2019年6月に公開された『ザ・ファブル』。
主演は岡田准一さんがつとめ、相棒には木村文乃さん、ヒロインには山本美月さん。
ボス役に佐藤浩市さんのほか、豪華俳優陣が参加しています。
今作の注目したい敵は、フード役の福士蒼汰さんと小島役・柳楽優弥さん。
どんな敵なのかや役者さんのSNSの評判もまとめました!
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)
【ザ・ファブル】映画の敵役は誰?
敵役①:フード(福士蒼汰)
🎉最新作公開記念🎉
#ザ・ファブル
🦜金曜よる9時🦜大人気コミックを実写映画化🎬
シリーズ最新作の公開に合わせ
第1弾を地上波初放送‼️#ファブル #フード #岡田准一 #福士蒼汰 pic.twitter.com/ALAjcp6FRL— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) June 15, 2021
ファブル(岡田准一)を執拗に狙う敵。
偽名であり本名は不明。
ファブルに歪んだ憧れの念を抱いており、執着しています。
原作よりさらに狂気的な感情を抱いたキャラとして福士蒼汰さんが好演。
本作ではラスボス的存在。
映画では殺しもやる何でも屋としてコード(木村了)とパートナーを組み、真黒カンパニー(ファブルのボスとつながりのある暴力団真黒組)の下で働いています。
そこでファブルの殺し方を見て、「寓話(ファブル)」と呼ばれる存在が本当にいると確信。
また銃さばきの性格さや高い身体能力を目の当たりにし、衝撃を受けます。
映画後半では小島(柳楽優弥)とミサキ(山本美月)を拉致し、ファブルに戦いを挑みます。
「伝説のファブル」についに会えたという興奮をかくしきれないフード。
ファブルを倒し、自分が伝説になると容赦なく銃を乱射。
ファブルは体をかわして銃から逃げ切り、誰も殺さずにミサキを救出しますが、フードとコードはボスによって殺害されます。
フードの役作りについて
今回敵のフードを演じるにあたり、福士蒼汰さんが苦労したのは「フードの情報量が少ない」こと。
フードはもともと原作では小物あつかいのキャラ。
そのため掘り下げるための情報も少なく、性格や素性をとらえる難しさがあったそう。
逆にファブルの人物像ははっきり示されているので、その真逆の存在となるフードを想像し、福士さんの考えるフード像を固めていったそうです。
原作を読むと、ファブルは「殺し屋」を仕事としてとらえており、「殺し」にも信念があります。
だからこそボスの「人を殺すな」という命令にも忠実に従っています。
しかしフードは「殺し屋」を仕事とは思わず、一種のゲームのようにとらえています。
ファブルに比べて人を殺すことに強い信念を持たず、ゲームの勝ち負けぐらいのとても軽いものとして考えていると感じたそう。
ファブルへの歪んだ憧れの念を持つ一方で、ヒットマンとしては真逆の立場をとるフードというイメージを作り上げたそうです。
またどんな悪役にも1人の人間としての深みがあるもので、人間性を掘り下げると魅力的に見えてくることもあります。
しかしフードに対しては、ファブルとのギャップを出すために「信念もなく人を殺す」という軽さに注目し、奥深さや人間味を出さないという点に注意して演じたそう。
悪の魅力を感じさせない、「倒されて当然」と思えるくらいの敵、意外と難しいですよね。
福士さんの役作りは大好評で、江口監督のイメージも膨らみ、原作とは一味違う凶悪で存在感のあるフードが誕生しました。
敵役②:小島(柳楽優弥)
【コラム】柳楽優弥が示す、“表現者”としての真価 『CITY』『泣くな赤鬼』『ザ・ファブル』を軸に考察#柳楽優弥 #CITY #泣くな赤鬼 #ザ・ファブル
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ファブルが深くかかわる暴力団真黒組・真黒カンパニーの一員。
好戦的な性格でトラブルメーカーですが、社長の海老原(安田顕)に可愛がられています。
8年ぶりに出所したばかり。
以前金を貸した風間(加藤虎ノ介)のところに取り立てに行きますが、返さないことに腹を立て殺してしまいます。
風間の兄貴分・砂川(向井理)は風間殺害を理由に小島-海老原をつぶし、真黒組を乗っとる計画をたてて小島を拉致。
砂川VS小島のバトルシーンも見逃せません。
前半はイカレた演技、後半は小物っぷりを披露とふり幅の激しいキャラになっています。
小島の役作りについて
原作よりもイケメンでチャーミング(?)な魅力が増し増しと言われている小島。
今作プロデューサーは、柳楽さんの「ディストラクション・ベイビーズ」を観て、小島もそのイメージで演じて欲しいとしたそう。
キレやすくトラブルメーカーの小島は、救いようのない行動を繰り返します。
しかし柳楽さんの役作りで、そんなどうしようもない小島が次第にチャーミングで、愛おしくさえ思えて来る…。
不思議な魅力を持ったキャラ・小島を、江口監督も「笑顔の破壊力」と絶賛したそうです。
後半の小島VS砂川(向井理)のバトルも原作よりていねいに撮ったそう。
ファブルのからまない別軸の争いですが、面白い対立ということで「どう決着をつけるか」にこだわったそうです。
ファブルVSフードが「殺し屋」同士のハードなバトルとするなら、小島VS砂川は「泥臭い中学生のケンカ」のように演出したそう。
またこの対決シーンは柳楽さんや向井さんともアイデアを出し合い、実際に動きを練習しながら固めていった見せ場になっています。
【ザ・ファブル】映画の敵役のネットの評判
敵役フードのネットの評判
今度の金ローはファブルらしいですが、福士蒼汰が珍しくただの悪役でちゃらくてエロくて最高なのでみなさん拝んでください🙇♀️
— とり@素敵な恋をする🕊 (@torichan_0830) June 12, 2021
「福士蒼汰くんの悪いカオ最高!」「岡田くんのアクションに負けてない!」「狂ったイケメンよき」「福士くんはヤンデレ」「ただのファブルファン」「岡田くんとの共演は必見」と福士ファンから絶賛されているフード役。
ファブルの福士蒼汰くんは、本人が前から希望してたクズ役ということで、ネジが飛んじゃってるヤべー奴なシーンも勿論いいんだけど、何より小島の家に入ってきた時の完全『ニュートラル』状態の存在感が素晴らしかったっすよ。綺麗な顔でスゥっと入ってきて、前を見ているだけの様子がね。ゾクッとした
— Misaco (@Misacojp) June 23, 2019
映画ファブルの福士蒼汰はマジで最高だったな〜
爽やか青春ラブコメ俳優の福士蒼汰は嫌いだけど狂人サイコパス殺人鬼の福士蒼汰は好き— あだゃん (@a_iueo11s) July 31, 2020
とくにファブル役:岡田准一さんとの共演・対決シーンはファンなら必見と言われています。
以前から岡田さんを尊敬する俳優として挙げている福士さんは、作品内でのバトルを心待ちにしていたそうで、「ついに夢がかなった!」そう。
劇中ではお互い激しい死闘を繰り広げますが、岡田さんが「愛情をこめて」福士さんに自ら振りをつけたそう。
「師弟対決」シーンはハードアクションですが、二人の息はぴったりですね。
敵役小島のネットの評判
今週の金ローは『ファブル』だね。
面白いよ。
ヤスケン目当てで見たけど、柳楽くんがめっちゃ悪くてどうしようもなくてカッコいいんだ。
二作目には出ないけど。— 胡桃 (@himekurumi) June 14, 2021
「イカレキャラ最高」「やすけんとの義兄弟愛」「小物っぷりがよい」とギャップのあるキャラとして愛されているのが伝わってきます。
義理人情に厚いコワモテダンディ社長・海老原との関係性に萌える!エモいというファンも。
ファブル1作目は柳楽&ヤスケンの義兄弟がくそ萌えなんで見てほしい。は?ってくらい萌えました。鍋作ってあげんのよ? RT>
— moriko (@mocha_chan3) June 11, 2021
来週のファブルは安田顕と柳楽優弥が師弟ヤクザです!!!二人の間にあるクソデカ感情に注目してくれよな!!!#金曜ロードショー pic.twitter.com/3ZLNNPCD59
— かれと (@fomcny000) June 11, 2021
「クソ野郎」が最高の誉め言葉でもあるようですよ。
ファブルは岡田さんが生き生きと殴る蹴るしててもちろんそれを楽しみに観に行ったわけですが、ノーマークだった柳楽優弥がヤベェでしたね。こんな顔してたか?と思っちゃう見事なチンピラぶり。アニキとの関係もヤベェ。クソ野郎なんだけどちょっと可愛いところあるんだけどもやっぱクソ野郎。
— べこ (@beko_u18) June 11, 2021
最強にクズで、でもかっこいい小島。
俳優・柳楽優弥のすごさが味わえる作品になっていると言えそうですね。
まとめ
映画「ザ・ファブル」で注目したい敵はフードと小島。
フードはファブルに対し、狂気的な感情を抱いたキャラとして福士蒼汰さんが好演。
小島は、ファブルが深くかかわる暴力団真黒組・真黒カンパニーの一員で柳楽優弥が演じた。
フード、小島ともにネットでの評判は高い。
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