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君の名は。はつまらないし面白くない?面白いという意見も!

映画

2016年邦画の最大のヒット作、『君の名は。』。

夢の中で入れ替わる少年と少女を主人公に、甘酸っぱい青春の恋愛模様と二人を待ち受ける思いも寄らない運命を描き、大きな感動を生み出しました。

しかし一部の人からは「つまらない」「面白くない」と言われることも。

いったいどこがつまらないの?
面白くないと言われる理由は?

そのほか「ここが面白い!」という意見もまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【君の名は。】ここがつまらない

250.3億円の興行収入で2016年邦画ランキング1位となった『君の名は。』。

多くのファンがいるものの、実際に見た人からは「つまらない…」と言われることもあるようです。

気になる口コミを紹介します。

音楽と映像美に頼りすぎてストーリーはつまらない

「映像はキレイだけどストーリーはつまらない」「映像と音楽は最高にいいけど話がつまらない」と言われることも多い本作。

『君の名は。』のストーリーをシンプルに説明すると「ただ男の子と女の子が出会う」、それだけのストーリーです。

作品にこめられた深いメッセージは何もない、考察できるような世界観や設定もない、ただ美しい映像とエモい音楽に合わせて少年と少女が走り、運命のように出会う…。

実はそれだけの物語でしかないという人も。
(管理人としては、実は祖母や母親も入れ替わりを体験していたなど、実は・・・が多く後からわかるとハッとなる深い設定もあったとは思うのですが^^;)

監督が描きたかったのはそういった「シチュエーション萌え」であり、それがストーリーの薄っぺらさになっているという声もあります。

今まで多くの映画を見てきた人ほど「ありがちの話でつまらなかった」と感じてしまうようです。

ご都合主義でつまらない

「個人的には楽しめたけど、ストーリーがご都合主義でつまらないと言う意見にも納得できる」「面白かったけど考証がめちゃくちゃ。ありえない」という意見もありました。

本作にはさまざまな矛盾点やご都合主義的展開があり、それらが気になって楽しめず、「つまらなかった」と言う人が多いようです。

ご都合主義の一例としては、

・起きると夢を思い出せないのに、夢の中では前の夢を思い出せるところ。
・なんで二人ともカレンダーを見ないの?3年もズレてたら話題やTV番組とかいろいろ違うのに…
・三葉が自分の村の名前をググったらすぐ済む話
・1200年周期でほぼ正確に3回糸守にインパクトする彗星。
・あの質量の隕石が落ちてあれだけで済むの?
・たった3年前の大事件を瀧が覚えていないのはおかしい
・ちょうど村一個分が消滅なんて都合よすぎない?
・ラストで二人が奇跡の再会を果たすけど、東京の昼間の人口は1558万人。2/15,580,000でそんな運よく会えるだろうか?

などなど、気になりだすと「ありえない」「都合良すぎ」となってしまう展開が、かなりあります。

これも監督が描きたいシチュエーション優先で、きっちりとした設定考証や矛盾点の洗い出しをしていないからという意見があるようです。

とくにモヤモヤが残るのは作品のクライマックス。

「三葉が死ぬ運命を変えるという大きな歴史改変をするのに、何の犠牲もいらないところ」が、ご都合主義の最たるもののようです。

一般的なSF作品では「過去を変えてはならない」という大前提があったり、タイムリープものでも「過去/未来に干渉する」時には大きな代償が必要だったりすることが多いですよね。

たとえば、本人の記憶や存在が消えてしまうなど…。

しかし本作では、瀧は三葉の運命を変えることに対して何の犠牲も払うことがありません。

歴史を変え、ヒロインを手に入れ、めでたしめでたしでエンディングを迎えます。

過去ってこんなに簡単に変えていいの??

瀧が運命に干渉する際には、何か引き換えにするものがあった方が、説得力があってご都合主義とは言われなかったかもしれませんね。

矛盾点があるからつまらない

「ストーリーの矛盾点が気になって楽しめなかった」「絵も背景もキレイなのに、細かいところの粗が目に付いてつまらない」という意見もあるようです。

ざっと調べただけでもこれだけの”気になる点”が!

・コンビニもないような限界集落にあんなに子どもはいない(飛騨市民より)
・冒頭の選挙シーンで学生がのんびり登校しているが、公職選挙法で演説は朝8時からと決まっている。学校が街から離れたところにあるのにこんなにゆっくりしているのはおかしい
・顔に鏡文字をこんなにキレイに書けるのか?
・スマホで乗換案内やスケジュールを確認しているのに3年のズレに気づけないのはおかしい
・iPhoneにパスワードロックかけないの?
・そもそも入れ替わりの二人をつなぐのがスマホというのに違和感がある
・三葉の家はいろいろうるさいのに、都会のようなギリギリの短いスカートを履いているのは無理がある
・入れ替わった初日のバイトを怒られながらも普通にこなしていたところ。仕事の内容全然知らないはずなのに…
・ご神体にしめ縄がない。奉納の時に神道の装束を着ていない。
・瀧くん含め他の人が、何百人も死んだ、たった三年前の糸守の隕石落下を誰も覚えてないし、風景も分からないというのは無理がある
・9月にあんなに紅葉してない
・10月の秋祭りにみんな浴衣を着ているのが変
・口噛み酒はあんな人前でやらない
・口噛み酒は清酒にはならない
・割れた彗星の核は地球を周回しながら落ちるはずなので、軌道があからさまに違う。
・あれだけのクレーターができるとしたら膨大な量の土砂が舞い上がって落ちて来るから、飛騨地方は全滅している。
・新宿駅に京浜東北線の車両がある
・彗星と隕石と流星はまったくの別物

などなど、そんなにSFに詳しくない人でも「??」となってしまう矛盾点、疑問点が多いよう。

物語の根底にある「入れ替わり」や「隕石の落下」にいろいろ辻褄の合わない点があるため、気になってストーリーに入り込めなかったという人が多いようです。

シチュエーション優先で、細かな設定の考証はほとんどされていないと言われるのも仕方ないかもしれませんね。

「神は細部に宿る」と言われますが、細部がしっかり描かれていないと全体がいい加減に見えてしまうという難点が。

絵や背景、音楽はとても素晴らしい作品なだけに、こういったストーリーの矛盾点が「もったいない」「残念」と感じた人も多かったようです。

【君の名は。】ここが面白くない

大ヒットした作品ですが、面白くないという意見もありました。

管理人は個人的に「面白い」と思いましたが・・・^^;

ストーリーが分からなくて面白くない

「ストーリーが難しくて分からないから面白くない」という人もいるようです。

基本的にはボーイ・ミーツ・ガールもので、入れ替わりや時空を越えるという部分はおまけのようなものなのですが、SF的な要素が難しく、よく分からなかったという人も。

最初に見た時は子どもでよく分からなかったけど、今見たらストーリーもよく、感動したという人もいるよう。

一度見て「つまらない」と思った人も、時間をおいて見てみると面白く感じられるかもしれませんね。

プロから見たら面白くない

『君の名は。』公開時に炎上していたのが、漫画家の江川達也さん。

「東京大学物語」などで有名な江川さんですが、『君の名は。』を痛烈批判。

その意見が炎上してしまいました。

江川さんによると、本作は「プロから見ると全然面白くない」「作家性が薄くて、売れる要素ばっかりブチ込んでいる、ちょっと軽い作品」だそう。

その後この発言は別の漫画家さんから批判され、「クリエイターを批判したクリエイターが、別のクリエイターから批判される」という泥沼の展開に。

江川さんが言いたかったのは
「監督の個性が出ていない」
「キレイな背景やエモい音楽で視聴者に媚びるような要素ばかり」
「メッセージ性や深いドラマがない」

ということだと思いますが、言い方ってありますよねw

映画を観るのはプロの人ばかりではなく、大多数は一般人なので、その視聴者に向けて「受ける」ように作るのも、商業的には大切ではないかと思います。

作家性と「受ける」要素のバランスが大事なのかもしれませんね。

瀧の胸揉みが面白くない

おもに女性ファンからは「瀧が三葉に入れ替わった時に胸を揉むシーンが何度もあって面白くなかった」と言う意見がありました。

思春期の男子が女子と入れ替わったらまっさきにやりそうなことではありますが、あまりしつこく描写されたため、「気になる」「つまらない」と感じた人もいたよう。

監督が瀧を普通の紳士(?)にしたくなくて、あえてスケベさも持つ男子高生として描いたのでは?という意見も。

たしかにその方が自然ですよね。

ただ胸揉みの描写は1回で良かったのでは?という声も。

1回入れれば「こういうことにも興味ある男の子だよ」というのが伝わりますよね。

『君の名は。』は、女性や大人も楽しめる作品であることから、過剰なスケベシーンはなくても良かったという人も。

管理人はあまり気になりませんでしたが、ストーリー上はなくても問題ないシーンなので、余計な描写を入れない方がすっきりしていたかもしれませんね。

言われるほどは面白くない

多くのファンを生んだ『君の名は。』。

そのため最近の鬼滅の刃のように、「面白くない」「つまらない」と言いにくい雰囲気があると言われています。

どんなに評判がいい作品でも、自分好みではない場合もありますよね。

合う・合わないもありますし、もともとアニメが好きではない場合もあります。

本作は公開時に絶賛され、多くの新海フォロワーを生み、その後のアニメ作品にも大きな影響を与えました。

しかしそんな作品は見る前にハードルが上がってしまい、実際見ると「それほどでもない」と感じる率も上がってしまったのかもしれません。

【君の名は。】ここが面白い

「つまらない」「面白くない」という意見もありますが、「面白かった!」という声がほとんどでした。

賛否両論あるのは人気のある証拠ともいえますね。

小学生が見ても面白い

「子どもでもちゃんと理解できて面白かった」という人もいるよう。

基本的には少年少女の恋愛もので、SFっぽさはあっても難解なものではありません。

普通のラブストーリーに謎解きや運命の改変、疾走感が加わって面白い!というファンがほとんどのようです。

絵や背景もきれいで、爽快感があるという人も。

見ているだけで楽しい作品と言えるかもしれません。

ストーリーが面白い

映画の「転校生」「時をかける少女」「おら東京さ行くだ」「アルマゲドン」を足して割ったような面白さという人も。

たしかに!w

それまでの新海作品の中では『君の名は。』は異色のよう。

いい意味で期待を裏切る展開で、既存のファンにも好評だったようです。

まとめ

『君の名は。』は、夢の中で入れ替わる少年と少女を題材にした2016年邦画の最大のヒット作。

一部の人からは「つまらない」「面白くない」と言われている。

つまらないといわれているところは、音楽と映像美に頼りすぎてストーリーはつまらない・ご都合主義でつまらない・矛盾点があるからつまらないなど。

面白くないと言われているところは、ストーリーが分からなくて面白くない・プロから見たら面白くない・瀧の胸揉みが面白くない・言われるほどは面白くないなど。

けれど、面白いという意見が圧倒的に多く、小学生が見ても面白い・ストーリーが面白いなど、賞賛が寄せられている。

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