Estate Sale(エステートセール)という言葉を、チラホラ聞くようになりました。
私も聞いたことがなかったのですが、アメリカでは一般的な言葉で『自宅で遺品を販売する』ことを言うのだそうです。
日本の場合だと、親族や親しかった人に「形見」として故人が愛用していた品を譲り受けることがありますよね。
でも、そこに金銭のやり取りはありません。
エステートセールの場合は、家財を含めて販売するという形のようです。
亡くなった場合は家族や親族が行い、生前整理として自分自身で行うこともあります。
エステートセールの意味とは?
エステートセールというのは、生前・遺品整理のことです。
(エステート (Estate)=土地・不動産の意)
どういうふうに行うかというと、自分で自宅を使って家財などを販売してもいいわけです。
自宅の庭や車庫などに不用品を並べて販売する、ガレージセールというものがあります。
そのように、自分で準備をして行う方法もあります。
(アメリカの場合は、プロにお願いした場合にエステートセールと呼ぶみたいですが)
日本でのエステートセールの現状
生前整理で出てくる不用品を海外に出品して日本流エステートセールを目指している群馬の会社が紹介されてた。 pic.twitter.com/YOWrHT2F1X
— しゅー (@tmkofg) July 26, 2019
日本の場合だと見知らぬ人に自宅を公開して・・・って、個人でやるにはかなり抵抗がある気がします^^;
その場合にプロに間に入って仕切ってもらうというのは有効な手段かもしれないですね。
日本でもエステートセールを認知させようと活動している会社があります。
日本では、まだこちらの会社一社のみみたいですね。
でも、今現在日本では実際にエステートセールを行っている人はいないようです。
アメリカではやはり頻繁に行われているようですが。
本日戦利品。エステートセールで、ヴィンテージのコスチュームジェリーと、香水瓶、化粧品の広告という本を手に入れました。 pic.twitter.com/f8ssgl5o9Z
— Paris Wakana💄🇺🇲 (@Japanese_Paris) April 29, 2018
久しぶりにエステートセールに行ってきた。かわいい置物からガイコツまであって、宝探しのようで楽しい^_^ pic.twitter.com/G333rmyKUM
— くるみ🇺🇸 (@usakokurumi) May 24, 2019
エステートセールの手数料はいくら?
日本ではまだまだ馴染みのないエステートセールですが、本場アメリカではフランチャイズ形式をとってる会社もあり、エステートセールを依頼できる会社は15,000社もあります。
依頼した場合は手数料が50%とのこと。
本場アメリカでも、この手数料は一般的のようですが、手数料が50%ってかなり高い印象です。
日本ではまだ知られていない、行っている人がいないのはこのあたりも原因ではないかなと思います。
そう感じるということですねー!
代理出品はお客さんが出品したいものを本当にただ出品してあげるというようなものですよね?でもエステートセールは生前整理で不要となったものに価値をつけるので、お客さんは利益だけでなく、整理されることを求めているという点から経費が代理出品よりもかかります— chance (@chance07261166) 2019年7月16日
遺品整理を業者に頼無場合は、処分費用がかかります。
生前整理…切実ョネ😑😩
3LDK2Fで…3時間の作業で
約20万…少し考えなきゃネェ— とら (@NV7yIUVLlFKid8X) 2019年7月17日
そう考えると、手数料がかかったとしても販売するという形でお金が手元に入ったほうがいいとも言えますね。
自分で行う生前整理の方法
エステートセールはまだ行う人は少ないですが、生前整理という言葉はずいぶん定着してきたように思います。
俳優の高橋英樹さんも生前整理で不用品の大量処分を行ったことをTV番組でお話されていました。
難しく考えることはなく、家族の負担を少しでも減らすために、身の回りのものを整理しておくという考えで十分だと思います。
リサイクルショップを利用する
最近では、リサイクルショップも生前整理をアピールして多く乗り出しています。
数年前から断捨離も流行っているので、その流れで言えば当然のことですよね。
遺品を高価買取してくれる業者もあるので、色んな会社に見積もりをお願いするのがいいですよ。
ヤフオクやメルカリを利用する
例えば、不用品とはいえ、もったいないから少しでもお金に替えたいという場合は、ヤフオクやメルカリなどを利用するといいです。
メルカリは若い人のもの・・・という認識はもう古いです。
今は40~60代の利用者さんが急増しています。
メルカリは、2018年12月には東京オフィスで、今年3月には大阪で「60歳以上限定座談会」を行っています。
20名ほどの募集に対してなんと320名の応募があったそうですよ!
メルカリは出品も意外と簡単にすることができます。
やったことがなくて不安・・・という人は、郵便局などでも最近はメルカリ出品講座など開かれているので、局員さんに確認してみるといいですよ。
地域の自治体にゴミとして出す
やり取りなど面倒くさい・・・場合は、少しずつゴミとして出してしまうのも一つの手です。
タンスなどの大型家具も300円ほどで引き取ってもらえます。(住んでいる地域によって異なるので、調べてみてくださいね)
子供の手が離れて自分の時間が増える40代から、生前整理に取り掛かる人も増えています。
身の回りを整理して、必要最低限のもので暮らすということを、日本も見直す時期なのかもしれないですね。
まとめ
エステートセールとは、アメリカでは一般的な『生前・遺品整理』のこと。
自宅や庭を一般公開して、家財道具に値段をつけて販売する。
日本ではまだ行っている人はいないようで、まだまだ知られていない。
エステートセールを代行している会社にお願いすると、手数料は50%が相場。
生前整理を始める場合、リサイクルショップ・フリマアプリを利用するのがてっとり早い。
メルカリでは60代以上の人限定の座談会なども開催している。
ゴミとして処分するのもおすすめ。
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