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ダイヤモンドの功罪とおおきく振りかぶっては似てる?パクリという噂も

漫画・アニメ・感想・考察

『ダイヤモンドの功罪』は、2023年に週刊ヤングジャンプで連載がスタートした青春野球漫画。

”天才”と呼ばれる一人の少年が、大人たちの期待を背負いながら仲間と切磋琢磨する、野球と青春の日々をつづった物語です(嘘ではない)。

でも「『おおきく振りかぶって』と似てる!」と言われてしまうことがあるよう。

どんなところが似てるの?

そのほか「おお振りのパクリ」という口コミもまとめました。

参考になったら嬉しいです♪
(※2023年12月時点の情報です。作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

>>ダイヤモンドの功罪を安く読むには?漫画rawは違法?

【ダイヤモンドの功罪】おおきく振りかぶってと似てる?

『ダイヤモンドの功罪』は、週刊ヤングジャンプで現在連載中の野球漫画。

2023年から連載開始のため、2003年から連載している『おおきく振りかぶって』と似てると言われることが多いよう。

どんなところが似ているのでしょうか?

絵柄が似てる

比較してみると、たしかにそっくりです。

とくに本作主人公の綾瀬川と、『おお振り』の主人公三橋の造形は、あえて寄せていったかのように似ています。

そのほかの黒髪のキャラの見た目や性格も、そこはかとなく似ています。

ただ、トレースしたように似ているというわけではなく、ちょっとヘロヘロした筆の運びや、少年と大人の体格の描き分け、そして読者がちょっと不安になるような表情の描き方が「似てる」と感じました。

また、いわゆる「うまい絵」ではありませんが、漫画的な表現をするために線の数を減らして簡素にしているところや、感情をドラマティックに表現するために大ゴマで顔のアップを多くしているところなども、『おお振り』とよく似ている気がします。

「おお振りでアシやってた?ってくらい絵柄が似てるなーって読み始めたけど、どんどんハマって数時間で全部読み切った」
「おお振り好きな人には特におすすめ。絵柄もちょっと似てる」
「絵はおおきく振りかぶってに似てるけど、ストーリーはSUGAR(天才ボクサーの漫画)と同じ臭いがする」

など、絵柄がよく似ているというのはファンの間でも認知されているようです。

でもほとんどの人は「似てるけどこっちも面白い!」「ハマる♪」と『ダイヤモンドの功罪』を楽しんでいるようでした。

内容が似てる

『ダイヤモンドの功罪』と『おおきく振りかぶって』の内容が似ているという口コミもありました。

『おお振り』の主人公・三橋は、天才的なコントロールを持つものの、弱気で中学でチームメイトからハブられていた過去があるピッチャー。

いつもとてもマイナス思考で泣き虫。

卑屈な態度は、高校のチームメイトをイラつかせたりもします。

『ダイ功』の主人公・綾瀬川はまだ小学5年生ですが、こちらも天才的なピッチャー。

自分の能力のせいで仲間から距離を置かれることが多く、スポーツを楽しんだ経験がありません。

もともとは三橋ほどマイナス思考ではないのですが、周りが彼を避けるようになるため、精神的に追い詰められていきます。

まだ小学生なので、メンタルの弱さはしかたないかもしれないですね。

綾瀬川は「今まで読んだ野球漫画のなかで、ダントツのメンヘラ主人公」という人もいて、そんなところも三橋と似ているようです。

『おお振り』と『ダイ功』の内容は、どちらも野球をテーマにした漫画なので、ある程度似ています。

どちらも他校や他チームと試合をして、成長していく主人公やチームメイトとの絆を描いていますよね。

そして野球だけでなく、登場人物のドロドロした感情をしっかり描いているところも共通しています。

『ダイヤモンドの功罪』が、ファンから「闇のおお振り」「邪悪な『おおきく振りかぶって』」「おお振り中学編」「タコピーの介入したおお振り」と言われているのも納得です。

また別の漫画ですが、「要圭のいない忘却バッテリー」「おお振りと忘却バッテリーをタコピーの原罪でからめたような地獄」と評する人も。

「おお振り」と内容がよく似ているものの、よりダークに振っているのが『ダイヤモンドの功罪』といえそうですね。

読み切りでは似てなかった・連載で似てきた

『ダイヤモンドの功罪』は、週刊ヤングジャンプで連載する前に、4本の読み切りが発表されています。

現在「ヤンジャン!」「となりのヤングジャンプ」で読むことができる『ゴーストライト』『ゴーストバッター』『可視光線』『サインミス』で、「ダイ功」の綾瀬川のほか、雛桃吾も登場しています。

読み切りでは綾瀬川は高校生~プロ野球選手になっているので、「ダイ功」の未来の話と考えることもできます。(綾瀬川のユニフォームの字が違うので、完全な未来ではなく、パラレルの話という説もあります)

この読み切り4本の絵柄は「おお振り」と同じ高校生の話なのにも関わらず、そこまで「おお振り」には似ていません。

「ダイ功」より骨太な筆致で、高校生らしく描かれています。

綾瀬川の小学生時代の連載をすると決まってから、絵柄を少し変えたのかもしれませんね。

とはいえ、内容は変わらずメンタルを削ってくるタイプ。

「ダイ功」→「読み切り」→「ダイ功」→「読み切り」と反復横跳びのように読んでうちのめされる人が続出しています。
(読む順番は『ゴーストライト』『ゴーストバッター』『可視光線』『サインミス』がおすすめです)

「ヤンジャン!」「となりのヤングジャンプ」で無料で読むことができるので、気になる人はこちらの読み切りもチェックしてみてくださいね。

おおきく振りかぶってと似てないという意見も

少数ですが、「『おお振り』とは似てない」「雰囲気似てるけど全然違う」という意見がありました。

「おお振りと雰囲気は似てるけど、主人公たちがまだ幼くて(小学生)、親(大人)の意志が介在する割合が大きいのが違うよね。風刺性も高い」
「おお振りの1話から読むと、見せ方もデッサンも話の進め方も身体の動きの描き方も全然違うのが分かるよ」
「キャラの目の描き方とか間の取り方は似てるかな。でもこういう大人視点の切り取り方は唯一無二だと思う」

など、「おお振り」とは雰囲気が似てるものの、細かいところは違うという意見でした。

管理人も両方読んでいますが、絵柄は似ていても「ダイ功」のストーリーの運び方や大人のエゴ(ずるい部分)をきちんと描いているところは全然違うなと感じました。

作者さんが目指しているところも、それぞれ違うのではないでしょうか。

どちらが良い悪いではなく、どっちも良い漫画だよ!とおすすめできますw

【ダイヤモンドの功罪】はおおきく振りかぶってのパクリ?

「ダイヤモンドの功罪」は「おおきく振りかぶって」のパクリ?という噂もあるようです。

パクッているのは本当なのでしょうか?

似てるけどパクリとはいえない

調べたところ、ずばり「ここがパクリ!」と指摘する口コミはありませんでした。

先でも紹介したように、「絵柄がよく似てる」「内容や主人公のキャラが似てる」というところから、「パクリ」と言われてしまうようです。

「おお振り」は20年近く前から連載しているヒット作なので、後発の「ダイ功」は後追い・パクリと思われてしまうのもしかたないかもしれません。

コマをトレースしたり、内容やキャラの設定などを真似したりという明確なパクリはなく、似ているのは全体的な絵柄の雰囲気という意見もあります。

どちらも面白くて、いい感じに心が曇る名作です。

両方読んで、違いを味わうのもおすすめです。

おおきく振りかぶってに似てるけど面白い

「おおきく振りかぶって」に似てるけど面白い!という意見がたくさんありました♪

「『おおきく振りかぶって』の皮を被った超絶ダークな野球マンガ」
「子供たちの感情表現がリアルすぎる。心理描写が優れててすばらしい」
「これ『ひぐちアサが「ヤサシイワタシ」の頃のダーク度で「おおきく振りかぶって」を描いたらこうなる』やつじゃん。ファンが見たかったやつじゃん」

など、両者の違いをふまえて「面白い!」という人が多いようです。

「ヤサシイワタシ」のドロドロ感で野球漫画を書くとこうなる…。

今後の展開にも期待できそうです!w(地獄)。

単純な青春野球漫画には飽きた!という人におすすめの『ダイヤモンドの功罪』。

このマンガがすごいオトコ編2024の1位にも選ばれています。

気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

『ダイヤモンドの功罪』は、2023年に週刊ヤングジャンプで連載がスタートした青春野球漫画。

ダイヤモンドの功罪は、おおきく振りかぶってと似てると言われることがある。

ニていると言われているところは、絵柄が似てる・内容が似てる・読み切りでは似てなかった・連載で似てきたというもので、少数ではあるがおおきく振りかぶってと似てないという意見もある。

ダイヤモンドの功罪はおおきく振りかぶってのパクリという噂もあるが、似てるけどパクリとはいえない。

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