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さんかく窓の外側は夜7巻のネタバレ!先生は三角の父親の可能性とその根拠や理由についても

ロングヒットを続けるBL(?)漫画代表、「さんかく窓の外側は夜」。

最新刊の7巻では、ついにあの「先生」の正体に迫る話が収録されています。

この記事では、「さんかく窓の外側は夜」7巻のネタバレと、はっきりと描かれてはいなかった「先生」の正体についてまとめてみました!

さんかく窓の外側は夜7巻のネタバレ!

「さんかく窓の外側は夜」の先生とは

「先生」は作中でずっと謎の多い存在として描かれていました。

作品のかなり初期から登場していましたが、常に「先生」と呼ばれ、名前や年齢、職業などは不詳の謎の人。
見た目はやや老け顔で三白眼、言動や行動がエキセントリック。

そして、先生の周りの人はなぜかその姿かたちを覚えていることができないのです。

どんな人だったっけ?顔は?など、さっきまで話をしていたのに、先生から離れると「どんな人だったのか」思い出すことができない。

何か恐ろしいものを隠し持っているような雰囲気です。

・おそらく40~50代
・ヤバい団体と関りがある
・霊的にヤバい力を持っている
・霊的にヤバいことをしてかなりのお金を貰っている
・宗教団体とも関係が?
・信者からは先生と呼ばれ敬われている

などなど、「人としてヤバい」「霊的にヤバい」ということが匂わされるばかりで、ずっと正体は隠されていました。

さんかく窓の外側は夜の先生の正体は三角の父親の可能性と根拠や理由

三角の父親である根拠①:4巻でのエピソード

4巻で三角くんの母親のエピソードがはさまれ、そこに登場した「父親」が、何故か「先生」にそっくり。
(三角の母親はシングルマザーだが、父親のことには触れられていなかった)

顔つきは優しく少し気の弱そうなかんじですが、髪型はほぼ「先生」です。

父親には「悪いもの」を引き寄せる力があり、母親にはそれをある程度はらう力がある。
(その力が三角くんにも受け継がれているのかも?)

父親は自分がいっしょにいると「悪いもの」が家族に影響を及ぼすことをさとり、三角くんがまだ幼いときに姿を消してしまいます。

父親がいなくなった時、なぜ名前も顔も思い出せないようにしていったのか、読者的には謎のままでした・・・。

三角の父親である根拠②:7巻での先生の回想シーン


今回の7巻で、「先生」の回想シーンに出てくる女性(乳児を抱いている)が三角くんの母親の若いころとそっくり!

これは・・・!
やはり確定?

「さんかく窓の外側は夜」7巻では、「父親」=「先生」が、失踪時に三角くんの母親と「自分」にある「呪い」をかけていたことが判明します。

明確にはされていませんが、おそらく

母親には「自分(先生)の名前や顔を思い出せない呪い」
自分には「三角くんの母親と子供の名前・顔を思い出せない呪い」

をかけたと思われます。

先に触れましたが、誰も先生の姿かたちを覚えていることができないのは、このあたりが原因ですね。

「さんかく窓の外側は夜」の世界では自分の名前を知られることが「最大の弱点」となるようで、先生は失踪後、誰も自分の顔や名前を覚えていられない呪いも周りにかけているようです。

「さんかく窓の外側は夜」7巻の考察

過去の「先生」は、未来の自分が妻と息子、ふたりを呪いで殺してしまうことをおそれ(もしくは”悪いもの”を呼び寄せてしまうことをおそれ)、この「呪い」=「お守り」をかけていったのかもしれません。

多分将来自分が正気を失い、ふたりを殺すことになると予感していたのかも・・・。
4巻での失踪時には、妻を「死なせない」ためという描写もありました。

「さんかく窓」の登場人物は、互いに対比させられるように配置されています。

たとえば非浦英莉可ちゃんと先生、冷川さんと先生、冷川さんとエリカちゃんなど。

エリカちゃんと先生は共に「死霊使い」(ネクロマンサーと訳されています)。

他人の「悪意・害意」「良くない心」を集めて貯めて、「良くないこと」に使う。
作中では細かい説明はないのですが、直接手を下さずに人殺しもできる力のようです。

エリカちゃんは幼いころから、その力を父親に利用され、悪いことにしか使えないと思いこみ、そんなことをしている自分も死の力もうとましく、でも一生変えられないとあきらめていました。

けれど三角くんたちとの出会いによって、その力を良いことに使おうと変わっていくエリカちゃん。

それは所属させられていた団体から逃げ出したいという思いに変わります。

自分の居場所は自分でつくると決意し、動き出すエリカちゃんたちに、三角くんと冷川さんも協力します。
続巻では彼女の活躍、成長ぶりが見られそうです。

対して「先生」は、三角くんの母親という「救い」「居場所」に既に出会っていたにも関わらず、彼女を信じ切れず、思い出も名前もすべて消し去って逃げ出してしまいます。

そして新しい「自分の居場所」を自分で作ったけれど、それは人の悪意を利用して人の殺しを引き受ける、とても温かいとは言えない場所。

この巻でようやく先生にも内面の葛藤があると描かれましたが、もし母親と息子(三角くん)に再会したらおそらく呪いで殺すだろうという描写もされています。

まとめ

「さんかく窓の外側は夜」の登場人物である「先生」は、初期から出ているもののすべてが謎に包まれている存在。

姿形など、覚えていることができない。

特別な力を持っていて、ある宗教団体で実権を握っている。

母親の過去のエピソードで出てきた、三角の父親になる男性が「先生」にそっくりだった。

その人物は自分がいっしょにいると「悪いもの」が家族に影響を及ぼすことをさとり、三角がまだ幼いときに姿を消している。

「さんかく窓の外側は夜」7巻では、「父親」=「先生」が、失踪時に三角くんの母親と「自分」にある「呪い」をかけていたことが判明している。

理解ある人との出会いが、エリカちゃんには良い方向に、先生には悪い方に作用してしまうという少し悲しい対比をされている7巻。

今後、先生にも何か救いが用意されていればいいのですが・・・。

GOOD ENDなら母親と三角くんと再会、改心。

BAD ENDなら悪意の利用と人殺しに対する、相当なしっぺ返しが来るのかな?と思います。

どちらにしても最後まで追いかけたい漫画ですね!

 

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