみんなを困らせてやろう」とこっそりモンスターシティに戻ってきています(良かった!)。

しかし相変わらずサリーに勝てず、ブーも捕まえられないランドールに「かわいそう」の意見があるようです。

アトラクションでも悪役として目立てるところは良いかもしれませんね。

かわいそうなところが萌える

ランドールの可哀そうなところ、報われないところ、不憫なところが「好き」「萌える」というファンもいるようです。

「不憫萌え」というやつですねw

こんな学生時代を過ごして、社会人になってもサリー&マイクと同じ会社になってしまうなんて、本当に不憫でかわいい…いや、可哀そうなランドールです。

元が真面目なだけに、性格がひねくれてしまうのも分かりますね。

【モンスターズインク】ランドールのその後

ランドールのその後を心配しているファンも多いよう。

彼のその後は描かれているのでしょうか?

キングダムハーツ3のランドール

ディズニーのキャラクターたちが登場するゲーム『キングダムハーツ3』ではモンスターズインク後のランドールも出てきます。

ゲーム内のある存在が、追放された場所のドアを直したことによってモンスター界に戻って来たランドール。

サリーたちへの復讐と同時に、負の感情を永遠に資源化しようという壮大な野望まで抱いています。

姿を隠してゲームの主人公たち一行を翻弄しますが、もともと戦闘系のキャラではないため、久々のサリーの脅かしにあっさり敗北。

観念して捨て台詞を吐きながら、自分から扉に入ります。

そこでも「ワニが帰って来た!」「今度こそ追い出してやる」と映画と同じような展開になっているようです(かわいそう)。

またせっかく直ったドアも、キーブレードの力で鍵がかけられ、二度と誰にも使えないように消滅させられてしまいました。

ゲームでもやっぱり追放されてしまうランドール。

かわいそうですが、悪役としては何度も登場できて美味しいのかもしれませんね。

コミック版のランドール

コミック版ではちゃんと生存確認されているようです。

黒幕だったウォーターヌースと再びサリーへの復讐をくわだてるなど、相変わらずのよう。

ディズニーマジックキングダムのランドール

アプリゲーム「マジックキングダム」でもしっかり生存しているランドール。

しかも改心してモンスターズインクに再就職し、ラフ・フロアーで働いているという描写も。

ついにサリー社長の下で働くようになったのでしょうか?

いろいろな「その後」があるランドールですが、ファンにとってはさまざまな姿が見られて楽しめるよう。

人間界から無事生還し、再就職も果たしている「マジックキングダム」がいちばん幸せかもしれませんね。

まとめ

『モンスターズインク』は、ディズニーとピクサー制作の長編フルCGアニメーション。

悪役(ヴィランズ)は紫色のトカゲに似たモンスター、ランドール。

ランドールがかわいそうという理由は、人間界に追放されてしまうから・過去編で良い子だったのにひねくれてしまったから・アトラクションのランドールがかわいそうというもの。

ファンの中には、かわいそうなところが萌えるという人も。

ランドールのその後は、キングダムハーツ3やコミック版、ディズニーマジックキングダムなどで描かれている。

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