【PR】当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

【名探偵コナン】緋色の弾丸はひどいし面白くない?がっかりする理由についても

映画

1年間の公開延期を経て2021年に公開された『劇場版コナン 緋色の弾丸』。

劇場版第24作目にあたり、人気キャラ赤井とその家族が初めてメインキャラとなる作品として、公開前から話題となっていました。

興行収入も76.5億円と大ヒットとなりましたが、見た人からは「ひどい…」「面白くない」と言われることがあるよう。

いったいどこがひどいの?
面白くないのはなぜ?

そのほか「がっかりした」というネットの評判もまとめました。
(犯人を含む作品の重大なネタバレで作成しています。ご注意ください)

【緋色の弾丸】ここがひどい

コロナ禍により公開が1年延期された本作。

コナンファンにとって待ちに待った新作映画ですが、鑑賞後「ひどい!」「面白くない」という声が意外と多かったようです。

いったいどこがひどいのでしょうか?

蘭の扱いがひどい

ヒロインである毛利蘭の扱いが「ひどい」と言われています。

本作のノベライズでは蘭とコナンのシーンがかなりあるのに、映画ではカットされている…という怒りの声が多いようです。

ノベライズとの違いは細かいところも含めるとかなり多いようですが、とくに蘭と新一(コナン)の公式カップルを応援しているファンはその違いが気になったよう。

「のんきな少年探偵団たちに珍しくイライラする蘭ちゃんのシーンがない」
「コナンが目を覚ますきっかけは灰原ではなく蘭の声」

など、もう一人のヒロインである灰原哀を、蘭より優遇するような演出が「ひどい」と言われているようです。

一方でコナンと哀のカップルを応援するファンからも、今回の映画は「ひどいw」と言われているよう。

「赤井ファミリー集結!」とうたわれた作品なのに、人気キャラの赤井はあまり活躍せず、コナンと灰原のコンビが目立っていた…と嬉しいながらも「宣伝に偽りあり」として「ひどい」と感じているようです。

赤井ファミリー集結してないからひどい

本作は公開前から大々的に「赤井ファミリー全員集結!」「赤井メイン作品」と宣伝されていました。

そのため赤井ファンは公開されるのをとても待ち望んでいたようです。

しかし実際に鑑賞してみると…
「宣伝と全然違う」「赤井ファミリー集まってない!」「赤井さんがそんなに目立たない…」
という声が多く、それが「ひどい」と言われているようです。

初見では把握しきれない複雑な赤井ファミリーの関係は、映画で描くには少し尺が足りないのかもしれません。

また赤井は人気キャラですが、同じく人気キャラの安室に比べ役目上「目立ってはいけない」キャラでもあります。

そのため狙撃シーン以外では見せ場が少なくなってしまうのかもしれません。

とはいえ本作では赤井とコナンの連携プレイも見どころのひとつ。

ふたりの信頼感や活躍はしっかり描かれています。

歴代の駄作並みにひどい

劇場版コナンのファンからは、歴代の駄作と言われている『業火の向日葵』や『群青の拳(フィスト)』と同じくらい「ひどい」とも言われているようです。

「水場がからむと駄作」「5の倍数の劇場版は駄作」とファンの中では噂されていますが…。

本作では「名古屋港」が出てきます(水場…)。

しかし劇場版24作目なので5の倍数ではありません(セーフ?)。

また劇場版コナンの歴代人気ランキングでは5位に入っています。
(『業火の向日葵』は17位、『群青の拳(フィスト)』は10位です)

駄作の代表といわれる2作が実際のランキングではそこまで低くないことを考えると、本作もそこまで「ひどい」作品ではないのかもしれません。

【緋色の弾丸】ここが面白くない

「まったく面白くないわけではない」「それなりには楽しめる」ものの、「思ったより面白くない…」という声が意外とあるようです。

どんなところが「面白くない」「つまらない」のでしょうか?

ストーリー・真相が面白くない

劇場版コナンの売りであるストーリーや、ミステリー部分が面白くなかったという人が多いようです。

最近の作品は「アクション映画になっている」「爆破ばかり派手になっている」とも言われており、初期の作品にあったミステリーや謎解き要素が近年はかなり薄れていると残念に思うファンも。

今回の事件の発端となる15年前の真相が肩透かし感のあるものだったり、犯人と共犯者の犯罪動機が弱く、共感できなかったりという意見もあります。

劇場版コナンの醍醐味ともいえる謎解きもいまいち納得できなかったり、犯行トリックも「無理がある…」とすっきりできなかったりします。

またメインキャラクターが増えすぎたせいで、一人ひとりの見せ場を作るためにストーリーがおざなりになっているという声、結局はアクションシーンや爆破シーンの派手さでごまかしているという声も。

初期からの劇場版ファンは、もっとミステリー要素の濃い作品を望んでいるようです。

キャラばかり増えるアクション映画ではなく、劇場版ならではのしっかりしたストーリーを楽しみたいファンが多いのかもしれません。

赤井ファンには面白くない

タイトルの「緋色」は赤井ファミリーを象徴するワードです。

特別な意味を持つ「緋色」がタイトルにつけられた本作、赤井ファンにとっては待ちに待った劇場版だったよう。

しかしファンであるほど、「面白くなかった」と感じる人が多かったようです。

人気キャラ安室が活躍した「ゼロの執行人」のように、赤井も活躍するのでは?と思われていましたが、実際は表で活躍するシーンはほとんどなく、唯一の見せ場であるリニアを狙撃するシーンも「画面のつくりがいまいち」「演出が悪い」と言われています。

狙撃が成功する理屈は面白いのですが、「そうはならんやろ…」という疑問の声も。

また広く宣伝されていた「赤井ファミリーの集結」についても、「実際は集まっていない」という不満が多いようです。

初見の人にはかなり分かりにくい赤井ファミリーの関係は、劇場版で扱うには難しいところも。

主人公はあくまでコナンであることも、あまり赤井の活躍をメインに描けない理由かもしれません。

「赤井一家共闘」とはならないものの、「間接的に集まっている」とするファンもいるよう。

視聴後のとらえ方は人それぞれなのかもしれませんね。

ファンにしか分からないから面白くない

ほぼ毎年公開され、本作で24作目となる劇場版コナン。

子供の頃から観て育ち、コナンと共に成長したという人も多いのではないでしょうか?

原作漫画も100巻を越え、国民的長寿番組となった弊害が、「初めて見る人には分からない」「どこから入ったらいいか分からない」というもの。
(『ONE PIECE』みたいな現象ですね)

知名度はばつぐんですが、その分難しい設定や複雑な人間関係も増え、「今からハマろう」とする人にはとっつきにくい作品になってしまっているようです。

とくに本作のメイン「赤井ファミリー」はその立場や他者との関係が入り組んでいて、原作やアニメ、スピンオフなども履修していないとついていけないと言われています。

そのためコナンファン、赤井ファンでない人には「楽しめない」「面白くない」映画になってしまっているのかもしれません。

はじめて劇場版を見るという人は、事前に「赤井ファミリー」について調べたり、原作やスピンオフなどを読んでおくと良いかもしれませんね。

犯人がすぐ分かるから面白くない

劇場版コナンでよく言われているのが「犯人は声優で分かる」というもの。

ミステリーものとしては致命的ですね…。

サスペンスドラマでも「俳優で分かる」と言われるため、ある程度は仕方ないことかもしれませんが、本作でも「声優さんで犯人がすぐ分かってしまった…」という声があるようです。

犯人が序盤に分かってしまうと、面白くないし退屈ですよね。

本作の犯人の声優は、鈴村健一さんと平野綾さんが演じています。

そのため「事前にキャストを見ただけで予想できた」という強者も。

しかし犯人が分かってしまったとしても「コナンたちレギュラーキャラとのドラマが楽しめた」「犯人たちが犯行を起こした動機に込められたテーマを読み取ることも楽しい」という深い見方をしているファンもいるよう。

犯人当てだけでなく、ドラマ性やテーマも含めて『コナン』の楽しみ方なのかもしれませんね。

【緋色の弾丸】ここにがっかり

赤井ファミリーのストーリーじゃなくてがっかり

「『緋色の弾丸』にがっかり」で調べると、やはり「赤井ファミリー関連」が多いようです。

「ひどい」「面白くない」「がっかり」の意見のほとんどが「赤井ファミリー」関連のものだとすると、”赤井ファミリー集結!”の宣伝が大げさだったのが原因なのかもしれませんね。

人気キャラ・赤井を前面に出したいのは分かりますが、あまりに内容とかけ離れた宣伝をすると、ファンの不満が大きくなってしまうようです。

名古屋が思ったほどは出なくてがっかり

毎回さまざまな土地が舞台となる劇場版コナン。

今回は名古屋がメインのステージになっています。

有名な名古屋城をはじめ、名古屋港ガーデンふ頭や金シャチ横丁、セントレア空港など、地元民のファンにとってはかなり楽しめる作品だったよう。

しかし「思ったよりも名古屋じゃなかった…」とがっかりする県民もいるようで、とらえ方は人それぞれのようです。

期待値が上がりすぎていてがっかり

がっかりするのは「期待しすぎていたから」という声もありました。

今作は本来2020年公開予定でしたが、コロナ禍の影響で2021年に延期されています。

そのためファン(とくに赤井ファン)の熱量が1年間ずっと続いており、公開日が近づくにつれてどんどん期待が膨らんでいった…と言われています。

「赤井ファミリー集結!」という公式の煽りもあり、観る前から「赤井の活躍をようやく見られる!」「きっと最高に楽しめる!」とファンの気持ちも最高潮になっていたと考えられます。

しかし実際見てみると…。

「そんなに活躍しない…」「一家が集結してない」「期待したほどじゃない」などの不満が大きかったよう。

期待が大きかっただけに、がっかり感も相当強かったのかもしれません。

まとめ

『劇場版コナン 緋色の弾丸』は、興行収入76.5億円の大ヒット作品だが、見た人からは「ひどい…」「面白くない」と言われることがある。

「緋色の弾丸」がひどいと言われる理由は、蘭の扱いがひどい・赤井ファミリー集結してないからひどい・歴代の駄作並みにひどいなど。

面白くないと言われる理由は、ストーリーや真相が面白くない・赤井ファンには面白くない・ファンにしか分からないから面白くない・犯人がすぐ分かるから面白くないというもの。

がっかりすると言われている理由は、赤井ファミリーのストーリーじゃなくてがっかり・名古屋が思ったほどは出なくてがっかり・期待値が上がりすぎていてがっかりなど。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました