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思い出のマーニーのといちは何者?名前の由来や花売りの謎についても

ジブリのWヒロイン映画として人気の「思い出のマーニー」。

有名な「ナウシカ」や「ラピュタ」「トトロ」などに比べ、男性キャラが少ないことも知られています。

数少ない男性キャラの中で、印象的なのが「といち」。

名前も風変りですが、調べてみると、実はかなり重要なポジションにいるようで・・・。

「といち」とは一体何者なのか?変わった名前の由来は?何をしている人なのか?などを調べてみました!

思い出のマーニーのといちは何者

さてこのといちさん、見た目はあんまりぱっとしないおじいさんです。

が、もしゃもしゃのヒゲ、年寄りらしからぬモリモリの筋肉、意外と鋭い眼光と、まさにジブリでおなじみの「ただものじゃない感」満載キャラ。

そして「といち」とは「十一」と書くそうです。

ここで「なるほど!」とひらめいた方もいるのではないでしょうか?

そう、昔の日本でよくある名付け方なんです。

といちの名前の由来は?

原作でのといちさんは「Wuntermenny」(ワンタメニー)という、こちらもちょっと変わった名前で登場しています。

「Wuntermenny」とは、といちさんの母親が彼を産んだ時に言った言葉、「One too many」(1人分余計)(ひどい)が、そのまま名前としてつけられてしまったようです。

といちさんは十一人兄弟の末っ子。

お母さんとしては「もう十分!」と思っていたところなのかもしれませんね。

ジブリ版でも、原作の「十一人兄弟の末っ子」という設定を生かし、十一番目の子で「十一(といち)」という名前にしたようです。

日本には昔から男の子の名前に数字を入れる名付け方があり、今でも広く行われています。

生まれた順に「太郎(一郎)、次郎(二郎)、三郎…」と付けるのはよく知られていますよね。
これらは「輩行名」(はいこうめい)と呼ばれています。

この時、数字で「十一」以降は「郎」の字をつけないという場合があるそうで、といちさんもそのパターンのようです。

といちさんはもしかしたら「十一郎」さんだったかも?と考えると、ちょっと面白いですね。

といちは何をしている人?

といちさんはとても無口なおじいさんで、その正体は作中でも謎に包まれています。
登場シーンも少なく、なんとセリフも物語最後にたった一言だけ!

十一「マーニー。青い窓の向こうに閉じ込められた少女。遠い昔の話だ。」

といちさんは、意外とポエマーですね。

かなり薄い存在なのに、意味深なセリフで我々の心を掴んできます。
そう、マーニーのことを知っているのです!

ほかにも杏奈が湿地のお屋敷から戻れなくなっているところにボートであらわれ、手を貸してくれるという、ヒーローのようなといちさん(ただし無言)。

コミュ障の杏奈も、何故かといちさんには心を開くようです。
なんとなく、似た者同士な雰囲気を感じ取っているのかもしれません。

といちさんはセリフや登場シーンが少ないため、素性は作中では明らかになりませんが、実は推測できる要素が少し出てきます。

といちは「花売りの少年」?

物語の後半、杏奈が体験しているのはかつてマーニーが体験した過去?ということが徐々に明らかになっていきます。

マーニーが少女の頃つけていた日記を湿地のお屋敷で見つけ、読み進めていくと、「お屋敷のパーティーで、花売りの恰好をした子とダンスをした」とあります。

映画の中では、マーニーは杏奈に花売り娘の服を着せてパーティーに潜り込みますが、実際は、マーニーは誰と一緒だったのでしょうか?

ここで候補に挙がるのが、「久子さん」と「といちさん」なのです。

映画の後半で、少女時代のマーニーと遊んだことがある、と登場する老婦人が久子さん。

マーニーと年頃が同じくらいで、数少ない友人だったのかもしれません。

そしてちょっと変わった説が、「花売りの恰好」をしていたのはといちさんだったのでは?というもの。

といちさんも、マーニーの日記に少しだけ登場しています。

「6月11日 この間の村の子たちがまた窓の下のところまで来ている。
みんなで小さな男の子をからかっていた。
その子が泣き出したので一人の子がお菓子をあげたら、泣きやんで食べた。
でも、その子がお菓子の袋まで食べてしまったので、みんなはまたからかいはじめた。
その子はぜんぜんいいかえさないの。
なんだかとてもかわいそうだった。」

作中ではページが一瞬しか映りませんが、おそらくこの「小さな男の子」というのが幼い頃のといちさんなのでは?と考えられます。

マーニーとといちさんは顔見知りだったのかもしれません。

また、当時から「言い返さない」と書かれていて、かなり寡黙な性格なのが分かりますね。

そして、パーティーの時の日記に「花売りの恰好をした子」とダンスをした、としか書かれていないところが謎を呼びます。

もしそれが久子さんや和彦さんなら、そう書くのではないでしょうか?

もしかしたら、マーニーも、顔見知りではあるけれど、「名前を知らない子」=といちさんだったとも考えられますね。

ダンスの相手が男の子であるのも、自然です。

ただ、杏奈の追体験の中では、花売りの子はスカートを履いています

杏奈の空想の中では、花売り=女の子だと思っているようです。

真相はといちさんの胸のなかに・・・。
そして、視聴者の想像にゆだねられているのかもしれませんね。

まとめ

思い出のマーニーに登場する寡黙なおじいさんの名前はといち。

原作での名前は「Wuntermenny」(ワンタメニー)で、母親が彼を産んだ時に言った言葉、「One too many」(1人分余計)をそのままつけられてしまった。

ジブリ版でも、原作の「十一人兄弟の末っ子」という設定を生かし、十一番目の子で「十一(といち)」という名前にした。

といちは子供の頃マーニーと交流があったかもしれない。

マーニーの日記に「花売りの恰好をした子」は、もしかしたらといちのことかもしれない。

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