美女と野獣アニメ版の王子にがっかり?本当の姿がぶさいく・かっこよくない理由

1991年に公開されたディズニーアニメ映画「美女と野獣」。

イケメンだが傲慢な心の持ち主だったため、呪いをかけられ醜い獣の姿となった王子が、美しく賢いベルと真実の愛に気づくまでのロマンチックな物語です。

今でも多くのファンを魅了する作品ですが、肝心の「イケメン王子」の姿に「がっかり」「野獣の時の方がかっこいい」と言われてしまうことがあるそうです。

いったい何故「がっかり」なのか、「元に戻るな」と言われる人間の時の姿はどんななのか?

調べてみました!

美女と野獣アニメ版の野獣について

野獣ことアダム王子の、呪いにかけられている姿がこちら。

作品中はほとんどこの姿なので、はじめは少し違和感があっても慣れてしまいます。

それにディズニー映画で動物がしゃべるのはまったく不思議じゃないですよね^^

「醜い獣」と言われてはいますが、結構カッコいいんじゃ・・・と思ってしまいます。
もふもふできて大きいし、頼りがいもありそうです。

このデザインはいろいろな動物のパーツを組み合わせて作ったもので、「バッファローの頭部・ゴリラの顔・ライオンのひげ・オオカミの尾と脚・クマの体・イノシシの牙」をモチーフに合成されたそうです。

観る人によってはマントヒヒや水牛なども思わせる力強いデザインです。
どれも強そうでカッコいい動物ですよね。

また、目だけは人間のものとしていて、元の姿に戻った時も同じ青い瞳をしています。

ベルは人間に戻った王子の瞳の色を見て「野獣」と気づくというしかけになっています。

1991年当時最高のCG技術を集めて作られた映画で、さまざまなところに使われたCGの立体感は今でもなかなか見ごたえのあるものとなっています。

細かく書き込まれた装飾や城の調度品、キャラクターたちの動きなども楽しめます。

美女と野獣アニメ版の王子にがっかりの声

物語終盤、瀕死の野獣は最期にベルへ愛と別れの言葉を口にし、息絶えます。

ベルも涙ながらに野獣への愛を告白し、悲しみにくれるベルと使用人たちが見守る中、奇跡が・・・!

呪いが解け、野獣が人間の姿に戻るシーンはCGでとてもていねいに描き込まれ、音楽も最高に盛り上がり、誰もが「いったいどんなイケメン王子なんだ?」と期待に胸を膨らませるなか、登場した王子の姿に、

?????
イケ・・・メン・・・?

ディズニープリンスといえば、美しいディズニープリンセスにふさわしい、「眠れる森の美女」のフィリップ王子にシンデレラの王子とか、

「リトル・マーメイド」のエリック王子とか(人魚のアリエルとハッピーエンド)

「白雪姫」とか、とにかく「白馬の王子様」的オーラがあると思うのですが、世界でもっとも「元に戻ったらアカン王子」と言われているのも納得の「普通」っぽさ。

ロン毛なところも今ではマイナスポイントでしょうか?

本当の姿がぶさいく・かっこよくない理由

人間に戻った王子がかっこよくないと言われてしまう理由はただ一つ、日本人の好みではないからではないでしょうか。

おそらく、あまり日本人好みではない、ちょっとバタくさい濃い目の顔つきがこの「美女と野獣」では「イケメン」とされています。

美女と野獣の悪役、ガストンも「イケメンだけど性格が悪い」と言われていて、同じように濃い目の顔をしています。

そのため、期待度MAXだった女性ファンは「思ったよりもイケメンではない」とがっかりしてしまうのかもしれません。

とくに、人間に戻った直後の作画が「いちばんヤバい」ので「がっかり」の印象が強いのかもしれませんね。

野獣の方がカッコイイという理由

王子は、本編のほとんどを野獣の姿で過ごすため、視聴者も「野獣」であることが普通になっています。

そして、はじめは粗暴なふるまいや言動が多かった野獣が、ベルと出会い少しずつ優しさを取り戻してゆく、そんなふたりのラブストーリーをずっと追っていると、「もう人間に戻らなくてもいいじゃん!」と野獣の姿に愛着を感じてしまうことも。

そのため、最後に急に「人間に戻ってハッピーエンド!」となってしまうと、今まで応援してきた野獣の姿とはまったく似ていない見た目に違和感が出てしまうのかもしれませんね。

また、野獣のデザインがとてもカッコよく、人気が高かったのことも理由のひとつかもしれません。

あえてイケメン王子にはしていない?

この作品の重要なテーマとして、「人を見かけで判断してはいけない」というものがあります。

そもそも王子が呪いをかけられたのも、「醜い老婆の容姿を理由に、宿を断ったから」。

老婆は本当は美しい魔女であり、王子は若く美しいがとてもわがままで傲慢な心の持ち主だったのです。

「人を見た目で判断する」その驕った心をいましめるため、魔女は王子を恐ろしい野獣の姿に変えてしまいました。

このテーマに沿った解釈をすれば「王子=あえてイケメンでない」という説も頷けますね。

人間の姿に戻った時、あっと驚くようなイケメンのディズニープリンスだったら・・・。

「何だ、結局見た目がすべてか」と視聴者はそっぽを向いてしまうかもしれません。

また、せっかくラストまで積み上げて来たテーマが無駄になってしまいます。

まとめ

美女と野獣の野獣は、魔女の呪いによって変えられてしまった王子の姿。

呪いが解けて人間の姿に戻った王子に「がっかり」の声がある。

ぶさいく、かっこよくないと言われる理由は、日本人の好みの顔立ちではないから。

本編の殆どを野獣の姿で過ごし、野獣のデザインがかっこよかったこともあり、視聴者は野獣の姿に愛着を持ってしまう。

ベルも野獣も、真実の愛を見つけました。

それは、その人の姿ではなく、その心を見るということ。

それがこの作品のもっとも伝えたいことであり、悪いことをしても正しく反省すれば許されるという、ある意味救いの物語にもなっています。

王子がイケメンでもそうでなくても、ベルの愛に変わりはない。

そんな幸せなラストと思えば、多少の「がっかり」も許せるような気がしますね!

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