2021年に公開され、大ヒットを記録した『東京リベンジャーズ』実写版。
イケメン若手俳優さんが迫力満点のアクションを繰り広げる人気映画ですが、見た人からは「つまらない」「グロい」と言われることも。
いったいどこがつまらないの?
グロいと言われるのは何故?
そのほか「面白い!」というネットの意見もまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)
【東京リベンジャーズ】映画のここがつまらない
ストーリーがつまらない
東京リベンジャーズの映画40億越えしたのか!
正直、微妙だったけどな 笑
映画も半分くらいいった辺りで飽きがきたしね 笑圧倒的にアニメや漫画の方が面白い😆
まぁ、漫画見てない人は映画面白いのかもね 笑
漫画から見てたわし的には、映画の東リベはつまらない🥱— てぃもぐだむ♂ (@sca_04_chocol8) September 5, 2021
「原作ファンからするとストーリーがつまらない」と言われているようです。
映画にするためにいろいろなエピソードが端折られていて、観たかったシーンがなくなっているなど、ファンががっかりするところも。
原作未読の人は楽しめるストーリーと言われていますが、原作ファンにとっては賛否両論のようです。
また、原作未読の人にとってもつまらないという意見もあるよう。
暴走族ものなどヤンキー漫画は人気ジャンルのため、昔から多くの作品が人気となっています。
古くは『ろくでなしBLUES』『今日から俺は!!』『ごくせん』など、有名で映像化もされていますよね。
登場人物がヤンキーや不良、暴走族の場合はストーリーがどこか似たようなものになってしまったり、展開が想像しやすかったりで目新しさがないと言われています。
過去の名作と同じような内容だったりすると、つまらないと感じてしまいますよね。
よくある一般的なヤンキー漫画と似たストーリーと思っている人が多いため、「つまらない」と言われてしまうのかもしれません。
キャラが違いすぎる
原作ファンがもっとも違和感を感じ、つまらないと思った理由は「キャラクターが違いすぎる」でした。
主人公・タケミチたちは原作では中学生の設定です。
しかし映画では高校生にされているため、「色々おかしい」「ストーリーに合わない」ことから「つまらない」となってしまうようです。
タケミチは原作では現代(2017年)から12年前の2005年にタイムリープし、中学生時代に戻ります。
その結果タケミチは高校生、ほかの登場人物たちもそれに合わせて高校生になっています。
これはおそらく、役者さんの年齢に合わせた改変と思われます。
原作では東京卍會のメインキャラは中学三年生(15歳)が多いのですが、さすがに20代の役者さんたちが10代前半を演じるのは難しいですよね。
とくにナオト役の杉野遥亮さん(26歳)は原作では13歳。
映画の15歳設定でもかなりムリがあったというファンの声もありました。
またヒロイン・ヒナとタケミチの微妙な関係性も中学生だからアリなのに、高校生同士だと違和感があるという声もあり、やはり年齢を変えられてしまったことで「つまらない」と感じる人が多いようです。
主人公に共感できないからつまらない
東京リベンジャーズ映画がつまらない感想。
▪吉沢マイキーがおじいちゃんにしか見えない。
▪稀咲と半間が関係ないのに無理やり出てる。
▪郷敦三ツ谷もほぼいなくていい。
▪特服の卍。
▪『ひよってる奴いるか?』←この『か』やめて。
▪とにかく感動しない。#東京リベンジャーズ— しゅんたくん (@shunta1111) August 17, 2021
タケミチに感情移入できないからつまらないという声もあるようです。
これはとくに大人の視聴者からの感想で、ヤンキーや暴走族など、一般生活にはあまりなじみのない世界に共感できないのが理由のようです。
ひと昔前はヤンキーもの、暴走族や不良の漫画は人気がありましたが、現在はそこまで多くは読まれていません。
若者世代ではもっとなじみがなくなっているため、不良たちの独特の倫理観や感情に共感できず、「つまらない」となってしまうのかもしれません。
そのほかにも、
「主人公・タケミチがタイムリープを繰り返す理由が分からない」
「タケミチが人が死ぬのに慣れてきてしまっている」
という理由もあるようです。
もともとタケミチがタイムリープを繰り返すのは、中学時代につきあった(でも破局)恋人・ヒナの命を救うためでした。
しかし別れた後、ふたりは10年以上も会っていません。
今は付き合いもない昔の彼女にたまたま出会い、亡くなってしまうからといって、そこまで一生懸命になれるでしょうか?
しかもヒナを救うのは簡単なことではなく、自分も命を落とす危険性があります。
また何度もタイムリープするということは、人が死ぬ場面に何度も立ち会うことになります。
タケミチは、最初にヒナが亡くなった時はとても落ち込んでいました。
しかし2回目のタイムリープで、ヒナの乗っている車が追突されてタケミチの目の前で爆発した時は、落ち込む素振りは見せませんでした。
「絶対に助ける」「何度でも君が助かる未来にたどりつくまで、絶対に折れないから」と決意しています。
その次には、自分が東京卍會のトップになるとも意気込んでいます。
繰り返される人の死に慣れていってしまっているのか、人が死んでも落ち込まないタケミチの切り替えの早さについていけないとなった人が共感できず、つまらないと感じるのかもしれません。
タイムリープが簡単にできすぎる
東京リベンジャーズ 2話
武道キヨマサにケンカ売ってタクヤ助けようと格好いいけど勝てる未来は見えないな… どう目的の二人と会うことできるんだろ 直人と握手するだけがタイムリープのキーで簡単だけど直人がいる条件が必要だなぁ あと戻れる日も決まってるとは#東リベ— ふぶき (@9fubuki1) May 23, 2021
本作の中でもっとも重要な要素が「タイムリープ」。
ヤンキー×タイムリープという新しいジャンルが生まれましたよね。
しかしこのタイムリープが、あまりに簡単にできすぎてつまらないという声もあるようです。
タケミチがタイムリープを発動する条件は、簡単にいうと
①過去(または未来)のナオト(ヒナの弟)と握手をする
②お互いのタイムリープへの目的が一致している
握手をしただけで簡単にタイムリープできてしまうところが「つまらない」と言われているようです。
また自分がタイムリープしていることをナオト以外の他人に話してもとくに何も起こらないため、「他人に知られてはいけない」という緊張感があまりありません。
デメリットの少なさも、つまらないと言われる理由のようです。
意外とシビアなのが『東リベ』のタイムリープの行き先。
「ナオトと握手した日」のちょうど10年後(または10年前)にしか移動することができません。(原作では12年後・12年前)かなり不便ですよね。
武道のタイムリープって結構、他のタイムリープものと違って条件厳しいと思う🥺
大抵、何回も繰り返すって感じじゃない❓
武道は結果だけ知ってて過去に戻るけどその過去は一度も体験した事ない過去で…
だから、頑張ってると思うんだけだなぁ🥲#東リベ#東京リベンジャーズ— 結衣 (@5fGIZ7DT0vmM80o) July 25, 2022
発動条件は「握手」で簡単ですが、日時が限定されているところ、またナオトが過去・現在・未来の時間軸で死んでしまうと握手できず、タイムリープできないため、条件が厳しいという意見もあるよう。
本作のもっとも重要な部分であるタイムリープですが、「つまらない」「面白い」の賛否両論があるようです。
つくりが安っぽい・登場しないキャラがいる
Twitterで回ってる東京リベンジャーズ実写マイキーの首のタトゥーが明らかにシールなのは伏線なのか?
じゃなきゃナシだろ
全体的に安っぽく見えるカットばかり使ってる広報担当が無能なのか
映画全体が安っぽいのかどっちだ— シンス社員C🈳 (@sinceyou_staff) July 14, 2021
そのほか、漫画の実写化でよく挙げられる「つくりが安っぽい」「セットや小道具のクオリティが低い」という意見もありました。
原作の世界観や設定を実写化すると、どうしても安っぽくなりがちですよね。
本作はヤンキーもののため、設定もやや古くさく感じられてしまいます。
また「マイキーの妹・エマやぺーやんが登場しない」という不満もあるよう。
わりと重要キャラなのに、時間の都合上いないことになっていると言われています。
エマはヒロイン・ヒナと良いコンビなので、彼女が出ないのが残念という声もあるようです。
【東京リベンジャーズ】映画のここがグロい
昨日行こって言われて
東京リベンジャーズの映画
見に行ってきてんけど
実写版ちょっとグロいなぁ(っ’ヮ’c)ピュアなハートには厳しかった🙄
— *うる* (@kk0904kk) September 27, 2021
主に女性から「思ったよりグロい」「怖い」と言われている『東京リベンジャーズ』。
どんなところがグロいのでしょうか?
ケンカのシーンがグロい
うちのおかんが東京リベンジャーズの映画見てんだけど戦うシーングロいから飛ばすって言ってほとんどみるところなかった
— ペンギン〆ᴅᴏɪ 🐧ˊ˗ (@_x_Doi) December 28, 2021
グロいと言われているのはほとんどが「ケンカのシーン」。
「血が飛ぶ」「殴られる音がリアルで怖い」「殴り合いがグロい」と苦手な人にはかなり低評価のようです。
最近のアクション映画は銃や刀など、武器を持ってスタイリッシュに戦うことが多いですが、本作は不良たちのガチンコバトル。
拳と拳で殴り合う様子がリアルで、好きな人には「かっこいい!」となりますが、暴力シーンが苦手な人には「グロい」「怖い…」となってしまうようです。
迫力があってかっこいいのですが、あまりにリアルなのでグロいという声も。
暴力シーンが多いせいか、しっかりPG-12指定がされているので苦手な人は避けられます。
人が殴られているのを見るのが苦手な人は、少し注意した方がいいとも言われているようです。
グロいけどおすすめ
念願の!東リべを見てきました❤️🔥❤️🔥
漫画内ではドラケン推しですがやっぱりドラケンかっこよかったです😳まじで何回でも見に行ける映画!
ちょっとグロかったけど12歳以上の人は見れるから殴り合いとか大丈夫な人とかは絶対見た方がいいと思う!しっかり記念撮影↓#東京リベンジャーズ pic.twitter.com/2RTXGfvlgs
— あいか (@Aichaen__901203) July 25, 2021
「グロい」「怖い」と言われる『東京リベンジャーズ』ですが、おすすめという口コミも多く挙げられています。
ケンカのシーンはグロいものの、俳優さんの演技やストーリーなど、何度でも見たくなる作品という人も多いようです。
映画 東京リベンジャーズ 舞台挨拶回
見てきた!!!ネタバレしない程度の感想
・北村匠海が武道すぎた!✨
・マイキードラケンかっこいい!🥺
・ぎゃ!ってグロいシーン多い👊
・原作とは違うけどこれはこれでよかった!✨
・普通に泣いた😢#東リベエモい #東リベアツい #東京卍リベンジャーズ pic.twitter.com/ztAkueULda— るな⚡️ (@luna_a_n) July 10, 2021
とくにキャストの俳優さんのファンは、それぞれに個性があってカッコよく、原作の良さを生かした演技が観られてリピーターになったという人も。
また、原作ファンもキャラの再現度や演技に満足できる作品だったようです。
【東京リベンジャーズ】映画のここが面白い
やっと観に行けた!今一番ハマってる漫画!東京リベンジャーズの映画観てきましたー!!やっぱ面白い!!!#東京リベンジャーズ pic.twitter.com/XTmWrTmGxC
— ⚾︎ひらっち⚾︎ (@DQ_game_chicken) July 26, 2021
「つまらない」「グロい」という声が一部あるものの、「面白かった!」「かっこよかった!」という口コミもたくさんあります。
ストーリーやテンポがいい
東リベ映画最っっっっっ高でしたあああああ上映間に合ってほんと良かった😭
キャスト皆がハマり役すぎるし、脚本は要所を抑えつつテンポ良く大事にアレンジされてて最高の実写映画だよ
特にマイキーとドラケン!!
2人がマジで現実にいる…いる!!で感動しっぱなし😭
役者さんほんっとすごすぎる😭— 🌾綾乃👓 (@_ayanoooo) October 17, 2021
「原作のアレンジがテンポよく、要所をしっかりおさえたストーリーだった」
「原作とは違うところもあったけど良かった」
など、原作ファンも太鼓判を押すストーリーだったようです。
「アニメよりテンポが良かった」「映画の方がキャラの心情描写がしっかりしている」という意見も。
漫画の実写化はファンにとってがっかりになりがちですが、本作は大成功だったようですね。
改変がきちんとしている・原作へのリスペクトがある・アクションが良い
フォロワー!!!!実写東京リベンジャーズを見てください!!!!!とんでもない実写化大成功作品だった
!!!単体の映画作品としてめちゃくちゃ面白いし、原作あり映画としては2時間にまとめるための改編以外はめちゃくちゃ原作へのリスペクトを感じた。あとアクションが本当に本当に良い……— 雨衣🚄 (@ui_tpk) July 11, 2021
実写化のため主人公たちの年齢など細かい変更があったものの、ほとんどが納得できる形で「原作へのリスペクトを感じる」という感想もありました。
設定の変更は「改悪」となってしまうことも多い実写化ですが、本作は自然だったようです。
また多くの人が挙げているのが「アクションのカッコよさ」。
殺陣やガンアクションとはまた違った「ケンカ」の迫力は、多くのファンをとりこにしたよう。
強い男ってやっぱりかっこいいですよね!
見ごたえあるアクションシーンは、原作ファンや俳優ファンの期待にしっかり応えてくれたようです。
役者の演技がいい・かっこいい
映画東京リベンジャーズの試写会に行ってきました。良かった…。主人公タケミチを演じる北村匠海さんは弱々しいけど芯がしっかりしている役を演じるのがやっぱり上手だったし、ドラケンを演じる山田裕貴さんはなんだか役と本人がダブって見えて最高にかっこよかった。#東リベアツい #emoシネマ部 #pr pic.twitter.com/8EH2qWDiMx
— Yu Tomono (@yutomono9) June 27, 2021
ケンカのシーン以外でも、役者さんの演技が「良かった!」「面白かった」というファンも多いようです。
それぞれの役者さんがかっこいい、役柄にぴったり!と絶賛されています。
とくに女性ファンの多いマイキーやドラケンも、吉沢亮さんや山田裕貴さんによる見事な再現に「原作を越えた」という人も。
漫画の実写化でいちばん問題になるのはキャスティングですが、本作では再現度や演技力から、ほとんど非の打ち所がなかったよう。
何度も見たくなると言われるのも分かりますね。
ヤンキーの抱える切なさがある
映画『東京リベンジャーズ』
東京卍會は関東連合なんじゃないか?
仲良しのダチの集まりだった不良達が、そのままの関係性で大人になるって難しい。結局、半グレとか反社になってしまうから。ヤンキーが宿命的に抱える切なさがあるから、東リベは面白いのかも??#東リベエモい pic.twitter.com/Grm7qpX6Nk
— ぱんだまん (@pandaniniter) September 12, 2021
「タイムリープで恋人を救う」や「不良同士のケンカ」などインパクトのある要素が目立つ本作ですが、根底にはある「切なさ」が流れているという人も。
原作では中学生という設定のタケミチたち。
中学生といえば楽しい青春まっただなかであると同時に、揺れ動く思春期でもある難しい年ごろですよね。
私たち大人は、中学時代仲良しだった友人と社会人になっても同じ関係でいられることが少ないと知っています。
今のみんなの絆もいつかは…と考えると、実は切ない物語なのかもしれませんね。
漫画も面白い
映画を観て『東リベ』にハマった人には、人気・面白さともにお墨付きの原作もおすすめ。
現在は原作漫画も完結していて、映画は1巻~4巻32話までで構成されています。
また映画の公式ビジュアルブックも発売されています。
ストーリー紹介からキャラクターの解説、出演者のインタビューなど原作ファンだけでなく俳優ファンにもおすすめの内容です。
まとめ
『東京リベンジャーズ』実写版は、見た人からは「つまらない」「グロい」と言われている。
つまらないと言われる理由は、ストーリーがつまらない・キャラが違いすぎる・主人公に共感できないからつまらない・タイムリープが簡単にできすぎる・つくりが安っぽい・登場しないキャラがいるなど。
グロいと言われているところは、主にケンカのシーン。
ファンからは面白いという声も多く、ストーリーやテンポがいい・改変がきちんとしている・原作へのリスペクトがある・アクションが良い・役者の演技がいい・かっこいい・ヤンキーの抱える切なさがある・原作の漫画も面白いという声が集まっている。
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