【PR】当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

雪女と蟹を食うの彩女(あやめ)の年齢は?過去や真意についても

2022年7月から実写ドラマ化されることで話題の『雪女と蟹を食う』。

全8巻で完結済で、「文学的作品」「彩女(あやめ)さんがいい」と、ストーリー・キャラクターともに男性人気の高い作品です。

謎多きヒロイン・雪枝彩女(ゆきえだ あやめ)はいったい何歳?
過去の秘密や主人公と旅をする真意は?

調べてみました!
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【雪女と蟹を食う】彩女(あやめ)の年齢

30歳以上(正確な年齢は不明)

謎多きヒロイン・「清楚系文学美女」彩女(あやめ)。

人妻であることは示されるものの、作品内では正確な年齢は語られませんでした。

主人公に襲われた時もそれほど驚かず、自ら進んで体を差し出す(!)彩女。

「犯罪者さんて 見た目よりお若いんですか?」
「幻想ですよ。三十路の女に貞操観念なんて…」
「ましてや人妻ですからね」

このセリフから、彩女は少なくとも三十歳を過ぎていると考えられます。

しかし!

巨乳でスタイルが良く、妖艶な雰囲気をまとう彼女、とても30代後半には見えません。

青年漫画のヒロインということも考えると、30歳~30代前半ぐらいとするのが自然かなと思います。

ミステリアスでエロティックな雰囲気が魅力の彩女。
(壇蜜さんのような感じでしょうか?)

男性人気が高く、連載も単行本8巻まで続き、きちんと完結しています。

「”こんな女性がいたらいいな”という男の理想」
「お金に余裕があって人妻で、エロいことができて気遣いができる完璧な女性」

など、彩女人気がそのまま作品人気につながっていたようです。

管理人は当初「こんな都合のいい女いるか~?」「よくある男性向けのストーリー」とあまり真剣に読んでいなかったのですが…。

冒頭から何度も繰り返される、「死」と「死」を連想させる言葉。

青年漫画らしく濃厚なベッドシーンは何度もあるものの、それは常に「旅の終着点」=「死」を意識させるものです。

彩女が例えられる「雪女」も、岩手県や宮城県の伝承では人間の精気を吸い取ったり、凍死させたりするという恐ろしい存在です。

それと同時に、結ばれた男性との間に子を為したものの、正体を暴かれて姿を消したり、湯に入れられて雪のように溶けてしまったりという哀れで儚い存在でもあります。

この作品が「文学的」「大人こそ共感できる」と評価されているのも、よくある男性向けストーリーの「アホな男が人妻といちゃいちゃしながらうまいものを食べて北海道を目指すロードムービー」ではなく、作品の根底にずっと流れている「死」と「謎」の音が複雑で大人向けの物語にしているからかもしれません。

【雪女と蟹を食う】彩女(あやめ)の過去

彩女の過去は、物語の終盤(7巻)になってようやく明かされます。

彩女の旧姓は、主人公が名乗った偽名と同じ「北」。

まだ学生だった彩女は、教師である雪枝(ペンネーム”雪渕一騎”・彩女の夫)が小説を書いていることを知り、好きになります。

雪枝は彩女を置いて上京しますが、彩女もそれを追いかけて家を出てしまいます。

勘当同然で実家を飛び出して来た彩女を追い返すことができず、雪枝は彼女と結婚。

教師をやめ小説を書くようになりますが、なかなか芽が出ません。

貯金が尽き生活費がなくなると、彩女は体を売ってお金を稼ぎました。

そうまでして雪枝に小説を書かせようとする彩女に、彼は次第に恐れを抱くようになります。

自分の小説のために命すら捨てようとする彩女が、まるで「雪女」のように恐ろしくなってしまったのです。

しかし雪枝は、決して彼女を嫌いになったわけではありませんでした。

彼が彩女から離れた理由は、自分のためにこれ以上変わって欲しくなかったから。

雪枝の「ありがとう彩女。愛しているよ」というセリフは、本当に心からの言葉だったのです。

【雪女と蟹を食う】彩女(あやめ)の真意

作中では彩女が常に主導権を握り、レンタカーの運転をしたりお金を払ったりするのはいつも彼女です。

それにも理由がありました。

主人公と彩女の辿った道のりは、彼女が夫と行くための「夫婦旅行」のルートでした。

彩女は主人公を夫の代わりにして旅をしていたのです。

また、旅の果てに彼女が死のうとしている理由も判明します。

彼女の夢は「雪枝の書く小説になる」こと。

人妻が年下の男と不倫旅行の果てに心中(?)するというスキャンダラスな自分の人生を小説にして、夫に芥川賞をとらせたいというのが彼女の目的でした。

「全部あなたのおかげ…。これでわたしのつまらない物語は終わる。あの人の書く文字になって、あの人を日本一の小説家にできる…。最高でしょ?」

笑顔で語ると、海へと入っていく彩女。

これはまさに、太宰治の心中事件を女性視点で描いたようにも思えます。

太宰は一度目は生き残り、二度目は愛人とともに亡くなりましたが、彩女と主人公は…?

「雪女」のように美しく妖艶で、でも情けが深すぎて恐ろしくもある彩女。

雪枝が距離を置きたくなったのも分かる気がしますね。

『雪女と蟹を食う』は現在「ヤンマガweb」で全話無料公開されています。
(※2022年6月の情報です)

ヤンマガWeb - マンガ・グラビアが毎日無料!
マンガ・グラビアが毎日無料のヤンマガWeb公式サイトです。ヤンマガは40周年を迎え、SF、ヤンキー、ホラー・サスペンス画など様々なジャンルのマンガを配信中。

また「コミックシーモア」では、初回登録時に70%オフクーポンがもらえるので1巻630ポイントのところ、441ポイントで購入することができます。

>>「雪女と蟹を食う」をシーモアで読む

そのほかAmazon kindleでも配信されています。

どちらも無料で試し読みができるので、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか?

2022年7月からは実写ドラマも放送される『雪女と蟹を食う』。

衝撃のラストまで描かれるのか、楽しみにしたいと思います!

まとめ

『雪女と蟹を食う』は、2022年7月から実写ドラマ化されることで話題の漫画。

ヒロイン「清楚系文学美女」彩女(あやめ)の年齢は、作品内では正確な年齢は語られていないが30歳以上。

彩女の過去は単行本7巻で語られている。

彩女の真意は「雪枝の書く小説になる」こと。

そのため彩女は旅の果てに死のうとしている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました