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22年目の告白はつまらないし面白くない映画?面白いというネットの意見も

映画

2017年に公開された入江悠監督作品『22年目の告白』。

2012年の韓国映画『殺人の告白』をリメイクしたスリラー映画ですが、一部の人からは「つまらない」「面白くない」と言われているよう。

いったいどこがつまらないのか?
面白くないのはなぜ?

そのほか「面白い」というネットの声もまとめました。
(作品の重大なネタバレを含んで作成しています。ご注意ください)

【22年目の告白】ここがつまらない

ストーリー・脚本がつまらない

「大どんでん返し」「ネタバレするとつまらない」と言われるほど、ストーリーに重大な秘密がある今作。

「面白い」「引き込まれた」という視聴者がいる反面、「つまらない」「ツッコミどころ満載」とも言われているようです。

今作は藤原竜也演じる曾根崎雅人が犯人とする前半と、真犯人を探す後半という二段構造のストーリーになっています。

しかし曾根崎を犯人とするための前半に時間をとりすぎ、後半の真犯人捜しが短く、全体のバランスが悪くなっているという意見があります。

犯人特定のカギとなる「婚約者とは誰にも言っていないのに知っていた」(秘密の暴露)はミステリとしてはありきたりで驚きがなく、事件のことを調べれば分かることなので根拠としては弱いという点や、劇中で何度も「5人殺害した」と言われているが、実際は刑事の妹も殺している可能性が高いのに報道陣がそれには触れない点が不自然とも言われています。

曾根崎=犯人とミスリードさせるため、真犯人のトリックのネタバレになりそうな部分をわざと視聴者から隠しているともとれ、脚本が「逃げている」「卑怯」と感じるミステリファンもいるようです。

また社会派サスペンス的な作品でありながら、リアリティがない部分も批判されています。

「真犯人がいくら犯行時に顔を隠していたとしても、その後平然と遺族と食事ができるものだろうか?遺族側も少しも気が付かないものだろうか?」
「連続殺人犯(曽根崎)に対して、いくらイケメンでもアイドルのようにもてはやし、サイン会に長蛇の列を作るなどありえるだろうか?」
「いくら時効が成立したと言っても、連続殺人犯がかっこいいとか社会からヒーロー扱いされるのは違和感がある」

などの現実味の薄い描写について「つまらない」「面白くない」と言われているよう。

現実社会を舞台にした作品なのに、設定の作り込みが「ありえない」「ファンタジーのよう」で物語に入り込みにくいのかもしれません。

たとえば曽根崎も「飛び降りした後の後遺症で片足が不自由」や「激高した時は関西弁になる」などの細かい設定があれば、より人物の説得力が増してリアリティのあるキャラになったのでは?と言われているようです。

その設定のためにややトリックのネタバレが早まっても、その分後半の真犯人探しに時間をとることができ、バランスも良くなったかもしれません。

「曽根崎=犯人」からの「真犯人発覚」を効果的に見せたいという制作側の思惑のあまり、ストーリーが都合よく書かれすぎていて、かえって「つまらない」と言われてしまうようです。

ストーリーが分かりやすすぎてつまらない

「ストーリー(盛り上がり)が分かりやすすぎてつまらない」という意見も多くありました。

ミステリを読みなれた人にとっては「マンガ的」「よく作り込まれたフィクション」という程度で登場人物も少なく、すぐ犯人が分かってしまうほど簡潔なストーリーだそう。

起承転結がきれいにまとまっており、展開はご都合主義的で驚きもなく、”どんでん返し”もそこまですごいと感じなかったという人も。

ストーリーの分かりやすさは魅力でもありますが、ミステリジャンルに関しては「難しい」「読み解きにくい」方が好まれる傾向があります。

「分かりやすいストーリー」=「つまらない」となってしまうのも仕方ないかもしれませんね。

登場人物の描写が弱くてつまらない

「登場人物の描写に深みがない」「真犯人の動機付けが弱すぎて肩透かし」という意見もありました。

重大事件の登場人物のわりに一人ひとりの描写が弱く、共感できず物語に入り込めないという声も。

またこれだけの猟奇的連続殺人事件をおこした真犯人の動機もあまりに弱いという人も。

「戦場カメラマンという経歴にありがちな”戦争のトラウマ”」は、これまでさまざまなフィクションで取り上げられており目新しさも共感もなく、連続殺人の動機とするにはイマイチと言われています。

確かに「またか…」「トラウマで何人も人を殺すのか…?」と思ってしまいますよねw

こちらも「真犯人は別にいる」というどんでん返しを生かすため、肝心の犯行動機はおざなりにされてしまった感があります。

そのほか「つまらなくはないが残念なかんじ」という微妙な感想を持った人や、

「韓国映画のリメイクだからつまらない」「日本版はつまらない」という意見もありました。

今作はもともと2012年の韓国映画『殺人の告白』をリメイクしたもので、韓国版を視聴した人からは「リメイクされてつまらなくなった」「ストーリーの流れがつまらない」と言われているようです。

映画のリメイク版は成功する時もありますが、たいていは元の良さを消してしまうことが多いですよね。

オリジナルを越えるのはなかなか難しいようです。

【22年目の告白】ここが面白くない

内容が薄い・ラストが面白くない

意外に多かったのが「内容が薄い」「ラストがいらない」というものでした。

映画を観た人は「正直もっと闇の深いラストを想像していた」と肩透かしをくらったよう。

原作や韓国版では発揮されていた真犯人のサイコパス感が今作では薄れて、ただの量産型殺人犯になってしまっていたと残念に思う人も。

「別荘のくだりやラストは完全に蛇足」として「面白くない」と挙げている人もいました。

犯人が分かっていると面白くない

ミステリものの定番として、「犯人を知っていると面白くない」という意見が多いようですw

とくにネタバレや予告は見ないで視聴した方がより楽しめるようです。

今作はとくに真犯人へ迫る「どんでん返し」がキモと言われているので、それを楽しみたい場合は、なるべく事前に情報を入れないようにすると良いかもしれませんね。

面白くないというより鬱映画

「面白い面白くないというより鬱映画」という意見もあるようです。

しかし「それがいい」というファンも一定数いるよう。

「鬱映画好き」「救われないラストがいい」という視聴者にとっては「刺さる」映画になっているようです。

グロすぎて面白くない

「グロい描写が多く、見ていられなかった」という人が意外といるようです。

一方で「生々しくてグロいけどおすすめ」「面白かった」という人もいて、感じ方には個人差があるようですね。

ちなみに問題のグロシーンは血が飛び散るとか内臓がブチ撒けられるというものではなく、被害者の絞殺シーンとのこと。

それ以外でも血が出るシーンはありますが、そんなにハードなものではなく、残酷シーンもにおわせる程度という人も。

今作は全年齢ですが、オリジナルの韓国版ではPG-12指定となっており「小学生以下のお子様が視聴する際に保護者の助言・指導が必要」なレイティングです。

そのため全年齢といっても、やや過激な表現があるのかもしれませんね。

【22年目の告白】ここが面白い

ネタバレしてから見た方が面白い

意外と「ネタバレしてから見た方が面白い」「真犯人を知ってから見た方が楽しい」という意見もありました。

ミステリではご法度の「真犯人バレ」ですが、本作ではそれがかえって楽しめるようです。

犯人を装う藤原竜也さんの演技や真犯人の行動など、真相を知ってからの2周目が違った視点で見られて良いという声も。

1回目ではよく分からなかったシーンも、人間関係や真相を知った2周目の方がよく理解できるメリットもあるようです。

藤原竜也ファンにとっては面白い

藤原竜也さんファンにとっては「絶対に見るべき映画」のひとつと言われているようです。

「藤原竜也のクズ演技がはまってる」「演技がすごすぎる」「演技がうまい」などの絶賛の声もあり、ストーリーはともかく豪華大物俳優がそろっている今作は、キャストだけでも見る価値がありそうです。

など、藤原竜也さん以外のキャストにも注目して見てみると面白そうですね。

まとめ

『22年目の告白』は、2012年の韓国映画『殺人の告白』をリメイクしたスリラー映画だが、一部の人からは「つまらない」「面白くない」と言われている。

つまらない理由としては、ストーリー・脚本がつまらない、ストーリーが分かりやすすぎてつまらない、登場人物の描写が弱くてつまらないなど。

面白くない理由としては、内容が薄い・ラストが面白くない、犯人が分かっていると面白くない、面白くないというより鬱映画、グロすぎて面白くないというもの。

もちろん面白いという感想もあり、ネタバレしてから見た方が面白い、藤原竜也ファンにとっては面白いと言われている。

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