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とらのあなの手数料は高い?掛け率を計算するとBOOTHととらどっちがいい?

生活ハウツー・悩み

とらのあなは、同人誌を主に扱っているサブカルショップ。

アニメ・漫画・ドラマ・小説などを原作とした二次創作作品や、商業流通していないオリジナル作品などが「同人誌」と呼ばれ、たくさんのファンに利用されています。

とらのあなに委託販売しているサークルも多いですが、「手数料が高い」と言われているよう。

「とらのあなの手数料が高い」のは本当?
掛け率を計算するとBOOTHととらのあなのどっちがいい?

口コミをまとめました♪
(※2023年10月時点の情報です)

>> 限定の同人誌が見つかる!コアなファンにこそオススメ「とらのあな」

とらのあなの手数料は高い?

同人誌や同人グッズ、漫画などを通販するのに便利なとらのあな。

でも買う側からもサークル側からも「手数料が高い」という声が多数あるようです。

とらのあなの手数料ってどれくらいなのでしょうか?

とらのあなの手数料について

とらのあなの手数料は、「サークルがとらに払うもの」と「購入者がとらに払うもの」があります。

サークルが自分の作品をとらに卸す時に払う手数料はどれくらいなのでしょうか?

①サークルが払う手数料は売り上げの30%

調べてみると、サークルが払う手数料は「30%」です。

一般的な委託手数料としての手数料は「10%~30%くらい」が目安の相場と言われています。

身近なフリマサイトの手数料と比較すると、
ヤフオク:10%(ヤフープレミアム会員は8.8%)
メルカリ:10%
ペイペイフリマ:5%

なので、とらの手数料はかなり高いですね。

この手数料のことを「掛け率」と表現することもあります。

たとえば、「掛け率70%」であれば、実質「30%の手数料」と同じ意味になり、委託しているサークルの売上から引かれます。(とらのあなの掛け率については後の項目でも紹介します)

売り上げの3割は手数料として取られてしまうので、サークルが「高い…」というのも分かりますね。

サークル側は、とらの在庫管理やトラブル時の対応がずさんで、余計「高い」と感じてしまうよう。

大切な本を預けていて、3割という手数料も取っているのにそれに見合ったサービスを受けられていないと感じているようです。

とらのあなは通販販売の遅延や発送遅延、在庫紛失などを定期的にやらかし、一社独占状態なので改善があまり見られないとも言われています。

手数料を高くするなら、もっとサービスに気を使ってほしいですよね。

②購入者が払う手数料は代引き・後払い・定期便利用手数料

購入者が払う手数料は「代引き手数料」「後払い手数料」「定期便(月2)手数料」があります。

代引き手数料は330円、後払い手数料は698円、定期便(月2)手数料は100円かかります。(すべて税込価格です)

とくに「高い」と言われているのは「定期便(月2)手数料」。

送料とは別に、1件の配送につき100円かかるんですね。

定期便は月2回設定なので、強制的に+200円。

同人誌ってもともと高いものですが、送料や手数料がかかるとさらに値段が上がってしまいますね。

しかもこの手数料はサークルさんに入るわけではありません。

推しサークルさんにお布施できるなら、高い手数料も払う甲斐がありますが、とらに入るだけなので「高い」と感じる人が多いようです。

本の値段より高くなることがある

購入する側は、本やグッズの値段にプラスして送料と手数料を払います。

2023年10月現在、送料は700円(通常会員・宅配便)、手数料は代引きにすると330円、後払いにすると698円かかります。

また定期便(月2)を利用すると、さらに都度100円かかります。

たとえば500円の本を定期便(+100円)で1冊買い、代引き(+330円)で宅配便(+700円)にすると1,630円と、本の3倍以上の値段になってしまうんですね。

これは高い!

なるべく手数料がかからないよう、まとめ買いやクレジット払いにする人が多いようです。

とらのあなの掛け率の計算

先でも紹介しましたが、とらのあなの手数料は30%。

この手数料のことを「掛け率」と言い換える場合もあります。

2023年10月現在、とらのあなの委託販売の「掛け率」は70%です。

※買切り(虎の穴に全て買い取ってもらうパターン)の場合は、60%(手数料40%)。

委託販売の場合、売り上げの30%がサークルの売上から引かれます。

掛け率の計算方法は、以下を参考にしてみてください。

「販売価格500円」の本を委託販売する場合

購入者が支払う金額:500円+特定の送料(とらが指定)+各種手数料
とらのあなに入る金額:500円×0.3=150円
サークルに入る金額:500円ー150円=350円
※消費税は考慮していません。

サークルの手元に入る売り上げは、手数料分減ってしまうんですね。

イベント頒布価格500円の場合、手数料を30%分引かれてしまうので、実際の手取りは350円です。

通販は便利ですが、数が売れないと赤字になってしまうこともあります。

手元に入る金額をイベント価格と同じ500円にするためには、手数料分を販売価格に上乗せして714円に設定します。

手元に入る金額を500円にする場合

購入者が支払う金額:714円+特定の送料(とらが指定)+各種手数料
とらのあなに入る金額:714×0.3=214円
サークルに入る金額:714円ー214円=500円(手取り)
※消費税は考慮していません。

サークル側からは、とらに商品登録する時、卸値(その商品が売れた時、自分のもとにいくら入ってきて欲しいか)から販売価格を指定できるので、価格設定を迷わずできるという口コミがありました。

とらのあなの販売価格がイベント頒布価格より高いのは、ほとんどのサークルが手数料を上乗せして販売しているからなんですね。

とはいっても、良心的なサークルはとらに入る分だけ上乗せしています。

とらの販売価格がイベントより高くなっているように見えても、実際はイベント価格と同じ値段がサークルの取り分になります。

BOOTHの掛け率について

BOOTHの掛け率は掛け率94.4%

サービス利用料 =(商品価格+送料)× 5.6%+22円。

ちなみに、とらのあなと合わせてサークルがよく利用するBOOTHの掛け率はとても高いです。

たとえば「販売価格500円+送料180円(スマートレター)」の場合、

購入者が支払う金額:680円
BOOTH利用料:680円×0.056+22円=38.08+22円=61円(小数点以下切上)
サークルの手元に入る金額:680円ー61円=619円(手取り)
上記金額から送料を引いた金額:619ー180円=439円

※BOOTHで自家通販する場合、送料はサークルが負担しますが、商品ごとに送料を設定することで購入者に送料を支払ってもらうことができます。
(売り上げの一部としてサークルに入ります)

BOOTHの掛け率だと商品に手数料をあまり上乗せしなくてすむので、販売価格とイベント価格がそこまで大きく変わらないですね。

購入者としてはありがたいですね。

ただ、BOOTHは自家通販の場合、送料がサークル負担になります。

そのため、送料分を上乗せして販売する人も多いようです。

送料の分だけ値段が高くなってしまうところは、とらのあなと同じかもしれません。

結局とらのあなとBOOTH、どっちがいい?

サークルさんの作品を買うときに便利なとらのあなとBOOTH。

どちらが使いやすいのでしょうか?

サークル側、買う側両方の口コミを紹介します。

【とらのあな】サークルの意見

サークルさんの多くは、「同人誌の値段がイベントより高くなってしまう」ことが残念・申し訳なく思っているようです。

先でも紹介したように、イベント価格は500円でも、とらで販売すると714円になってしまいます。

高くなってしまう分おまけをつけたりしてくれるサークルさんもいるようですが、手数料はサークルさんに入るわけではないので、かえって申し訳ないですよね…。

また、フォロワーにとらとBOOTh、どちらがいいかアンケートをとったサークルも。

このサークルさんのファンは、7割がBOOTHのままで良いという回答でした。

「同人誌価格にサークル参加費と手数料は上乗せしている」というサークルも。

これは活動を続けるうえで当然だと思います(持ち出しばかりだと続かないので…)。

サークルさんは、手数料上乗せのことはあまり気にせずに創作活動をしてほしいですね!

欲しい本は高くても買うので!w

サークル側がとらを使うメリットは、「同ジャンルが多いとついで買いしてもらえる」「なんだかんだ知名度が高くて安定してる」「女性向けに強い」点があります。

とらのあなは問題点も多くありますが、女性向け同人誌を扱う量は日本最大。

とらのあなを利用するサークルが多いと、その読者もとらを使うというサイクルが出来上がっているようです。

【とらのあな】買う側の意見

買う側としては、「送料・手数料が高い」「配送が遅い」などの不満はありますが、「好きな本がとらでしか買えない」という人が多いよう。

また「とらのあなはついで買いがしやすい」「まとめ買いすると送料が安くなる」というメリットも。

「”絶対欲しい!”という本がある時以外は、なんとなく欲しい本を見て何冊かまとめて買うという買い方なので、とらの方が便利」という口コミがありました。

高い手数料も、まとめて買うならお得になりますよね。

サークル側も「ついで買い・まとめ買いしてもらえる」メリットがありますね。

【BOOTH】サークルの意見

サークル側の意見としては、手数料はとらよりは安いけど高い。

BOOTHの手数料はとらに比べるととても安いですが、それでも少部数発行のサークルにとっては負担になる場合があるようです。

BOOTHはサービス利用料だけなら【(商品価格+送料)× 5.6%+22円】ですが、「あんしんBOOTHパック(匿名配送)」や倉庫発送サービス、倉庫保管を利用すると別途料金が発生します。

手数用は安くても、商品1つ1つにかかる「22円」がクセモノ。

大量に販売するサークルは注意が必要かもしれません。

とはいえ、とらのあなに比べるとすべてが格段に安いBOOTH。

「手数料が安い=買い手の負担が少ない」と利用しているサークルさんが多いのも納得ですね。

【BOOTH】買う側の意見

BOOTHの本は「とらのあなより安く手に入る」というのが最大のメリット。

ただ、買う側には他にあまりメリットがないとも言われています。

「BOOTHはまとめ買いやついで買いができないし、まとめて送料を安くすることもできない」
「BOOTHでどうしても欲しい本がないので、とらで買うことが多い」という口コミのほか、
「BOOTHは自家通販だとどんな梱包状態で来るのか分からないし、発送日も読めないので不安」

という声もありました。

反対にBOOTHは「ブースト(投げ銭システム)でサークルさんに直接お布施できて、応援できるのがいい♪」というメリットもあるので、本を買う以外でも「もっと作品が読みたい!」「素敵な作品を創ってくれたお礼がしたい!」という人にはぴったりかもしれません。

まとめると、とらのあな・BOOTHともにメリット・デメリットがあり、どちらも一長一短の部分があるようです。

またサークルか買い手側かによっても、どちらが利用しやすいかが変わるよう。

「サークル側としてはBOOTH、買うときはとら」という人も多いようでした。

サークルと買い手、両方を兼ねている人もたくさんいますよね。

それぞれの長所・短所をよく調べて、自分に合った使い方を検討してみてくださいね。

まとめ

とらのあなは、同人誌を主に扱っているサブカルショップ。

とらのあなに委託販売しているサークルも多いが「手数料が高い」と言われている。

とらのあなの手数料については、サークルが払う手数料は売り上げの30%、購入者が払う手数料は代引き・後払い・定期便利用手数料がかかる。

本の値段より高くなることがある。

BOOTHの掛け率について、掛け率94.4%、サービス利用料 =(商品価格+送料)× 5.6%+22円。

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