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ハリーポッターと賢者の石のクィディッチについて!現実でもプレイできる?

映画

全世界で大ヒットとなった『ハリー・ポッター』シリーズ。

空を自在に駆け回る魔法使いのスポーツ「クィディッチ」に憧れた人もいるのではないでしょうか?

ハリーも挑戦することになるクィディッチは、いったいどんなルール?

マグル(人間)もプレイできるのか?調べてみました!
(作品のネタバレを含みます。ご注意ください)

ハリーポッターと賢者の石のクィディッチとは

空飛ぶほうきに乗って空中で行われる、魔法使いや魔女たちの中でもっとも人気の高いスポーツです。

大人から子どもまで熱狂するゲームで、みんな観戦するのもプレイするのも大好き。

人間(マグル)の世界ではフットボール(サッカー)の人気に相当します。

4種類の球を使ったゲームで、ルールはサッカーとバスケットボールを混ぜたような形式です。

基本的に相手チームよりたくさんの得点を上げることが目的です。

チームは3人のチェイサー、2人のビーター、1人のシーカー、1人のキーパーの計7人で構成されます。

ゴールを1回決めるごとに10点加算され、スニッチと呼ばれる小さな空飛ぶ球を捕まえると150点になります。

どちらかのチームが先にスニッチを手に入れるか、両チームのキャプテンが同意するとゲーム終了となります。

つまり、スニッチを捕まえるまではどんなに得点を入れても試合は終わりません。

そのため、ゲームが数日にわたって続くこともあるようです。
(作中の『クィディッチ今昔』によると、スニッチが半年間も捕まらなかったことがあるそうです)

クィディッチのフィールドについて

クィディッチは縦約150m、横約25m、中心に60cmの円が描かれた楕円形のフィールドで行われます。

両端に3本ずつゴールポストがあり、ポストの上のゴールリングにボールを投げ込みます。

日本のサッカー場は縦105m、横68mの約7140㎡。

これより縦がさらに細長く、横幅が狭いイメージですね。

実際は空中戦になるので、地上にあるフィールドの境界線より外に出てはいけませんが、高度の上限はもうけられていません。

ハリーはスニッチを追いかけて、雲まで到達したことがありますw

クィディッチのルール

4種類のボールを使い、両チーム7人の選手で行われます。

基本的に選手はフィールドに足をついてはいけないため、常にほうきに乗って空中でプレイすることになります。

「クァッフル」というボールをゴールリングに投げ入れると10点。

「スニッチ」というとても小さな飛び回る金のボールを捕まえると150点が入り、試合終了となります。

ほかに「ブラッジャー」という鉄の球が2つ、敵味方の区別なくプレイヤーを地面へ叩き落すためにフィールドを飛び回っています。

このブラッジャーの攻撃を避けながらクァッフルをゴールに入れ、さらにスニッチを探して捕まえるという高度なテクニックとチームワークが必要なゲームです。

反則とされる行為は700以上もあり、細かくルールが決められていますが、「杖を携帯するのは良いが使用は禁止(呪文で相手を攻撃するのは禁止)」「相手の体やほうきを掴むのは禁止」「体当たりや肘を使って妨害するのは禁止」などが一般的に知られているルールです。

また「観客がプレイヤーに呪文を使うこと」「プレイヤーが観客に呪文を使うこと」も禁止されており、チームが魔法を使うことを指示したかしていないかに関わらず、そのチームは失格になるようです。

しかし実際には反則スレスレのラフプレーが行われることが多く、ハリーも最初の試合ではドラコ・マルフォイに何度も肘攻撃を食らっていました。

クィディッチが始まったばかりの第1回クィディッチ・ワールドカップでは、もはや危険行為といえる反則が多発しており、「相手のほうきに火をつける」「ほうきをこん棒で破壊する」「相手選手を斧や刀で殺そうとする」「ロープから吸血コウモリの群れを放つ」「相手選手をスカンクに変身させる」などスポーツというより大乱闘のような試合だったようです。

クィディッチのプレイヤーポジション

1:チェイサー(3人)
クァッフルを取り合い、相手チームのゴールリングに入れる専門のプレイヤー。
やや危険なポジション。

2:キーパー(1人)
ゴールを守るプレイヤー。
相手選手からシュートを決められないようゴールポスト周辺で守備に徹する。
攻撃することもあるポジション。

3:ビーター(2人)
敵味方なく襲ってくるブラッジャーを片手サイズのこん棒で叩き返し、自分のチームプレイヤーを守る。
その際相手チームの選手めがけてブラッジャーを叩き返し、妨害してもいいことになっている。
とても危険なポジション。
負傷者も多い。
ブラッジャーを持っていない時は平和なポジション。

4:シーカー(1人)
スニッチを追いかけて捕獲する専門のプレイヤー。
チームでもっとも俊敏で高速飛行できる選手が選ばれることが多い。
また相手チームのビーターに集中攻撃されることが多いため、もっとも危険なポジションでもある。
大けがをすることも多い。

クィディッチで使うほうき

ルールで規定されてはいませんが、一般的な飛行に使うほうきよりも、競技向きのカスタマイズされたほうきを使う選手が多いようです。

クィディッチ用のほうきは、軸がグリップ状になっていて握りやすくなっていたり、穂先が鋭い流線形に整えられてスピードが出るようになっていたり、前傾姿勢で乗れるように後ろに足をかけるあぶみがついていたりするなど、クィディッチのためにカスタムされているものがあります。

作中ではウィーズリー兄弟の使う「クリーンスィープ」シリーズや、ハリーやドラコの使う「ニンバス」シリーズ、「コメット」シリーズ、「ファイアーボルト」シリーズなどが登場します。

「クリーンスィープ」は比較的廉価ですが性能のバランスが良く、コーナーリングがスムーズにできることから、さまざまな生徒が愛用しているようです。

ハリーの「ニンバス」は高級モデルであり、かなり高性能なほうきと言われています。

チームメイト全員が高性能のほうきに乗れば、それだけで試合を有利にすることができるという、ちょっとせちがらい現実もあるようです^^;

現実世界でもできるクィディッチ

この面白いスポーツをマグル(人間)もプレイしたい!という人が全世界にいたらしく、とくにアメリカでは2005年にこのクィディッチをスポーツとして本格的&大真面目にルールを再構成し、大会まで開くほどの盛り上がりを見せています。

私たちは空を飛べませんが、ちゃんと「ほうきにまたがること」がルール。

得点の点数は異なりますが、スニッチを捕まえれば試合終了となります。

ただし、スニッチは「お尻にクッションをつけた人間」が担当しますw
お尻を叩かれるんですねw

アメリカの他にも、「ハリー・ポッター」シリーズの本場イギリスやイタリア、スペインなどヨーロッパを中心に、ブラジル、マレーシア、ベトナムなどでもチームが活動しており、世界中にリアル・クィディッチが広まっているようです。

また公式試合としてワールドカップも2年に一度開催されており、メジャーリーグ(アメリカ)やプレミアリーグ(イギリス)もあるようです。

すごいですね!

日本でもクィディッチが体験できる

もちろん日本でもクィディッチが体験できるようです。

日本版のクィディッチは、「鬼ごっこ+ドッジボール+ハンドボール」のようなルールになっています。

男女混合の7人制で、「ほうきにまたがりながら」プレイするのがルールです。
「魔法界のスポーツ」の世界観を大事にしているようですね。

日本のプレイ人口は2018年時点で数百人ほど。

まだまだマイナーですが、熱いファンも多いようです。

使うボール、クァッフルは「少し空気の抜けたバレーボール」、ブラッジャーは「少し空気の抜けたドッジボール」を使用します。

空気を少し抜いているのは、片手で掴みやすくするため。

なぜ片手なのかというと、常に「ほうきにまたがって」いるからですねw
現実世界のブラッジャーは暴れませんが、3個ありますw(やばい)

スニッチは「黄色い服を着て黄色のタグをつけた人間」に代わります。

タグ(袋?)の中にテニスボールが入っており、これを奪うと試合終了となります。

スニッチ役の人はどちらのチームにも所属せず、試合中ひたすらフィールドを逃げ回るというハードなポジションです(きつい)。

でもマグル版クィディッチのフィールドは33m×60mの横長なので、魔法使い版よりは小さめです。
良かった!w

そのほかのルールは基本的に『ハリー・ポッター』と同じですが、「ブラッジャーに当てられたら、自陣のゴールリングまで戻ってタッチする」や「タックルはOKだが、相手の正面から肩~膝の間のみ(側面や背後からは禁止)」というルールが追加されています。

もちろん「呪文使用」も禁止です^^

興味を持った人、参加したい人は日本クィディッチ協会公式Facebookや日本クィディッチ協会公式Twitterから申込ができるとのこと。

現在はコロナのため開催が難しそうですが、一度体験するのも面白そうですね!

まとめ

ハリーポッターと賢者の石のクィディッチとは、空飛ぶほうきに乗って空中で行われる人気の高いスポーツ。

4種類の球を使ったゲームで、ルールはサッカーとバスケットボールを混ぜたような形式。

選手はフィールドに足をついてはいけないため、常にほうきに乗って空中でプレイする。

ゲームとして面白いと、現実でもルールを再構成し、大会まで開くほどの盛り上がりを見せている。

 

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