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【ゲド戦記】映画がひどいしつまらない!意味不明といわれる理由は?

映画

2006年に公開された宮崎吾朗初監督映画「ゲド戦記」。

ところが世界中で愛されるファンタジーの傑作とはあまりに違う展開に、原作ファンは激怒!

「ひどい」「つまらない」「意味不明」とまでいわれています。

映画はクソ?

どこがひどい、つまらないのか、ネットの声をまとめてみました。
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【ゲド戦記】映画がひどいのはなぜ?

検索すると出てくる出てくる「ゲド」への不平・不満の嵐!

冷静に「ここがひどい」と述べてくれる人も多く、あのジブリが「ゲド」を映画化する!と期待していたファンが
「裏切られた…」というがっかり感も伝わってきます。

オリジナルエピソードがひどい

名作「ゲド戦記」を映画化にあたり、吾朗監督はいくつかのオリジナルエピソードを追加し、原作を大幅に改変しました。

それがファンには大不評。

作品としても「ひどい」出来になってしまいました。

①「ゲドが主人公じゃない」(『ゲド戦記』なのに…)。
②「アレンが父親(国王)を殺害」
③「テルーの年齢操作」
④「物語の結末」などなど。

とくに①については、「タイトル詐欺」、②については原作者も怒らせる事態に。

もともと「ゲド」は「千と千尋の神隠し」を見た原作者からオファーが来たという、名誉な作品。

宮崎駿監督も20数年以上にわたって「ゲド」の映画化を熱望していたため、ようやく願いがかなったという特別なものでした。

それがどうしてこんなことに…。

という声のように、原案・「ゲド戦記」としてタイトルは別のものにすれば、まだ被害は少なかったのではないでしょうか。

「アレンの旅」とか…。

※映画のオリジナルエピソードについて、詳しくは「【ゲド戦記】原作と映画の違いは?大幅に変えた理由とネットの意見も」の記事をご覧ください。

内容・構成がひどい

オリジナルエピソードと並んで「ひどい」と言われているのが「内容」。

原作のエピソードをかなり圧縮して構成しているため、どれも中途半端な掘り下げになっています。

張られた伏線もとくに回収されないままエンドロールに突入するため、原作ファンから「展開が唐突」「意味が分からない」「ひどすぎる」と酷評されています。

との声もあるように、エピソードが詰め込まれているわりにテンポが悪いため、2時間見るのがキツイという人も。

30分ならテンポよくできそうですよね。

声優がひどい

今作の声優さんは、芸能人が多く起用されています。

主人公アレンはV6の岡田准一さん、ヒロイン・テルーは手嶌葵さん、ハイタカ(ゲド)は菅原文太さん、クモは田中裕子さんなど。

それが一部のファンからは「ひどい」と言われています。

最近のジブリ作品は、本職の声優さんではなく芸能人を声優として使うことがほとんどですよね。

映画の公開時には、それが良い宣伝になっているのですが…。

やはりドラマの演技とアニメの演技は違うようで、素晴らしい役者さんでも声優となると厳しい声が上がるようです。

一方で、

と岡田准一さんの熱烈なファンからは、「ゲドのアレン最高」という声も。

さすがですね!

【ゲド戦記】映画がつまらない原因は?

中途半端なエピソード

原作を愛するファンからは「つまらない」という声がとても多いです。

子供向けとはいえない内容の「ゲド戦記」。

「剣と魔法のバトル」だけではなく、扱うテーマは「生と死」「世界の均衡」などちょっと難しいものです。

原作なら何度も読み込めますが、映画でこれを表現するのは難しく、結果中途半端なエピソードとなり「つまらない」「分からない」となってしまっているようです。

という擁護の声も。

たしかに3部作くらいにすれば、作品の本来のテーマや展開に沿った分かりやすいものに出来たような気がしますね。

ゲドもちゃんと主人公にできただろうし…。

ファミリー層向けではない

また、「つまらなくはない」という人もいるようです。

つまらなくはないが、「面白くもない」という…。

原作の壮大なテーマを生かせば、大人がじっくり見るのには向いているのかもしれませんが、ジブリ映画はやはりファミリーで見られるのが良いところ。

「ゲド」はそんなファミリー層には「つまらない」かもしれません。

映画を観た原作ファンからは、「原作を読んでくれ!」という声がとても多い「ゲド戦記」。

原作まで「つまらない」と思われてしまうのが、とても残念なようです。

世界的な傑作への愛が伝わってきますね。

とくに原作1巻や外伝はとても評価が高いよう。

現代読まれているさまざまなファンタジー作品のルーツともいえる名作のため、展開は既視感があるかもしれませんが、むしろこちらが本家。

宮崎駿監督も第3巻が出版された1970年代に「ゲド」を読み、とても感銘を受けて「映画化したい」と原作者にアニメ映画化の打診をしたほど。
(当時は知名度や実績がなかったため、許諾が下りませんでした)

「つまらない」と思った人も、原作を読んでみると「面白い!」となるかもしれませんね。

ただし、「原作を読まないと映画がわからない時点で映画化は失敗」という、辛口の意見もありました。

確かに…。

【ゲド戦記】意味不明・わからないと言われる理由

「わからない」「意味不明」という声も多い今作。

でも「わからない」なりにツッコミを入れているファンもいるようです。

ハイタカ=ゲドなのが作中で説明されない「ゲド戦記」。

なぜ通り名と本名(?)があるのか、それを説明するには『真の名』(まことのな)のシステムに触れないといけないのですが、見事にスルーされています。

ほかにも原作の設定がほとんど明らかにされないため、視聴者は置いてきぼりに。

これが「わからない」「意味不明」と言われる理由のようです。

物語終盤でテルーがいきなり竜になるの、びっくりしますよねw

何の伏線も張っていないし、アレンやテナーもそんなに驚いていないし…。

テルーも普通に人間に戻っているので、あの世界では普通のことなのでしょうか?

ジブリのゲド戦記は原作小説の3巻部分を主軸にしていますが、2巻部分のテナーを主人公にしたほうが、話の流れ的にもしっくり来ると思うのですが・・・。

今のジブリなら、女の子(テナー)が主人公でゲド(青年)に救われる物語の方がぴったりですよね。

「少女の自己の回復と、魂の解放の物語」「テナーとゲドの信頼、愛情の物語」としても成り立っているそうなので、もしまた映画化できるとしたら、こちらを制作してほしいですね。

もちろんゲドはイケメンでお願いします!

まとめ

ジブリ版「ゲド戦記は」ひどい、意味不明、つまらないと酷評されている。

多くの意見は、オリジナルエピソードがひどい、声優がひどい、内容や構成がひどい、ファミリー層向けではないのでつまらないなど。

また、原作の設定がほとんど明らかにされないため、見ていても意味がわからないという感想が多い。

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