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シンデレラ実写映画はディズニーじゃない?アニメ版との違いについても

映画

実写版『シンデレラ』は、2015年に公開されたディズニー映画。

有名なおとぎ話をもとにしていて、世界中のファンが楽しんでいる作品です。

でも一部で、「ディズニーじゃない」という噂があるよう。

実写版『シンデレラ』はなぜディズニーじゃないと言われるの?

そのほか、アニメ版との違いもまとめました。

参考になったら嬉しいです♪
(※2024年4月時点の情報です。作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【シンデレラ実写映画】ディズニーなのにディズニーじゃない?

実写映画『シンデレラ』(2015年)は正真正銘ディズニーによる作品ですが、一部では「ディズニーじゃない」と言われてしまうことがあるようです。

なぜでしょうか?

アニメ版の忠実な実写化ではないから

その理由は、「アニメ版の忠実な実写化ではない」から。

1950年に公開された有名なアニメ「シンデレラ」とは大小さまざまな違いがあり、アニメ版「シンデレラ」の印象が強い人にとっては、実写版「シンデレラ」は「ディズニーの『シンデレラ』じゃない…」と感じられてしまうのかも。(アニメ版との違いは後の項目で詳しく紹介しています)

ただ、ディズニーはもともとアニメ作品の実写化について、「もとの作品を忠実に再現することはしない」としているようです。

ディズニーのアニメ作品は、「シンデレラ」のほかにも「マレフィセント(眠れる森の美女)」「美女と野獣」「アラジン」「リトル・マーメイド」など、誰もが聞いたことのある有名な物語が実写化されています。

これらの作品も、先行するアニメ版の”忠実な実写化”ではありません。

ディズニーの実写化の方針として、
「アニメを忠実に再現することを重視していない」
「過去のストーリーを現代風にアップデートし、再構築することに意味がある」
「せっかく実写化するのに、昔と同じ物語では面白くない」

と考えているのでは?という考察がありました。

また制作当時にはできなかった選択をあえて選び、現代の価値観にあった新しい物語を作ろうとしているのでは?という意見も。

良くも悪くも、実写化「シンデレラ」は、ディズニーによる新しい解釈の「シンデレラ」といえるかもしれませんね。

【シンデレラ実写映画】ちゃんとディズニー映画だという声

「実写版シンデレラはディズニーらしくないけど面白いよ!」
「ディズニーらしい、王道のプリンセススト―リーで面白い」

という両方の意見がありました。

ストーリーはよく知られているおとぎ話のとおりですが、ファンタジー要素をできるだけ抑えて人間ドラマに重点を置いた王道なつくりは、大人も納得の面白さ。

シンデレラ役のリリー・ジェームズの清潔な美しさや、意地悪な継母ケイト・ブランシェットの存在感、フェアリー・ゴッドマザー役ヘレナ・ボナム=カーターの演技など、見どころがたくさん。

恋に悩める王子様、リチャード・マッデンのかっこよさにも注目です♪

【シンデレラ実写映画】ディズニーじゃない実写版シンデレラがある

2015年に公開された『シンデレラ』は正真正銘ディズニー制作ですが、実は、最近”ディズニーじゃない”実写映画のシンデレラも作られたそうなんです!

これが「ディズニー”じゃない”シンデレラ」の口コミの理由なんですね。

「ディズニーじゃないシンデレラ」はどんな作品なのでしょうか?

Amazonプライムのオリジナル映画「シンデレラ」

「ディズニーじゃない実写版シンデレラ」は、Amazonプライムのオリジナル映画『シンデレラ』です。

このアマプラオリジナル版「シンデレラ」は、ディズニーアニメの「シンデレラ」(1950年)をそのまま実写化したものではありません。

現代風にアレンジされたストーリーなので、そこも「ディズニーじゃない」と言われる理由ですが、評価はとても高いようです。

『ピッチ・パーフェクト』の脚本家ケイ・キャノンが、世界中で有名なおとぎ話を大胆に作り変えた、現代風ミュージカル映画。

大きな夢を抱く野心家のヒロイン(カミラ・カベロ)が、ファビュラス・ゴッドマザーの魔法の力を借りて、夢を実現させようと奮闘する姿を描く、挑戦的な作品です。

もちろんミュージカル要素も満載!

後でも紹介しますが、ディズニーの実写版「シンデレラ」にはミュージカル要素がほとんどないので、大きな違いになりますね。

「シンデレラはデザイナーでドレスは自分で作るし、歌がとってもうまい!」
「フェアリー・ゴッドマザーは金色のドレスが似合う男性(?)」
「あのシンデレラが今風になったらこんな感じ?っていうのがよくできててストーリーが面白い」

など、ディズニー版シンデレラとはひと味違う痛快なストーリーを楽しめます。

シンデレラが王子様にひとめぼれされて結婚する、という単純なシンデレラストーリーじゃないところも支持されているようです。

ハッピーで元気をもらえる作品として人気ですよ。

【シンデレラ実写映画】アニメ版映画との違いは?

不朽の名作、アニメ版「シンデレラ」と実写化「シンデレラ」の違いを紹介します。

①シンデレラの名前の違い

・アニメ版は「シンデレラ」・実写版は「エラ」

実写版では、シンデレラは「エラ(Ella)」という名前です。

継母と義姉が灰(Cinder)をかぶったエラをバカにして、「灰かぶりのエラ(Cinderella)」と呼んだのがシンデレラの名前の由来。

ちょっとひどいですね。

シンデレラは有名な名前ですが、こんな悪い意味があるので、実写版では「エラ」という本来の名前で呼ばれているようです。

②シンデレラの実の母親の違い

・アニメ版には登場しない
・実写版にはキーパーソンとして登場

シンデレラの実の母親は、アニメ版・実写版ともに亡くなっている設定です。

アニメ版ではまったく出てきませんが、実写版ではシンデレラを優しく教え育てた母親として登場します。

シンデレラに「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を遺し、聡明で美しく、心優しい娘に導いた実の母親。

金髪碧眼の、シンデレラにそっくりな女性として描かれていますよ。

③王子様の名前の違い

・アニメ版の王子様は「Prince Charming」
・実写版は「キット」

アニメ版に登場する王子様は「チャーミング王子(Prince Charming)」と呼ばれていますが、これは本当の名前ではありません。

日本語にたとえると「白馬の王子様」というような意味で、個人の名前を表すものではないんですね。

実写版では「キット」という名前で登場する王子様。

アニメ版と名前が変わった理由は、
「アニメ版シンデレラとは違う物語というのを明確に示すため」
「エラと出会ったときに王子と知られたくなくて、子どもの頃のあだ名を名乗った」

など、さまざまに解釈されているようです。

④シンデレラと王子様が出会うタイミングの違い

アニメ版では、シンデレラと王子が出会うのは舞踏会の時。

王子様は美しいシンデレラに一目で恋におちます。

彼女が落としたガラスの靴を手がかりに、シンデレラを探すのはおなじみのストーリーですよね。

実写版では、エラと王子は舞踏会の前に既に会っていたという設定になっています。

屋敷を抜け出したエラと、狩りにやってきた王子様が森で初めて出会うシーンは、実写版ならではのオリジナルです。

舞踏会での着飾った彼女に一目ぼれしたのではなく、動物にも心優しく、純粋なエラに惹かれたという改変はとても素敵ですよね。

また、ディズニーは近年、過去の作品でよく使われていた「プリンセスと王子が一目ぼれして結ばれる」という安直なストーリーを避けていると言われています。

実写版シンデレラも、そんなディズニーの流れに沿った作品になっているようです。

⑤ミュージカル要素の違い

・アニメ版は劇中歌や音楽が大きな魅力のひとつ
・実写版にはミュージカル要素がない

アニメ版の「シンデレラ」は、たくさんの歌や音楽でストーリーを盛り上げる、ディズニー映画らしい作品です。

「♪夢はひそかに(A Dream Is A Wish Your Heart Makes)」や「♪ビビディ・バビディ・ブー」は聞いたことがあるという人も多いかもしれませんね。

実写版にはそれらの音楽が少なく、ミュージカル映画というよりは一般的な実写映画として作られているようです。

ディズニー映画らしいミュージカル要素が少ないので、少し残念に思うファンも多いようでした。

実写版で歌が流れるシーンは6カ所ほど。

主題歌「Strong」のほか、「夢はひそかに(A Dream Is A Wish Your Heart Makes)」や「ビビディ・バビディ・ブー」もエンドロールで使われていますよ。

⑥フェアリー・ゴッドマザーのキャラクターの違い

・アニメ版は優しい母親のような妖精
・実写版は少しエキセントリックな美しい妖精

魔法でドレスやかぼちゃの馬車を用意してくれる優しい妖精、フェアリー・ゴッドマザー。

舞踏会に行けないシンデレラの後押しをしてくれるところは同じですが、アニメ版と実写版ではキャラクターが大きく違っています。

アニメ版ではブルーのマントを身に着けた、優しい母親のような性格の妖精。

実母を亡くし、苦労しているシンデレラを優しく包み込んでくれるような、包容力のある女性として描かれていました。

対して実写版では、真っ白でゴージャスなドレスをまとった、金髪の美しい妖精がフェアリー・ゴッドマザー。

大御所俳優・ヘレナ・ボナム=カーターが演じています。

アニメ版とはがらりと変わったキャラクターで、賛否両論だったようです。

とはいえ、どちらもシンデレラを素敵に変身させ、舞踏会へ行けるようにしてくれる味方なところは同じですね。

⑦登場する動物たちの違い

・アニメ版では登場シーンが多い
・実写版ではあまり出てこない

ディズニー映画に欠かせないのが、ユーモラスで憎めない動物たち。

人の言葉を話せたり、歌やダンスで私たちを楽しませてくれる愉快な動物たちは、脇役以上の重要なキャラクターとして登場することも。

アニメ版シンデレラでは、ネズミのジャックやガスがシンデレラの良い話し相手になったり、彼女のドレスを作ったりと活躍していました。

猫のルシファーとジャックたちの追いかけっこも、『トムとジェリー』のように何度も登場しています。

実写版ではよりリアルな描写が追求されているので、ネズミたちはしゃべりません。

そのため、登場シーンもアニメ版に比べて少なくなっています。

⑧継母の心情の違い

・アニメ版は意地悪なだけの継母
・実写版では意地悪になった理由が描かれている

アニメ版の継母は、徹底的に悪役(ヴィランズ)として描かれています。

とはいえ、敵役として深く掘り下げられることはなく、『白雪姫』の女王(魔女)や『眠れる森の美女』のマレフィセントに比べると、そこまで存在感のあるヴィランズではありませんでした。

実写版は大女優ケイト・ブランシェットがただの意地悪キャラでは終わらない、人間的に深みのある継母を演じています。

実は、彼女にはエラに冷たく当たってしまう理由があるのです。

継母(トレメイン夫人)は、結婚した男性を2人続けて亡くした過去がありました。

エラの義理の姉・ドリゼアとアナスタシアの父親を亡くしてから、女手ひとつで娘二人を育ててきたのです。

この苦労は、男手ひとつでエラを育ててきた父親と同じですね。

ところが、そんな彼女の苦労を知らない周囲の人々は、裕福な商人であるエラの父親との再婚を「お金目当ての結婚」と噂します。

夫を2人亡くした不運な女性が、やっとつかんだ幸せなのに、ちょっと可哀そうですね。

また、夫が自分よりも、前の妻によく似たエラを可愛がるのを見るたびに、嫉妬の炎がメラメラと燃えてしまうことも。

美しく純粋で人々から愛されるエラに対して、嫉みや憎しみを募らせてしまった継母。

エラをいじめる理由がはっきりしているのが、アニメ版との大きな違いといえそうです。

⑨追加されたヴィランズの違い

・アニメ版では善良な登場人物
・実写版ではダークな悪役として登場

アニメ版では悪役(ヴィランズ)ではなく、王に仕える善良なキャラクターとして登場した大公。

王の思いつきにしたがって、舞踏会の準備をしたり、ガラスの靴を持って寝不足になるまで持ち主を探し回ったりと、真面目で従順なキャラクターでした。

ところが実写版では、この忠実な大公が悪役に変更されています。

王の相談役という立場なのに、人の気持ちよりも国の利益を最優先する冷酷な策略家として登場します。

王子と隣国の姫の政略結婚を進めるため、裏で根回しをしたり、継母と取引をするなど、実写版ヴィランにふさわしいダークなキャラクターに。

アニメ版にはない、リアリティのある悪役で物語を盛り上げていますよ。

⑩部屋からの脱出方法の違い

・アニメ版はネズミたちと協力しながら自力で脱出しようとする
・実写版は歌を歌って王子が気づく

物語のクライマックス、王子とシンデレラの再会を妨害する継母によって、シンデレラは屋根裏部屋に閉じ込められてしまいます。

アニメ版ではネズミや飼い犬のブルーノの助けを借りて、必死に部屋から脱出するシンデレラ。

無事に抜け出してガラスの靴を履くことができました。

実写版ではそこまで行動的ではなく、自分の運命を受け入れたようにひとり部屋で「♪Lavender’s Blue Dilly Dilly」を口ずさむエラ。

これは実の母親との思い出の曲です。

ネズミたちが協力して窓を少しだけ開けることに成功し、窓の隙間から流れ出た歌が王子の耳に止まって、二人は再会します。

エラと母親の思い出の歌が、王子様とのハッピーエンドにつながっているんですね。

これまで紹介してきたように、アニメ版と実写版シンデレラの違いはたくさんあります。

アニメ版の方が世界的に有名なので、思い入れがあるというファンも多いようです。

でも、実写版のシンデレラも、これはこれで素敵!感動するという口コミがたくさん挙げられていました。

どちらも子どもから大人まで楽しめるストーリーで、ハッピーな気持ちになる作品です。

実写版『シンデレラ』はDisney+や、Hulu+Disney+のセットプランでお得に見ることができます。

気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね♪

まとめ

実写版『シンデレラ』は、2015年に公開されたディズニー映画。

シンデレラ実写映画がディズニーなのにディズニーじゃないと言われる理由は、アニメ版の忠実な実写化ではないから。

シンデレラ実写映画のアニメ版映画との違いは、①シンデレラの名前の違い・②シンデレラの実の母親の違い・③王子様の名前の違い・④シンデレラと王子様が出会うタイミングの違い・ ⑤ミュージカル要素の違い・⑥フェアリー・ゴッドマザーのキャラクターの違い・⑦登場する動物たちの違い・⑧継母の心情の違い・⑨追加されたヴィランズの違い・⑩部屋からの脱出方法の違いなど。

>>シンデレラでトカゲ役を演じた俳優は?日本語声優やエラを励ますセリフについても

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