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打ち上げ花火下から見るか横から見るかは気持ち悪い?キャラがひどいなど酷評の理由

映画

2017年にアニメ映画としてリメイクされた「打ち上げ花火、下から見るか横から見るか」。

シャフト制作による美しいアニメーションで、「君の名は」のような名作になるかと思ったら、まさかの不評の嵐となっているようです。

「気持ち悪い」「ありえない」と、特に女性ファンから不満の声が多数!

気持ち悪いのは誰?
どんなところが気持ち悪いのか?その理由は?

さまざまな声を集めてみました!
(ネタバレを含みますのでご注意ください)

打ち上げ花火下から見るか横から見るかの気持ち悪いキャラ:及川なずな

今作のヒロイン。
主人公島田典道の幼なじみであり、クラスのマドンナ的存在の美少女です。

でも母親の再婚など複雑な事情もかかえている中学一年生。

ちゅうがくいちねんせい?!

そう、女性ファンから「気持ち悪い」と連呼されているのは、この色っぽすぎるヒロインなんです。

序盤は高校生と思って観ていたからまだ良かったけど、中学生とわかってからは・・・

ビジュアルを見ると、確かに中一とは思えないルックス。

背も高いし胸もあるし、表情も大人っぽくて、高校生と言われた方がしっくり来ますよね。

男性ファンからは、そこが「かわいい」「エロい」と大絶賛のなずなですが、女性の視聴者からは大ブーイング。

なずなのキャラデザだけでなく、しぐさや表情なども「気持ち悪い」という声が多いようです。

・全体的に無駄にエロさを強調した演出とか服装、吐息が癪に触る。
・表情一つ、息づかい一つとってもそういう行為を連想想像させる。
・エロさが効果的に作品を盛り上げてるのならまだしもただただキモい。
・ナズナが急に歌い出したり、やたらパンチラねらったり、やたらにくねくね、しなしな、目を細めたり色気のあるような表情をするけど、イラっとする。
・やたら目のアップが多いが、特に意味がない。

もともと男性ファン層に向けた「萌え」作品であれば大成功なのでしょうが、「打ち上げ花火」は「彼氏/彼女と夏に合う映画を観たい!」と劇場に行った人も多いと思います。

「繰り返す夏休みの一日、何度でも君に恋をする」というキャッチコピーは確かにその通りなのですが・・・。

「家族と見てられない」「気まずい」と評価されてしまう内容はカップル向けとは言えず、爽やかなキービジュアルに「だまされた!」という人もいるようです。

打ち上げ花火下から見るか横から見るかの気持ち悪さ:作品全体のモヤモヤ感

主人公の年齢がわからない

小説版では明確に2017年とされている世界ですが、アニメ映画版では世界設定がとても曖昧です。

そのため、きれいな映像・かわいい登場人物なのに、どこか気味悪く歯車のかみ合わないストーリーが続きます。

まず、中盤以降まで主人公が中学生か高校生かが明かされません。

原作である実写ドラマでは小学生であることが明示されています。

しかし今作では白シャツの学生服、自転車登校ぐらいの描写しかされないので、「小学生ではない」ことがうっすら分かるぐらい。

明確な設定が分からないため視聴者にモヤモヤが残り、主人公に共感しにくいまま物語が進みます。

時代設定も分からない

今作ではスマホが存在しません。

そのため、「現代の中高生が誰もスマホを持っていないのは違和感がある」きっと「過去の時代の話」なのだろうと納得しつつ視聴を進めると、ゲームをするシーンで持っているコントローラーが、明らかに「PS4」のものという矛盾が出てきます。

それならやっぱり現代の話なのでしょうか?

と思うと、ゲームの画面は「スーファミ時代のようなグラフィックの横スクロールアクション」という謎が。

なんなんだよ!と視聴者に余計な混乱を与え、物語に入り込めないのです。

なずなの母親が歌っていた曲と好きな女子のモヤモヤ

物語中盤でなずなが松田聖子の「瑠璃色の地球」を口ずさみ「母親がよく歌っていた」と言うシーンがあります。

「瑠璃色の地球」は1986年の曲。

その歌を歌える世代が母親ということで、やっぱり現代の設定(2017)なのか?と、ようやく世界観がつかめたかと思いきや、物語終盤、典道の遊び仲間4人が花火を見て盛り上がり、好きな女子の名前を叫ぶシーン。

一番背の低い男子が「観月ありさが好きだ―っ!」と叫ぶのです。

???(2017年だとしても)今時の中学生が、好きな女性に「観月ありさ」???

いったいこの世界は「いつ」なんだ?!

このように世界観の設定が非常に不安定で、視聴者は頭を悩ませたまま物語が進行していきます。

そしてそれらが伏線として解決されることもなく終わってしまいます。

そんな「よく分からない」モヤモヤ感が、「(解決しなくて)気持ち悪い」という感想になっているようです。

エロい匂わせが多い

物語のあちこちに散りばめられている、ちょっと性的なメタファーに気づいた人もいるかもしれません。

なずなの色っぽすぎるデザインやしぐさだけではなく、「夏の青春映画」として描くうえで、まったく必要のないエロ要素が多く含まれているのです。

・生徒たちによる三浦先生(無駄に巨乳)へのセクハラ、パンチラ写真
・教師カップル同士の行為をともなう性的な会話(原作にはない)
・何度も繰り返されるなずなのスクール水着、白いワンピース姿
・無駄に肩ひもが揺れるなど、胸元を強調するカメラワーク
・足元からなめるようになずなを見上げるシーン
・制服を脱ぐシーン
・なずなが口紅を塗るシーン
・なずなが性的に誘惑するシーン

これは実写ドラマからの男性ファンも非常に怒らせているようです。

「必要ない」「いらない」や、「実写版でもエロさはあったが健康的なエロスで、こんなあからさまなものではなかった」と残念に思っている人も。

女性視聴者も、この無駄に多い性的な匂わせに対して「気持ち悪い」と感じた人が多いようです。

原作どおりの小学生同士で、健康的&ハプニングのような描写なら「あらあら☆」で済ませられますが、主人公たちは中学生。

そしてヒロインは無駄に大人っぽく、反対に主人公はまだまだ子供のようなルックスです。

これがおねショタってやつなのか・・・?

中学生の妄想にしてはあまりに「大人」の目線が入りすぎているのが、「気持ち悪い」と言われる原因かもしれません。

理解不能の美少女に振り回される

本作のヒロイン及川なずなは、田舎町の出身なのに田舎っぽさのない、垢ぬけた美少女でもあります。

ちょっと何を考えているか分からない、でもとても可愛い女の子。

「ボーイミーツガール」ものとしてなら魅力的なのですが・・・。

正直、まったく全然感情移入できないヒロインなのです。

なずなは女子に好まれるタイプじゃないし、クラスのマドンナ?的ポジションらしいが特にそういう描写もなく、むしろ無口で不思議ちゃん系なんですね。

主人公が好きになる女の子なのに、その魅力がまったく伝わらないなずな。

クラスのマドンナ的存在ではありますが、主人公とそんなに親しい描写はありません。

なのにいきなり主人公と友人の50m競争に参加してきて「私が勝ったらなんでも言うことを聞いて」と言ったり「かけおち」を持ちかけたりと主人公を振り回します。

別にわがままなお嬢様というわけでもなく、視聴者も主人公も「???」となずなを理解できません。

「美少女に振り回されて、なんだかよく分からない話」になっています。
(それを楽しめる作品ならいいのですが、そこは失敗しているようです)

そして、さらに「気持ち悪い」のが「もしも玉で繰り返すたび、のりみちの欲望か願望かわからないけどその通りのなずなのキャラが変わっていくのが気持ち悪くてみてられない」という意見。

不思議な玉で時間を巻き戻し、過去をやり直すたびに、ヒロインの行動はどんどん主人公の妄想じみてきます。

主人公にとって都合のいい、自分のために奉仕するような性的な女の子へと変えられていきます。

中学生の妄想というよりも、大人の妄想というような描写です。

大人の男性が想像する、「女の子」「かわいそうでかわいい美少女」の理想、願望、夢のようなものかもしれません。

これが大人の女性には透けて見えてしまい、「気持ち悪い」「性の対象に見える」と不快感を覚えるようです。

まとめ

「打ち上げ花火、下から見るか横から見るか」は気持ち悪いと女性からの感想が多い。

理由は作品の世界観があやふやだったり、主人公の年齢もはっきりしないと視聴者に不親切な設定なこと。

さらにヒロインが無駄に色っぽいなど、変な「エロさ」を強調していること。

そのため、男性ファンからは「可愛い」と評判のヒロインが、女性ファンからは「気持ち悪い」という感想を受けている。

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