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【銀魂2】実写映画の黒幕は誰?キャラの名前と目的も【ネタバレ】

映画

2018年8月に実写映画化された大人気シリーズ「銀魂2 掟は破るためにこそある」

「将軍接待編」と「真選組動乱編」という人気エピソードをミックスしたストーリーは、原作未読の人でも楽しめると高い評価を得ています。

「動乱編」ではあの人物が事件の黒幕として登場します。

黒幕の正体と、結末をまとめてみました!
(内容をネタバレして作成しています。ご注意ください)

銀魂2の実写映画の黒幕と目的

「真選組動乱編」の黒幕は、沖田総悟(吉沢亮)、伊東鴨太郎(三浦春馬)、高杉晋助(堂本剛)と言えます。

一番の黒幕と言えるのは高杉だと思うのですが、実は「銀魂2 掟は破るためにこそある」には、高杉はそれほど多く登場しません。

目的の違う沖田や伊東が手を組む感じで土方や近藤、真選組を混乱におとしいれます。

しかしそれぞれの目的が違うため、利用だけして出し抜こうともしています。

表面上では手を組んでいますが、それぞれの思惑が複雑にからみあうのも見どころです。

沖田総悟(吉沢亮)の目的

腹黒ドSな一番隊隊長、沖田の目的は「真選組副長の座」

これは原作でも一貫して主張していますよねw

実写映画でもそのポリシーは健在で、隙あらば「副長の座」「土方の命」を狙っています。

土方のことは本気で嫌ってはいないものの、嫌がらせを止めるつもりはないようです。

しかしお互い内心では深く信頼しあっているところがあり、土方も重要な任務には沖田を向かわせることが多いようです。

今作では「副長の座」を手に入れるために、伊東一派と手を組みます。

土方をヘタレオタク化させ、使いっぱしりとしてみんなの前で醜態をさらさせたのです。

伊東は土方が局中法度を破っていること、他の隊士に示しがつかないので厳重に処罰するよう近藤に迫ります。
沖田と伊東の連携プレイで、土方は真選組から追い出されてしまいました。

沖田は「副長」となりますが、一方で伊東の目的がそれだけではないことにも気づいていました。

伊東は「真選組をもっと高みに引きあげるつもりだ」と理想を語りますが、沖田は「自分の興味は副長の座だけだ」とそれ以上の協力はしないと言います。

沖田の予想どおり、伊東の理想にはやはり裏があったのです。

物語のクライマックスで、伊東が近藤まで手にかけようとすることを知り激怒。

近藤に刃を向ける者には容赦のない沖田は、伊東一派の隊士たちを瞬殺。

伊東に対したった一人で立ち向かいます。

伊東鴨太郎(三浦春馬)の目的

イケメン参謀・伊東の目的は「真選組の地位向上」

しかし真の目的は「近藤と土方を殺害し、真選組を乗っ取ること」
そして「自分の名前を天下に知らしめること」でした。

物語の1年ほど前に真選組に入隊した伊東は、その頭の良さと剣の腕前から急速に出世しているエリート隊士です。

近藤からの信頼も厚く、参謀役として重宝されていました。

しかし土方は伊東の野心に気づいていたようで、お互いをライバル視。
「いつか殺してやる」と思っていたようです。

伊東は「副長の座」を狙う沖田と手を組み、土方に人格の変わるチップを埋め込んでヘタレ化させます。

そのうえで近藤に土方を処罰するよう進言。

計画はうまくいき、邪魔な土方を除隊させたあと、次の計画に取り掛かります。

伊東の本当の目的は、「真選組を高みにひきあげること」などではなく、「真選組を奪い取る」そのための「近藤と土方の殺害」でした。

彼がそんな野心を抱いたのには理由がありました。

伊東は武家の次男として生まれ、幼い時から勉学や剣術に励んできました。

しかし母親は病弱な長男につきっきりで、あまり可愛がってはもらえなかったのです。

両親に認められたい、そんな思いでいっそう武芸に打ち込み、成果を出しても周りからはうとまれるばかり。

親が「次男に才覚があってもしょうがない。鴨太郎など生まれて来なければ良かった」と話しているのを聞いてしまい、ショックを受けます。

そんな幼い頃の寂しさを埋めるために、死に物狂いでエリートを目指して来たのです。

「真選組を乗っ取り、自分の名前を天下に知らしめる」
それは両親や周囲の人間に、伊東鴨太郎という人間を認めさせるためだったのです。

野望を達成するため、テロリスト・高杉と手を組むという手段に出てしまった伊東。
その代償は大きなものでした。

物語終盤、伊東の陰謀に気づいた沖田や土方によって計画は失敗に終わります。

伊東は本当に欲しかったのは地位や名声ではなく、いっしょにいてくれる仲間だったと気づきます。

戦いの中で負傷した伊東はほとんど瀕死でしたが、土方は伊東を「真選組の隊士」として死なせるため決闘を挑みます。

「裏切者の粛清」ではなく、「真選組の一員」としての戦い。
伊東は「ありがとう」と言って息絶えました。

高杉晋助(堂本剛)の目的

前作「銀魂」に引き続き、おいしい敵役の高杉。
彼の目的は「将軍暗殺」

自ら「攘夷浪士」と名乗り、鬼兵隊を率いて国を転覆させるようなテロを行っています。

師である吉田松陽を奪った世界への憎しみがその原動力であり、今も昔も「国のため、仲間のため」の「攘夷活動」ではなく、「自分自身のため」だと発言しています。

原作では重要キャラクターとして掘り下げられている高杉ですが、実写映画では詳しい説明がなく、謎に包まれている人物でもあります。

「愉快犯」「快楽犯」として犯罪を行っているようなイメージもありますね。

彼の本当の目的も明らかにされていませんが、「よく分からないけどかっこいい」キャラとして人気があるようです。

今作でも伊東と通じ、裏で将軍暗殺を企てる敵役として登場します。

伊東の野望「真選組乗っ取り」に協力する一方で、真選組を潰そうと画策します。

将軍の護衛で列車に乗っている近藤を殺害するため、伊東は自分側に寝返った真選組隊士や鬼兵隊を列車に集めます。

江戸城の守りが手薄になったところで、高杉は将軍を暗殺するため、人斬り・河上万斉を送り込みました。

伊東や沖田、近藤の乗った列車は橋の上で爆発に巻き込まれます。

高杉は伊東を仲間にするつもりは初めからなく、もともと真選組ごと根絶やしにするつもりだったのです。
冷酷な高杉の性格がよく分かるシーンですね。

しかし、土方や沖田たちの活躍によって伊東は一命をとりとめ、また江戸城では銀さんが万斉と死闘を演じます。

真選組は鬼兵隊を撃退し、万斉も銀さんの渾身の一撃で負傷し、撤退します。

将軍暗殺計画は失敗に終わりましたが、高杉はまだ諦めていないようです。

万斉は「奴らの歌に聞きほれた拙者の負けでござる」と負けを認めていましたが、あくまで「今回は」という言い方でした。

それを聞いた高杉は不敵な笑みを見せるのです。

今後、実写版「銀魂3」が制作されることがあれば、また高杉が黒幕として暗躍するストーリーになるかもしれませんね。

まとめ

「銀魂2 掟は破るためにこそある」の黒幕は、沖田総悟、伊東鴨太郎、高杉晋助。

沖田の目的は「新選組副長の座」、伊東の目的は「近藤と土方を殺害し、真選組を乗っ取ること」と「自分の名前を天下に知らしめること」、高杉の目的は「将軍暗殺」。

目的の違う三人の思惑が絡み合いストーリーは進んでいく。

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