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【鬼滅の刃】魘夢(えんむ)が好き!過去や人間だった頃もクズだった?

鬼滅の刃

TVアニメ、劇場版が大ヒットとなり、社会現象にもなった『鬼滅の刃』。

原作8巻からの『遊郭編』のアニメも決まり、期待が高まっています。

『劇場版・無限列車編』に登場する下弦の壱の鬼・魘夢(えんむ)は、その名の通り「悪夢」を操る強敵です。

劇場版を見たファンから「魘夢が好き」「推しキャラ」と言われていますが、魘夢の過去はどんな感じだったのでしょうか?

人間だった頃のエピソードや、人気の理由もまとめてみました。
(最終巻までのネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【鬼滅の刃】魘夢(えんむ)の過去

「メンヘラぐあいが好き」
「劇場版のねっとり感が最高にキモくて良い演技だった」
「キレイな顔しか良いところがない」

と、一見けなしているようで「大好き」「推し」というファンが多いようです。

物語序盤でやられてしまう敵なのに、意外なほど好感度が高く人気があります。

もしかしたら鬼になる前(人間時代)に辛い過去を持つなど、同情できるキャラクターなのでしょうか?

ただのガチクズだった

悲しい過去や同情すべき環境はいっさいなく、本当にただのガチクズだったようです。

魘夢の過去は、原作には描かれていません。
(ほとんどの鬼は「過去(人間時代)」や「鬼になったいきさつ」が描かれているため、珍しいケースです)

2020年に公開された大ヒット作品、劇場版『鬼滅の刃・無限列車編』。

初期入場者特典として配布された「煉獄零巻」に、魘夢の人間だった頃のエピソードが少しだけ語られているようです。

「人間だったころの魘夢(えんむ)はどのような人物でしたか?」という質問に対し、

「魘夢(えんむ)は人間時代、子供の頃から夢と現実の区別がつかず、周囲を困惑させていました。
大人になってからは医者でもないのに催眠療法などを悪用して、病気で余命が少ない人に健康になったと思い込ませて、あとから実は全部ウソだったとバラしたり、最低なことを繰り返していたようです」

というワニ先生のこぼれ話が収録されています。

「鬼滅の刃」に登場する鬼たちには同情できる過去を持つ者もおり、それが物語に悲しみや深さをもたらしているのですが…。

魘夢はそんな視聴者の期待を裏切り、ガチでクソな人間時代を送ったよう。

人間時代は善人だった…というわけではないようです。

しかし、この過去についても、魘夢ファンにとっては嬉しいエピソードだったようで、

など、人間時代からのひどい性格も「悲しい過去の回想が入らないところが良い」「同情の余地が一切ないくらい最低でめちゃくちゃ笑ってる」「特に悲しい過去とか無くて最初から最後までゆるふわな気持ち悪さがあるのなんか好感持てる」と、かえって魅力度アップにつながっているようです。

普通のキャラなら、こんなクズエピソードが後からつけられたら炎上したり、アンチが増えたり、嫌われキャラになったりしそうですよね。

しかし、嫌われるどころか「魘夢らしい」「ますます好きになった」と言われるのはさすが魘夢ですね。

【鬼滅の刃】魘夢(えんむ)のここが好き

など、熱烈なファンを多く抱える敵キャラ・魘夢(えんむ)。

いったいどんなところが「好き」と言われているのでしょうか?

クズなところが好き

「劇場版・無限列車編」では余すところなくクズっぷりを見せつける魘夢。

映画ならではの美しい作画と動きにふさわしく、強力で最低な敵キャラとして炭治郎たちの前に立ちふさがります。

原作よりもさらに魅力の増した魘夢を見て、熱烈なファンも増えたようです。

性格は最悪ですが、鬼としてはかなり優秀な魘夢。

無惨への忠誠心はとても高く、人間の扱いや血鬼術の才能などはかなりのものです。

劇場版の悪役にふさわしいクズといえそうですね。

イケメンでクズだから好き

「鬼滅の刃」に登場する鬼たちの中でも、かなりのイケメンの部類に入る魘夢。

瞳の中に数字が書いてあったり、手に口が出現したりはしますが、色白でおかっぱの髪、初登場時の色っぽい表情や声は中性的で、燕尾服のような洋装も際立っていますよね。

言動や行動の陰険さ、外道さに対し見た目はとてもイケメンなところに「ギャップ萌え」を感じるファンも多いようです。

声が好き

魘夢の声を担当しているのは平川大輔さん。

『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』の花京院典明や、『Free!』の竜ヶ崎怜、School Days』の伊藤誠など人気作に多数出演している声優さんです。

そのイケボを生かしてBLCDやシチュエーションCDなどにも出演しており、どクズから正統派イケメン、おどおど系から鬼畜サラリーマンまで演じ分ける幅広い表現力が魅力の平川さん、難しい役どころの魘夢も「怪演」されています。

その声が「ぴったりすぎ」「ねっとり演技が最高」と絶賛されているようです。

アニメで初登場した際のドMっぷりもまさに「魘夢そのもの」で、クズなのにイケメンボイスなところもファンにはたまらないようです。

最後までしっかり悪役なところが好き

鬼になった悲しい過去や同情したくなる環境、反省したり改心したりというところがまったくない魘夢。

しかし戦闘中も意外に慎重で向上心があったり、敵(鬼殺隊)に対して用意周到で自分の力に溺れず、負けた時には敗因を分析し いさぎよく死んでいくなど、悪役としての役目を立派に果たしています。

突き抜けたクズのためかえって面白く、見ていて爽快感もあります。

また作中で救いようのない敵であることがきちんと描写されていたため、炭治郎たちに倒されても悲壮感がありません。

「登場時から最期まで徹底してクズ」なのは「いい悪役」といえるのではないでしょうか。

まとめ

「鬼滅の刃」に登場する、夢を操る敵キャラ・魘夢(えんむ)は、人間だったころも特に詳しいエピソードはなく、ただのガチクズだった。

魘夢(えんむ)は敵キャラだがファンが多く、人間時代のクズエピソードが明らかにされても嫌われるどころか「魘夢らしい」「ますます好きになった」と言われている。

魘夢(えんむ)が好きだというファンの理由は、クズなところが好き・イケメンでクズだから好き・声が好き・最後までしっかり悪役なところが好きというもの。

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