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葬送のフリーレンはつまらないし面白くない?面白いという意見も

漫画・アニメ・感想・考察

『葬送のフリーレン』は、週刊少年サンデーで連載されている人気漫画。

「勇者とそのパーティによって魔王が倒された”その後の世界”」を舞台に、1000年を越えて生きるエルフの魔法使い・フリーレンがさまざまな人々と出会い、旅する物語です。

でも「つまらない」「面白くない」という噂が。

つまらないと言われるのはなぜ?
どこが面白くないの?

そのほか「面白いよ!」という口コミもまとめました。
(※作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)
(※2023年8月時点の情報です)

【葬送のフリーレン】ここがつまらない

『葬送のフリーレン』は多くのファンを獲得し、2021年マンガ大賞にも選ばれている実力派の作品です。

でも一部では「つまらない」と言われることも。

どんなところがつまらないのでしょうか?考察の口コミを紹介します。

バトルシーンがつまらない

「バトルシーンが壊滅的につまらない」
「正直戦闘シーンが一番つまらないまである。早くバトル終われ」
「バトルがいらない。数話で終わらせて次行ってほしい」

など、『フリーレン』のバトルシーンがつまらないという口コミが多く挙がっていました。

かなり辛口の評価で残念ですが、管理人もこれには同意です…。

『葬送のフリーレン』は少年漫画ですが、いわゆる「熱血・友情・勝利!」な作品ではありません。

ファンが「好き」と支持しているところはバトルシーンではなく、ほのぼのした日常の雰囲気や少し寂しい世界観、登場人物たちとフリーレンのやり取りや、勇者ヒンメル一行の過去の描写と言われています。

戦闘シーンは正直あまり盛り上がりがなく、人気もありません。

「激しいバトルアクションがない。”知恵”を使った”静”の戦いだから地味」
「絵的にもビーム1本撃って終了みたいなのばっかりだからつまらない」

など、原作や作画に問題があるという意見もありました。

でも「そこがいい」という意見も、とてもたくさんあります。

管理人もせっかくの剣と魔法の世界なのに、あまりにバトルがあっさりすぎて(ほんと、魔法のビーム?を1発撃って勝つ!みたいなの多いんですよね)アクションもキャラの動きを感じられず、読み始めた時は「これは…面白いのか…?」と謎でしたw

後で紹介しますが、『フリーレン』の面白さは別のところにあるんですよね。

「バトルシーンがつまらない」というのは多くのファンも認めるところですが、「それでも好き」「面白い」という口コミがとても多く、2021年のマンガ大賞も受賞しています。

「バトルシーンはつまらないけど作品としては面白い」という人が多い、ちょっと不思議な魅力のある漫画といえそうです。

まじめなストーリーだからつまらない

少年サンデーで連載しているとは思えないほどシリアスで、時に重いストーリーが展開される『フリーレン』。

主人公のフリーレンは美少女といっていい姿ですが、1000年以上を生きる長寿のエルフです。

そのため人間の感情の機微にうとく、彼女自身もあまり表情を変えないので読者が感情移入しにくいキャラになっています。

また緻密ですが漫画的な動きや面白みのない作画のせいで、「まじめ」「シリアス」な印象の強い作品になっています。

登場人物も、基本的にまじめ。

ストーリーを引っ掻き回すおバカキャラはいません。
(大酒飲みのキャラはいますが、彼もすごく真面目なんですよね…)

漫画的な面白いストーリーやキャラのドタバタを楽しみたい人にとっては、『フリーレン』は派手なアクションや魔法バトルもなく、真面目で感情移入しにくいキャラばかりで、「よく分からない」「つまらない」となってしまうのかもしれないですね。

長編になるとつまらない

『葬送のフリーレン』ファンでも、「長編に入るとつまらない」という意見があるようです。

今作は連載当初は1話完結の話が多かったものの、段々と長編のストーリーが続くようになっています。

とくに単行本4巻から始まる「一級魔法使い試験編」は、その長さと盛り上がりのバランスの悪さから、賛否両論のようです。

今回のアニメ化も、「魔法使い試験の前で終わった方がきれい」という意見が多く、ファンとしても『フリーレン』の長編はあまり歓迎していないのかもしれません。

とはいえ、「最初はつまらなかったけど、読み進めるとどんどん面白くなる」という声も多いので、これから『フリーレン』を読むと言う人は、長編でもめげないで読んでいって欲しいですね。

【葬送のフリーレン】面白くないという口コミ

「面白い」「面白くない」と意見が大きく分かれる『フリーレン』。

どんなところが「面白くない」と言われているのでしょうか?

動きや表情がないから面白くない・漫画としては面白くない

「絵はうまいけど漫画が下手」「絵に動きや表情がない」「漫画らしさがない」と、作画についてかなりシビアな意見が多いようです。

残念ながら管理人も同意する部分が…。

先でも紹介しましたが『フリーレン』の絵は、とてもきれいで細かく描かれています。

デッサン狂いや手抜きのデフォルメキャラ、背景が真っ白で大コマばかりなんてページはありません。

ただ、「漫画的な面白さ」も、あまりないと言えます。

漫画は動きや感情を表現するのに、時には大げさな誇張をしたり、現実ではありえない動きをさせたり、変顔で崩したりなど、さまざまな工夫で読者を楽しませてくれますよね。

それが「漫画の面白さ」「ワクワク感」「疾走感」につながっていきます。

『フリーレン』は整った1枚のイラストを見るような良さはありますが、「漫画」としては動きがとても悪く、キャラクターの表情もワンパターンで面白味に欠けるところがあります。

物語の世界観には合った画風ですが、全体的にあまりに落ち着きすぎていて「小説でいいのでは?」と感じることもあります。

キャラクターや「勇者が魔王を倒した”その後”の世界」という設定は、今までにないものでとても魅力的なので、もう少し「漫画」としての面白さがアップするといいなと思います。

ストーリーに盛り上がりが無い

「ストーリーに盛り上がりがない」「淡々としていて飽きる」など、物語が平坦でドラマティックさが足りないという意見がありました。

これにも同意ですね…。

主人公のエルフ、フリーレンは1000年越えの長寿種のせいか感情を表に出すことが少なく、大声で怒ったり泣いたりといった人間らしいシーンはまったくありません。

いつも淡々としていて冷静沈着、たいていのことはフリーレンが解決できるのであまりトラブルも起こらず、物語は平和に進みます。

彼女にも失敗談(ミミックに喰われる、変な魔法を集める、寝坊するなど)はありますが、人間らしい面白味につながる「大失敗」や、周りのフォロー→絆が深まる→フリーレンの成長といった展開にはならず、漫画としては「面白くない」と言われるのも仕方ないところがあります。

フリーレンはエルフなので、これ以上感情豊かにするわけにはいかないのかもしれないですね…。

それでも、感情をあまり出さないフリーレンが涙を流すシーンなんかはグッとくるよ!

鬼滅の刃や呪術廻戦など最近のヒット作品に比べると、大人しく平和でドロドロしていないところが『フリーレン』の魅力でもあります。

主要キャラがバンバン死亡したり、流血や裏切り、複雑な人間ドラマに疲れている人には、『フリーレン』のさらっと読めるところがおすすめです。

面白くないというよりは渋い

「面白いけど”すっごく面白い!”というほどではない」「面白いというよりは”渋い”」という意見もありました。

これも『フリーレン』の作風によるのかもしれないですね。

子どもよりも大人に刺さるストーリーといえます。

主人公がエルフという設定なので、自分が知り合うほとんどすべての人間が自分より先に老いて死んでいく、というのが物語の大前提としてあります。

フリーレンも魔法使いの師匠や一緒にパーティを組んだ仲間たち、旅で出会った人々など、数えきれないほどの老いと死を見送ってきました。(フリーレン自身はそのことについてあまりウェットに考えていませんが…)

「出会いと別れ」が「生と死」につながる、意外とシビアな設定です。

『フリーレン』の物語の根底には、「人間とエルフの寿命の違い」という変えようのない断絶があります。

他者を避けていたフリーレンは、ヒンメルに教えられ、そんな人間たちを「知ろう」として旅に出ます。

それが作品の「面白さ」なのですが、いわゆる冒険活劇のようなワクワクする「面白さ」はないかもしれません。

「面白いけど、ものすごく面白いというわけではない」
「言われるほど面白くはない」

という意見が多いのは、ストーリーの好みが大きく分かれる作品だからかもしれないですね。

【葬送のフリーレン】ここが面白い

「つまらない」「面白くない」という意見もありますが、ほとんどの人は「面白い」とファンになる『葬送のフリーレン』。

「ここが面白い!」という意見をピックアップして紹介しますね。

能力バトルが頭脳戦なところ

「バトルシーンがつまらない」という口コミがありましたが、「頭脳戦が面白い!」という意見もあるようです。

「ハンター×ハンターみたいな能力頭脳バトルがフリーレンの面白いところ!」
「敵も味方もどちらも冷静で、感情が爆発するようなシーンがないけどそれが新鮮で面白い」

など、淡泊なバトルシーンでも面白く感じられる人もいるようです。

戦闘シーンに何を求めるかで、面白さが変わってくるのかもしれないですね。

勇者一行の過去の話が面白い

フリーレンが、過去一緒に旅をした勇者たちの話が面白いという意見もありました。

フリーレンは数十年前、ヒンメルという勇者とその仲間たちとともに旅に出て、魔王を打ち倒しています。

時々現在のストーリーに挟まる形で、その勇者たちの過去話が登場します。

ヒンメルたちとの旅がフリーレンに大きな影響を与えていること、数十年たった今も彼女がそれを大切に覚えていることが、読者によく分かる仕掛けになっています。

「ストーリーの構成?過去の話が時々出て来るのがユニーク」
「ヒンメルたち、コメディっぽく描かれてる時もあるけど、実際はちゃんとした偉大な勇者だったところがいいよね」

と、過去の勇者たちのエピソードや、構成が面白いという人が多いようです。

淡々としているけど面白い

「話が盛り上がらなくてつまらない」という口コミがありましたが、その淡々とした感じが「面白い」という意見もあるみたいです。

『フリーレン』の不思議な魅力として、「バトルシーンはつまらないのにストーリーは面白い」ところが上げられます。

少年漫画としては致命的か?と思いますが、不思議と続きを読みたくなるんですよねw

「人間とエルフの寿命の違いからくる寂しい雰囲気や世界が好き」
「エルフやドワーフなどの長命種と人間との、時間感覚や人生観の違いがはっきり描かれてる。それを通じて「人生とは何か?」を考えさせられる作品」

など、より深い読み方をしているファンもいました。

エルフであるフリーレンを通して、人間の価値観や生と死を考えさせられるのはこの作品ならではといえます。

淡々としたストーリーだからこそ、さまざまな受け取り方、解釈の仕方ができるのかもしれないですね。

好み・評価が分かれる作品

「作品に何を求めるかで評価が変わる漫画」
「こういうタイプの作品が好き」

と、『フリーレン』の落ち着いているところを面白さに上げている人もいました。

人生はよく旅路に例えられますが、フリーレンも長い旅の中でさまざまな人と出会い、少しずつ変わっています。

フリーレンの旅はバトルやダンジョンばかりではなく、日常回も多く描かれています。

ドラマティックなことは起きなくても、仲間たちとの何でもない1日が大切と思わせてくれるような物語でもあります。

読む人によって大きく評価が分かれる作品、と言われるのも分かる気がしますね。

人生経験を重ねた大人の方が、より深く、作品の良さを感じ取れるかもしれません。

『葬送のフリーレン』は現在単行本が10巻まで発売されています。

最新11巻は9/15に発売予定です。

kindleでも読めるのでぜひチェックしてみてくださいね。

アニメの方も楽しみです!

まとめ

『葬送のフリーレン』は、週刊少年サンデーで連載されている人気漫画。

一部の読者からは「つまらない」「面白くない」と言われている。

がつまらないという口コミは、バトルシーンがつまらない・まじめなストーリーだからつまらない・長編になるとつまらないなど。

面白くないという口コミは、動きや表情がないから面白くない・漫画としては面白くない・ストーリーに盛り上がりが無いというもの。

中には、面白くないというよりは渋いという意見も。

面白いという感想は、能力バトルが頭脳戦なところ・勇者一行の過去の話が面白い・淡々としているけど面白い・
好み・評価が分かれる作品というものがある。

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