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薬屋のひとりごとはつまらないし面白くない?面白いという意見も

漫画・アニメ・感想・考察

『薬屋のひとりごと』は、架空の中華風の国を舞台に、後宮に勤める猫猫(マオマオ)が薬学の知識でさまざまな事件を解き明かしていく人気漫画。

2023年10月からはアニメ放送も控え、今もっとも注目されている作品です。

でも「つまらない」「面白くない」と言われることも。

つまらないと言われるのはなぜ?
どこが面白くないの?

そのほか「面白いよ!」という口コミもまとめました。
(※作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)
(※2023年9月時点の情報です)

【薬屋のひとりごと】ここがつまらない

『薬屋のひとりごと』のどんなところがつまらないのでしょうか?

口コミを紹介します。

よくある宮中ものでつまらない

昔から女性に人気がある「中華風ファンタジー」。

「中華風ファンタジー小説」といえば、古くは「十二国記シリーズ」や「彩雲国物語」「封神演義」、最近では「後宮の烏」「後宮詩華伝」「ふつつかな悪女ではございますが」など、昔の中華風な国を舞台にした華やかな後宮ものや、恋愛ストーリーが好き!という人も多いのではないでしょうか。

『薬屋のひとりごと』も、そんな中華風の国「茘(りー)」が物語の背景。

帝の妃たちが住む後宮を舞台に、薬師の「猫猫(マオマオ)」が後宮の一筋縄ではいかない人間模様や、騒動・陰謀を紐解いていく推理小説仕立てとなっています。

今では電子書籍や本屋にあふれている「中華風後宮もの」で、「よくある設定」「目新しさがない」と言われてしまいますが、実は『薬屋のひとりごと』の方が人気のさきがけだったりするんですね。

『薬屋のひとりごと』は、2011年10月からweb小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートしました。

2014年にライトノベルとして文庫本が発行され、「ビッグガンガン」(スクエニ)と「サンデーGX」(小学館)でコミカライズもされています。

どちらかというと本作で中華風ファンタジーの人気が出たため、他の出版社が後追いで「中華風後宮もの」をたくさん出しているという状態かもしれません。

また「よくある設定」の物語ではありますが、『薬屋のひとりごと』の一番の特長は「ミステリー小説」なところです。

華やかな後宮の妃たち、それを取り巻く人々のドラマや悲哀を、猫猫の淡々とした視点で語り、時には推理で解決していくストーリーになっています。

「恋愛もの」として紹介されることも多い作品ですが、猫猫のツンデレ(というよりとてもドライ)な性格のためか、あまりラブな方向へは進みません。

「いちゃいちゃラブコメ」や「逆ハーレム」を期待して読むと「つまらない」となってしまうかもしれません。

登場人物が増えてつまらない

「登場人物が増えすぎてつまらない」という口コミがありました。

本作は登場人物の多さと複雑な人間関係が魅力でもあり、ストーリーの難しさにもなっています。

おもなキャラだけでも、およそ27人!

舞台が後宮なので、猫猫だけでなく皇帝や先帝、皇太后、皇后、複数の妃、女官たち、医局の者、高級娼館の女たち、猫猫の師匠とその部下たちなど、たくさんのキャラクターが登場します。

猫猫の活躍する場が増えて、物語の世界は大きく広がるのですが、その分ストーリーや人間関係が複雑になり「つまらない」という意見になってしまうのかもしれませんね。

展開が遅くてつまらない

人気が出た作品に多いのが「引き延ばし」。

1話ですむ話を、2~3話やそれ以上に伸ばして読者を離さないパターン、ありますよね。

テンポは悪くなるし、話は進まないし、読者的にはあまり歓迎しないのですが、人気作品になるとよく使われる方法です。

『薬屋のひとりごと』のコミックスは、ビッグガンガン版が11巻まで、サンデーGX版が16巻まで発売されています。(※2023年9月時点)

長期連載になると途中から「つまらない」「あまり読んでない」という人もいて、読者が離れてしまう傾向があるようです。

キャラクターが多く複雑になった関係性や、主人公の活躍が少なくなるなど、読者をひきつける魅力が減ってしまっているのが理由かもしれないですね。

【薬屋のひとりごと】ここが面白くない

続いて「面白くない」という意見を紹介します。

女向けなろう展開で面白くない

男性読者にとっては「典型的な”なろう小説”展開で面白くない」と言われているようです。

・主人公がわざとブサイクな化粧をする(本当は可愛い)
・「おもしれー女」とイケメンが寄ってくるが相手にしない
・毒が好きな変わり者(でも好かれている)
・ドライだけどデキる主人公でトラブルを解決

と箇条書きにすると、まさに男性向け”なろう小説”の女性版という感じですねw

こんな小説いっぱいある…。

でも、こういう設定やストーリーに目新しさがなくて面白くないと言われるのは、それだけたくさんの人に好まれて、需要がある設定だからですよね。

本作もある意味王道の展開なのではないでしょうか。

あと、私のダンナは「面白い!」と言っていたので、男性の好みも分かれると思います。

ガンガンの方が面白くない・サンデーの方が面白くない

『薬屋のひとりごと』の大きな特長は、コミカライズ版が2パターンあることです。

先でも紹介しましたが、「ビッグガンガン版」が11巻まで、「サンデーGX版」が16巻まで発売されています。(※2023年9月時点)

話の展開はほとんど同じですが、作画担当が違い、演出・描写が違うところもあります。

どちらのコミカライズを読んだかで、「面白くない」と感じるところが違うようです。

「ビッグガンガン版」(スクエニ)は、キャラクターがややデフォルメされ、少女漫画のような可愛い作画になっています。

サンデー版に比べると、キャラ一人ひとりを深掘りしている描写が多いため、テンポが遅く、話がゆっくり進むという口コミもあります。

セリフは原作に忠実ですが、ラブコメ要素など恋愛色が濃くされていて、好きな人は楽しめますが、苦手という人がいるようです。

可愛い絵柄が好き!という人はガンガン版がおすすめです。

「サンデーGX版」(小学館)は、リアル寄りのタッチで、原作のキャラ年齢に近い大人っぽい作画です。

背景も、より中華風にリアルに描かれています。

原作をうまく取捨選択してつなげているため、ガンガン版に比べて話がテンポよく進み、物語が分かりやすいという意見がありました。

原作の軸になる部分が過不足なく演出されているという人もいるので、より原作に近い空気感を楽しみたい場合は、サンデー版の方が面白く感じられるかもしれないですね。

とはいっても、「サンデー版の方が面白くない」「原作小説が面白くない」という真逆の意見もあるので、どれが「面白い」かは人によって分かれるのかもしれませんね。

ちなみに管理人は、サンデー版派ですw

言われるほど面白くない

本作は2023年2月時点で、シリーズ累計2,100万部突破(電子書籍含む)と言われる人気作品です。

さまざまなレビューサイトでも評価が高く、まだ読んだことがない人でもタイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか?

2023年10月からはアニメも始まり、さらに推される作品になりそうです。

でもそんな高評価の作品でも、自分の好みに合わなければ「思ったほど面白くない」となる時もありますよね。

読む前に「面白さ」のハードルが上がってしまい、期待したほどは「面白くなかった」という意見になってしまうのかもしれません。

【薬屋のひとりごと】ここが面白い

「つまらない」「面白くない」という意見がある『薬屋のひとりごと』ですが、ほとんどの読者からは「面白い!」と評価の高い作品です。

どんなところが面白いのか、口コミをピックアップして紹介しますね♪

中華の雰囲気が好き

「中華風ファンタジー・後宮もの」が好きな人には面白い!という口コミがありました。

「昔の中国っぽい世界観や薬や理科実験とかの雑学が楽しめる人は好きだと思う」
「白泉社の『笑うかのこ様』『恋だの愛だの』とか好きだった人は同じ系統だから面白いんじゃないかな」

など、他の作品を挙げておすすめしている人がいました。

主人公の猫猫の性格や、ロン毛(壬氏)が受け入れられればOKという口コミもありました(壬氏…)。

中華風ファンタジーが好き・ちょっと変わった切り口の中華風後宮ものを楽しみたい、という人は面白く読める作品といえそうです。

人間ドラマがよく描かれている

たくさんのキャラクターたちが織りなす人間ドラマを描く本作。

後宮の人間関係は華やかなだけでなく、悲哀や憎悪も生み出すドロドロしたものになりがちです。

『薬屋のひとりごと』は恋愛感情だけでなく、家族愛、友人同士の愛、主従の愛などさまざまな愛を猫猫の目を通して描いています。

猫猫が人に対してはドライで合理的な分、他のキャラの人間らしさがよく伝わるようです。

よくある、主人公がイケメンに囲まれて「どうしよう!?」な逆ハーレム展開でないところも、人気の理由かもしれないですね。

個人的には「推理ものが好き!」「逆ハーレムもの(乙女ゲーもの)はそれほど…」なので、本作はとても楽しめました!

『薬屋のひとりごと』のガンガン版最新刊12巻、サンデー版最新刊17巻はともに9/29に発売予定です。

kindleでも読めるので、アニメ放送前にぜひチェックしてみてくださいね。

>>【ビッグガンガン版】薬屋のひとりごとのマンガを安く読む方法!無料でも読める?

>>【サンデー版】薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~の漫画が安いサイトは?読めるアプリについても

まとめ

『薬屋のひとりごと』は、架空の中華風の国を舞台に、後宮に勤める猫猫(マオマオ)が薬学の知識でさまざまな事件を解き明かしていく漫画。

アニメ化も決定している人気作品だが、一部で「つまらない」「面白くない」と言われることもある。

つまらないと言われる理由は、よくある宮中ものでつまらない・登場人物が増えてつまらない・展開が遅くてつまらないなど。

面白くないと言われる理由は、女向けなろう展開で面白くない・ガンガンの方が面白くない・サンデーの方が面白くない・言われるほど面白くないなど。

面白いという口コミは、中華の雰囲気が好き・人間ドラマがよく描かれているというもの。

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