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【アラジン】実写版はひどいしつまらない?面白いという意見についても

映画

世界各国で世代を越えて愛されてきた「アラジン」が、2019年ついに実写映画になりました!

「面白い」「最高」というファンが多い一方で、「ひどい」「つまらない」「面白くない」という感想もあるようです。

いったいどこがひどいのか?
つまらないのはどこ?

面白いという意見もまとめてみました!
(作品のネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【アラジン】実写版のここがひどい

とにかく歌詞がひどい

もっともお怒りが多かった意見がこれ。

吹き替え版の歌詞の和訳が「ひどい」という声が多く聞かれました。

あの名曲「ホール・ニュー・ワールド」も?

具体的には「フレンドライクミー」「ホールニューワールド」の訳の違いが特にひどいよう。

アニメ版が好きなファンにとっては違いが気になってしまうようです。

和訳にするとメロディーに合っていないところや字余りになるところも。

アニメ版と違う歌詞に違和感があり、なじめないという人もいるようです。

名曲をいじらないでそのまま歌って欲しいというファンの思いも共感できますね。

一方で、「この歌詞が良い」という意見も。

「ひどい」と言われる一方で、実写版オリジナルの歌「スピーチレス」の和訳や歌が気に入った人もいるようです。

歌がひどい

アニメ版の音楽ファンからは「歌がひどい」という声も聞かれました。

こちらもアニメ版が至高というファンから厳しい意見がでています。

ディズニー映画と劇中歌は切っても切れない関係だけに、耳の肥えたファンにとっては気になるよう。

「歌詞に違和感」「日本語訳がひどい」という時は、字幕版を見るのが良さそうです。

アラジンの職業がひどい

アニメ版では「コソ泥」設定の主人公のアラジン。

ディズニーの公式設定では「(ダイヤモンドのように)貧しくも清らかな心を持つ青年」と「泥棒」部分がカットされていますw

泥棒なのに清らかとは??

実写版では生きるために相棒のアブーと盗みをはたらき、盗品を売ってその日の食事を得るという生活をしていると描写されています。

その後、お腹を空かせた子どもにその食糧をぜんぶあげていることで「心が清い」「優しい青年」感を出していますが…。

やっぱり主人公が盗みはよくないですよね。

ディズニー映画は子どもも観るのに、その辺は気にしなかったのでしょうか?

現代の価値観に合わせた映画化なら「心がきれいな若者なら泥棒させずにちゃんと働く描写を」「泥棒させるならちゃんとした理由を無理やりつけろ」と感じる人が多かったようです。

また泥棒で生計を立てていたアラジンが、その罪をつぐなわずに幸せになるところも「納得いかない!」と思う人が多いようです。

コソ泥が王女さまと結婚してハッピーエンド、という逆玉ストーリーである「アラジン」。

よく考えると「ひどい」主人公かも?

ジャスミンの改変がひどい

プリンセス・ジャスミンの改変が「ひどい」という意見があるようです。

今作のヒロイン・ジャスミン王女はアグラバー王国の一人娘であり、美しく聡明な女性として描かれています。

アニメ版でもトラのラジャーしか友人がいない寂しさや、自由に行動できない憂鬱はあっても、一人では何もできない意志の弱い女性ではありませんでした。

そんなジャスミンの元々の性格を、もっと現代風にアレンジしてしまったのが実写版。

「芯が強くて美しくて気高い」女性というところをオーバー気味に演出しているようで「メッセージ性が強すぎる」「解釈違い」となってしまうファンもいるようです。

とはいえ、「実写版のジャスミンが好き!」「最高にキレイでかっこいい」というファンも多く、女性からは圧倒的に支持を得ているようです。

ストーリーがひどい

おおまかな感想として挙げられるのが「ストーリーがひどい」「雑」という意見。

誰もが知っているお話を、現代のCG技術で大作として描いた「アラジン」。

ストーリーの流れも結末もよく知られているだけに、どう味付けするかが重要だったと思うのですが、イマイチと感じた人が多かったようです。

もともとの物語も内容としてはとくにスリルがあるわけではなく、貧しい若者が美しい女性と大金を手に入れるまでのサクセスストーリー。

子どもむけのおとぎ話がベースのため、大人が「ハラハラ・ドキドキ」「感動」するには物足りないのかもしれませんね。

CGがひどい

CGのすごさに頼りすぎる「ひどさ」もあったようです。

CGの技術的な進歩は「すごいな!」となりますが、使われているのが丸わかりという難点もありますよねw
(ウィル・スミスのジーニーなど)

ダイナミックな演出ができる反面、ストーリーとは別の部分に目が行ってしまい、物語に入り込めない時もあります。

使いすぎるとコメディに見える時も。バランスが難しいですね。

日本語訳がひどい

日本語の訳が「ひどい」「良くない」という意見もありました。

実写版のジーニーはアラジンに対して敬語なんですね!

アラジンは「ご主人様」だから当然といえばそうなのですが、アニメ版に親しんだファンからは「違和感」があるようです。

吹き替え声優がひどい

ジーニー役の山寺宏一さんはウィル・スミスさんの物まねもするほどのハマリ役。

声優界の大ベテランでもあり、安心して聞けるようですが、「ひどい」と言われるのはどうやら他の俳優さんのようです。

ディズニー映画といえば、作中で歌唱力を試されることが多いですよね。

「アラジン」ではあの有名な、魔法のじゅうたんで夜の世界旅行へ飛び出すシーン。

「ホールニューワールド」をアラジンとジャスミンが歌い、お互いの距離を縮めてゆくムードたっぷりのロマンティックなシーンです。

しかしどうやらこの重要なシーンが、吹き替えで台無しになったという声が。

ミュージカル出身の木下晴香さん(ジャスミン役)に比べ、俳優の中村倫也さん(アラジン役)の歌声が「ひどい」と言われています。

木下さんの歌唱力が高すぎるため、中村さんが相対的に下手に聞こえるという説もありますが…。

歌唱力は劣るとしても、中村さんの包み込むような優しい声質や通常の演技は「ひどい」と言われるほどではないという声もあり、山ちゃんのジーニーを聞きたい!という人はぜひ「吹き替え版」をおすすめします。

【アラジン】実写版ここがつまらない

ポリコレに配慮しすぎてつまらない

現在、新作映画を作るにあたり、避けては通れない問題となっているのが「ポリコレ」。
「ポリティカル・コレクトネス」です。

「ポリティカル・コレクトネス」(英: political correctness、略称:PC)とは、政治的・社会的に公正・公平・中立的で、なおかつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語のことで、職業・性別・文化・人種・民族・宗教・ハンディキャップ・年齢・婚姻状況などに基づく差別・偏見を防ぐ目的の表現、およびその概念を指す (Wikipedia)。

…難しい!

おおまかにいうと「差別的な表現をなくそう・しないようにしよう」ということです。

この考えは、映画だけでなくさまざまな表現で取り入れられています。

もちろんとても素晴らしいことですし、世界でも主流となっているSDGsの考えでもあることから、今後も広がっていくと予想されます。

しかし、このポリコレに配慮するあまり、物語としてはつまらなくなっているという意見が多いようです。

ポリコレに配慮してアニメ版から変更されている部分は、

「劇中歌『アラビアン・ナイト』『アリ王子のお通り』の歌詞」
(「耳をそがれる場所」「野蛮な場所」や「奴隷」という言葉が変わる)

「ジャスミンとジャファーの年の差」
(アニメ版ジャスミンは15~16歳、ジャファーは不明だが父王とそれほど変わらない年齢と言われている)

「アラジンとジャスミンの衣装」
(ジャスミンのへそ出しがなくなり、鎖につながれたり砂時計に閉じ込められたりもなくなる)

「アラジンが出会った女性たちの仕事」
(夜の職業が学生に)などなど。

「耳をそがれる場所」はやばすぎますね!

またアニメ版でも実写版でも共通している前提が、「女性は王になれない」「王女は王子と結婚しなければならない」というもの。

アニメ版のジャスミンは(明言はされていませんが)「好きな相手を自分で見つけて結婚する」というあくまで「自由な結婚」が目的のようにも見えました。

ラストも自分が王になるのではなく、「王子と結婚しなければならない」という法律を父王が変え、アラジンを国王として迎え入れ結ばれるという終わり方です。

反して実写版のジャスミンは、当初から「自分が国王になり、国と国民を守る」と発言しています。

そのために学び、自分にはその資格があるという自信もあります。

そしてパワフルな行動力や強い意志、聡明さを認められ、アグラバー王国初の女王となり、自分で法律を変えるのです。

「女だからできない」を「できる」に改変したのは、やはり昨今の社会情勢も関係していると言えそうですね。

一方で「自立した女性」「リーダーとしての女性」という強すぎるメッセージを背負わされてしまっている感もあります。

子どもたちも見る映画として、ここまで「強い女性」「自立した女性」をアピールする必要があるのでしょうか…?

物語全体を通して、「女性の役割からの解放、社会進出」というメッセージが強く感じられ、それが「時代に合っている」「かっこいい」と思うファンがいる半面、ディズニー映画としては「つまらない」「面白くない」と言った声にもなっているようです。

ディズニーの実写そのものがつまらない

近年過去の名作アニメを実写化しなおすことが多いディズニー。

「美女と野獣」「シンデレラ」など、話題にはなりますが、やはりアニメの方が「良い」「面白い」とも言われています。

過去アニメの実写化自体が「つまらない」「ネタ切れ?」と感じる人が多いようです。

実写化で「すごい」と思うのはCG技術や音楽ぐらいで、ストーリーはすでに知っているものですよね。

キャラクターの新しい解釈も合わない場合もあり、ディズニーファン以外には「つまらない」となってしまうのかもしれません。

つまらなくはないが面白くもない

すでにアニメ版が成功している作品のため、実写化も大きな失敗がなく、見ている方も安心して見られるという意見もあります。

でもそれは「面白い」わけではありません。

ストーリーの流れも結末も知っている作品、よほど好きでなければ、わざわざ「見よう」とはなりませんよね。

「見て損した!」にはなりませんが、新鮮な気持ちにもなりにくいようです。

先にアニメ版があるため、「可もなく不可もなく」という平凡な感想を持たれる確率も高いのかもしれませんね。

【アラジン】実写版の面白いという意見

もちろん「面白い!」「最高」という声も多数です。

ジャファーがかっこいい

主人公アラジンの人気はもちろんですが、意外に悪役ジャファーの人気も高いようです。

アニメ版ではハゲた頭を帽子でかくした意地悪おじいちゃんであるジャファー。

今作はポリコレを意識した制作側により、ジャスミンに年齢をかなり近づけた配役になっています。

そのため、若くイケメンなジャファーにキュンとする女性ファンが増加。

実写版では間抜けなところはなく、ハンサムで野心家、実は貧民層の出身という苦労人の設定も加わり、悪の魅力がアップしたジャファー。

アラジンを引き立てる悪役演技にも注目です。

アラジンがかっこいい

主人公アラジンにも熱いラブコールが。

アニメ版に比べ、少し頼りない部分があるとも言われる実写版アラジン。

でもその完璧ではない「弱さ」がかえって人間らしく、他作品のプリンスたちとは違って好感が持てるというファンも多いようです。

「イケメンは顔じゃない」「中身が天才」という意見にも同意です!

歌が良い

圧倒的に多いのが「劇中歌が良い!」という声。

世界的大ヒットとなった「ホールニューワールド」以外にも、「フレンドライクミー」や新曲「スピーチレス」が素晴らしいという意見が多く集まっています。

聞き覚えのある曲も新しいアレンジが加えられたりなど、ニューバージョンになっているようですよ。

どうしてもアニメ版と比較されてしまう実写版ですが、両方楽しめるという人も。

ラストを知っているからこそ安心して見られる、家族向けのエンターテイメント作品とも言えそうです。

歌やジーニーの演技など、見どころ満載の「アラジン」。

是非視聴してみてくださいね!

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コメント

  1. ハリネズミくん より:

    実写版が良いと思っている人もいるのに、みんながみんなそんなことは思っていないと思うんですけど! これを書いた人、自分の思い込みじゃないですか!

    • karin-zakki より:

      >ハリネズミくんさん

      初めまして!アラジン実写、私はとても面白いと思いましたよ~!
      ジャスミン王女も見ていて「改変されてる」とは思わなかったですね。
      特に冒頭、子供たちに売り物のパンをあげてしまい、お金を払うということがわからない・・・というところはとてもリアリティがあると思いました^^(ローマの休日でもありましたね)
      わざわざコメントをありがとうございました(*^▽^*)

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