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マヌカハニーは犬には危険?歯石にいいってホント?

生活ハウツー・悩み

殺菌力や抗炎症作用の強さで、健康や美容に良いと広まっているマヌカハニー

愛犬の健康のためにも食べさせてあげたいという飼い主さんは多いですよね。

でも「糖分が高すぎるから、犬には危ない?」という声もあるようです。

この記事では「マヌカハニーは犬には危険って本当?」について紹介しています。

また「犬の歯石に良い?」という噂についても調べました。

参考になったら嬉しいです♪
(※2024年2月時点の情報です)

マヌカハニーが犬に危険なのは本当?

「糖分や栄養価が高すぎるから、犬には良くない」と言われることがあるマヌカハニー。

結論からいうと、はちみつは少量なら犬にあげても問題ないとされています。

はちみつには犬の体や脳を動かすためのエネルギー源となる糖類がたくさん含まれていますし、強い抗菌効果を持つポリフェノールや、健康な血液や骨を作るのに役立つミネラル類など、犬の体にとって良い作用がある栄養素が少しずつ入っているからなんですね。

それなら、はちみつの一種であるマヌカハニーも、犬にあげてOKな気がしますよね。

もちろん健康のために与えて良いそうなのですが、いくつか守るべき注意点があるようです。

詳しく紹介しますね♪

犬にも効果があるかどうか明らかになっていない

「風邪の時にマヌカハニーを一さじ舐めたら治った!」「ひきはじめの風邪にはマヌカハニーがおすすめ」という人も多いのではないでしょうか。

マヌカハニーは、普通のはちみつよりも強力な殺菌・消毒作用が認められています。

それは一般のはちみつには含まれていない、「メチルグリオキサール」という成分が含まれているから。

「メチルグリオキサール」は体内に入っても殺菌や消毒の効力を失わないのが特徴で、人に対しては胃がんの原因になるピロリ菌の除去や口腔ケアに効果があると期待されている成分なんですね。

このように、人については殺菌・消毒作用の健康効果が認められているマヌカハニーですが、残念ながら犬に対しては同じように効果があるかどうかのデータがありません。

今後研究が進めばマヌカハニーが犬に及ぼす健康効果が科学的に証明される可能性はありますが、現時点ではまだはっきりとした効果があるとは言えないんですね。

もちろん普通のはちみつと同じように、適量なら犬に与えても問題はありません。

ただ、人と同じように風邪や喉の腫れに効果があるかどうかは、はっきりとは分かりません。

犬の体に悪いものではないのですが、犬にとっての適量の見極めも難しいと言われています。

効果があったという口コミもあるので、効果のあるなしは犬によって違うといえるかもしれないですね。

薬の代わりにあげるというよりは、毎日の健康サポートのために与えるという方が良いかもしれませんね。

ボツリヌス菌が含まれている

はちみつは天然のまま消毒されていないので、「1歳以下の乳児には与えてはいけない」ことがよく知られていますよね。

これは、はちみつにはボツリヌス菌が含まれている可能性があるから。

ボツリヌス菌は広く土の中に存在している細菌で、熱に強いため加熱しても死滅しないのが特徴です。

体内に入っても腸内環境が整っていれば問題ないのですが、乳児の場合はまだ免疫が弱い場合があり、ボツリヌス菌が腸内で毒素を出し、中毒症状やアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。

人間よりずっと体の小さな犬は、成犬でもボツリヌス菌で中毒症状が出る危険性が高いんですね。

マヌカハニーも普通のはちみつと同じように、加熱殺菌されていないはちみつです。

ボツリヌス菌は120℃以上で30分以上加熱することで死滅するとは言われていますが、マヌカハニーをそこまで加熱するのは大変ですよね。

免疫力の弱い子犬や老齢犬、毒素を排出する機能が弱っている腎不全の犬には、加熱/非加熱に関わらず、マヌカハニーを与えるのは避けておいた方が良さそうです。

花粉アレルギーがあると皮膚のかゆみなどが出る

最近は、犬も花粉症になることが増えていますよね。

花粉アレルギーを持っている犬には、マヌカハニーを与えない方が良いと言われています。

マヌカハニーは花から蜂が取ってきたものなので、蜂が花に触れた時に体についた花粉が蜜の中に紛れ込んでいる場合があります。

もともと花粉症を持っている犬にマヌカハニーをあげると、花粉アレルギーの症状が出ることがあるようです。

また、今まで花粉症の症状が出てなかった犬も、マヌカハニーを食べさせた後に目や鼻の周りが赤くなっていたり、体をかゆそうに壁などにこすりつけていたりなどの行動が出た場合には、花粉アレルギーの可能性があるそうです。

そのまま与え続けると症状が悪化し、かきむしると耳や肌に炎症が起きてしまうので、すぐに与えるのを中止して獣医師の診察を受けるようにしてくださいね。

高カロリーなので糖尿病や膵炎の犬は避ける

マヌカハニーをはじめとしたはちみつは、糖分が多くカロリーが高い食品です。

犬は甘いものが好きなことが多いので、マヌカハニーを喜んでなめる子も多いかもしれません。

ただ、もともと糖尿病や膵炎を持っている犬や、肥満気味の犬はカロリーオーバーになってしまう危険性があります。

とくに糖尿病や膵炎の場合は、病気を悪化させてしまう場合があるので、マヌカハニーを与えるのは避けた方が無難です。

まとめると、次のような犬にはマヌカハニーを与えない方が良いと言われているようです。

・免疫力の弱い子犬や老齢犬
・腎不全の犬
・花粉アレルギーを持っている犬
・糖尿病や膵炎を持っている犬
・肥満気味の犬

健康状態が良好で若い犬には、適量を守って与えてOKと言えそうです。

品質の良い本物のマヌカハニーや、犬・猫用のマヌカハニーを食べさせてあげることで、健康を長くサポートしてあげたいですね。

犬の歯石(口内炎)に良いのは本当?

犬のさまざまな病気の原因になると言われている「歯石」

歯石の元になる歯垢は、歯周病の原因となる細菌の集まりです。

マヌカハニーは犬の歯石に良いと言われていますが、本当なのでしょうか?

歯石や歯周病に効果がある

マヌカハニーは、高い殺菌作用で歯肉炎や歯周病に効果があるとされています。

この効果が犬にもあるかどうかははっきりとはしていませんが、獣医師さんによっては、マヌカハニーを使った歯茎マッサージを推奨しているところもあるようです。
(獣医師さんによってはデータがないのでおすすめしないという場合もあります)

「犬用のマヌカハニーの液体を歯ブラシにつけて磨いています」
「指サックにマヌカハニーを乗せて、歯茎をマッサージしてあげています」

など、愛犬の歯石・歯周病の予防に使っているという飼い主さんが多いようでした。

マヌカハニーは殺菌作用だけでなく、腸内の悪玉菌が増えるのを抑えてくれるはたらきもあります。

また自然の食品で添加物などがなく、人が食べても安全なレベルなので、犬にも安心してあげられるという人が多いようです。

Amazonや楽天市場では、犬の歯磨き用のマヌカハニーも販売されていますよ。

虫歯の心配について

「マヌカハニーは体に良いといっても甘いものだから、歯茎に塗って虫歯にならないの?」という疑問がありますよね。

虫歯の原因になる糖分は、主に酸を作り出す2種類のスクロースと言われています。

マヌカハニーの成分は果糖とブドウ糖で、比較的虫歯になりにくいとされている糖分です。

また犬にはもともと虫歯(歯のう蝕)自体が少なく、大切なのは歯石の付着からの歯周病を予防することと言われています。

犬は歯垢が歯石に変わるまでがたった2~3日と、とてもスピードが早いので、毎日の口腔ケアが大切なんですね。

犬の風邪・肌荒れに良い

マヌカハニーは、犬の歯石や歯周病予防に良いという口コミのほか、「犬の風邪にも効く!」「犬の肌荒れが治った」という声も。

人の風邪のひきはじめに効果があるマヌカハニー、ワンちゃんの風邪や体調不良にも効くことがあるようです。

マヌカハニーは人間が食べても安全なもので、動物もOKなところが良いですよね。

歯磨き用のマヌカハニーのほか、犬・猫用のマヌカハニーも販売されています。

犬の食欲がない時に

マヌカハニーは犬の食欲がない時にも効果があるという口コミがありました。

元気や食欲の落ちたワンちゃんも、甘いものなら口にできるかもしれませんね。

夏の暑さでバテ気味の犬や、病気や加齢で食欲のない犬にもカロリーが補給できるので、ぴったりかもしれませんね。

犬にどれくらい与えてもいい?

マヌカハニーを犬にあげる時は次の量をめやすにしてくださいね。

犬の体重のめやす 1日あたり摂取OKのめやす
小型犬(2~5kg) 6g~11g(小さじ1~大さじ0.5)
中型犬(6~15kg) 13g~26g(小さじ2~大さじ1.2)
大型犬(20~50kg) 32g~64g(大さじ1.5~大さじ3)

※避妊・去勢済みの犬に対する体重相当のおやつのカロリーとして計算

犬にとってはマヌカハニーは嗜好品(おやつ)で、体に絶対に必要なものではありません。

なので、適量を守り、カロリーの摂りすぎにならないよう気を付けてあげることが大切ですね。

猫の口内炎にも効果がある

犬だけでなく、猫にもマヌカハニーは効果があるようです。

猫の口内炎対策も、猫飼いさんには切実な問題ですよね。

マヌカハニーには強力な殺菌作用のほか、抗炎症作用もあります。

科学的なデータははっきりしていませんが、猫の口の中の炎症を抑えてくれるはたらきも期待できそうです。

ただ、こちらも犬の時と同様、与える量には注意が必要です。

最初は1滴なめさせる程度にして、猫の体調に変化がないかよく確認しましょう。

とくに変化がなかったら、小さじ1/3~1/2程度を食べさせると良いようです。
(猫の体重に合わせて適量を与えてください)

また、犬と同じように、免疫力の弱い子猫には与えない方が良いそうです。

糖尿病を持っている猫も、カロリーを多く摂りすぎる元になるため、避けた方が良さそうですね。

犬によってはマヌカハニーをあげない方が良い場合もありますが、ほとんどのワンちゃんにとっては、歯周病予防にぴったりな食べ物と言えそうです。

注意点をよく確認して、毎日の健康サポートに取り入れてあげたいですね。

マヌカハニーが気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね♪

まとめ

マヌカハニーは、殺菌力や抗炎症作用の強さで健康や美容に良いと人気だが、犬にも効果があるかどうか明らかになっていない。

ただ最近では犬用のマヌカハニーも販売されている。

高カロリーなので糖尿病や膵炎の犬には与えないほうがいい。

犬の歯石(口内炎)や歯周病にもいいと言われている。

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