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君の名は。の口噛み酒は実在する?作り方や気持ち悪いという意見も

生活ハウツー・悩み

2016年の邦画で最大のヒットを記録した『君の名は。』。

夢の中で入れ替わる少年と少女を主人公に、甘酸っぱい青春の恋愛模様と二人を待ち受ける思いも寄らない運命を描き、大きな感動を生み出しました。

作中に登場する口噛み酒は、とても重要なアイテムです。

しかし一部の人からは「本当にあるの?」「口噛み酒が気持ち悪い」と言われることも。

口噛み酒は実在する?
いったいどこが気持ち悪い?

そのほか口噛み酒の作り方もまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【君の名は。】口噛み酒は実在する?

『君の名は。』でその存在を知ったという人も多い「口噛み酒」。

口噛み酒は日本に実在するのでしょうか?

実在した

「日本最古の酒造法」として知られている口噛み酒。

その起源は稲作が伝来した弥生時代、紀元前5~10世紀までさかのぼります。

この頃のお酒は、お米を口に入れいったん噛んだものを一度容器に移し、唾液で発酵させて造っていました。

この方法で造られたお酒を「口噛み(くちかみ)[の]酒」と呼んでいます。

お酒造りはもともと「巫女」の仕事として始まったとも言われていて、『君の名は。』のように若い女性(巫女)が噛んだお米で作っていたのは本当のようです。(「日本酒の起源」より )

現在は作られていない

口噛み酒の文化は古代日本のほか、最近までアイヌや沖縄などでも祭りの行事のひとつとして伝わっていましたが、現存しているものは今はないようです。

しかし『君の名は。』公開時に下記のようなツイートがされたことで、長野県佐久にある「新海三社神社」では今でも「口噛み酒」の儀式があると誤解されてしまったことがあります。

口噛み酒が現在でも伝統として行われているという情報はありませんが、映画の雰囲気を味わえる素敵な場所ですね。

秋祭りには三葉と四葉が奉納したような儀式の「浦安の舞」も行われています。

口噛み酒は信仰的な意味合いが強い

もともと「巫女の仕事」とされてきた口噛み酒は、実際に飲むためというよりも宗教的・信仰的な意味合いが強いと言われています。

巫女(清らかな若い女性)が神様に捧げる供物とすれば、神からの贈り物である米を口で噛み、再び神に供えるという行為は神聖なものと捉えることもできますよね。

また日本には「歯で噛む」という行為が、呪術的な意味を持つ場合もあります。

「叩歯法」という「歯を叩いて打ち鳴らす」呪法や、凶事にあった時に左側の歯を噛み合わせて音を出し、魔を祓う「打天鐘」という呪法もあります。

お酒も「お神酒(おみき)」と呼ばれ、現代でも神様に捧げたり、土地や建物を清めたりするのに使われますよね。

お酒を造るという意味の「醸す(かもす)」も、「噛む」が語源だという説もあります。

映画の中の口噛み酒は初見だとびっくりしてしまいますが、実在したお酒で神事に使われる大切なものと考えると受け入れやすいかもしれませんね。

【君の名は。】口噛み酒の作り方

口噛み酒は「米やイモ、木の実などを口で噛んでから容器に吐き出し、発酵させて造るお酒」です。

かつては日本だけでなく世界中に見られた酒造法で、中南米からアフリカにかけて、日本ではアイヌや沖縄、奄美諸島などで造られていました。

現在ではほとんどの土地で姿を消し、アマゾンの低地でのみ残存していると言われています。

ペルー南部で今も造られているチチャは、現在でも口で原料を噛む作業が一部で残っているそうです。

ベトナムにあったクメール王国では『君の名は。』と同じように若い女性が噛んで造っていたため、「美人酒」と呼ばれていたそうです。

噛んでお酒になるしくみ

なぜお米を噛むとお酒になるのでしょうか?

それは唾液に含まれている酵素「アミラーゼ」がお米などのデンプン(炭水化物)を糖へ分解し、放置されることで野生の酵母が糖を発酵させてお酒になるようです。

唾液が日本酒における「麹(こうじ)」の役割をしているんですね。

古代日本では神事に使われるほか、実際に飲まれてもいたようで、アルコール発酵をするため衛生的には問題ないという人も。

しかし現在の価値観では衛生面で安全とはいえないため、もし口にする機会があってもよく検討した方がいいかもしれませんね。

現在の日本では法律違反

口噛み酒を造ることは現実的には可能ですが、現在は酒税法で禁止されています。

酒税法は「免許を持たない個人がアルコールを造ることを禁止している」法律です。

口噛み酒も米を発酵させる酒造行為に当たるため、法律違反になってしまいます。

好奇心から自分で作ることは絶対にしないでくださいね。

口噛み酒が気持ち悪いという意見

「口噛み酒が気持ち悪い」「キモい」という声もかなりあるようです。

気になる口コミを紹介します。

口で噛んで造るのが気持ち悪い

「口噛み酒を造る過程が気持ち悪くて無理」という声がありました。

初見にはかなりびっくり&キツい描写の口噛み酒。

いくら美少女と言っても、「実質ゲ〇」という意見もありますw

「アニメだから許される行為で、絶対にYouTubeで検索しちゃダメ」
「入れ替わりのアイテムは口噛み酒じゃない方が良かった」
「吐き出すシーンもそれを飲むシーンも気持ち悪すぎて見ていられなかった」

という声もあり、かなりの人が拒否感や違和感を覚えたようです。

一方で、「神事のためだから気持ち悪くない」「美少女が造ってるからセーフ」という人も。

口噛み酒は時間をかけないと発酵しない、はじめは三葉の唾液かもしれないが、3年たってお酒に変わったように、人間関係も時間をかけて熟成していくということを表現しているという意見や、作中で三葉も口噛み酒を嫌がっている描写があること、あくまで神道の「酒の奉納」として描いているという点で「気持ち悪くない」「ちゃんとした文化」と感じている人もいました。

古代からの文化なので、現代の衛生観念とは違いますよね。

また巫女の造ったものなので、次元を越えるというフィクションにふさわしいパワーを持っていると考えられます。

「瀧が飲むところが気持ち悪い」とも言われていることから、口噛み酒自体はそこまで嫌がられていないのかもしれませんね。

瀧が気持ち悪い

物語のクライマックス、瀧は三葉と入れ替わり、ティアマト彗星の落下で彼女が亡くなってしまう歴史を変えようとします。

口噛み酒は「三葉の半分」が含まれており、それを飲むことで自分の中に「三葉の半分」を取り込み、同時に「瀧の半分」が3年前の生きている三葉に入ることができました。

非常に重要な役割を持つ口噛み酒ですが、「アレを飲める瀧がキモい」「ありえない」という人も多いよう。

でも瀧が口噛み酒を躊躇なく飲める理由はちゃんとあります。

視聴者は口噛み酒がどうやって造られるのか知っていますが、作中の瀧はそれを知りません。

三葉が口噛み酒を造った後に入れ替わりが起きているため、飲む時には「ただのお酒」と思っている可能性があります。

とはいえ恋する男子の瀧なら、口噛み酒の作り方を知っても飲んでくれそうではありますね。

妹(四葉)が気持ち悪い

三葉の妹、四葉(よつは)はしっかり者ですがちょっとませたところもある小学4年生。

「気持ち悪い」と言われているのは四葉が口噛み酒について発言するシーンです。

まだほんの9歳の少女が、女子高生の姉に「生写真とメイキングつきの巫女の口噛み酒」として売れば?というセリフがあります。

「なんで9歳の女の子が、自分たちの性的価値を把握してるんだ?」
「中身おっさんじゃねーか」
「三葉もそれ聞いて赤面するなよ!なんで売れると思ってるんだよ」

と非難ごうごう。

「当然のように女子高生の唾液をありがたがる世界観が気持ち悪い」という意見も。

きれいな絵と背景で『君の名は。』の世界を楽しんでいたのに、急に現実世界の大人の思想が入って来て、「気持ち悪い」と感じた人が多かったようです。

新海監督がキモい

「監督が気持ち悪い」という意見もありました。

四葉のありえない発言や、勅使河原が口噛み酒について「貰ったら嬉しいに決まってるだろ」というセリフが「制作側の意図が透けて見えて気持ち悪い」という声のようです。

高校生というより、女子高生好きな成人男性のセリフみたいですよね。

監督の感性や価値観が登場人物に乗り移ってしまうのはあるあるですが、それが「ありえない」「気持ち悪い」と言われると興行的には逆効果。

監督個人の趣味をスクリーンで見せられているようで「不快」と感じる人も多いようです。

それでも過去の新海作品よりはぐっとまともで、気持ち悪さは減っているという意見も。

企画段階で女性スタッフなどに注意され、「キモい」と言われそうな要素をだいぶ減らしたそうです。

なぜ会議で口噛み酒を残したのかは疑問ですが…w

民間伝承として考えればそこまで気持ち悪くないという意見もあり、本作の口噛み酒はさまざまな捉え方がされているようです。

まとめ

映画『君の名は。』に登場する口噛み酒は、とても重要なアイテム。

一部の人からは「本当にあるの?」「口噛み酒が気持ち悪い」と言われている。

口噛み酒は実在したが、現在は作られていない(現在の日本では法律違反)。

口噛み酒は信仰的な意味合いが強い。

口噛み酒が気持ち悪いという意見は、口で噛んで造るのが気持ち悪い・瀧が気持ち悪い・妹(四葉)が気持ち悪い・新海監督がキモいというもの。

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